犬のバリカンの種類は?特徴と選び方について押さえよう
記事更新日:2023年8月21日犬の毛をカットするときは、ハサミだけでなくバリカンを使用する方法もあります。バリカンは一気に犬の毛をカットできるのでとても便利です。バリカンはどのようなものを選べばいいのでしょうか。犬用のバリカンの中にもいろいろな種類があるため、きちんとポイントを理解して選ぶ必要があります。
今回は犬のバリカンの種類や特徴について説明します。使い方や注意点にも触れるので、正しくバリカンを使えるように必要な知識をここで確認しておきましょう。

目次

犬用バリカンの種類と特徴
犬用のバリカンと一口にいっても、いくつか種類があります。犬用のバリカンとしては、どのような種類があるのでしょうか。バリカンは種類によって特徴も異なります。ここでは、犬用のバリカンの種類と特徴について紹介します。
全身カット用
犬用のバリカンには、全身をカットするのに使うタイプがあります。全身カット用のバリカンは、定期的に全身のお手入れをするならあったほうがよいでしょう。ただし、初めて犬にバリカンを使う場合は、まずは部分カットから始めた方が安心です。そのため、全身カット用のバリカンは後から購入したほうがいいかもしれません。
部分カット用
犬用のバリカンとしては、犬の体の細かい部分をカットするのに使うタイプもあります。部分カット用のバリカンは、細かい部分をカットするのに適しています。たとえば、足裏や肛門まわりなどにバリカンを使うなら、部分カット用がおすすめです。部分カット用のバリカンは音もそれほど大きくなく、力を入れずに使うことができます。そのため、初心者でも簡単に使うことができます。
犬用のバリカンの選び方
では、犬用のバリカンは具体的にどのようにして選べばいいのでしょうか。犬用のバリカンは大まかな種類にわかれていますが、実際には販売しているメーカーや型番などによっても、特徴は異なります。ここでは、犬用のバリカンの選び方を説明するので、バリカンを選ぶときはぜひ参考にしてみてください。
扱いやすい重さ・大きさ
犬用のバリカンは、扱いやすさがとても重要です。飼い主にとって扱いにくいバリカンだと、犬にとっても危険な場合があります。そのため、飼い主が実際に手に取ってみて、扱いやすい重さや大きさのものを選ぶようにしましょう。そうすることで、実際に犬の体に使用するときも安全に使えるものを選べます。
静穏設計
犬用のバリカンを選ぶときは、静穏設計になっているものを選びましょう。なぜなら、犬がバリカンの音に驚いたり、怖がったりする可能性もあるからです。犬がバリカンの音に反応すると、どうしてもおとなしくしてくれないので、バリカンを当てるときにも危険です。犬の気持ちをしっかり考慮してバリカンを選びましょう。
コードレスタイプ
犬用のバリカンは、できればコードレスタイプのほうが便利です。コード式だとバリカンを使っている間に絡んでしまうことがあります。そうなると、犬の毛をスムーズにカットできないので要注意です。
お手入れがしやすい
犬用のバリカンはお手入れのしやすさも考慮しましょう。特に水洗いできるものだとお手入れが楽です。犬の毛をバリカンでカットすると、細かい毛がたくさんバリカンにくっつきます。そのため、簡単にきれいにできるバリカンのほうが便利です。使ったあとは毎回きれいにできるバリカンを選びましょう。
カットの長さ調節機能
バリカンを選ぶときは、カットの長さを調節できる機能がついているものがおすすめです。カットの長さを調節する機能がついていない場合、飼い主がバリカンの当て方を工夫して長さを調整しなければなりません。慣れていれば上手にできるかもしれませんが、慣れていないとそれはなかなか難しいです。一度カットしすぎてしまうと後戻りはできません。慎重にきちんと長さをそろえられるバリカンを選ぶようにしましょう。
用途に合った刃を選ぶ
犬用のバリカンについては、用途に合った刃を選ぶことも大切です。犬用のバリカンには全身用と部分用があり、それぞれ刃が異なります。用途に合った刃を選ぶことで、スムーズに犬の毛をカットすることが可能です。
犬用バリカンの基本の使い方
犬用のバリカンは、どのようにして使えばいいのでしょうか。バリカンは比較的安全に使えますが、それでも正しい使い方をしないと上手に毛をカットすることはできません。ここでは、犬用バリカンの基本の使い方を説明します。
皮膚に対して水平にバリカンを当てる
犬用バリカンを使うときは、皮膚に対して水平にバリカンを当てるようにしましょう。刃を立てすぎないように注意する必要があります。犬に傷をつけることがないよう、丁寧に作業しましょう。
前にまっすぐ動かす
犬用バリカンは基本的に前にまっすぐ動かして使います。横に動かしてもきれいにカットすることはできません。なお、バリカンを動かす速さはゆっくりさせるようにしましょう。あまり速いスピードでバリカンを動かしても毛はカットされません。
部位別の使い方
犬用バリカンは部位に合わせて使うことも大切です。まず、顔まわりについては目や口元に注意しましょう。そして、皮膚を伸ばすようにしながらカットするのがポイントです。さらに、お腹まわりは毛の流れに沿ってカットしていきます。お腹を見せてくれるのを待って落ち着いてからカットするのが重要なので、まずはお腹をなでてあげるとよいでしょう。加えて、お尻まわりについても毛の流れに沿ってカットしていきます。尻尾を優しく持って少しずつ慎重にカットしてください。そして、足まわりは肉球を傷つけないように注意が必要です。足裏の毛の流れに逆らう方向を意識してカットしていきましょう。
犬用バリカンを使用する際の注意点
犬用バリカンは刃物なので、使用する際は注意したいこともあります。注意点を守らないと思わぬトラブルにつながる可能性もないとはいえません。ここでは、犬用バリカンを使用する際の注意点を紹介します。
けが
バリカンを使うときに最も注意したいのは、けがです。特にバリカンを使うとき、犬は興奮状態になりやすく、危険です。まずはバリカンの音に慣れさせることを優先し、撫でてリラックスさせるようにしましょう。
毛の長さ
バリカンで毛をカットするときは、カットのし過ぎに注意が必要です。季節に合った毛の長さにカットすることを意識し、極端なカットは避けるようにしましょう。
手入れ
バリカンは細かいパーツに分かれています。そのため、きちんと手入れをすることで清潔に保つようにしましょう。刃の切れ味が悪くなったら替え刃を用意して万全の状態に整えることも大切です。
犬に合ったバリカンを選んだら使い方を覚えよう

犬用バリカンはいろいろな種類があります。安全に正しく使うには、犬に合ったものを選ぶことが大切です。そのうえで、しっかりとバリカンの使い方や犬の反応を理解する必要があります。バリカンは便利ですが、誤った使い方をすると危険もあるので注意しなければなりません。無理に犬にバリカンを当てるのではなく、最初は時間をかけて慣れさせることを意識しましょう。バリカンに慣れてくれば、犬も怖がったり驚いたりしなくなっていきます。バリカンを使って犬の毛を上手にカットできるようにしましょう。
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