家族心理資格・夫婦心理資格の取得方法|おすすめの通信講座をご紹介!
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家族心理資格・夫婦心理資格の取得方法|おすすめの通信講座をご紹介!

家族心理資格や夫婦心理資格を取得すれば、コミュニケーションの不足や食い違いの問題を解消して、よりよい関係性を構築する方法を学べます。

ご自身が家族関係に悩まれている方や、悩んでいるご家族をサポートしたいと考えている方は、資格を取得することにより、問題解決の糸口をつかめるかもしれません。

この記事では、家族心理資格・夫婦心理資格の取得得方法や、資格の生かし方を解説します。
これから資格の取得を目指す方のために、おすすめの通信講座もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

家族心理資格・夫婦心理資格の必要性とは

現代社会では生活の多様化により、家庭内で「夫婦喧嘩」「親子喧嘩」「引きこもり」「DV」「虐待」など、さまざまな家族関係委に関する問題があります。
最初は小さな問題であっても、時間の経過とともに大きな亀裂に発展する可能性があるため、早めの対処が望ましいケースが少なくありません。

このような家族関係を解決するためのアプローチを学べる資格の一つが、家族心理資格や夫婦心理資格です。

家族心理資格・夫婦心理資格は、夫婦や家族の心理的な問題を解決する方法について正しく理解していることを証明する資格です。

例えば、DVやネグレクトなどの深い問題の解決は簡単ではありませんが、家族心理や夫婦心理を学べば、表面に現れた問題の根底にあるものが見えてきます。

専門知識を活かして、家庭環境の改善や、ほかの方に知識を共有して助けることもできます。
家族間、夫婦間に起こるトラブルを解決するためにも、夫婦心理と家族心理への理解が必要であり、家族心理資格や夫婦心理資格の需要が高まっているのです。

家族心理資格・夫婦心理資格に向いている人

家族心理資格や夫婦心理資格の取得は、大半の方にとって大きな意義のあるものです。

しかし、人間関係の中でも特にデリケートな部分を扱うため、誰でも手軽に取り組めるものではありません。
この章では、家族心理資格や夫婦心理資格の取得に向いている人の3つのタイプを解説します。

話しやすい雰囲気のある人

話しやすい雰囲気のある人は、家族心理資格や夫婦心理資格の取得に向いているでしょう。

家族や夫婦間の問題は、相談者が自身の思いをオープンに話すところからはじまります。
相談者が話しにくいと感じるようでは問題の本質が見えず、適切な対処法を提案できません。

また悩みを持つ人は、ただ悩みを聞いてほしいと感じている人も多いため、相手の気が住むまで話を聞いてあげる必要があります。
そのためにも、相談者が話しやすいと感じる人間性や話しやすい雰囲気づくりが重要です。

客観的に物事をとらえられる人

感情的にならず、冷静に物事を判断できる人も、家族心理資格や夫婦心理資格に向いているでしょう。
家族や夫婦の問題は、長い期間をかけて積み重なった経験や不満があるため、相談者は感情的になりやすいものです。

相談内容によっては怒りを感じたり同情したくなったりするようなものもありますが、相談を受ける側が感情移入しすぎると相談者に対して適切に対処できません。

客観的に事実を整理・分析して、冷静に解決策を提案する必要があります。

自分の意見を押し付けない人

資格の取得にあたり、自分の意見を押しつけたり頭ごなしに否定したりしないことも重要です。

相談者のなかには、悩みを人に相談できずやっとの思いで相談しに来る方も少なくありません。
否定や押し付けにより、相談相手は心を閉ざしてしまうでしょう。

家族間の問題は、個人の価値観や信念に大きく影響されるため、相手の立場や価値観を尊重することが大切です。

どのような意見でもまずは相手の意見を受け入れ、共感の姿勢を見せられる人家族間トラブルの相談に向いています。
(ただし、同情や感情移入をするのではなく、あくまでも共感の姿勢を示すことが重要です)

家族心理資格・夫婦心理資格の活かし方

家族心理資格や夫婦心理資格の取得後はどのような仕事ができるのかよくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは家族心理資格・夫婦心理資格を活かせる仕事をご紹介します。

