資格を仕事に!ブリーダーの資格を活かせる仕事
ブリーダーとして仕事をするには、ブリーダー業を営む会社に勤める場合と、個人事業主としてブリーダー業を営む場合とがあります。
今回は、個人事業主としてブリーダー業を営む場合の仕事内容や、ブリーダーの資格を取るメリットについてご紹介します。(実際に開業するには、「第一種動物取扱業登録」が別途お客様ご自身で必要となってまいります。)
ブリーダーの1日はとってもハード!?
動物とともに暮らすブリーダーの1日の流れは、当然ながら、会社勤めの人とは異なります。ここでは、ブリーダーの1日のスケジュールをご紹介しましょう。
06:00 | 起床後すぐ、犬舎を見回って異変がないか点検し、朝の散歩へ | 17:30 | 餌やり |
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07:00 | 餌やり | 18:30 | 犬たちの健康チェック、ケージの清掃 |
08:00 | 犬たちの健康チェック、ケージの清掃 | 20:00 | 自分の夕食 |
11:00 | 餌やり | 21:00 | メールチェックなど事務作業 |
12:00 | 自分の昼食 | 24:00 | 就寝 |
16:30 | 夕方の散歩 |
一見、多くの空き時間があるように見えますが、このほかに、ドッグフードや犬用シャンプーなどの消耗品の買い出し、使用したタオルなどの洗濯といった雑用も多いので、実際のところはほぼ一日中犬にかかりきりです。特に、出産を控えた母犬がいる場合は、一日中犬のことを考えているといっても過言ではありません。
また、通常の犬の世話に加え、子犬の販売がある日は取引先に赴くこともありますし、販売交渉を行う場合もあります。仕事が多いことに加え、餌やりなどは毎日欠かさず行わなければいけないので、誰かに代わってもらわない限り、完全オフの休みは取れない仕事です。
ブリーダーはこんな人に適した仕事!
ブリーダーは、動物に関わる仕事です。そのため、自分の都合だけで仕事を進めるわけにはいきません。ブリーダーに欠かせない資質としては、次のようなものが挙げられます。
責任感
ブリーダーは、多くの生き物の命を預かる仕事です。どんなに忙しくても、毎日欠かさず餌をやり、散歩に行き、飼育スペースを掃除し、体調の変化に気を配る必要があります。そのため、責任感がある人でなければ務まりません。
動物への愛情
動物を育てる仕事は、思いどおりにいかないことも多いもの。母犬が夜中に出産を迎えることもあれば、販売した子犬がすぐに病気で死んでしまうこともあります。また、飼育のための餌代や消耗品代、伝染病から動物を守るためのワクチン代がかかるなど、決していいことばかりではありません。なかなか思いどおりにいかないときも、愛情を持って世話ができるかどうかは、ブリーダーの大事な資質です。
コミュニケーション能力
ブリーダーのお客様は、ペットを飼いたい人やペットショップです。売上を増やすためには、お客様とやりとりするコミュニケーション能力も必要です。単に子犬や子猫を販売するだけでなく、飼育方法のアドバイスを行ったり、販売後の問い合わせに応じたりするのもブリーダーの大切な仕事です。
動物の生態に関する知識
ブリーダーとして仕事をしていく上で、動物の生態や飼育法に関する知識は必要不可欠です。予備知識なしでブリーダーを始めようとする人もいますが、基礎をしっかり学ぶことで、病気やケガなど、いざというときに対処することができます。
向上心
一般的にブリーダーは個人で働くことが多く、先輩や同業者から学ぶ機会が少ない職業です。そのため、ブリーダーとして一人前になるには、積極的に知識を深めようとする向上心が必要です。一般的にブリーダーは個人で働くことが多く、先輩や同業者から学ぶ機会が少ない職業です。そのため、ブリーダーとして一人前になるには、積極的に知識を深めようとする向上心が必要です。
ブリーダーの資格を取るメリット
人のヘアスタイルを整える理美容師になるためには、国家資格が必要ですが、トリマーにはそのような免許がありません。トリミングの専門知識や、動物の健康状態に関する知識を体系的に学ぶには、本を読んだりセミナーに参加したりして、積極的に学ぶ姿勢が必要となります。
SARAのペットトリミング資格講座は、1日30分・半年間で学習を終えられるよう、カリキュラムが組まれています。ペットトリミングの基礎知識や使用する道具、仕事内容だけでなく、経営に関する知識や開業するためのノウハウまで幅広く習得することができます。
早く知識を活用したい場合は、最短2ヵ月での修了も可能であり、自分のペースに合わせて受講できることが魅力です。
講座修了後、試験に合格すれば、日本生活環境支援協会(JLESA)主催の「ペットトリミングアドバイザー」と、日本インストラクター技術協会(JIA)主催の「トリマー開業インストラクター」の2つの資格を取得することができます。プラチナコースの場合は卒業課題を提出することで、資格試験が免除されるため、卒業と同時にトリマーとしての活動をスムーズに始めることができます。
資格の取得はブリーダーへの第一歩
ブリーダーは個人経営者が多く、アルバイトなどで体験することが難しいため、ノウハウを学べる場所は限られています。
SARAの通信講座は、1日30分・6ヵ月の勉強で2つの資格を取得でき、ブリーダーのノウハウを学びたい人にもステップアップしたい人にも、最適のカリキュラムになっています。これからブリーダーを目指す人は、ぜひ挑戦してみてください。