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タロットカードの読み方は?リーディングの流れとコツ

タロットカードで占いをするときは、自分が引いたカードからメッセージを読み取ります。タロット占いには、決まった流れがあり、さまざまな方法でカードを読むことができます。いくつか気をつけるべきポイントもあり、方法を間違うと正確なメッセージを読み取ることができない場合もあるので、注意が必要です。

タロットカードからのとメッセージをしっかり読み取るには、どうしたらよいのでしょうか。今回は、タロットカードの読み方について、その流れやコツを紹介します。

タロットカードの読み方は?リーディングの流れとコツ

タロットの読み方(リーディング)の流れ

タロットカードの読み方は?リーディングの流れとコツ
タロットを読むことは、「リーディング」とも呼ばれています。まずは、タロットカードのリーディングの方法について、おおまかな流れを確認しましょう。

占う前の準備

タロット占いを始めるときは、必ず道具や心の準備を整えた上で行うようにしましょう。とくに、1枚1枚のカードを大切に扱うようにしてください。タロットカードを触るときは、必ず手をきれいにしておきます。また、タロットカードが疲れていると感じたときには、水晶などを使って浄化することも必要です。一通り必要なものがきちんとそろっていることを確認したら、クロスを敷いてタロット占いを始めましょう。

全部のカードを見る

はじめてタロットカードを使用する場合は、最初に全てのカードをよく見てしっかり触るようにしましょう。カードと顔合わせをするようなイメージです。今後、いろいろな悩みごとについて相談に乗ってもらうためにも、1枚1枚にきちんとあいさつすることが重要です。

占いたい質問を決める

タロットカードで占いをするときは、占いたい質問をなるべく明確にしておく必要があります。イエスかノーで答えられるような質問を用意しましょう。こうすることで、タロットカードは、質問に対してより的確な答えを出すことができるようになります。

シャッフルからカットまで

占いを始めるときは、まずカードのシャッフルを行ってください。タロットカードのシャッフルのしかたは、「ウォッシュシャッフル」と呼ばれています。重ねたカードを裏返しにした状態で机の上に置き、時計回りに混ぜていきます。タロットカードでは、自分の直感を信じることが重要です。自分の中でシャッフルを止めてもよいタイミングを感じたら、そのまま手を止めましょう。

タロットカードを読む(リーディング)

シャフルが終わったら、まずは一番上になっているカードを引いてみてください。そこに、いまの状況に必要な答えが示されています。ほかに、はみ出してしまったカードなどがあれば、それにも何か重要なメッセージが込められている可能性があります。 カードの意味が分からなくても、まずはじっくりカードを眺めてみることが大切です。自分自身がそこから何を感じるかという感覚に意識を傾けましょう。そのあとで解説書を開き、自分が直感で感じたことと照らし合わせながら、カードからのメッセージを読み解いていきます。

タロットの読み方(リーディング)のコツ

より正確にカードのメッセージを受け取るためには、ちょっとしたコツがあります。難しいことではないので、タロットカードを使用する際に少しずつ意識してみましょう。

インスピレーションを大切にする

タロット占いでは、インスピレーションがとても大切です。インスピレーションは、日本語でいうと、直感によるひらめきのことです。たとえば、占いの結果で出たカードが実際にもつ意味と、自分が直感で感じた事柄が異なる場合もあります。そういったときは、解説書を読みながら、総合的に判断することも大切です。ただし、自分の感覚が正しいという強い直感があるときは、それを優先することで、それまでにない解決策を見出せることもあります。

質問内容を明確にする

タロットの読み方の流れの中でも触れましたが、占いをするときは「何を占いたいのか」をはっきりさせることが重要です。より明確な答えを得るためにも、はっきりとした質問をカードに投げかけるようにしましょう。また、タロット占いでは、悩みとはいえないような質問をするのはNGです。占いによって解決策を見出したいことを質問するようにしてください。

近い未来を占う

タロットカードで占うことができる未来は、1週間から1ヶ月程度先の未来までです。どんなに先だとしても、3ヶ月以上あとの未来を占うことは難しいといえます。そのため、カードへ未来の質問をするときは、できるだけ遠くない未来を想定するようにしてください。何年も先の未来について質問したとしても、カードははっきりとした明確な答えを出すことはできません。

タロットカードを信頼する

タロット占いをするときは、カードとの信頼関係を大切にしましょう。占いは信用できないといった気持ちがあれば、カードにもそれが伝わってしまうかもしれません。そうなれば、カードも明確な答えを出すことはできないでしょう。占いで望まない結果が出た場合も、それを疑って何度も同じ質問をするのはNGです。最初に出た結果を踏まえ、解決策について考えてみてください。タロットカードが示す結果は、その後の自分の努力次第ではよい方向に変えていくことも可能です。

タロットの読み方(リーディング)の上達ポイント

タロットのリーディングを上達させるためには、いくつかのポイントをおさえると効果的です。

最初は大アルカナを使用した簡単なスプレッドを

タロットカードには、22枚の大アルカナと、56枚の小アルカナがあります。最初から全てを使用してもよいですが、初心者は大アルカナのみを使用するとよりタロットカードが扱いやすくなります。その上で、読むべき枚数が少ない簡単なスプレッドを行うのがおすすめです。スプレッドとは、タロットカードの配置のしかたのことです。タロットカードのスプレッドには、さまざまな種類があります。はじめのうちは、タロットカードを1枚使用する「ワンオラクル」、2枚使用する「ツーオラクル」といった基本のスプレッドを練習することで、スムーズにタロット占いを覚えることができるでしょう。

毎日カードに触れる

タロットカードによる占いを上達させたいなら、カードになるべく毎日触るようにしましょう。より深く正確にカードからのメッセージを受け取るためには、カードの扱い方やリーディングに慣れることも大切です。毎日、その日に起きた出来事と、タロットのメッセージを照らし合わせる習慣をもちましょう。そうすることで、タロットカードとの関係もより親密なものになっていきます。最初は簡単なスプレッドだけで構いません。タロットカードに慣れ、自信がついてきたと感じたら、より複雑なスプレッドにも挑戦してみましょう。

自分より他人を占う

タロットカードでは、自分のことも他人のことも占うことができます。ただし、自分自身を占うときは、どうしてもリーディングに主観や自分の希望を反映しがちになります。とくに初心者のうちは、その傾向が強くなりやすいです。そのため、できるだけ他人を占う機会をもつようにしましょう。そうすることで、よりタロットの読み方が上手になっていきます。

基本的な方法から始めてタロットの読み方をマスターしよう

基本的な方法から始めてタロットの読み方をマスターしよう

タロットカードの占いでは、直感が大切です。まずは、自分が引いたカードをみて何を感じるかを意識し、心の声にしっかりと向き合う練習をしましょう。その上で、カードそのものがもつ意味を把握しながら、少しずつリーディングを上達させていくのがおすすめです。タロット占いでは、さまざまな悩みについて占うことができます。日常にちょっとした不安があるときは、ぜひタロットカードに質問してみてください。