漢方とは
漢方薬膳の知識を活かせる仕事4選
漢方・薬膳の知識は、どのような仕事に活かすことができるのでしょうか?ここでは、漢方・薬膳の知識を活かせる4つの仕事について見ていきましょう。

漢方薬剤師
漢方薬剤師は、漢方薬・生薬の専門家。ドラッグストアや調剤薬局などに在籍し、漢方薬を調剤するのがおもな仕事です。漢方薬には、一般用漢方と医療用漢方の2種類があります。厚生労働省で承認されている一般用漢方製剤は、2012年に31処方が追加され、現在は294処方、そのうち医療保険の適用のあるものは148処方となっており、調剤師や漢方薬剤師は、その中から患者の症状に最も適したものを選ぶ必要があります。
最近では、漢方薬を専門に取り扱う漢方薬局も増えてきています。漢方薬局の薬剤師は、カウンセリングも仕事のうち。患者から症状をヒアリングして不調の原因を探り、調剤を行うのです。調剤薬局と比べて取り扱う漢方薬の種類が多く、患者の体質に合わない薬を選ぶと強い副作用が起こる可能性もあるため、漢方薬に関する深い知識が必要です。

食品・飲料・製薬メーカーの社員
「冷えに悩む人が増えている」「未病を不安に思う人が増えている」など、多くの人がなんとなく感じている悩みに寄り添った商品がヒットすることは珍しくありません。生薬の中には、一般的にあまり知られていないものも数多くあります。飲料や食品、製薬メーカーに勤めている人が、漢方・薬膳の知識を身に付けることで、新しい商品のアイディアが広がったり、ベンチマーク商品との差別化を図ったりできる可能性も少なくないでしょう。

薬膳料理店のスタッフ
八角やなつめ、クコの実など、家庭ではなかなか使用しない食材を使ったり、デトックスや美肌づくりを目的とした料理を提供したりする薬膳料理店。「おいしく食べてきれいになれる」と、女性を中心に人気が高まっています。最近では、料理の一部に漢方や薬膳食材を取り入れたり、一人ひとりの体質に合わせた薬膳スープを提供したりするカフェやレストランも増えているようです。
飲食店で働いている人が、漢方・薬膳の知識を身に付ければ、オリジナルレシピの開発をしたり、お客様にアドバイスをしたりすることができ、キャリアアップにもつながりやすくなるでしょう。

美容家やエステサロンのスタッフ
お客様から美容に関する相談を受けることが多い、美容家やエステサロンのスタッフ。漢方・薬膳の知識を身に付けることで、体の中からアプローチする方法についてもアドバイスできるようになります。
肌が乾燥しやすい、シミができやすい、便秘になりやすいなど、お客様の悩みは人それぞれです。一人ひとりの体質や症状に合わせてアドバイスすることができれば、リピーターになってもらえる確率もぐんと上がるでしょう。
漢方・薬膳の資格を取るメリット
調剤薬局や漢方薬局で働くには薬剤師の資格が必要ですが、仕事で生薬を扱ったり、薬膳メニューを提供したりするにあたって、特別な資格は必要ありません。しかし、漢方・薬膳の知識が浅いと、体の不調や悩みを相談されたときに自信を持って回答することができず、お客様に不安を与えてしまうでしょう。
漢方・薬膳の効果や効能は、書籍やネットでも調べることができます。しかし、わからないことをその都度調べていると、体系的な知識は身に付きにくいもの。漢方・薬膳について体系的に学びたいけれど、忙しくてなかなか学校やセミナーに通う時間が取れないという人におすすめなのが、通信講座です。
SARAの漢方・薬膳資格講座なら、漢方・薬膳の歴史や思想など、基礎からしっかり学ぶことができます。講座修了後、試験に合格すれば「漢方コーディネーター」と「薬膳調整師」の2つの資格を取得することができます。資格取得を目標に据えて学ぶことで、仕事に活かせるレベルの知識を無理なく身に付けることができるでしょう。
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