整体師として独立開業するには?必要な知識や費用について紹介
記事更新日:2023年8月21日整体師を目指す場合、整体院を開業するのを目標としている人も多いのではないでしょうか。整体院は整体師として開業することは十分可能です。ただし、開業のためにはさまざまな用意が必要であり、費用もそれなりに用意しておく必要があります。
今回は、整体師として独立開業するために必要な費用や知識について紹介します。整体師の仕事や独立開業に興味のある人は、ぜひ参考にしてチェックしてみてください。早いうちにイメージをもっておくと、スムーズに独立開業のための準備ができるでしょう。

目次

整体師として独立・開業するには?
整体師として独立したり改行したりするためには、どのような条件が必要なのでしょうか。整体師になるためには、さまざまな用意をしなければなりません。そのため、ここではまず整体師として独立・開業するために必要なことについて確認しておきましょう。
開業するのに資格は必要ない
整体師として開業する場合、資格は特に必要ありません。このことは、意外に思える人もいるでしょう。もちろん、資格があったほうがよりよいといえますが、整体師になるときの資格は必須ではありません。よって、無理に資格取得を目指さなくても、整体師として開業することは可能です。
基本的な知識と技術が必要
整体師として開業するために資格は必要ないですが、それでも整体師としての知識や技術はきちんと身につけておく必要があります。なぜなら、整体師は患者の体に直接触れる仕事だからです。そのため、できれば整体院で知識と技術を磨いてから開業することをおすすめします。そうすれば、実践的な知識や技術を身につけつつ、整体師として店を構えるために必要なスキルを身につけることができます。
経営ノウハウも必要となる
整体師として開業するためには、経営のノウハウも必要です。たとえば、自分で店をもつからには店の立地を考慮したり、集客について戦略を練ったりする必要があるでしょう。そのためには、マーケティングを活用したり、価格設定を見直したりすることも必要です。単に技術を身につけるだけでは足りず、さまざまなことを考えて行動しなければなりません。
整体院開業の手順
整体院を開業するためには、どのような手順を踏めばいいのでしょうか。整体院を開業する方法としては、さまざまなことが必要です。整体院を開業したい人は、以下の手順を意識して整体院開業を目指しましょう。
整体院の方向性を決める
整体院を開業するためには、開業スタイルや立地についてよく考えることが大切です。顧客ターゲットや施術内容はもちろん、整体院としてのコンセプトや雰囲気などもきちんと設定しなければなりません。そのためには、ほかの整体院の様子についてもよく理解しておくことが求められるでしょう。
必要な設備・備品を揃える
整体師として独立開業する場合、備品もそろえる必要が出てきます。たとえば、ベッドやマットレスに加えて、枕やシーツ類が必要です。さらに、患者の体に敷いたりかけたりするためのタオルも用意する必要があるでしょう。加えて、問診表や領収書はもちろん、印鑑やパソコンなどの細かい備品も用意しなければなりません。すべてをまとめて用意するとなると、意外とまとまった出費となります。
法的手続き
整体師として開業するためには、法的な手続きも必要です。具体的には、税務署へ個人事業の開業届 を提出します。法的な手続きをきちんとおこなわないと、後から問題になる可能性もあるので注意が必要です。
保険加入
整体師として開業する場合、患者の体に直接触れて施術をおこなうため、万が一のためのことを考えておく必要があります。患者の体にけがを負わせてしまった場合にきちんとした対応ができるよう、傷害保険にも加入しておきましょう。
整体院の開業スタイルと初期費用
整体院を開業する場合、開業スタイルごとにかかる初期費用は異なります。いずれの場合も開業してすぐのうちはなかなか患者が集まらないので、初期の広告宣伝費は必須です。ここでは広告宣伝費以外にかかる費用について、詳しく確認しておきましょう。
出張・訪問専門の場合
出張・訪問に特化して整体院を開業する場合、 他のスタイルに比べて初期費用を大幅に抑えることが可能です。特に、移動のための車がもともとあれば、10万円を切る初期費用で開業することもできるでしょう。折り畳み式のベッドやマットに加えて、枕やシーツ、そしてタオルを用意し、問診票・領収証・印鑑などの細かい備品をそろえるだけで準備は完了します。また、ベッドやタオルはお客様がもっているものを利用するというのもひとつの方法です。このような方法をとれば、初期費用をさらに抑えられます。ただし、店舗がないので宣伝効果が低く、なかなか患者を集めにくいというデメリットもあります。
自宅開業の場合
整体院は自宅で開業することも可能です。自宅の空いている1室を整体院にすれば、場所を借りる手間や費用がかかりません。ただし、ベッドや小物などの備品はきちんとそろえる必要があります。家族の同意を得ることも必要でしょう。
マンション・アパートを借りて開業する場合
マンションやアパートの部屋を借りて整体院を開く場合、家賃は物件によってさまざまです。場所や狭さによっては、月10万円程度でかりることもできるでしょう。マンションやアパートで開業するためには、内装の整備や引っ越し費用も必要です。家賃のほかに、敷金・礼金の初期費用がかかることも押さえておきましょう。そういったことを考慮すると、必要な設備や備品を確保したり、室内の状況を整体院として整えたりするために、100万円程度の初期費用がかかると考えておいたほうがいいです。
店舗用物件を借りて開業する場合
整体院を開業する場合、店舗用の物件を借りるという方法があります。ただし、マンションやアパートよりも賃料が高いことを理解しておきましょう。その分、保証金や敷金も高いので注意が必要です。場合によっては、1年分程度の保証金や敷金の支払いを求められるケースもあります。たとえば、賃料が10万円だったとしても、初期費用としては200万円程度かかる可能性があります。
整体院開業後の費用
整体院として開業した場合、開業後もさまざまな費用がかかります。たとえば、消耗品費、光熱費、広告宣伝費、傷害保険料などが毎月コンスタントに発生します。もちろん、賃貸物件なら毎月の賃料がかかることも忘れてはいけません。たとえ自宅で開業するとしても、年10万程度は費用がかかると想定しておいたほうがいいです。
整体師として独立開業を目指してみよう

整体師になる場合、独立開業を目指すことは決して珍しいことではありません。自分の店をもって、そこへ患者が通ってくれるというのは、とても素晴らしいことです。そのためには、自分自身の技術をしっかりと身につけて、患者によい整体を提供できるようにしなくてはなりません。よって、整体師としてしっかり学ぶことをまずは大切にしましょう。整体師に必要な知識や技術としてさまざまなものがあります。そういったものを丁寧に身につけていくことも、整体師として活躍するための第一歩です。独立開業を目指すなら、そのために必要なことを少しずつ着実に身につけていきましょう。
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