ファスティングでも停滞期は起こるのか?
記事更新日:2019年9月04日ファスティングは、効果的にダイエットできる手法です。通常、ダイエットをおこなうと、少し痩せてきたころに停滞期が起こります。ファスティングにおいては、停滞期はどのように関係してくるのでしょうか。断食はつらいものなので、停滞期についてもしっかりと知ったうえでファスティングを始めたほうがよいでしょう。
今回は、ファスティングと停滞期の関係性について詳しく紹介します。これから、ファスティングをしようと考えているなら、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ダイエットの停滞期とは?
ダイエットをしていると必ず停滞期が訪れます。停滞期とは、具体的にどのような状態を指すのでしょうか。まずは、ダイエットの停滞期について確認しておきましょう。
ホメオスタシス機能
ダイエット中に体重がなかなか減らなくなるのは、体のホメオスタシス機能が働くからです。ホメオスタシス機能とは、体重が減ってきたときに生命を維持するため、体重を維持しようとすることをいいます。体が飢餓状態と勘違いすることでこのような機能が発動します。そのため、ホメオスタシス機能が働くのは自然なことです。
ダイエットで体重が減らない期間をいう
ダイエットの停滞期とは、ホメオスタシス機能が働いて体重が減りづらい時期のことです。この時期になると、それまでと同じようにダイエットを意識していてもなかなか体重が減らなくなります。とはいえ、ダイエットの停滞期は一定期間を過ぎると、自然と終わります。そのため、焦らずダイエットを継続することが大切です。
体重の5%が減ったときに起こる
ダイエットの停滞期は、短期間のうちに体重の5%が減ったときに起こります。そのため、一気にたくさん体重を落とそうとしている人には起きやすいといえます。あまりにも一度に体重が激減すると、体にも負担がかかるので、ダイエットは長い目で続けるようにしたほうがよいでしょう。
ダイエット開始から1ヶ月前後で起こることが多い
ダイエットの停滞期は、ダイエットを始めてから1ヶ月前後で起こるケースが多いです。ダイエットをある程度継続した後で起こるので、「こんなに頑張っているのに、なぜ体重が減らないんだろう」とイライラしやすいです。ダイエットの停滞期に耐えられず、ダイエットを断念してしまうケースも少なくありません。
ファスティングと停滞期
通常のダイエットをおこなうと訪れる停滞期は、ファスティングにはどのような影響があるのでしょうか。ファスティングと停滞期の関係について押さえておきましょう。
短期間のファスティングではホメオスタシス機能が働かない
1~3日の短期間でファスティングをおこなう場合、ホメオスタシス機能は働く暇がありません。ホメオスタシス機能はダイエットを始めてから1ヶ月程度で起きるものなので、数日間の超短期間における体重の減少については影響がないのです。
短期間で停滞期を起こさず体重を落とせる
短期間のファスティングにおいては、ホメオスタシス機能の影響がないため、停滞期を起こさずに体重を落とせます。断食した分、しっかりと体重が落ちるので、ダイエットの高い効果を感じられるはずです。
ファスティングで起こる停滞期
ファスティングにおいても、その期間ややり方によっては停滞期が起こることがあります。停滞期が起こるファスティングとは、どのような状態を指すのでしょうか。ここでは、ファスティングが起こる停滞期の特徴について押さえておきましょう。
長期のファスティングで起こりやすい
ファスティングを長期的におこなう場合は、停滞期が起こる可能性が高まります。断食すれば体が飢餓と感じるのは当然です。そのため、長期的にファスティングしていると、ホメオスタシス機能により思ったほどの体重減少が見込めないこともあります。
短期間で食事制限のみを繰り返している
短期間のファスティングを細切れに何回もおこなっていると、停滞期は起こります。短い期間のうちに何回も食事制限をしていると、体は栄養をため込もうとしてしまうからです。短期間でファスティングするなら、間の期間をある程度あけたほうがファスティングの効果をしっかりと感じられるはずです。
断食中にまったく運動をしていない
短期間のファスティングをする場合でも、断食中にまったく運動をしないとなると停滞期がやってくることもあります。その理由は、筋力が減り脂肪だけが残っている状態だからです。短期間のファスティングの効果を高めるためには、軽い運動をして筋力をキープすることも重要です。
停滞期を乗り切るファスティングのポイント
停滞期を避けてファスティングするには、どのようなポイントを意識したらいいのでしょうか。ファスティングの効果をしっかりと得るには、いくつか気を付けたいポイントがあります。ここでは、そのポイントについて見てみましょう。
日常の中で意識して食べない時間をつくる
停滞期を避けるためには、ファスティング以外の日常においても意識的に食事をとらない時間をとることが大切です。たとえば、ヘルシーな食事を1日3食とるようにしていき、そのなかで丸1日何も食べない日を作るというパターンがあります。このようにすれば、自然とファスティングの状態に慣れることができ、胃腸もしっかりと休ませられます。仮に、1日1食を1週間も続けてしまうと、その状態に体が慣れてしまい、後から1日3食に戻してしまうとリバウンドにつながるので要注意です。ファスティングの停滞期を避けるには、体が自然とその状態に慣れるように調整することが大切です。
間欠的ファスティング
効果的なファスティングの方法としては、間欠的ファスティングがあげられます。これは、ファスティングの最中に必要な栄養はきちんと摂るというものです。そして、空腹時間を16時間以上設けることにより、短期的なファスティングをおこないます。こうすることで、体はきちんと栄養を摂取できるため、ホメオスタシス機能が働くのを阻止することができるのです。
停滞期を乗り切るためにできること
停滞期を乗り切るためには、しっかりとした目標や心がけをもっておくことも重要です。停滞期はダイエットがうまくいっている証拠でもあります。ここでは、最後に、停滞期を乗り切るためにできることを紹介します。
停滞期に挫折しない
ダイエットを成功させるには、停滞期に挫折しないことが重要なカギとなります。停滞期は誰にでも訪れるものだという意識をもち、停滞期が訪れても焦らないようにするのが大切です。間違っても、暴飲暴食に走らず、地道にダイエットを続けるようにしましょう。
体重に左右されない
停滞期に入ったら、体重の減少は当然少なくなります。そのため、停滞期になったらあまり体重の変化を気にしてはいけません。体重が気になってしまうなら、体重計にも頻繁には乗らないようにしたほうがよいでしょう。ダイエットをきちんと続けていけば、やがて停滞期は自然と終わります。
ファスティングの停滞期を乗り切ろう!

ファスティングにおいて停滞期を乗り切るためには、しっかりとそのメカニズムを理化しておくことが重要です。ダイエットをおこなえば、停滞期はどうしても訪れます。ダイエットを成功させるためには、停滞期とうまく付き合うことが大切です。ファスティングは工夫次第で停滞期を抑えることもできるので、しっかりと取り組んで効果的なダイエットをおこないましょう。
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