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薬膳の知識を仕事に活かしたい!資格の種類と役立つ仕事とは?

薬膳の知識をしっかり身につけたいという場合は、資格を取るのが有効です。薬膳は料理ですが、体のために食べるのであれば専門的な知識をもつことは必要不可欠だといえます。正しい知識を確実に身につけて活用するためにも、薬膳の資格やその活かし方について理解しておきましょう。

薬膳の資格を取って身につけた知識を仕事に活かすためには、どのようにしたらよいのでしょうか。今回は薬膳の知識を身につけることができる資格や仕事の種類について紹介します。薬膳に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

薬膳の知識を仕事に活かしたい!資格の種類と役立つ仕事とは?

薬膳に関わる資格って?

薬膳の知識を仕事に活かしたい!資格の種類と役立つ仕事とは?

薬膳に関わる資格とは、そもそもどういったものなのでしょうか。資格の取り方について確認する前に、薬膳の資格の位置づけについてくわしくみておきましょう。

薬膳は中医学の理論に従って作る料理

薬膳とは中医学の理論に従って作る料理のことをいいます。食材の種類や組み合わせによって、体のいろいろな不調を緩和する効果があるといわれていいます。薬膳の料理の中には、生薬や漢方を取り入れたメニューも多くあります。

資格をとることで薬膳の知識が身に付き仕事に活かせる

薬膳を作るなら、生薬や漢方に関する知識が必要不可欠です。こういったものは薬としても扱われることがあるので、料理といえども慎重に扱わなくてはなりません。とくに仕事として薬膳に携わるのであれば、間違いや勘違いは許されないでしょう。そのため、きちんと正しい知識を身に付けたうえで作るべきです。独学や見様見真似では、どうしてもそういった誤りが生じやすいものです。一方、知識をきちんと身につけることができれば、安心して知識を仕事に活かすことができます。

薬膳コーディーターの資格

薬膳に関する資格としては、「薬膳コーディネーター」という資格があります。薬膳を作るのであれば、ぜひ取得しておきたい資格なのでくわしく内容をみていきましょう。

資格の認定元の団体は「本草薬膳学院」

薬膳コーディネーターの資格を認定しているのは、「本草薬膳学院」です。薬膳に関するエキスパートを育てることを目指す教育機関です。そういった団体による資格認定であるため、薬膳についてしっかりとした知識を身につけることができます。

約100種類ものレシピを学ぶことができる

薬膳コーディネーターの資格取得のためのテキストとしては、中医学などに関する専門的な知識がまとめられたテキストがついてきます。ほかにも、約100種類のメニューが記載されたレシピブックがついてくるという特典も魅力的です。そのため、豊富な薬膳のメニューについて学ぶことができるでしょう。DVDで実際の調理の様子もみることができるため、知識を頭に入れるだけでなく実践しやすいのがポイントです。

薬膳アドバイザーの資格

薬膳に関する資格については、「薬膳アドバイザー」というものもあります。初歩的な資格ですが、ステップアップできる可能性もあるのが特徴です。そのため、薬膳についての知識を深める第一歩として取得を目指すのがおすすめだといえます。

薬膳に関する簡単な基礎知識が得られる

薬膳アドバイザーの資格を取得すれば、薬膳に関する食品や中医学の基礎的な知識を学ぶことができます。薬膳アドバイザーは講義を受けるだけで資格を取得することが可能なので、とても手軽です。興味があるならぜひ受けてみるとよいでしょう。ただし、手軽な分、薬膳アドバイザーの資格を取得したからといってすぐに薬膳のプロとして活躍できるほどのレベルになれるというわけではありません。それもあってか、薬膳アドバイザーの資格は、たとえば病院や濃いご施設で働く方のキャリアアップの1手段として取得している人が多いようです。

薬膳アドバイザーのステップアップ

薬膳アドバイザーの資格の上には、「中医薬膳指導員」や「中医薬膳調理師」という資格があります。そして、そのさらに上に「国際中医薬膳師」や「国際薬膳調理師」といった資格があります。薬膳アドバイザーはこういった資格を取得するための第一歩となるものです。こういった上位資格を目指すことにより、薬膳をメインにした仕事に従事することも可能になっていきます。いきなりたくさんの知識を身につけることは難しいので、少しずつ着実にステップアップしていくためには、薬膳アドバイザーの資格はとても役立つといえそうです。

薬膳の資格を活かす仕事は?

薬膳の資格を取得したら、どのようにして仕事に活かすことができるのでしょうか。薬膳の資格は薬膳をメインにした仕事のほか、さまざまなことに活かすことが可能です。薬膳に関する資格の可能性についてみてみましょう。

薬膳を教える料理教室

薬膳の資格を取得したら、薬膳料理を作る方法を教えるための料理教室を開くことが可能です。学んだ知識を活かし、理論をきちんと説明しながら作り方を教えることができるでしょう。教室に通う人にとっても、ただ作り方を習うよりも有意義な時間となるはずです。薬膳を教える料理教室を開くなら、薬膳に関する資格は取得しておきたいですね。一般的な料理教室を開く場合でも、薬膳の知識を踏まえたアレンジを加えることができれば、ほかの料理教室との差別化を図るのに大いに役立つでしょう。

薬膳料理の店を開く

薬膳料理に関する仕事としては、お店を開いて薬膳を提供するという方法もあります。知識を活かして適切なバランスで仕上げた料理を提供することができれば、本物の薬膳のお店を開くことも夢ではなくなります。もちろん、お店を自分で経営するとなればさまざまなことを学ばなければなりませんが、まずはその第一歩として薬膳の知識を本格的に学んでみてはいかがでしょうか。

健康・美容の分野で働く

薬膳の知識は健康や美容の分野でも大きく役立てることが可能です。昨今は、植物由来の成分に注目が集まっており、薬膳に対する人気も高まってきています。そのため、薬膳に関する専門的な知識をもつことができれば、正しい知識をお客様に伝えることができるでしょう。健康や美容のプロからそういった情報を聞きたいという人は多いので、そういった需要に応えることでより多くのお客様の信頼を獲得することにもつながるはずです。

薬膳の資格やそれを活かせる仕事は多種多様

薬膳の資格やそれを活かせる仕事は多種多様

薬膳の資格には複数の種類があります。どういった仕事に役立てたいのかという点をよく考えておくと、適切な資格を選べるようになるでしょう。薬膳の人気は高まっているので、少し知識があるだけでも仕事の内容によっては大いに役立つことが多いです。初級レベルの資格であれば簡単に取得できる場合もあるので、試しに受講してみるというのもよいかもしれません。それが新たな興味を広げるきっかけとなる場合もあるので、少しでも薬膳について知りたいと思ったら積極的に挑戦することをおすすめします。

なお、薬膳の知識は仕事に活かすことができますが、それ以上に自分自身の毎日の食生活にも大きく影響を与えるはずです。しっかりとした知識を身につけることで、薬膳のよい効果を存分に発揮させることができるようになるでしょう。自分自身でも実際に薬膳を活用していると、仕事に活かす際も説得力が増します。薬膳についての資格は実践的に身につけることでこそ、真の意味で役立てることができるでしょう。