ゴーヤのベランダ栽培は可能?植え付けから育て方を確認してみよう
記事更新日:2023年8月21日夏になるとゴーヤが食べたくなるという人も多いのではないでしょうか。ゴーヤはほどよい苦味があり、独特なおいしさを楽しめますよね。そんなゴーヤを家庭で栽培することができたら嬉しいでしょう。実際、ゴーヤは家庭でも育てることが可能です。
今回は、ゴーヤのベランダ栽培について紹介します。ベランダでゴーヤが作れたら、とても気軽にゴーヤのおいしさを楽しめるでしょう。ゴーヤをベランダで作ってみたいと思う人はぜひ参考にしてみてください。

目次

ベランダ菜園でゴーヤを育てることができるって本当?
ベランダ菜園では、本当にゴーヤを育てることはできるのでしょうか。ゴーヤと言えば、暑い地域で栽培されているイメージが強いですよね。ここでは、ベランダ菜園でゴーヤを育てることができるかどうかについて確認しておきましょう。
ゴーヤの性質
ゴーヤは熱い地域で栽培されているイメージがあるとおり、暑さに強いという特徴があります。そして、ゴーヤをしっかり成長させるためには充分な日照が必要となります。このような条件をきちんと維持することができるならば、ゴーヤをベランダ栽培で作ることも可能です。寒い時期にゴーヤを育てるのは難しいですが、暑い時期に合わせてベランダ菜園をおこなえばおいしいゴーヤを作ることができますよ。
暑さ対策にもなる
ゴーヤをベランダで栽培することには、さまざまなメリットがあります。ベランダ菜園でゴーヤを育てると、ある程度大きな植物に成長します。そのため、程よくベランダの窓を覆うことができるので、暑い時期に緑のカーテンとして活躍してくれるのです。おいしいゴーヤを育てつつ暑さをしのげるのは嬉しいですよね。
準備するもの
ベランダ菜園でゴーヤを育てる場合、どのようなものを準備する必要があるのでしょうか。ゴーヤをベランダ栽培するためにはさまざまなものを用意する必要があります。ここでは、ゴーヤのベランダ栽培に必要なものについて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ゴーヤの苗
ゴーヤを育てるときは苗を用意します。苗は子葉がまだついているものを選ぶのがおすすめです。そのうえで本葉が3~4本程度ついているとよいでしょう。さらに、節間が短くなっており、太くしっかりしている状態のものがよいです。古い苗は葉が小さかったり色が薄かったりします。そうではない苗を選ぶことがとても大切です。
培養土
ゴーヤを育てるためには、よい培養土も必要です。基本的には野菜用の土を選べば問題ありません。肥料入りの培養土など栄養がたっぷり詰まった土を選びましょう。
プランター
ゴーヤは浅く広く根を張ります。そのため、横に広めのプランターを選ぶ必要があります。最初に使用するプランターの大きさがゴーヤの成長に大きく影響する可能性が高いです。そのため、最初に使用するプランターは余裕があるものをきちんと選ぶことが大切です。
鉢底ネット・鉢底石
プランターの底には鉢底ネットや鉢底石を入れましょう。ただし、鉢底ネットが必要なのはプランターの底に穴がある場合のみです。さらに、排水用の「すのこ」がついたプランターを使用する場合、鉢底石は必要ありません。プランターのタイプに合わせて必要なものをそろえるようにしてください。
仮支柱
ゴーヤの栽培に当たっては、仮支柱も必要です。なるべく細いものを選ぶ用意しましょう。長さは60~70cm位のものを選ぶとちょうどよいです。
グリーンカーテン用ネット
グリーンカーテン用ネットを用意するときは、キュウリネットなどを選ぶとよいです。ホームセンターなどで探してみてください。
ミニスコップ
ゴーヤの植え付けの際にはスコップも使用します。苗を植えるために使うので、小さめのもので問題ありません。他のベランダ菜園で使用しているスコップがあればそれを使用してもよいでしょう。
じょうろ
ゴーヤはたくさんの水を必要とします。そのため、こまめな水やりができるようにじょうろも用意しておいてください。
肥料
ゴーヤの成長を促すためには、適度な肥料も必要となります。肥料にはさまざまな種類があるので、しっかりと植物に栄養を届けられるような肥料を選びましょう。
ゴーヤ栽培の始め方
ゴーヤの栽培に必要なものを一通りそろえることができたら、ゴーヤ栽培を始めることが可能です。ゴーヤ栽培を始めるときには、きちんと手順を確認して進めることが重要だといえます。ここでは、ゴーヤ栽培の始め方について説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
土入れ
まずはプランターの縁よりも3センチほど下のあたりまで土を入れましょう。プランターのタイプによっては、鉢底ネットや鉢底石も忘れずに入れるようにして管浅い。土を覆えるくらいのサイズのあるビニール袋を用意してかぶせておくと、土が乾燥してしまうことがなくなります。
