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資格を仕事に!安眠の資格を仕事に活かそう

人間が生きるために必要なもののひとつが睡眠です。しかし、睡眠に関して悩みを抱える日本人はとても多く、睡眠の質については社会問題にもなっています。正しい眠りができていない場合には、肉体的にも精神的にも大きなダメージを負ってしまいます。
そこで、必要になってくるのが安眠の知識と資格です。ここでは、睡眠の大切さと安眠の資格を活かせる仕事についてご紹介していきます。

睡眠のメカニズムとは?

睡眠とは、どのようなしくみになっているのでしょうか。睡眠をつかさどるシステムと構成される種類は以下のとおりです。

眠りのリズム

私たちの睡眠は、大きく2つのシステムで形作られているといわれています。
まずは、システムが疲労の蓄積による「睡眠欲求」で、これは起きている時間が長ければ長いほど強くなり、眠りに入ると急速に減少します。もうひとつのシステムが体内時計から発生される「覚醒力」で、一日の決まった時刻に増大し、この力が強くなることで睡眠欲求に打ち勝ち、眠りから覚め、日中に眠気を感じることなく活動できるようになるのです。

この睡眠欲求と覚醒力の2つのバランスが整い、上手に作用しているのが、理想の状態です。どちらかが強すぎても弱すぎても、健康的な生活を営むことはできないのです。

正しい睡眠とは?

睡眠のサイクルには、深い眠りである「ノンレム睡眠」と、浅い眠りの「レム睡眠」があり、人々はそれを一晩に4~5回ほど繰り返しながら、睡眠をとっています。なお、体が最も休まるのは1~2回目のノンレム睡眠の時です。時間にしては、寝入ってから約3時間あたりといわれており、このタイミングでノンレム睡眠に達することが、心身ともに休ませることができ、「よく眠れた」と思える状態なのです。

2016年に行われた総務省の「社会生活基本調査」によると、日本人の平均睡眠時間は7時間42分です。睡眠時間が少ないのはもってのほかですが、だからといって必要以上に睡眠をとりすぎるのも良くありません。
睡眠は、量ではなく質。何時間以上寝れば良いという基準は人によってさまざまですから、基本的には体内時計や体の調子と相談をしていきながら、自分に合った睡眠時間を見つけ、規則正しい生活をすることが大切といえるでしょう。


睡眠不足が引き起こすリスク

正しい睡眠習慣ができていないと、下記のようなさまざまなリスクを引き起こす原因となる可能性があります。

  • ストレスの増大

    睡眠不足のリスクの中で、代表的なのがストレスの増加です。
    ストレスは、ありとあらゆる病気の原因となるものですから、睡眠によってしっかりと心も体も休息をとり、リラックスさせてあげなければなりません。

  • 免疫力の低下

    睡眠不足は、免疫力の低下も引き起こします。
    慢性的な寝不足や不眠症によって免疫システムの働きが低下することが、さまざまな研究で明らかになっています。そのため、感染症などにもかかりやすくなってしまうのです。

  • 肥満のリスクが高まる

    ある研究では、短時間睡眠が続くと、活動時間が増えても代謝が落ちるため、1日のエネルギー消費量は通常睡眠(7時間)をとった場合と変わらないものの、食欲抑制ホルモンの分泌が減ることがわかっています。また、深部体温が低下し体内時計の乱れを招き、それによって腸内細菌のバランスが崩れることで、肥満のリスクが高まると考えられています。

  • 脳機能に悪影響を及ぼす

    睡眠不足や睡眠の質が悪いことによって眠気に襲われ、判断力、集中力、作業能力といった脳機能に悪影響を及ぼします。
    これらの能力の低下はヒューマンエラーを引き起こし、思わぬ事故に巻き込まれてしまう可能性が高まります。

安眠の資格が活かせるフィールドとは?

ここまでご紹介してきたとおり、睡眠の重要性は非常に高く、だからこそ安眠の資格を活かせるフィールドも数多く存在します。

睡眠を扱うサロン

安眠の資格の活かし方で代表的なものは、睡眠を扱うサロンやスクールにおいて、快眠セラピストとして活躍する方法です。
これらの施設やサービスは、近年、注目度も高まってきていますので、睡眠に悩む多くの人々のニーズに応えることができるでしょう。

寝具メーカーでの活躍

寝具メーカーなどで、質の高い睡眠をサポートするための商品の設計・開発に携わることもできるかもしれません。各メーカーは、個人の感覚としてではなく、知識や裏付けがしっかりとある安眠商品の開発を目指していますので、有資格者を欲しがっています。

病院などの医療機関での睡眠指導

睡眠の質が悪いと、心と体に悪影響を及ぼします。睡眠の質の向上のために、近年では、病院などの医療機関や高齢者向けの施設などでも、正しい睡眠の知識が求められています。


仕事に活かす!SARAの安眠講座

安眠の資格を取得して、仕事やプライベートで活かしていきたいという方は、SARAの安眠講座がおすすめです。
1日30分という短時間の勉強でも、約半年あれば資格の取得が可能。勉強時間を増やしていけば、最短2ヵ月での取得も目指せます。この講座では、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)の「快眠セラピスト」と、日本インストラクター技術協会(JIA)の「安眠インストラクター」という2つの資格試験対策を学ぶことができます。なお、プラチナコースの講座を修了すれば、両資格の取得も可能です。


睡眠の持つポテンシャルは高く、
その知識は非常に重宝される

睡眠のメカニズムから、それによって引き起こされるリスク、質の良い睡眠について解説してきました。
人々の安眠に対するニーズは近年非常に高まってきており、身に付けた知識は、プライベートはもちろん、仕事においても幅広く活用していくことができるはずです。安眠の資格は、仕事で使いたいと考えている人だけでなく、もっと元気に日常生活を営みたいという人にとってもおすすめです。

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