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数秘術の種類とは?

数秘術と一口にいっても、それにはいくつかの種類があるといわれています。数秘術の歴史はとても古く、長い時間をかけて多くの人に利用されてきました。だからこそ、その歴史の中でさまざまな変遷を遂げています。数秘術を扱いたいのであれば、それぞれの種類の違いを把握してしっかりと覚えることが大切だといえます。

数秘術には具体的にどのような種類があるのでしょうか。今回は数秘術の歴史とともに、数秘術のそれぞれの種類の違いについてもみてみましょう。

数秘術の種類とは?

数秘術の起源

数秘術の種類とは?

数秘術はどのようにして生まれ、人々に活用されてきたのでしょうか。まずは数秘術の起源について紐解いてみましょう。数秘術について理解を深めるためには、数秘術の起源や成り立ちを理解しておくことがとても重要です。

創始者は数学者のピタゴラス

数秘術はとても長い歴史をもっています。というのも数秘術の創始者は、古代ギリシャの哲学者であるピタゴラスといわれているからです。実際、現代に引き継がれている数秘術の考え方には、古い時代のピタゴラス主義と共通する部分があります。たとえば、文字と数を対応させるという発想は古代ギリシャでは「アイソプセフィー(isopsephy)」とよばれており、一般的にもかなりポピュラーなものでした。

世界でも最も古い分析学のひとつ

数秘術は世界中でみても最も古い分析学の一つだといえます。数には特別な意味があるという考えのもとで分析がおこなわれているのです。現代の数秘術はピタゴラスの考え方にさらに改良がくわえられ、おもに20世紀に入ってからとくに発展したものです。とはいえこれは古い時代に数秘術が生まれらからこそ成立したものだといえるでしょう。

数秘術の種類

一口に数秘術とよばれるものの中には、いくつかの種類が存在します。それぞれ考え方は似ていますが、詳しく見ていくとちょっとした違いがあります。数秘術について知識を深めたいなら、これらの違いもしっかりと押さえておくようにしましょう。ここでは代表的な数秘術の種類について紹介します。

占術としての独自性が開花した

数秘術がさまざまな種類に分かれるのは、もともとは学問だったものが徐々に占術として扱われるようになったからです。占術としての使い勝手をよくするため、さまざまな改良が加えられています。そのようにしてさまざまな変化があったからこそ、数秘術は複数の種類に分かれて現代まで伝わっているのです。数秘術を扱いたいのであれば、それぞれの数秘術の違いをよく理解しておいたほうがよいでしょう。一口に数秘術といっても種類によってやり方や考え方が異なる部分があります。きちんと占いをおこなうためには、そういった細かな違いにもしっかり配慮することが必要不可欠だといえます。

カバラ数秘術

カバラ数秘術は、占いたい人の名前と誕生日を使って数字を導き出します。そしてその数字がもつ意味を読み取ることで運勢をみる占いの方法です。「カバラ」というのは、ユダヤ民族に伝わる神秘性を重要視する思想を指しています。カバラ数秘術では導き出す数字は運命数とよばれ、運命数は1から9までの数字となっています。ただし、計算によって11、22、33が出た場合はマスターナンバーという特別な扱いをします。なお、カバラ数秘術は占星術やタロットカードなどのもとになった考え方ともいわれており、古い歴史があることが分かります。

ピタゴラス式

ピタゴラス式は、数秘術の起源といわれているピタゴラスによって生み出された方法に基づくものです。カバラ数秘術と同じく名前と誕生日を使って数字を割り出し、それを単純に足し算していくことでライフナンバーを算出します。生まれてから大人になるまでの運命を見ることができるため、人生について考える上でも非常に役に立つ占い方法だといえるでしょう。計算方法などの考え方がとてもシンプルで分かりやすいので、初心者でも分かりやすいのが特徴だといえます。

モダンヌメロロジー

数秘術は「ヌメロロジー」とよばれています。それに対してモダンヌメロロジーは、現代的な計算方法を利用した方法です。といっても、名前と誕生日を利用するところは同じなので、ほかの種類と比較しながらやり方を覚えておくとよいでしょう。なお、モダンヌメロロジーを始めたのはミセス・バリエッタという人物だといわれています。そしてその協力者であったジュリア・セトンによって、より広くモダンヌメロロジーの考え方がひろまっていったといわれています。モダンヌメロロジーは、さらにセトンの娘であるジュノー・ジョーダンによってより細かいテクニックが生み出されていきました。このようにモダンヌメロロジーについても長い時間をかけて継承され、少しずつ変化しながら受け継がれていることが分かります。

カバラ数秘術とピタゴラス式の違い

数秘術において特に有名なのは、カバラ数秘術とピタゴラス式の2つです。これらは一見似たような方法ですが、詳しく見てみるとちょっとした違いがあることが分かります。その違いとはどのようなものなのでしょうか。最後に、数秘術のメインとなるカバラ数秘術とピタゴラス式の違いについてみてみましょう。

マスターナンバー

カバラ数秘術にはマスターナンバーがあるのに対し、ピタゴラス式にはマスターナンバーの考え方はありません。カバラ数秘術においてマスターナンバーはとても重要な数字です。マスターナンバーに思い入れを感じるタイプの人なら、ピタゴラス式よりもカバラ数秘術のほうが合っているといえるでしょう。その反面、ピタゴラス式はカバラ数秘術に比べてとてもシンプルな数秘術です。そのため、初心者やなるべく簡単に計算をおこないたいという人であれば、ピタゴラス式を選ぶのがおすすめです。

ゾロ目に対する扱い

マスターナンバーがないということからも分かる通り、ピタゴラス式にはゾロ目を特別な数字としてとらえる考え方はありません。少ない数字の中で計算が完結します。それに対してカバラ数秘術においては、ゾロ目はとても大切な数字です。仮に自分自身がゾロ目を大切にしたいという思いがあるなら、占術としてカバラ数秘術を選ぶとよいでしょう。

数秘術にはたくさんの種類がある

数秘術にはたくさんの種類がある

数秘術はとても歴史が古く、これまでにも多くの人に活用されてきた占術です。歴史の中でさまざまな改良が加えられながら、今日まで受け継がれてきました。数秘術についての知識を身につけるなら、こういった歴史的背景を理解しつつ自分に合った数秘術を選ぶのがポイントだといえるでしょう。一口に数秘術といっても、種類によって占い方や占える内容は微妙に異なります。そのため、自分に合った占術を選ぶにはそれぞれの数秘術の種類の違いの把握がとても重要です。数秘術に対する理解を深め、よりしっかりとした数秘術の知識を修得していきましょう。

数秘術を使用すれば、人生における悩みや迷いを解決するためにも役立てることができます。もちろん、数秘術さえあれば全てを解決できるというわけではありません。しかし、数秘術を上手に活用することができれば、自分の人生をうまくコントロールするための1つの手助けとなる可能性があります。数秘術についての知識を深め、実際に人生の中で活かしてみてはいかがでしょうか。数秘術についての知識は自分のためだけでなく他人の役に立てることもできるでしょう。

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