家庭裁判所調査官

家族心理資格や夫婦心理資格は家庭裁判所調査官としての仕事に役立ちます。
家庭裁判所調査官は、家族間のトラブルに関する裁判において、当事者の話を聞いてまとめたり、心理的な援助したりする仕事です。

家族・夫婦心理に関する資格がなくても従事できるものの、生い立ちからや家庭環境から問題の根本的な原因を探したり動機を聞き出したりする際に役立つでしょう。

学校や児童クラブのスタッフ

学校や児童クラブのスタッフも、家族・家庭心理資格が役立つ仕事のひとつです。
学校や児童クラブなど子どもを預かるところでは、親子関係のトラブルを抱えている家庭もあります。

状況によっては子どもの保護が必要なケースもあるでしょう。
適切な知識があれば、保護者や子どもの様子から早期対応が可能になります。

カウンセラー

資格の取得後は、カウンセラーとして働くのも選択肢のひとつです。

カウンセラーが活躍するフィールドは多数あります。

・企業内カウンセラー
・独立型カウンセラー
・医療施設や福祉施設内のカウンセラー

フィールドによって具体的な仕事内容がそれぞれ異なりますが、共通するポイントは相談者の声に耳を傾けて方向性を指し示すことです。

夫婦間、親子間のトラブル改善に関するセミナーの開催や、家族間トラブルに関する情報を発信するブロガーとして活動するなど、カウンセラーとしてさまざまな働き方が考えられるでしょう。

家族心理資格・夫婦心理資格のおすすめの6選

家族心理資格や夫婦心理資格は、多数の資格があります。
この章では、心理学やカウンセリングを専門に学んでいない方でも取得を目指せる初心者向けおすすめ資格を6つ厳選してご紹介します。

夫婦カウンセラー

夫婦カウンセラーは、一般財団法人日本能力開発推進協会が認定する資格です。
家族間に起こるトラブルのなかで、とくに夫婦の問題に特化した知識があることの証明になります。

夫婦の現状を正しく理解したうえで、関係を修復する方法から離婚まで相談者にアドバイス可能です。
試験では、夫婦カウンセラーの基礎知識やカウンセリングの実践スキル、離婚に関する知識などを問われます。

受験資格 協会が指定する認定講座の受講
受験料 5,600円(税込)
受験申請 インターネット
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 指定のカリキュラムを終了後
参考:一般財団法人日本能力開発推進協会

家族心理士

家族心理士は、NPO法人日本家族カウンセリング協会が認定する資格です。
家族心理士の資格があると、夫婦関係、親子関係など、家族間のトラブルへの対処ができることを証明できます。

家族心理学、臨床心理学、発達心理学、社会心理学など、多角的に心理学を学ぶことで、家族の多様な悩みに対処できるようになります。

家族心理士を取得することで、家族のメンタル面を重視したサポートをおこなえるでしょう。

受験資格 ・協会から養成指定を受けた団体が受講を妥当と認めた者
・心理・福祉・医療・教育・産業・司法関係等の専門職従事者
・心理学及び関連領域の大学生、大学院生及び卒業修了者
・一般社団法人日本家族心理学会かNPO法人日本家族カウンセリング協会に在籍している
受験料 ・書類請求費用:1,100円(税込)
・認定審査料:22,000(税込)
・資格登録料:33,000円(税込)
受験申請 郵送
合格基準 不明
試験日程 協会が指定する日程
参考:NPO法人日本家族カウンセリング協会

家族心理カウンセラー

家族心理カウンセラーは、日本生活環境支援協会が認定する資格です。
この資格は、家族間の心理状態に着目して、問題解決できる能力を証明できます。

試験では、夫婦関係を改善するためのカウンセリング方法や妥協案の出し方、アダルトチルドレンについての知識が問われます。
資格の取得後は、家族問題、夫婦問題、親子問題の心理面をサポートするスペシャリストとして、カウンセラーや講師としても活動できるでしょう。

受験資格 とくになし
受験料 10,000円(税込)
受験申請 インターネット
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 2ヶ月に1回ペースで開催

家族相談士

家族相談士は、NPO法人日本家族カウンセリング協会が認定する資格です。
試験では、家族カウンセリングの理論やカウンセリングの技法、家族間トラブルに関する社会問題についての知識を問われます。

