華道の知識を身に付けて仕事に役立てよう!
単純に花を飾るというと花瓶に束ねた花を活けるというイメージですが、華道はその中に技法を伴った形を作らなければいけません。
植物のあるがままの姿ではなく、時にはわざと曲げたり独特な形にかたどったりと技術を駆使して様式美を完成させます。その様式美を作り上げるためには、道具も必要になります。
植物を活けるためにはハサミが必要ですが、それ以外にも花を形よく留めるための剣山や、植物と一体となり形をつくる花器などがなければその様式は作り上げられません。
華道を学ぶ上では、活ける形だけではなく、その様式美を完成させるために必要な道具の扱い方やその特徴なども熟知することが大切です。そう考えると、華道が単純に花を活ける行為ではなく芸術である理由も自ずと理解できます。
SARAの華道資格講座では、1日30分・半年間の学習で、華道に関する資格の取得を無理なく目指すことができます。
ここでは、華道資格講座のカリキュラムの内容を、詳しくご紹介しましょう。
華道資格講座6ヵ月間のカリキュラム
1~2ヵ月目初級編
初級編では、華道に関する基礎知識を学びます。
初級編1
- 華道とは
初級編2
- 華道の起源と発祥
- 日本における華道の歴史
- 華道の時代による変遷
初級編では、まず華道の基礎知識、華道の起源、華道の歴史など、華道の基本的な知識についてについて学びます。
3~4ヵ月目中級編
中級編では、華道について更に詳しく学習します。
中級編1
- 華道の源流である池坊とは
- 池坊が表現する3つのスタイル
中級編2
- 草月流とは
- 小原流とは
- 華道未生流とは
中級編では、基本知識を踏まえた上で華道の流派について詳しく学習していきます。
5~6ヵ月目上級編
上級編では、実践的な華道の知識を学んでいきます。
上級編1
- 華道といけばな
- フラワーアレンジメントとの違い
- 華道に必要な基本的な道具
上級編2
- 花材とはさみ、剣山の扱い方
- いけばなのいけ方
- 現代的ないけばな
最後に、華道といけばなやフラワーアレンジメントの違い、華道の道具やその使い方、花材について、花材の扱い方など、実践的な華道の知識について幅広く学習します。