植え付け
苗を植え付けるときは、最初に苗を水に浸しておき、しっかりと水分を吸わせるようにするとよいです。プランターの土にくぼみを作り、そこに苗を入れていきます。野菜の苗は根をほぐす必要はありません。
支柱立て・誘引
苗を植えたら支柱を立てましょう。支柱はゴーヤが雨や風で倒れてしまわないようにするために立てます。麻ひもなどを使用すると、支柱をしっかりと固定することができます。ただし、あまりきつく縛らないようにするのがポイントです。
水やり
ゴーヤの苗をきちんと固定できたら、たっぷりと水をあげましょう。最初にしっかりと水をあげることが大切です。ゴーヤの苗が土に定着するまでには少し時間がかかるため、それまでは特にしっかりと水を上げる必要があります。
ゴーヤの育て方
ゴーヤの苗を植えたら、どのように育てていけばいいのでしょうか。せっかくゴーヤを植えたなら、なるべくしっかりと育てていきたいですよね。ここでは、ゴーヤを植えた後の育て方について説明します。しっかりチェックしてゴーヤをきちんと育てられるようにしましょう。
水やりのコツ
ゴーヤは基本的にたくさんの水を必要とします。プランターの土が乾燥しているようなら、きちんと水を上げるようにしてください。朝と夕方に確認して水をあげるとよいです。なお、収穫の時期が近づいてくると、ゴーヤはより多くの水を必要とします。そのため、ゴーヤが育ってきたら、よりしっかりと水をあげるように心がけたほうがいいでしょう。
摘芯
ゴーヤの摘芯の時期はいろいろとあります。ゴーヤは生命力が高いので、摘芯をしなかったとしてもぐんぐん大きくなっていきます。一般的には本葉が5~6枚程度の頃に親づるを摘芯したり、親づると小づる2本を伸ばしたりする方法もあります。どのような育て方をしたいかを考えながら、自分に合った方法を選んでみてください。
追肥
追肥は一番果の収穫の時期からおこないましょう。頻度は2週間に1回が目安ではありますが、忘れてしまっても大きな問題につながることはありません。実際のゴーヤの様子を見ながら追肥するようにしましょう。
人工授粉
人工授粉は必要な場合のみで構いません。ベランダ栽培では受粉を促してくれる虫がなかなかやってこないこともあるので、そのような場合に試してみるとよいでしょう。雄花が咲いたら午前中に受粉をおこなってみてください。
虫や病気の対策
ゴーヤを育てるうえで課題となるのは、虫や病気です。いくら大切に育てていても、環境によっては虫や病気の問題が発生します。ゴーヤは基本的に無視や病気には強いといわれていますが、それでもそれぞれになる可能性はあるので注意が必要です。具体的には、うどんこ病、モザイク病、立ち枯れ病(苗立枯病)、青枯れ病などにかかることがあります。水をあげすぎたり、排水がうまくいっていなかったりする場合にこれらの病気になることがあるので注意が必要です。さらに、日が当たりにくかったり風通しが悪かったりする場合にもがついたりや病気になったりする可能性があるので気を付けましょう。
収穫の仕方
ゴーヤを育てていくと、やがて収穫が可能な時期がやってきます。ゴーヤの収穫はどのようにおこなえばいいのでしょうか。ここでは、ゴーヤの収穫の仕方について紹介します。
収穫のタイミング
ゴーヤの収穫は時期を見極めるのが難しいです。基本的には、ゴーヤが15~35センチくらいになると収穫の時期を迎える品種が多いです。品種によって収穫できる大きさを把握しておくと、収穫のタイミングを見極めやすいでしょう。
収穫方法
ゴーヤの収穫は、晴れた日におこなったほうがよいです。晴れた日の午前中を選ぶと、スムーズに収穫できます。ゴーヤが黄色くなると熟しすぎている証拠なので、黄色くなる前に収穫するようにしてください。
片付け方
ゴーヤの栽培を終えたら、きちんと片づけまでおこないましょう。ゴーヤの片づけはどのようにしておこなったらいいのでしょうか。ここではゴーヤの片づけについて確認しておきます。
片付ける時期
ゴーヤの片づけは10月初旬頃からおこなうとよいでしょう。数日かけておこなうと楽なので、計画的に時期を設定しておくとよいです。
やり方
ゴーヤの片づけでは、最初に根元を切断してください。そのまま2~3日置いておくと全体が乾燥するので、重みが減って片付けがしやすくなるのです。ネットから茎を丁寧に取り除いていきます。ネットは来年も使えるのでそのまま取っておきましょう。
ベランダでプランターを使ってゴーヤを育てよう

ゴーヤはプランターを使用すれば、ベランダでも簡単に育てることが可能です。ゴーヤを家で作ることができたら、よりおいしいゴーヤが食べられそうですよね。夏の時期に合わせてゴーヤを育て、おいしく食べてみてはいかがでしょうか。緑のカーテンにすれば暑さ対策もできるのでおすすめです。
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