スムージーは太る!?原因と対策を解説
記事更新日:2024年6月11日スムージーは普段の食生活で不足しがちな栄養素を補うのに適しています。そのため、健康や美容に気を使う人にとっては、スムージーはとても頼りになる存在です。しかしながら、なかにはスムージーを飲むことで太ってしまったという人もいます。スムージーを飲んで太る原因とは一体どんなことがあげられるのでしょうか。
今回はスムージーが太る原因について詳しくみてみましょう。そのうえで、スムージーを飲んで太らないようにするための対策について紹介します。
目次
スムージーで太る原因
スムージーを飲んで太ってしまう原因としては、さまざまなことが考えられます。ダイエットや美容の効果を目指してスムージーを飲むのにもかかわらず、スムージーのせいで太ってしまっては元も子もないですよね。まずはスムージーで太ってしまう原因について確認しておきましょう。
レシピ自体が高カロリーか糖質が多い
スムージーは注意しないとフルーツを使用し過ぎてしまう恐れがあります。そのまま食べるとなると量が多くても、飲み物として飲むならそれほどの量ではない場合も多いです。そのため、さまざまなフルーツを加えていると知らず知らずのうちにカロリーが高くなってしまう恐れもあります。また、糖質を多くとり過ぎてしまうのも、太ってしまう原因の1つです。スムージーを作るときはどのくらいのカロリーや糖質になるのか確認したうえでレシピを用意したほうがよいでしょう。既存のレシピのカロリーが高いと感じたら、自分で調整をおこなうのも大切です。
いつもの食生活+スムージーの飲む量が多い
毎日3食しっかりと食べている場合、スムージーもたっぷり飲んでいると栄養のとり過ぎになってしまうこともあります。3食しっかり食べているなら、ビタミンを補う程度の少量のスムージーを飲めば十分でしょう。置き換えダイエットやスムージー断食をするときのようにたくさんスムージーを飲んでしまうと、カロリーの取り過ぎになる恐れがあるので注意が必要です。普段の食事とは別にスムージーを飲みたいという場合は、コップ1杯程度の少量におさえたほうがよいでしょう。「今日は栄養不足だ」と感じる日には少し多めに飲んでも構いません。スムージーは自分の食生活の実情に合わせて飲む量を調整することが重要です。
お菓子やデザートなどの間食が多い
スムージーに使用する果物には果糖が含まれています。自然由来の果糖もまた糖分の1種なのでとり過ぎると肥満の原因となります。そのため、お菓子やデザートなどの間食が多い人がスムージーを飲むと、糖分を余計にとり過ぎることになり、太る場合があります。スムージーは飲むだけで痩せるというものではないので、ほかの食べ物とのバランスを考えつつ摂取するようにしましょう。なお、本気でダイエットを目指すなら、お菓子やデザートはなるべく食べないようにしたほうがよいです。
置き換えをして他の栄養素が足りていない
スムージーによる過度な置き換えダイエットもまた太る原因を生み出している可能性があります。スムージーに頼り過ぎてしまい、燃焼系や代謝系の栄養素が不足すると、エネルギーをため込みやすい体になってしまいます。ダイエットしたいなら無理に食事制限をするのではなく、少しずつ時間をかけて痩せることを目指すべきです。ダイエットにスムージーを利用するのは決して間違いではありませんが、飲み方を誤らないようにする必要があります。
カロリーが高めなスムージー食材
スムージーによく使用される食材の中には、カロリーが高いものも多いです。栄養がたくさん詰まっている食材でも、摂取し過ぎると太る原因となるので注意しましょう。カロリーが高いスムージーの食材としては、たとえば以下のようなものがあります。スムージーに入れるときは、入れ過ぎに注意しましょう。
アボカド
「森のバター」ともよばれるアボカドは、非常に多くの栄養を含んでいます。ただし、その分、カロリーも高いので注意が必要です。毎回使用するのではなく、何回かに一度使用するようにすると食べ過ぎを防げます。
マンゴー
マンゴーもまたカロリーが高めな果物の1つです。濃厚な甘味があり、繊維も豊富で満足感が得られる果物ですが入れ過ぎには気をつけましょう。入れる量を少なめにしてほかの「果物とのバランスを考えるとよいです。
ナッツ類
ナッツ類も入れ過ぎると、スムージー全体のカロリーを上げる原因となってしまいます。スムージーにナッツ類を入れるなら、トッピングする程度におさえましょう。ナッツ類は高カロリーなので、スムージーのカロリー計算をする際は計算に含めるのを忘れないようにしてください。
太らないスムージーの摂取方法
飲んでも太らないスムージーを作るにはどういったことに気を付ければよいのでしょうか。最後に、太らないスムージーの摂取方法について説明します。ポイントをおさえれば太らないスムージーを作るのは難しいことではありません。太りにくくておいしいスムージーを作り、健康で美しい体作りに活かしましょう。
野菜をしっかり入れる
太らないスムージーを作るには、野菜をしっかり入れることが重要です。野菜の量が少ないと必然的にフルーツの量が増え、カロリーや糖分が増える恐れがあります。完熟したフルーツなら少量でもしっかりと甘みが出るので、野菜が多めでもおいしいスムージーを作ることができますよ。
フルーツを入れすぎない
スムージーには、フルーツをあまり入れ過ぎないように注意しましょう。野菜の量を増やしてもそれと同じようにフルーツの量を増やしていてはあまり意味がありません。フルーツは最小限の量におさえ、ほどよい甘みが感じられるように味の調整をしてみてください。
たくさん飲みたいなら置き換えにする
スムージーをたくさん飲んで栄養をとりたいという場合は、食事と置き換えるというのも1つの方法です。たとえば1日のうち1食をスムージーに置き換え、ほかの食事でスムージーではとり切れない栄養を補うようにしましょう。こうすれば、1日の中で栄養のバランスを上手に保つことができます。
スムージーだけに頼らず体を動かす
スムージーを飲んでダイエットを目指す場合も、決してスムージーだけを頼りにしてはいけません。必ず体を動かして脂肪を燃焼させるようにしましょう。食事制限だけでは健康的に痩せることは難しいので、運動と組み合わせることでより高い効果を発揮することにつながります。
適切な飲み方をすればスムージーで太ることはない
スムージーを毎日の生活に取り入れるのなら、飲み方が非常に重要です。適切な飲み方をしなければ、栄養が偏って太る原因となることも珍しくはありません。スムージーは甘くて飲みやすいのでつい飲み過ぎてしまうことも多いです。スムージーは飲み過ぎると狙った効果が得られないので十分注意しましょう。
しっかりと適量のスムージーを飲む習慣を身に付けられれば、スムージーを飲んで痩せることができます。栄養をしっかりとりながらのダイエットとなるので、体への負担も少なくて済むはずです。適切な飲み方でスムージーを継続することができれば、あとから高い効果を実感することもできます。せっかくスムージーを飲むのであれば、栄養面をよく考えて正しくスムージーを飲みましょう。