刺繍資格のおすすめ5選!刺繍資格でできることや取るメリットも解説!
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刺繍資格のおすすめ5選!刺繍資格でできることや取るメリットも解説!

刺繍は、近年趣味としても仕事としてもその魅力が見直されています。

例えば、洋服やバッグのリメイクの方法やオリジナルの刺繍作家について、テレビや雑誌で特集が組まれることも珍しくありません。

「興味はあるけど、刺繍は手先がよほど器用でなければできないのでは?」と思われるかもしれませんが、基本さえしっかりと身につければ誰でも刺繍の技術を身につけられます。
そして、刺繍資格を通じて学べば、未経験の方でも最短2ヶ月で刺繍の技術習得が可能です。

この記事では、刺繍資格の魅力や5つのおすすめ刺繍資格をご紹介します。
資格の学び方についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

刺繍の人気が再燃!基本的な情報を解説

最近では、ミシンを持たないご家庭が多いなど手芸はあまり親しまれていないように思われがちですが、反対に趣味として楽しむ方から刺繍の魅力が再発見されています。

この章では、刺繍の歴史や今後の可能性について解説します。

刺繍の種類・歴史

刺繍とは、針と糸を使って平面や立体の模様をつくることです。
糸の種類や縫い方を変えることで、さまざまな表現ができます。

古代エジプトのピラミッドからはビーズ刺繍が施された布が発見されるなど、刺繍にはとても長い歴史があります。。

100種類以上もあるといわれる刺繍の種類のなかで、代表的なものは以下のとおりです。

・十字刺繍
・ステッチ刺繍
・フリースタイル刺繍
・黒ステッチ

刺繍の種類や糸の使い方により作品のテイストは大きく変わります。
その特徴や味わいを活かして、現代ではファッション・インテリア雑貨・アート作品などさまざまな分野で刺繍が親しまれています。

近年の刺繍人気と可能性

近年では、刺繍の人気が高まっている理由の一つとして、表現の幅が従来以上に広がっていることが挙げられます。

刺繍には、手作りの温かみ・独創性・繊細さがあるため、刺繍作品ならではの魅力を感じている方が増えています。

加えて、デジタル技術との融合も大きなポイントです。
デジタルミシンなどの機器を使用することにより、刺繍ならではの温かみに、緻密で細やかなデザインを実現できます。

実際に、近年の刺繍作品は立体的に感じられるものや、ストーリー性を感じさせるものなど、クリエイティブな技術が広がっています。

刺繍資格の活かし方

仮に資格がなくても刺繍を手軽に楽しめますが、資格を取得することでその活かし方が大きく広がります。

この章では、刺繍資格の活かし方を解説します。

趣味として刺繍を楽しめる

刺繍の技術が高まれば、趣味として楽しむ際にも幅が大きく広がります。
技術が身につく前よりも繊細な表現ができたり、イメージ通りの形を表現できたりすることで、以下のメリットを感じられるでしょう。

・ゆったりとした時間を過ごせる
・より表現の幅が広がり、感受性が豊かになる
・小物や洋服の自作やアレンジができる
・家族や知人に作品をプレゼントして喜んでもらえる

刺繍は、時間を忘れて没頭できるとても魅力的な趣味です。
なぜなら、刺繍は手元に集中し、完成までは1針1針集中を維持しなくてはならないためです。

作業に集中しているうちに、日常生活の悩みを忘れてリフレッシュしたり、自分自身の興味を改めて自覚したりするなどの再発見があるでしょう。

手芸関係の仕事に活かせる

刺繍資格があれば、手芸関係の仕事にも活かしやすくなります。
直接技術を生かして就職する方法や、個人作家として活動するなど、活かし方はさまざまです。

ここでは、どのような活用方法があるか、いくつか例を紹介します。

服飾加工・雑貨製作関連の製作・作業スタッフ

服飾加工や雑貨製作関連の作業スタッフは、刺繍資格を直接活かせる仕事です。

オリジナルの洋服を作成したり、古着をリメイクしたりする際に、ワンポイントとして刺繍を入れることでセンスのある洋服に仕上げられます。

また、刺繍の技術を高めることで、糸がほつれることのない高品質な刺繍を作れるようにもなります。

手縫いの刺繍技術を有している人が少なくなっているからこそ、資格の希少性もアピールしやすい点も刺繍資格の大きなメリットです。

手芸店の販売スタッフ

手芸店の販売スタッフも、刺繍の技術を直接活かせる仕事です。

手芸店では、布や手芸用品を販売するだけではなく、作業を代行したり、手芸教室開催などのイベントを企画したりする仕事があります。
このとき刺繍資格があれば、自信をもって顧客に刺繍の仕方を提案したり、デザイン案を提案したりするなどの形で、刺繍の技術を効果的に活用できます。

