アクアリウム

美しい熱帯魚や水草を自宅で育てるアクアリウムは、インテリア性が高く癒やされる趣味として人気を集めています。独学でも楽しめる趣味ではありますが、よりレベルの高いアクアリウムを手掛け、正しく水槽を管理するためには、資格の取得が近道です。
ここでは、アクアリウムに必要な道具や簡単な知識、初心者でも簡単に学べるアクアリウムの通信講座について紹介します。
数年前から日本でもブームとなったアクアリウムですが、そもそもアクアリウムとはどのようなものなのでしょうか?
アクアリウムは、直訳すると水族館という意味で、自宅で水族館のように熱帯魚や水草などの水生生物を育てるための飼育設備のこと。川や海などの水中の環境を切り取り、水槽の中で再現します。色あざやかな熱帯魚だけでなく、水草や流木を組み合わせることで美しい世界観を演出します。
アクアリウムで飼育する熱帯魚には、淡水魚と海水魚の2種類があります。
アクアリウムで飼育される淡水魚は、アマゾン川など、熱帯地方の川に住むカラフルな小魚が中心です。東南アジアや中国で養殖されることが多く、愛らしい見た目が特徴的です。一方の海水魚は、南国の海でサンゴ礁を隠れ家として生息する小魚が中心です。一部の魚種は養殖されていますが、基本的にはハワイや東南アジア、カリブ海など、捕獲された産地から空輸されています。
自宅でアクアリウムを楽しむために、事前に準備しておきたい道具や注意点、知っておきたいポイントなどを紹介します。
熱帯魚や水草を育成するためには、水温や光、水質などを適切に管理する必要があり、そのための道具が必要になります。
水槽機材 |
・水槽:一般的なサイズは60cmです。 ・外部式フィルター:CO2を逃がしにくくするフィルターです。 ・照明:水草の成長に欠かせません。 ・ヒーター:水温管理に用います。 |
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CO2用品 |
・CO2レギュレーター:CO2ボンベの圧力を減圧し、最適な圧力にするための機材です。 ・CO2マスターアドバンス:CO2を細かい泡にして拡散させるものです。 ・バブルカウンター:CO2の添加量を把握するために用います。 |
エアレーション用品 |
・エアポンプ:空気を送り出すために使います。 ・エアストーン:エアポンプからの空気を泡にします。 ・エアチューブ:エアポンプとエアストーンを接続するために用います。 |
レイアウト用品 |
・ソイル:水槽の底に敷く土です。 ・水草や流木:好みに合わせて選びます。 ・生体:好みの熱帯魚を選びます。 |
メンテナンス用品 |
・ピンセット:水草を植えたりごみを拾ったりするのに使います。 ・トリミングハサミ:水草を切る際に使います。 ・バケツ:水換えや生体の水合わせで使います。 ・塩素中和剤:水道水の塩素を無害化するために使います。 ・カリウム液肥:水槽のカリウム不足を防ぐために使います。 |
水槽内で水草などを茂らせて自然を再現するネイチャーアクアリウムと、熱帯魚の飼育を目的とするアクアリウムがあり、それぞれ注意すべき点も異なります。ネイチャーアクアリウムでは水草のトリミングや追肥、底床の土の入れ替えが発生します。生体がメインのアクアリウムでは、温度管理や水質管理を厳密に行う必要があります。また、海水魚の場合は、塩分の比重管理にも注意しなければなりません。
アクアリウムでは生き物を育てるため、定期的なメンテナンスが必要になります。メンテナンス自体も楽しめるものではありますが、忙しさからメンテナンスをサボってしまうと、たいへんな状態になってしまう可能性があります。この場合、元のきれいな状態に戻すのはかなりの労力がかかるため、日頃の手入れを怠らない姿勢が大切になります。
小さい水槽ならインテリアの置物、大きい水槽なら水族館といったように、水槽の大きさによって印象が変わります。アクアリウムでどのような世界を表現したいかや、インテリアにマッチするサイズ感といった点を考慮して水槽を選ぶといいでしょう。近年は、インテリアに溶け込むデザインの水槽が多く販売されています。
「世界水草レイアウトコンテスト(IAPLC)」というアクアリウムのコンテストが、2001年より毎年日本で開催されています。美しい水槽を追い求めるアクアリストたちが世界中から出場しており、作品を見るだけでも刺激になります。もっとアクアリウムを極めたいという方は、コンテストに出場して世界中のライバルと切磋琢磨するのもいいでしょう。
初心者でも楽しめるアクアリウムですが、生き物を扱ったり管理したりするため、長く続けることのできるタイプは次のような人になります。
アクアリウムは熱帯魚や水草を育てる趣味なので、その成長を楽しめる人にはおすすめです。そのため、自然や生き物が好きな人や、世話好きな人にぴったりでしょう。
イメージした水景を水槽に表現できるアクアリウムは、自分の世界を作り出せる趣味です。細部にまでこだわったり、庭園などを参考にしたり、自然では見られない表現をしたりと、自由な水槽を作り上げることができます。そのため、自分だけの世界観を大切にしている人なら楽しめる趣味でしょう。
手をかければかけるほど美しくなるアクアリウムは、こり性の人にとって夢中になりやすいものです。奥の深いアクアリウムの世界は、ひとつの趣味を極めたいという人におすすめです。
アクアリウムは独学でも学べますが、専門的に勉強するのはたいへんな作業です。SARAのアクアリウム資格講座は、アクアリウムの基礎知識から水槽の管理や水草、魚についてなど、アクアリウムについて一通り学ぶことができます。
1日30分の勉強を半年間続けるだけでカリキュラムを修了できるため、仕事や育児などで忙しい方でも続けやすいのがメリットです。プラチナコースの講座修了後には日本デザインプランナー協会(JDP)主催の「アクアリウムクリエイター」、日本インストラクター技術協会(JIA)主催の「ビオトープアーティスト®」の2資格を取得することができます。
水槽の中で、自分らしい世界を創り上げられるアクアリウムは、老若男女問わず人気の趣味です。資格を取得することでより高度なアクアリウムを楽しむことができるだけでなく、将来的にアクアリウム講師として活躍することも夢ではありません。
アクアリウムを極めたいという方や、新しい趣味を始めたいという方は、SARAのアクアリウム資格講座で新たなチャレンジを始めてみてはいかがでしょうか。
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期間 6ヶ月(最短2ヶ月) 添削 5回
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