整体師の仕事内容は?働き方と合わせてチェック!
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整体師の仕事内容は?働き方と合わせてチェック!

整体師は、体に問題を抱える人の手助けができるやりがいの大きな仕事です。そのため、患者に対して親身になってさまざまな施術をおこなっています。とはいえ、整体師は施術以外にも様々な仕事をしています。それは具体的にどのようなものでしょうか。

今回は、整体師の仕事内容についてさまざまな角度から詳しく紹介します。整体師としての働き方についても説明するので、整体師として自分自身が働く姿をイメージしながら見てみてください。

整体師の仕事内容は?働き方と合わせてチェック!

整体師の仕事とは?

整体師はどのような仕事をおこなっているのでしょうか。なんとなくイメージがあっても、具体的に説明できる人はそれほど多くないはずです。ここでは、整体師の仕事の概要について、全体像をまとめます。整体師の仕事について知りたい人は、しっかり確認してみてください。

仕事の基本

整体師は、さまざまな方法を使って体の調子を整えます。たとえば、手足を使って背骨や骨盤を矯正したり筋肉の疲れを取ったりします。そのようにして全身の状態を整えるのが整体師の仕事です。場合によっては器具を使用することもありますが、基本的には手技のみで施術をおこなっていきます。患者の体を直接触ることも多いため、細心の注意を払う必要があるといえるでしょう。

医師との違い

整体師は患者の体を回復させるので、医師とはどうちがうのか気になる人もいるのではないでしょうか。整体師と医師には明確な違いがあります。それは、整体師の場合、症状を緩和することはできますが、治療はできないということです。そもそも医師の免許がなければ症状の治療は認められません。そのため、どうしても医学的な知見による処置が必要なのであれば、整形外科医を受診してもらうしかないでしょう。

柔道整復師との違い

整体師は柔道整復師と混同されることが多いです。とはいえ、整体師と柔道整復師にも、明確な違いが存在します。柔道整復師は、骨や関節などの損傷に対して、手術をおこなわずに治療を施すことができます。すでに触れたように、整体師は治療をおこなうことはできません。治療をおこなえるかどうかが、整体師と柔道整復師の大きな違いです。

体力も必要となる

整体師は1日に何人もの患者の体を見て、施術をおこないます。施術では自分自身の体を使うため、それなりに疲労もたまります。そのため、整体師として働くためにはある程度体力が必要です。体力を消耗する仕事であるということを理解しておかないと、整体師を目指す過程でイメージと違うと思ってしまう可能性もあるので注意が必要です。

整体師の仕事の流れ

整体師の仕事はどのようにしておこなうのでしょうか。整体師の仕事は、ある程度の流れが決まっています。まず、患者がやってきたらカルテを作成して、カウンセリングを実施します。その人の体の状態をおおまかに把握できたら、次は施術を始めていきます。施術をする間も、常に患者の様子に気を配り、問題がないかを気にかけなければなりません。施術が終わった後は、アフターフォローも重要な仕事です。問題がないか確認を入れるなどし、患者の様子に気を配ります。そういったちょっとしたことがリピーターにつながるかどうかについてもかかってくるでしょう。

整体師の仕事内容

整体師は、それぞれの工程で具体的にどのように仕事をしているのでしょうか。整体師は、単に患者の体に触れて施術をおこなうだけが仕事ではありません。さまざまな仕事をすべて含めて整体師の仕事だと言えるのです。ここでは、整体師の具体的な仕事内容について詳しく紹介します。

カウンセリング

整体師の仕事は、患者のカウンセリングから始まります。患者の体の状態についてヒアリングをおこない、どのような施術をおこなうか決定していきます。そのため、症状や病歴についても漏れなくしっかりと聞き取ることが大切です。患者の状態をしっかり把握できていないと、施術によって症状を悪化させたり、けがをさせてしまったりする可能性があるので要注意です。カウンセリングでは、施術の方針や内容を説明し、それに納得してもらえるかという点も重要です。患者が不安にならないよう、丁寧に説明するようにしましょう。

施術

整体師の仕事のメインは施術です。ここでは、施術の内容について詳しくみてみましょう。

施術の基本

整体師は、整体の技術によって患者の体を整えます。そのことにより、自然治癒力を高めたり、不調や痛みを取り除いたりするのが狙いです。ただし、どのような結果を求めるかは、患者の体の状態によっても大きく変化します。また、患者の希望も考慮する必要があるでしょう。

具体的な施術内容

整体師は、健康から美容までのさまざまな幅広いケアをおこなうことができます。そのため、さまざまな悩みに対応可能です。たとえば、体の慢性的な不調や姿勢改善もできます。体のコリや関節痛を解消することもできます。美容整体とよばれる分野においては、骨盤矯正やO脚矯正はもちろん、小顔矯正も可能です。さらに、産後整体やスポーツ整体など、目的に合わせた様々な整体が存在します。さまざまな患者のニーズにこたえるためには、それぞれの施術内容をきちんと身につけることが求められます。

洗濯・片付け

整体師は、整体の施術のために使う備品の管理も行っています。施術では、大量のタオルや施術着を使用します。そのため、それらを洗濯したり、たたんで片付けたりするのも、整体師の大切な仕事です。患者が気持ちよく施術を受けられるよう、細かいところまで丁寧に仕事をすることが必要です。患者は小さいところまでよくみているので、嫌な思いをさせないように気をつけましょう。

新人教育

整体師として経験を積んでいくと、新人教育の仕事も任せられるようになります。企業に勤めているのであれば、新人教育を担当者に任命することもあるでしょう。その場合、単に患者のケアに力を入れるだけでなく、後輩の指導もきちんとおこなわなければなりません。新人がきちんと仕事をできているかチェックし、そのうえで必要な助言やアドバイスをしていきます。人に対して指導をおこなうのは、想像以上に難しいものです。そのため、新人教育の担当になると、それまでとは異なる新たな悩みに遭遇する可能性もあるでしょう。それをひとつひとつ乗り越えていくのも、整体師としての試練のひとつです。

仕事内容を把握して整体師を目指そう

仕事内容を把握して整体師を目指そう

整体師は患者の症状を緩和するために、さまざまな施術をおこなっています。患者の症状を治療することはできませんが、それでも整体師の施術によって体調が改善したと感じてくれる患者は多くいます。患者から感謝される場面も多いので、整体師はやりがいが大きな仕事だといえます。もちろん、整体師として一人前になるには、しっかりと勉強を重ねたり、技術を身につけたりしなければなりません。簡単にそういったものが身につくわけではないので、勉強は大変です。自分にとって効率的な勉強方法を選び、しっかりと学んでいく姿勢が求められるでしょう。整体師の勉強方法としては、スクールや独学だけでなく、通信講座もあります。さまざまな方法を組み合わせて勉強を進めるのもよいでしょう。仕事内容を把握していると、勉強も進めやすくなります。仕事内容を把握して整体師を目指しましょう。