質の高い製品や手本を提示することで、顧客からも繰り返し注文を受けられるようになり、店舗の売り上げアップにも貢献できるでしょう。

刺繍作品の販売・ハンドメイド作家

刺繍作品は、インターネットやフリーマーケットで販売できます。

刺繍資格をもっていることが売り上げに直結するわけではないものの、刺繍施術の基本を身につけることで目を引く作品を販売できるようになります。

また、細部の丁寧さや品質に関して購入者から高い評価を受けることで、よい口コミや評判が広がり、刺繍制作者としての人気・知名度が高まっていくでしょう。

刺繍作品やハンドメイド作品の制作者として知名度が高まれば、本業や副業として大きな収入の柱にすることができます。

刺繍教室の講師

個人事業主として、教室を開講することもできます。
刺繍資格を取得することで、スキルと実績の証明になり、集客時のアピールにもなるでしょう。

近年では自宅での開催以外にオンラインでの開催も可能です。
オンラインであれば、時間や場所の制約を受けにくくなり、住んでいる地域以外にも生徒を募集できます。
少人数開催や、プライベートレッスンのように講師自身が教えやすい範囲を設定してもよいでしょう。

おすすめの刺繍資格5選

刺繍資格はさまざまな種類があり、資格の取得方法や費用、学べる技術にも違いがあります。
そのため、自分にあった資格を選ぶことが大切です。

ここではおすすめの刺繍資格を5つ厳選し、紹介します。

刺繍アドバイザー資格

刺繍アドバイザー資格は、日本生活環境支援協会(JLESA)が主催する刺繍資格です。
刺繍に関して、種類ごとの知識、縫い方、図案の描き方まで理解していることが求められます。

資格取得後は、刺繍アドバイザーとして活躍できる他、自宅やカルチャースクールで講師活動をすることも可能です。
受験資格は特にありません。

<資格試験の概要>
以下に関する知識

・フランス刺繍
・ビーズ刺繍
・リボン刺繍
・コード刺繍
・ターハンガー
・ミシン刺繍
・ニードルポイント
・クロスステッチ
・刺し子

受験資格 特になし
受験料 10,000円(税込)
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験、期日までに解答用紙を提出
合格基準 70%以上の評価
試験日程 偶数月
資格名称 刺繍アドバイザー資格

刺繍デザイナー資格

刺繍デザイナー資格は日本インストラクター技術協会(JIA)が主催する民間の刺繍資格です。
刺繍ごとの種類や針の刺し方を理解し、実践できることが求められます。

資格取得後は刺繍デザイナーとして活動ができ、自宅やカルチャースクールでの講師活動ができます。

<資格試験の概要>
以下に関する知識

・刺繍の種類/刺繍に使う針や道具
・刺繍で作れるもの
・色の組み合わせ
・刺繍を刺す構図や配置
・額の選び方
・フランス刺繍について
・リボン刺繍について
・ビーズ刺繍について

受験資格 特になし
受験料 10,000円(税込)
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験、期日までに解答用紙を提出
合格基準 70%以上の評価
試験日程 偶数月
資格名称 刺繍デザイナー資格

日本手芸普及協会認定の刺繍資格

公益財団法人日本手芸普及協会では、以下3つの技法についてmp資格を取得できます。

・ステッチ100
・白糸刺しゅう
・区限刺しゅう

それぞれの技術について、「本科」「高等科」「講師科」「指導員」のコースに分かれています。
上記すべての技法で指導員になり、かつ「師範養成講座」と「指導者のためのアドバンスプログラム」を修了すると、刺しゅう部門最高位の「刺しゅう師範」の資格取得が可能です。

受験資格 特になし
受験料(税込) 本科:3,300円
高等科:5,500円
講師科:11,000円
指導員:22,000円
受験申請 講座の受講
受験方法 在宅受験、期日までに解答用紙を提出
試験日程 随時
資格名称 ステッチ100/白糸刺繍/区限刺しゅう

戸塚刺しゅう協会認定の刺繍資格

戸塚刺しゅうは60年以上の歴史を持ち、ヨーロッパの刺繍をもとにして 日本人の感性や刺し進めやすさに合わせてアレンジした刺繍技術です。
初級から上級まで3つのコースを進み、師範になるとレッスンができるようになります。

<資格試験の概要>
・初級
バックステッチやクロスステッチなど30種類のステッチ
・中級
ハーダンガーバークやドロンワークを含む20種類のステッチ
・上級
初級と中級で学んだステッチを20種類以上使用して、オリジナルの上級課題作品を提出

受験資格 特になし
(中級以上は下位資格を取得していることが条件)
認定料 初級:10,000円
中級:20,000円
上級:30,000円
受験申請 申込書を郵送
受験方法 必要課題を制作し提出
試験日程 随時
資格名称 戸塚刺刺しゅう