家族相談士の資格を取得することで、家族間の問題を抱える方のケアをおこない、アドバイスをおこなえるようになります。
家族の悩み解決のサポートをおこなうだけではなく、保育現場での保護者への対応や医療機関における患者の家族への対応にも役立つでしょう。

受験資格 ・協会から養成指定を受けた団体が受講を妥当と認めた者
・心理・福祉・医療・教育・産業・司法関係等の専門職従事者
・心理学及び関連領域の大学生、大学院生及び卒業修了者
・一般社団法人日本家族心理学会かNPO法人日本家族カウンセリング協会に在籍している
受験料 ・書類請求費用:1,100円(税込)
・認定審査料:22,000(税込)
・資格登録料:33,000円(税込)
受験申請 郵送
合格基準 不明
試験日程 協会が指定する日程
参考:NPO法人日本家族カウンセリング協会

家族療法カウンセラー

家族療法カウンセラーは、一般財団法人日本能力開発推進協会が認定する資格です。
家族間の問題が生じた際、その原因は家族との関係性にあるという考え方のもと、問題解決に向けてサポートするのが家族療法カウンセラーの役割です。

家族が本来それぞれに持っている問題解決能力を引き出すことで、不安定な精神状態や問題行動を改善していきます。
資格の取得により、子どもやパートナーの心身にかかわる問題に対して、どのように関わるべきかをアドバイスできるようになるでしょう。

受験資格 協会が指定する認定講座の受講
受験料 5,600円(税込)
受験申請 インターネット
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 指定のカリキュラムを終了後
参考:一般財団法人日本能力開発推進協会

チャイルドカウンセラー

チャイルドカウンセラーは、一般財団法人日本能力開発推進協会が認定する資格です。
子どもの心理を理解することで、不登校や虐待などのトラブルを解決に導くスキルを身につけられます。

試験では、チャイルドカウンセリングの知識やカウンセリング能力に関する職業能力などが問われます。
資格の取得後は、家庭や学校で起こる子どもの問題行動やトラブルを改善、解決するために活躍できるでしょう。

受験資格 協会が指定する認定講座の受講
受験料 5,600円(税込)
受験申請 インターネット
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 指定のカリキュラムを終了後
参考:一般財団法人日本能力開発推進協会

家族心理資格・夫婦心理資格の学び方

家族心理・夫婦心理の資格を取得するための勉強方法を確認しておきましょう。
主な方法として、学校で学ぶ方法と通信講座で学ぶ方法があります。
それぞれの特徴やメリット、デメリットを解説しますので、参考にしてください。

大学や専門学校で学ぶ

大学や専門学校で学ぶ場合、体系的なカリキュラムにより、基本から応用まで幅広く学べるのがメリットです。
専門家の指導を受け、実務に活かせる実践的な知識を得られます。
学生同士で交流する機会が多く、同じ分野で学ぶ仲間とのネットワークが広がるでしょう。

デメリットとしてあげられるのが、学費が高くいことと資格を取得するまでの期間が長いことです。
長期間の学習が必要であり、通学や授業スケジュールを調整しなければならず、働いている方や子育て、介護で忙しい方は継続がむずかしい場合もあるでしょう。

大学や専門学校で学ぶ方法は、時間や費用に余裕がある人におすすめです。

通信講座で学ぶ

通信講座で学ぶ方法は、自宅で学習できるため時間や場所に縛られないのがメリットです。
自分の進度に合わせて学習できるので、仕事や家庭の都合でまとまった時間を確保できない方でも両立しやすいでしょう。

デメリットは、自己管理が必要で、計画的な学習が求められることです。
勉強時間を自分で自由に決められるからこそ、計画性がなければいつまでたっても学習が進まない可能性もあります。
対面授業がないため、質問や交流の機会が限られる点も考慮しておく必要があるでしょう。

通信講座は、自分のペースで学びたい人や仕事や家庭との両立を考えている人におすすめの学習方法です。

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まとめ

家族心理資格・夫婦心理資格を取得すると、夫婦関係や親子関係など、家庭内のデリケートな悩みの相談に乗ったりアドバイスをおこなえるようになります。
スキルを身につけることで相談員として人の役に立つだけではなく、自身の家族関係の改善にも役立つでしょう。

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「家族や夫婦の問題を解決したい」「悩んでいる人の力になりたい」と考えている方は、資格の取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。