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占い師のテクニックとは?占いを成功させる方法を知ろう

占い師は、単純に占いの方法を知っていればいいわけではありません。相手とのやり取りの中で、相手の情報をうまく引き出す力が必要です。そのためには、さまざまなテクニックが活用されています。占い師として活躍するためには、そういったテクニックをしっかりとおさえることが必要不可欠だといえるでしょう。

占い師に必要なテクニックとは、具体的にどのようなものなのでしょうか。今回は、占い師のテクニックについてぜひ覚えておきたいものを紹介します。占い師としての腕を磨きたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

占い師のテクニックとは?占いを成功させる方法を知ろう

占い師になるための要素

占い師になるためには、どのような要素が必要なのでしょうか。実は、占い師として活躍するためには、さまざまなことを修得する必要があります。ここでは、占い師に必要な要素について概要を見てみましょう。

占術は絶対

占い師になるのであれば、何らかの占術を修得していることが必要不可欠となります。占術としてはかなりたくさんの種類があり、どれを選ぶかは自分次第です。それぞれによって占うことができる内容も異なります。自分が占いたい内容に合わせて、適切な占術をマスターできるようにしましょう。

心理学を熟知し信頼関係を築く

占い師として働くためには、心理学を熟知する必要があります。なぜなら、占いでは相手の心の動きを読み取って言葉をかけていくのが基本だからです。心理学の観点から相手の心を読み取ることができると、信頼関係をよりしっかりと築くことができるようになります。占いでは、占われる人が不信感を持ってしまうと、正しく占いを進めるのが難しくなります。そのため、占いをするときには、なるべく相手からの信頼を得られるようにし、絆を深めることが大切です。

占う対象者の情報を聞き出す会話力

占いにおいては、相手の情報を会話の中から自然に引き出さなければなりません。占いでその人が抱える問題を解決するためには、状況を詳しく説明してもらう必要があります。とはいえ、うまいきき方ができないと、相手としては占いというよりもただの相談だったという印象になってしまうかもしれません。占いの効果をきちんと感じてもらえるようにするには、自然な会話の中で必要な情報を聞き出す会話力が大切になります。

占い師が使用するテクニック

占い師は、占いをする際にさまざまなテクニックを使用しています。心理学の要素をうまく利用することで、効果的に相手から情報を聞き出したり、信頼を得たりしているのです。ここでは占い師が使用する代表的なテクニックについて見てみましょう。

バーナム効果

バーナム効果とは、誰にでもあてはまる質問をして、「この占い師は自分のことを見抜いている」という感覚を与える方法です。多用し過ぎると不信感を与える原因になる場合もありますが、効果的に使用することで相手との信頼関係を構築するのに役立ちます。

コールドリーディング

コールドリーディングとは、予備知識なしで相手を見抜く方法です。相手の身なりや行動、反応を見て、その人のことを読み取ります。このように説明すると難しく思えますが、本人が気づかないうちにイライラしたり辛そうな顔をしていたりすることもよくあるので、それをうまい言い回しで指摘するだけでも、コールドリーディングの効果を得ることができます。

ストックスピール

ストックスピールは、曖昧な表現を使うことで相手に勝手に解釈させる手法です。たとえば、「経済的な問題を抱えていますね」という問いかけには、厳密に言うとさまざまな要素が含まれています。借金があることを示しているのかもしれませんし、毎月の給料が少ないということをあらわしているともとれます。あえて「経済的な問題」として断言しないことによって、相手は自分の状況に合わせて勝手に解釈して話を進めます。相手自身から詳しい悩みを話してくれるでしょう。

イエスセット

イエスセットは、答えがイエスとなる質問を続けて、最終的にイエスと言わせたいことを実現しやすくする方法です。たとえば、最初は「今日は天気がいいですね」といった簡単な質問から始めます。そういった質問を繰り返す中で、少しずつ本題に入っていくのです。イエスが続くことで、あとに続く内容も受け入れやすくなるという効果が見込めます。

プラシーボ効果

プラシーボ効果は、小道具で占いを演出することです。たとえば、「これをもっているだけでいいことがある」と本気で信じていれば、現実には普段と何も変わらない場面でも「いいことがあった」と感じられるようになります。プラシーボ効果を占い師が活用すれば、小道具によって占い師らしい雰囲気を作ることもできるためおすすめです。

占い師が好印象を与えるテクニック

占い師が占いにおいて好印象を与えるためにはどうしたらいいのでしょうか。占いを信じてもらうためにも、好印象を与えるテクニックを理解しておくことはとても重要です。ここでは、占い師が好印象を与える方法について紹介します。

会話の内容は相手7:占い師3

占いの最中の会話は、相手が7割、占い師が3割程度の割合になるようにしましょう。占い師は基本的に相手の話す内容をうまく活用することで、占いの結果を導いていきます。そのため、占い師自身が話している時間よりも、相手が話している時間を長くしたほうが、よりよい結果を話すことができるのです。もちろん、相手の話をより多く引き出すとはいえ、「自分ばかり話していて、ぜんぜん占ってもらえない」という印象をもたれないようにしなければなりません。

相談者をリラックスさせる

相談者が気持ちよく自分のことを話すためには、リラックスすることがとくに重要です。占いは普段とは違う非日常ですから、少なからず緊張してしまうはずです。占い師自身がリラックスした雰囲気を作ることで、相手がスムーズに占いに必要な情報を開示できるようにしましょう。話しやすい雰囲気づくりが重要です。

否定はせず共感を示す

相手の話を聞くときは、基本的に否定はしてはいけません。相談者は何かしら悩みを持っているため、否定されるとそれだけで占い師に対して不信感を抱く可能性があります。どんな場合も、まずは肯定したり共感したりして、そのうえでリスクや対策などを話すようにしましょう。アドバイスをしようとすると、つい相手の言動を否定してしまいそうになる場面もあるので注意が必要です。

占い師になるならテクニックを使いこなそう!

占い師になるならテクニックを使いこなそう!

占い師としてしっかりと相手の信頼を得るためには、さまざまなテクニックを使いこなすことが必要です。それぞれのテクニックには心理学的な要素が多く含まれています。そのため、しっかりと活用することで、相手の信頼を確実に得ることができるようになります。もちろん、使い方やタイミングはとても重要です。最初のうちは難しく感じますが、少しずつ試しながら適切な活用方法を探っていきましょう。そういった観点から言うと、占い師には高いコミュニケーション能力が必要です。単純に占いの結果を読み上げればいいわけではありません。せっかく占い師として活動するなら、人気のある占い師として活躍したいですよね。そのためにも、テクニックを効果的に使えるようにし、いろいろなタイプの人を適切に占いえるようにしましょう。