ファッションコーディネートの基本を徹底解説!
記事更新日:2023年8月21日ファッションのコーディネートを組むときは、どのようなポイントに注意すればよいのでしょうか。普段何となくコーディネートを組んでいるという人も少なくないはずです。しかし実はコーディネートには重要な基本がいくつもあります。そういったポイントをおさえていないと、ファッションがうまくまとまらない可能性もあります。
そこで今回は、ファッションコーディネートの基本を解説します。「ファッションを楽しみたいけど、なかなかうまくいかない」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
失敗しないコーディネートの基本ルール
コーディネートを組むときに失敗しないようにするには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。まずはコーディネートの組み方についての基本ルールをおさえましょう。どのようなコーディネートをおこなう場合であっても、このルールは必ず守る必要があります。
TPOに合わせる
コーディネートを組むときは、TPOに合わせるということがとても重要です。おしゃれなファッションをしていたとしても、それがTPOに合っていなければ悪目立ちしてしまいます。そうなれば、おしゃれな印象どころかマイナスな印象がついてしまう可能性が高いです。ファッションはそもそも相手に自分の印象をよく植え付けることがもともとの目的となっているため、その場の雰囲気に合わない格好はNGです。
基本はベーシックに小物でアクセントをつける
ファッションのコーディネートをするときは、基本となる洋服はベーシックなものを選ぶとよいです。そして小物を使ってアクセントをつけるようにするとよいでしょう。このようにしてコーディネートを組めばしっかりとした王道のおしゃれ感を出しながらも、小物でその人らしさやちょっとしたアレンジを表現することができます。
シルエットを意識する
コーディネートをうまくまとめるためには、シルエットを意識することも重要です。ファッションにおいては基本となるシルエットがいくつかあります。たとえば上下とも細身で丈が長い「Iライン」、上は引き締まっていて下はスカートなどでボリュームをつける「Aライン」などさまざまなラインがあります。実際に組み合わせる洋服を見ながら、シルエットを整えることを心掛けましょう。
基本の3色
コーディネートでは色の組み合わせを考えることも重要です。ファッションでは基本となる3色を意識するようにしましょう。
ベースカラー
ベースカラーは全身の大部分を占める基本の色です。だいたい6割を占めるようにするとバランスがよくなります。ベースカラーは、ワンピースやコートなどで取り入れるとうまくいきます。
アソートカラー
アソートカラーは、ベースの色を補佐する差色です。だいたい全体の3割程度になるようにイメージするとよいでしょう。アソートカラーはボトムスやトップス、スカーフなどで取り入れます。
アクセントカラー
アクセントカラーは、ベースカラーまたはアソートカラーの反対色か同系色を入れましょう。割合は1割程度です。ちょっとした小物で色をプラスするようにしてください。そうすると全体を引き締めてくれます。
パーソナルカラー
ファッションのコーディネートをするときは、パーソナルカラーを意識するのもおすすめです。パーソナルカラーを使えば簡単に自分によく似合う組み合わせが出来上がります。
パーソナルカラーとは自分が生まれもった色のこと
パーソナルカラーとは、自分自身が生まれもった色のことです。パーソナルカラーには、その人の魅力を最大限に引き出す効果があります。ファッションにおいて洋服の色をパーソナルカラーで決めると、自分自身の魅力をしっかりとアピールするのに役立ちます。
パーソナルカラーの基本的な考え方
パーソナルカラーは2つに大きく分けることができます。この分類なら誰でも簡単にパーソナルカラーを取り入れることが可能です。コーディネートを組むときはこのパーソナルカラーを中心にするとよいでしょう。
*イエローベース
肌の色が黄みがかっている人は、「イエローベース」です。イエローベースの人は、ベージュや茶、アイボリーをベースにするようにすると肌に色が馴染みやすいです。
*ブルーベース
肌の色が青みがかっている人は、「ブルーベース」です、ブルーベースの人は、白や黒、グレーをベースにすると自分に似合ったコーディネートを作りやすくなるでしょう。
洋服を買うときの注意ポイント
最後にコーディネートをしやすくするための洋服の買い方についてみてみましょう。洋服を買うときは、うまく組み合わせることができるようなものを選ぶことが大切です。洋服を買うときの注意ポイントについて紹介します。
着回しができるかを重視する
洋服を選ぶときは、着回しがしやすいかどうかを重視しましょう。素敵なデザインだとしても複数のコーディネートを組むのが難しい服では、日常的に活用するのは難しいです。服を買うときは何パターンもコーディネートをイメージできるかどうかがカギになります。買い物をするときは必ず着回しがきくかどうかチェックするのを習慣化してください。
数年後も着られるものも買う
服を買うときは流行のものばかりでなく、何年も先まで着られるようなデザインのものを中心に選びましょう。デザインが古くなった服は、たとえ生地が傷んでいなくても着られなくなってしまいます。流行のものは小物など簡単な部分で取り入れるようにするのがおすすめです。
1着買うときは1着捨てるとき
服を購入するときは必ず手持ちの服を整理するようにしましょう。1着買うときは1着捨てるときだというイメージをもっておくとよいです。ついつい服を買い足していると、いつの間にかクローゼットが服でいっぱいになってしまうこともあります。そうなると、自分がどのような服をもっているのか把握するのも難しくなってしまうでしょう。そうならないためにもしっかりと洋服の管理に気をつけてください。
試着をしてから購入する
洋服を選ぶときは、必ず試着をしたうえで購入を検討することも大切です。服は自分で着てみるとイメージと違うことも多いです。たとえマネキンが着ていてイメージがある程度わかる服だとしても、自分の体形にうまくフィットしない可能性もあります。無用な失敗を避けるためにも、試着は必ずすることが重要です。試着すればそのとき着ている服との相性も確認できるので、コーディネートのイメージもしやすくなります。
ファッションのコーディネートの基本をおさえよう
ファッションのコーディネートをするときは、今回紹介した基本をしっかりおさえるようにしましょう。基本的な部分に気をつけることができれば、普段きている服でコーディネートをしてもグッとおしゃれな印象を出すことが可能です。簡単に取り入れられることが多いので、ぜひ試してみてください。ファッションはちょっとしたポイントがとても重要になります。少しずつでもいいのでファッションの基本を取り入れて、おしゃれなコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。ポイントに気をつけてコーディネートを組んでいると、だんだんファッションのセンスも磨かれていきます。楽しみながらファッションを楽しんで、おしゃれなコーディネートに挑戦していきましょう。