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ワインソムリエの資格とは?種類や取得のメリットを紹介

ワインについてしっかりと学びたいなら、資格取得を目指すという方法があります。ワインソムリエには、さまざまな資格があります。レベルもたくさんの種類があるため、自分に合った資格を取得することでワインに関する知識やスキルの向上を目指せるでしょう。

ワインソムリエの資格とは、具体的にどのようなものでしょうか。また、種類や取得した場合のメリットも気になるところです。今回は、ワインソムリエの資格について、その種類や取得のメリットを詳しく紹介します。ワインの知識やスキルを身につけたい方は、参考にしてください。

ワインソムリエの資格とは?種類や取得のメリットを紹介

ソムリエの資格

ソムリエの資格とは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。まずは、ソムリエの資格を取り巻く状況についてチェックしておきましょう。

日本にはソムリエの国家資格がない

フランスにはソムリエの国家資格があります。しかし、そもそも日本には、ソムリエの国家資格はありません。そのため、日本でソムリエの資格をとりたい場合は、民間の呼称資格認定試験を受ける必要があります。

ソムリエの資格試験をしている団体は2つ

日本でソムリエの資格試験を実施している団体は2つあります。具体的には、日本ソムリエ協会(JSA)と全日本ソムリエ連盟 (ANSA) です。日本でソムリエの資格をとりたい場合は、このどちらかの団体から認定を受ける必要があります。

日本ソムリエ協会のソムリエ資格

日本ソムリエ協会が認定しているのは、JSAソムリエという資格です。日本でソムリエといえば、この資格が主流となっています。日本ソムリエ協会が認定する資格の種類や受験資格について紹介します。

資格の種類

日本ソムリエ協会で認定している資格は、「マスターソムリエ」「シニアソムリエ」「ソムリエ」「シニアワインエキスパート」に分かれています。マスターソムリエがもっとも位の高い資格です。2016年度まであった「ワインアドバイザー」はソムリエ、「シニアワインアドバイザー」はシニアソムリエに統合されています。なお、ワインエキスパートとは、ワインの一般愛好家を対象とした資格です。

受験資格

日本ソムリエ協会が実施する試験を受験するには、いくつか条件があります。まず、アルコールに関わる資格であることから、受験時に20歳以上でなければなりません。また、それぞれの資格ごとにワインやアルコールを提供している飲料サービス業に従事していることが条件となっています。

全日本ソムリエ連盟のソムリエ資格

日本のソムリエ資格としては、全日本ソムリエ連盟が認定しているANSAソムリエという資格もあります。こちらは、日本ソムリエ協会の資格に比べると、ワインに関する経験が少ない人でも資格取得を目指しやすい内容となっています。よって、初心者でも目指しやすい資格だといえるでしょう。全日本ソムリエ連盟のソムリエ資格の詳細について紹介します。

資格の種類

全日本ソムリエ連盟が試験を実施するANSAソムリエの資格としては、「プロフェッショナルソムリエ」「ソムリエ」「ワインコーディネーター」があります。全日本ソムリエ連盟の資格は、日本ソムリエ協会に比べると取得しやすい傾向があります。ワイン愛好家や酒類全般を扱う業態に従事している人など、さまざまな状況の人が受験して資格を取得しています。

受験資格

全日本ソムリエ連盟が実施するソムリエ資格も、受験時に20歳以上であることが必要です。また、受験に際して職業従事経験は求められません。全日本ソムリエ連盟の資格を取得しやすい理由はここにあります。たとえば、旅館などで飲み物のひとつとしてワインを提供することがある人でも、気軽に資格取得を目指せるでしょう。また、ワインを扱う仕事に興味がある学生でも資格を取得できるので、就職活動の際に強みとしてアピールする材料にもできます。

ソムリエの資格をとるメリット

ワインについて興味があるなら、ソムリエに関する資格を取得するとさまざまな場面で役立てることが可能です。ソムリエの資格を取得すると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、ソムリエの資格を取得するメリットについて紹介します。

信頼感が得られる

ソムリエの資格を取得すると、ワインのエキスパートとしての信頼感を得ることができます。なぜなら、資格を取得すると、ワインに関して一定の知識やスキルがあることを証明できるからです。どんなに知識やスキルがあっても、資格がなければ周囲の人にその技量を分かりやすく示すことは難しいでしょう。よって、ソムリエ資格を取得したほうが、ワインの知識やスキルをさまざまな場面で活かしやすいというメリットがあります。これからワインに関する仕事に就きたいという人でも、ソムリエに関する資格をもっているだけで興味や関心の深さをあらわしやすくなります。

知識を学べる

ソムリエの資格を取得するには、しっかりと知識を学ぶ必要があります。ソムリエ資格のレベルが高くなるほど、ワインについて多角的な知識が求められるでしょう。よって、資格取得を目指してしっかりと勉強すれば、そういった知識をしっかりと身につけることが可能です。それまでもっていた知識を改めて見直すことで、より正しい知識をしっかりと習得することができるようになります。また、ワインについて新しく体系的に知識を学びたいという場合にも、ソムリエの資格取得を目指すことは非常に大きな意味をもちます。資格取得を目指せば、何をどのように学べばいいのかという指針が明確になる分、安心して学習を進めることができるのも魅力です。

スキルの向上

ソムリエの資格取得を目指せば、その分ワインに関するスキルの向上を狙えます。ワインをおいしく飲むためには、選び方や飲み方などさまざまなことに気を付けなければなりません。ちょっとしたワインの扱い方の差によって、ワインの味や風味が大きく変わることも少なくないでしょう。ワインを楽しみたいなら、ワインに関するスキルは必要不可欠です。ソムリエの資格について学べば、そういった実践的なスキルを正しく理解することが可能です。ワインをきちんと正しい方法で飲みたいという場合には、ソムリエの資格取得を目指すことで希望を叶えることができるでしょう。

ワインソムリエの資格にはいろいろな種類がある

ワインソムリエの資格にはいろいろな種類がある

ワインソムリエについての資格は、たくさんの種類があります。レベルもそれぞれ違うので、自分に合った資格を選んで受験することが大切です。資格の種類によって受験資格に実務経験が必要な場合もあります。しっかりと受験資格を確認したうえで、目指す資格を決めましょう。ワインソムリエの資格を取得できれば、ワインについての知識やスキルをしっかりと証明するのに役立ちます。

ワインは非常に奥が深く、扱いが難しいものです。そのため、ただ闇雲に勉強を始めるよりもソムリエの資格取得を目指して体系的に勉強したほうが、正しい知識やスキルを習得しやすいでしょう。ワインはさまざまな国で多くの人に愛されています。そのため、ワインについてのしっかりとした見識があれば、一生の知識やスキルとして役立てられるはずです。仕事としてだけでなく、趣味としてワインを楽しみたい場合にも、ソムリエの資格について勉強してみるとよいでしょう。自分に合ったワインソムリエの資格をしっかりと勉強してみてください。