楽習フォーラム認定の刺繍資格

学習フォーラム推進協議会が認定する資格は、刺繍の技法ごとに以下の資格取得が可能です。

・オートクチュール刺繍アクセサリーディプロマ
・オートクチュールビーズ刺繍ジュエリー
・ソウタシエジュエリーディプロマ
・ビジューソウタシエディプロマ
・刺しゅうステッチ検定

講座を修了し、作品審査を受けることで、それぞれの技法についての資格を取得できます。
資格取得後は、認定インストラクターとして活動でき、講座を開催することも可能です。

受験資格 特になし
認定料(税込) オートクチュール刺繍アクセサリーディプロマ:11,000円
オートクチュールビーズ刺繍ジュエリー:33,000円
ソウタシエジュエリーディプロマ:11,000円
ビジューソウタシエディプロマ:11,000円
刺しゅうステッチ検定:33,000円
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 講座修了後、作品審査を受ける
試験日程 随時
資格名称 オートクチュール刺繍アクセサリーディプロマ/オートクチュールビーズ刺繍ジュエリー/ソウタシエジュエリーディブロマ/ビジューソウタシエディプロマ/刺しゅうステッチ検定

刺繍を取得する方法

刺繍資格を取得する方法はいくつかありますが、それぞれにかかる時間や費用が変わるため、自分にあった方法を選ぶことが大切です。
この章では、刺繍資格を取得する方法についていくつか解説します。

独学で学ぶ

書籍・テキスト・動画などを参照すれば、刺繍を手軽に学べます。

独学の最大のメリットは、学習にかかる費用を最小限に抑えられることと、マイペースに学べることです。
趣味としてもアートのジャンルとしても人気の刺繍は、多くの教材が市販されています。

ただし、独学の場合には明確な目標設定が必要です。
途中で飽きてしまったり、ほかの仕事や趣味を優先してしまったりすると、実用的な技術が身につきません。

また、刺繍は手元の繊細な動きやコツを必要とする作業であるため、テキストを読むだけでは十分に理解できない場合があることも理解しておきましょう。

とはいえ、独学は手軽にスタートできるので、まずは刺繍について実際に楽しんでみたい方にとてもおすすめです。

教室に通う

全国各地に刺繍を学べる教室があります。
教室に通えば、講師から直接指導を受けられ、一緒に情報交換したり楽しみを共有したりできる仲間と指導を受けられます。

講師に制作行程を見てもらいながら直接指導を受けられ、効率よく技術を身につけやすいことがメリットです。
また、資格取得後は講師や仲間からのサポートを受けられます。

しかし、デメリットとしては取得したい教室が近くにない可能性があることです。
また地域によっては、講師の質に差があることもあります。

教室に通う学び方は、条件面で合致する方には限られるものの、魅力的な学び方の一つです。

通信講座を利用する

刺繍は通信講座を利用して学ぶこともできます。

通信講座には、一定のペースを守って学習することで、目安の期間で目標とするレベルまで技術を引き上げられるように、プロが監修したカリキュラムが組まれています。

自宅の隙間時間などを活用して体系的に学習できるため、初心者の方や実用的なレベル習得の自身がない方におすすめです。
また、プロのカリキュラムでしっかりと基本を身につけたい方も、通信講座のメリットを大いに感じられるでしょう。

刺繍資格の中には通信講座でも資格取得ができるものもあり、最短1ヶ月ほどで時間をかけずに資格取得を目指せることが特徴です。

刺繍資格の取得ならSARAスクールがおすすめ

資格取得の方法としておすすめできるのが、SARAスクールでの刺繍資格取得です。
SARAスクールは通信講座で在宅での受講ができます。

SARAの刺繍資格講座は資格協会に認定された講座です。
プラチナコースにおいては課題を提出すれば講座修了と同時に刺繍アドバイザー資格と刺繍デザイナー資格の資格を取得できます。

そのため、時間の余裕がなく、できるだけスピーディに資格取得を目指したい方におすすめです。

SARAスクール 基本コース プラチナコース
資格試験 各自で申し込み 講座中の課題提出のみ
受講期間 最短3ヶ月 最短1ヶ月
認定試験受験費用 各資格10,000円 免除

まとめ

刺繍資格を取得することでスキルや知識の証明になり、就職・転職や個人で仕事をする際にも役立ちます。
また、資格取得をすることで、自宅などで講師として活動できるようにもなります。

そのため、刺繍を仕事で活かしたい場合には、資格取得を目指すのがおすすめです。
初心者でも資格取得を目指しやすいのが、刺繍アドバイザー資格と刺繍デザイナー資格です。

SARAスクールのプラチナコースであれば、最短1ヶ月で2種類の資格の同時取得が可能なため、できるだけ時間をかけずに資格取得を目指したい方はぜひ受講を検討してください。