リンパケアセラピストの開業はどうすればいい?流れや注意点を解説!
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リンパケアセラピストの開業はどうすればいい?流れや注意点を解説!

リンパケアセラピストの場合、自分で店を開業することも可能です。自分の店を持つためには、具体的にどのようにすればいいのでしょうか。リンパケアセラピストとして開業したいなら、さまざまな準備をしっかりと整えておくことが必要不可欠です。

今回は、リンパケアセラピストの開業について、流れや注意点を解説します。それぞれで気をつけたいことがあるので、リンパケアセラピストの開業に興味のある人はぜひ参考にしてください。

リンパケアセラピストの開業はどうすればいい?流れや注意点を解説!

リンパケアセラピストとして独立・開業するには?

リンパケアセラピストとしての独立や開業をするためには、どのようなことが必要なのでしょうか。自分の店をもつからには、さまざまな準備が必要だというイメージをもっている人も少なくないはずです。ここでは、リンパケアセラピストとして独立・開業するために必要なことについて、具体的に詳しく説明をおこないます。まずは基本についてきちんと押さえておきましょう。

開業するのに資格は必要ない

リンパケアセラピストとして、開業するためにはどのような資格が必要なのか知りたいと思っている人も多いでしょう。しかしながら、リンパケアセラピストとして開業する場合、特に必要な資格はありません。そのため、無理にリンパケアに関する資格を取得しなくても、独立して自分の店をもつことは十分に可能です。

知識や技術を磨く必要がある

ただし、リンパケアセラピストとして活躍したいのであれば、リンパケアに関する知識や技術はしっかりと磨いておく必要があるでしょう。特に実践的なノウハウを身につけておくことは必要不可欠であると言えます。そのため、できれば既存のサロンに勤務してしっかり学んだうえで開業することをおすすめします。

経営ノウハウも少なからずもっていたほうがいい

自分の店を開業するのであれば、サロンに関する経営のノウハウも少なからず必要です。たとえば、集客はどのようにおこなえばいいかについては、マーケティングの知識によって考えなければなりません。さらに、価格設定や従業員給与のバランスについても経営者として考えなければならない重要な事柄のひとつです。

リンパケアサロン開業の手順

リンパケアサロンを開業する場合、どのような手順を踏む必要があるのでしょうか。リンパケアサロンの開業を目指すなら、さまざまな手順を踏む必要があることを覚えておきましょう。ここでは、リンパケアサロンを開業するための手順についての基本を紹介します。

開業スタイルを決める

リンパケアサロンを開業するなら、まずは開業スタイルを決めるところから始めましょう。そのうえで、開業する場所についても決定します。さらに、他のセラピストとどのように差別化するかも重要なポイントです。サロンの個性を出すための工夫などを開業前にある程度イメージしておきましょう。

必要な設備・備品を揃える

開業する際は、必要な設備や備品もきちんと揃える必要があります。たとえば、店を構えるのであれば施術ベッドやタオル類なども必要です。何が必要化をピックアップして用意しましょう。

スタッフを確保する

開業する場合、店の規模にもよりますが、スタッフの確保が必要なケースもあります。店の規模に応じて必要な人員を確保してください。

法的手続きをきちんとおこなう

店を構えるときは、法的な手続きも必要です。まず、税務署へ個人事業の開業届を出しましょう。ただし、自宅でサロンを始めるのであれば、必ずしも開業届を提出する必要はありません。年間の所得が38万円未満になるようであれば、開業届は不要です。

リンパケアサロンの開業スタイルと初期費用

リンパケアサロンを開業する場合、どのようなスタイルを選ぶとしても、同様に初期の広告宣伝費が必要となります。なぜなら、開業すれば自動的に客が来るわけではないからです。店を運営しながら、少しずつ知名度を上げる方法を模索していきましょう。ここでは、各開業スタイルごとの初期費用の考え方について説明します。

自宅開業

自宅で店を開く場合、家賃がかからないため初期費用は安く押さえられます。自宅の余っている1室をサロンにするといいでしょう。この場合、通勤のための時間やコストも抑えられます。

出張・訪問専門

出張・訪問専門のリンパセラピストは、最も初期費用を抑えやすい開業のスタイルです。移動のための車さえあれば、10万円以下の初期費用での開業することも無理ではありません。折り畳み式のベッドかマットとともに、枕・シーツ・タオル・問診票・領収証・印鑑などをそろえれば十分でしょう。さらに、ベッドやタオルはお客様のものを利用するのであれば、初期費用は、ほとんどかかりません。ただし、 店舗がないとなると認知がされにくいというデメリットもあります。

物件を借りて開業

物件を借りて開業する場合、マンション・アパートを借りるケースも珍しくありません。その場合、かかる初期費用は物件の状態によるでしょう。基本的には、家賃10万円であれば合計で100万円程度の費用が必要となります。簡単に内装を整えたり、引っ越ししたりするための費用がかかることを覚えておきましょう。また、敷金・礼金の支払いも必要です。さまざまなことにお金がかかることを理解し、計画的に資金を用意してください。

店舗用物件を借りて開業

より本格的にサロンを開業するなら、店舗用の物件を借りて開業する方法もあります。賃料(テナント料)は、マンションやアパートよりも高くなるためハードルは高めです。さらに、保証金や敷金も割高であることに注意が必要です。店舗用物件の場合、10~15カ月分の保証金や敷金が必要となるケースも少なくありません。たとえば、テナント料が10万円なら、初期費用として200万円程度が必要となるでしょう。

リンパケアサロンを自宅で開業する場合の注意点

リンパケアサロンを開業する場合、注意点もあります。まず、マンションで開業するのであれば場合、そのマンションが営業活動を禁止でしていないかどうかを確認しましょう。さらに、サロンで商品を販売する場合、薬事法についての知識も身につけておかなければなりません。加えて、資格をとってすぐ開業するのではなく、開業に必要なノウハウをしっかり身につけたうえで始めることが大切です。自宅開業のハードルは低いですが、セラピストとしての知識や技術がダイレクトに集客に影響することを忘れてはいけません。よって、まずはサロンに勤務して経験を積み、十分に準備を整えてから自宅開業するのが最も理想的だと言えます。

リンパケアセラピストとして開業を目指そう

リンパケアセラピストとして開業を目指そう

リンパケアセラピストになれば、たくさんの人の役に立てる仕事ができる可能性が高いです。自分の店をもてば、自分自身の考え方に基づく施術をより提供しやすくなるでしょう。開業するためには、さまざまな準備が必要です。リンパケアセラピストになるには、特別な資格は必要ないですが、それなりにしっかりと勉強しなければやっていけないことを理解しておいてください。サロンはライバルも多くいるため、自分の店ならではの特徴もしっかりアピールしていかなければなりません。心のこもった施術を提供しつつ、多くの人に選んでもらえるような店作りを意識的におこなっていきましょう。