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子犬にトリミングは必要?いつからできるのか解説!

子犬のトリミングはいつからおこなうことができるのでしょうか。また、そもそも子犬にはトリミングが必要なのか、という疑問をもっている方もいるかもしれません。トリミングは子犬にとっても重要なケアとなるケースが多いです。そのため、犬を飼うならトリミングについて知っておくことは重要だと言えます。

今回は子犬のトリミングの必要性やできる時期について解説します。子犬のトリミングについて詳しく知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

子犬にトリミングは必要?いつからできるのか解説!

子犬のトリミングはしたほうがいいの?

そもそも子犬のトリミングはしたほうがいいのでしょうか。犬が小さいうちは成犬とは異なる対応が必要な場合もあるので、トリミングについてもどうしたらいいか迷ってしまいますよね。とはいえ、トリミングは基本的に子犬にとっても必要なものです。トリミングはどうして必要なのでしょうか。ここでは子犬のトリミングの必要性について押さえておきましょう。

子犬のトリミングが大事な理由

子犬のトリミングが必要な理由は1つではなく、さまざまな理由があります。まず、トリミングは子犬の体を清潔に保つために必要なことです。犬の体は毛でおおわれているため、どうしても菌が繁殖しやすく、排泄物も体に残りやすくなっています。なお、長い毛は熱い季節に熱中症を引き起こす原因にもなります。加えて、毛にはノミやダニがついてしまうこともあるため、定期的なトリミングできれいにしてあげることが大切です。また、トリミングをおこなえば毛並みを整えることができるので、見た目を可愛くする効果も期待できます。子犬に合ったカットにすることで、より愛情を注ぎたくなるでしょう。

トリミングが不要な犬種もいる

子犬にとってもトリミングは必要なものです。ただし、犬の中にはトリミングが不要な種類もいます。それは、ダブルコートといって上毛と下毛の2重構造をもつ犬種です。たとえば、チワワや柴犬などが該当します。ダブルコートの犬の場合は、こまめにブラッシングをするようにすれば、改めてトリミングをしなくても換毛期にきちんと毛が生え変わっていきます。

子犬のトリミングはいつから?

では、子犬のトリミングはいつからおこなうことができるのでしょうか。子犬にトリミングが必要とは言っても、トリミングを開始できる時期には決まりがあるため注意が必要です。ここでは、子犬のトリミングができる時期について確認しておきましょう。

はじめてのトリミングの一般的な時期

子犬のトリミングは、生まれてからの期間やワクチンの接種の有無が関係します。生まれてからの期間は、生後3か月以上がトリミングをおこなえる条件です。また、ワクチン接種については摂取後1週間以上の期間が空いていることが求められます。これは、トリミングをおこなうサロンの中で犬の感染症を起こさないためです。

犬種によって時期も多少前後する

トリミングが可能な時期は、犬種によっても異なります。そのため、実際にトリミングをおこなう時期については、犬種を考慮して決めることが大切です。ペットショップなどで相談すれば、トリミングについても適した時期を教えてもらえるでしょう。

子犬をペットサロンに連れて行く場合

子犬をペットサロンに初めて連れていくとなると、どうしたらいいか不安に思う人もいるかもしれません。しかし、きちんと準備を整えて行けば、特に困ることはないでしょう。ここでは、子犬をペットサロンに連れていく場合にチェックしておきたいことを紹介します。

事前に確認すべきこと

子犬をペットサロンに連れていくなら、まずは子犬がペットサロンに行ってもよい時期かどうかきちんと確認しましょう。特にワクチンの時期が過ぎていなければ、他の犬に迷惑をかけたりその子犬自身が病気になってしまったりする恐れがあります。安全を守るためにも、時期の確認は重要です。また、ペットサロンに行くときは何が必要なのかについてもしっかりチェックしておいたほうがよいでしょう。加えて、サロンに行ってから慌てないようにするためには、施術の内容や料金についてもひととおり把握しておいたほうがいいです。情報を収集も怠らないようにしましょう。

当日までの注意点

ペットサロンに行くと決めたら、当日までに注意したいこともあります。まず、子犬の体調の変化には気をつけましょう。万が一、サロンに行く日になって体調が悪くなってしまったら、無理に普段とは環境が異なるサロンに連れて行くのは、やめたほうがよいです。また、サロンでは子犬が水にも触れることになるため、事前に水に慣れさせておくことも重要です。なお、サロンへ行く直前に子犬に食事を与えることは控えるようにしましょう。

自分で子犬をトリミングする場合

子犬については、飼い主が自分自身でトリミングをおこなうことも可能です。飼い主がトリミングをする場合、どのような手順でおこなえばいいのでしょうか。ここでは、自分でトリミングするにはどうしたらいいか説明します。

準備するもの

自分で子犬のトリミングをする場合は、ハサミやバリカンを使って毛の長さを整えていきます。犬の毛の状態に合わせて選ぶようにしましょう。また、トリミングをする場合は、ちょうどよい高さのテーブルに乗せるとやりやすいです。

トリミングのやり方

トリミングをおこなうときは、まず子犬の体の毛を全体的にブラッシングします。ホコリやふけをとり、毛流れを整えるのがポイントです。ブラッシングが済んだら、今度は毛の流れに沿って毛をカットしていきましょう。全体のカットが終わったら、バリカンで毛先を整えるときれいに仕上がります。なお、爪や耳のケアも一緒におこなう場合は、爪切りと耳掃除もおこないましょう。最後にシャンプーをしてドライヤーでしっかり乾かすと、自宅でのトリミングは終了です。

注意点

子犬のトリミングは飼い主が自分でおこなうこともできますが、注意点もあります。まず、子犬が嫌がっている場合は無理にやらないことが大切です。無理に子犬を押さえつけたり引っ張ったりすると、思わぬケガにつながる恐れもあります。トリミングではハサミやバリカンなどを使用するため、安全面には細心の注意を払ったほうがよいでしょう。試してみてうまくできそうにないときは、プロにお任せするというのも賢い方法です。

子犬のトリミングをきちんとしてあげよう

子犬のトリミングをきちんとしてあげよう

子犬にとってトリミングは健康を保つための重要な手段となります。また、見た目もかわいらしくすることができるのも大きなポイントです。子犬のトリミングにはさまざまなポイントがあるため、それぞれをきちんと押さえたうえでトリミングを実施するようにしましょう。トリミングは時期が早すぎるとサロンで対応してもらえないことがあります。よって、トリミングをする時期についてはきちんと計画を立て、そのうえで実行するようにしてください。トリミングは自宅で飼い主がおこなうこともできるので、必要な道具をそろえて実施しましょう。ただし、犬の性格によってもトリミングをスムーズにできるかどうかは大きく異なります。少しお金がかかってもプロに依頼したほうがよいケースもあるので、犬のタイプに合わせて方法を選ぶことが大切です。子犬のトリミングをし、子犬が心地よく健康に過ごせるように配慮してあげましょう。