宿曜の出し方や計算式は?相性を見てみよう
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宿曜の出し方や計算式は?相性を見てみよう

宿曜占星術の宿曜を計算すると、自分自身のことだけでなく、他人との相性を占うことも可能です。そのためには、具体的にどのようにして計算をおこなえばいいのでしょうか。宿曜占星術をおこなうのであれば、しっかりと計算方法などを理解しておく必要があります。

ここでは、宿曜の出し方や計算方法について説明します。宿曜の出し方や計算方法をしっかりと頭に入れ、正確に占いができるようにしましょう。ここで紹介する内容をぜひ参考にしてみてください。

宿曜の出し方や計算式は?相性を見てみよう

宿曜の出し方

宿曜占星術で占いをするためには、自分自身の宿曜を割り出す必要があります。宿曜は、どのようにして出すのでしょうか。基本的には、その人の生まれた日から「本命宿」を割り出すことで計算できます。割り出した宿をもとにすることにより、その人の性格や吉凶を見ることができるのです。また、単にその人の状況を見るだけでなく、組み合わせを見て他人との相性を占うこともできます。他人との相性を占いたい場合は、相手の宿も調べて、関係をよみとって相性を見る必要があります。相手との関係を見るときは、具体的には6つの相性のどれにあたるかをチェックしていきます。ここでは、2人の縁が深いか浅いかを表している「距離」を見ることも重要です。さまざまな観点からチェックすることで、宿曜による占いをおこなうことがかのうになります。

宿曜の計算の基本

宿曜の計算をするときは、どのような方法をとるのでしょうか。宿曜の計算方法は、実はいくつかあります。そのため、それぞれの違いをしっかりと知っておくことが求められるでしょう。宿曜の基本的な求め方としては、二十七宿や二十八宿などがあります。これらは、歴史上でどちらも使われてきたものであり、時代によっても使われ方が変化してきています。宿曜による占いをおこなうのであれば、そういった変遷についても理解しておくとスムーズでしょう。さらに、宿曜の求め方としては、旧暦を使うこともあります。さらに、ほかにも出生時間も含めて計算する方法もあります。このように、宿曜の求め方の方法は、いろいろとあります。よって、自分がおこないたい方法ではどの理論を使うのかを把握することが大切だと言えるでしょう。焦って計算しようとすると、いつの間にか計算方法を間違えてしまう恐れもあるので注意が必要です。正しい計算ができるよう、自分がやりたいのはどのようなことであるかしまずはっかりと理解するようにしてください。 なお、自分自身の宿は一覧表などから調べる方法もあります。計算が難しく感じられるなら、そういった一覧表を見つけて活用するのもひとつの方法です。ただし、その場合も、基本的な使い方をしっかりと理解したうえで計算を始めるように気をつけてください。それができれば、正しく簡単に自分自身や相手の宿曜を知ることができるでしょう。自分に合う方法を選び、適切な計算ができるようにしてください。

人間関係・相性をみる宿曜の出し方

では、宿曜を自分自身で出すときは、具体的にどのように作業すればいいのでしょうか。人間関係や相性を見るときは、宿曜を出したうえでそれぞれの相性の組み合わせがどのような状況に当たるのか判断することが求められます。ここでは、人間関係や相性を見るための宿曜の出し方について、詳しく解説します。

基本の見方

宿曜占星術で宿曜による相性を見るときは、「三・九の秘法」を活用しましょう。これを活用することにより、6つの相性のうち自分と相手はどれにあたるのかを見ることができます。基本的に、自分の本命宿を「命」とし、そこから逆時計回りの9個目を「業」、18個目を「胎」として相性を見てきます。この場合、「命」から「業」までは「一・九の法」、「業」から「胎」までは「二・九の法」、 「胎」から「命」までは「三・九の法」として見ていきます。このように分けて相性を見ることで、相手と自分との関係性を分かりやすくとらえることが可能になります。一見複雑に見える人間関係もこのようにしてひも解いていけば、意外とシンプルで分かりやすい状況にあることも少なくありません。そのため、この方法で状況を読み解くことは、人間関係の問題を解消したり、より親密にさせたりするうえで大きな意味をもつものとなります。ぜひ自分と周囲の誰かの相性を見てみて、どのような状況になっているかをひも解いてみましょう。

6つの相性

宿曜の相性のグループ分けができたら、実際にどのような関係になっているのかを確認してみましょう。まず、「命」は同じ宿をもった人どうしであることを意味します。正確に言うとそれぞれの宿の性質によって相性が変わりますが、基本的に似たものどうしで分かり合える可能性が高いです。ただし、場合によっては自分の短所が相手にもあるため、もどかしく感じられることもあるでしょう。次に、「業胎」は命宿と同じ分類に属していますが、一度親しくなった後に離れる可能性の高い関係であると言えます。現在の関係がうまくいっていても、何らかの原因によって離れ離れになる恐れがあります。さらに、「栄観」はお互いに支え合うことで、物事がうまくいくことを表しています。そのため、切磋琢磨できるよい関係であるとも言えるでしょう。また、「友衰」も似た者どうしであると言えます。考えていることを理解し合うことができるので、パートナーとしてもうまくやっていける可能性があるでしょう。加えて、「危成」はまったく異質の関係であることを表しています。依存しない関係性になれるので、自立した大人の人間関係を築くのに向いているでしょう。最後に「安懐」は、勝敗の関係性を意味しています。ライバルとして常に意識し合う存在であり、時には衝突する可能性もあります。適度な距離を保ってお互いを認め合う気持ちをもつことが大切だといえるでしょう。

宿曜の出し方を理解して今後に活かそう

宿曜の出し方を理解して今後に活かそう

宿曜の出し方を理解すれば、さまざまなところで活かすことができます。宿曜は古来より伝わる伝統的な占いの手法です。宿曜は的中率が高い占いとして重宝されてきた歴史があり、現代でも一定の人気を誇っています。もともとはインドや中国で発祥した占いの方法であるため、さまざまな人の英知が詰まっていることもうかがえます。そういった占いの手法を手軽に活用できるというのは、とても素晴らしいことですよね。今回説明したとおり、宿曜の占いは基本を押さえれば誰でもおこなうことができます。特に現代でも気になる人間関係について見ることができるので、活用の幅は広いと言えるのではないでしょうか。何か困ったことがあれば、宿曜に頼ってみるとよい答えを導き出せる可能性があります。

宿曜による占いをおこなうためには、今回紹介した基本はもちろん、さまざまなことを学ぶ必要があります。古くから多くの人に支持されてきた占いであるため、さまざまな解釈が可能なのも事実です。また、詳しくみていくと例外となる事例などもあります。より正確に占いをおこないたいと思っているなら、それぞれの詳しい内容についても理解を深めておいたほうがいいでしょう。宿曜の考え方を理解すれば、細かいさまざまなことについて知ることができます。宿曜の考え方を活かして、今後の人生により役立てられるようにしていきましょう。