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憧れの仕事!インテリアデザイナーとは?

インテリアデザイナーと聞くと、おしゃれでかっこいいイメージがありますよね。インテリアデザイナーはどういった仕事をしているのでしょうか。実際のところを聞かれると、正確なイメージが湧かないという人も多いかもせれません。

実は、インテリアデザイナーになるために必要なのはデザインの知識だけではありません。ほかのある能力をもつことも非常に重要です。今回は、インテリアデザイナーの仕事についての基本について紹介します。インテリアデザイナーに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

憧れの仕事!インテリアデザイナーとは?

インテリアデザイナーとは?

憧れの仕事!インテリアデザイナーとは?

インテリアデザイナーとは、どういった仕事なのでしょうか。インテリアデザイナーの仕事には、大きく分けて2つの種類があります。まずはそれぞれの仕事内容についてみてみましょう。

室内空間の環境設計

インテリアデザイナーの中には、室内の空間全体をデザインする分野があります。建築設計者や依頼主などと打ち合わせをおこないながら、インテリアのデザインについて決めていきます。テイストや色の組み合わせなどについて自分のもつ知識を活かしつつ、依頼者の希望にできるだけ合わせたかたちでのデザインを提案する必要があります。そういった意味では、インテリアデザインに関する能力だけでなく、提案力も必要な職種だといえるでしょう。

コンセプトに沿ったインテリア設計

インテリアデザイナーとしては、家具や照明器具などのインテリア用品を設計する分野もあります。空間に馴染むことをイメージしたり、反対に部屋のアクセントとなることを想定したりしながら、インテリアのデザインを考えていきます。とくに会社に勤めてインテリアをデザインするなら、会社で決めた方針に沿ったインテリアを作っていく必要があるでしょう。その過程では、自分がよいと思ったものでも採用にならない可能性は大いにあります。センスを磨きつつ、求められているものを作れるように意識することが重要です。

インテリアデザイナーのやりがいは?

インテリアデザイナーになれば、どのようなやりがいが得られるのでしょうか。インテリアデザイナーにはおしゃれなイメージがありますが、それだけでなく仕事としても大きなやりがいがあります。

クライアントの理想をかたちにする

インテリアデザイナーはクライアントなどのイメージを聞きながら、それを実際に具現化していくのが仕事です。そのため、相手から口頭で聞いたイメージをうまくかたちにすることができれば、クライアントはとても喜んでくれます。自分が作ったもので人に喜んでもらえるというのはとてもうれしいですよね。クライアントのイメージに沿ったデザインをするためには、クライアントのイメージをしっかり引き出すことが必要です。なかには、自分のイメージを的確に表現できないクライアントもいるでしょう。そういった場合には、インテリアデザイナーとしての経験をもとに、相手のイメージをうまく引き出していかなければなりません。それが大変な場合もありますが、しっかりと相手の求めるものを理解することで相手に納得してもらえるデザインができるようになります。

たくさんの人と関わって作り上げる

インテリアデザイナーとして働くと、たくさんの人と関わりながら作り上げるという場面がほとんどになります。クライアントだけでなく、インテリアや空間を作り上げる技術者とともにいろいろなことについて協議しながら仕事を進めていきます。もちろん、ときには衝突することもあるかもしれません。その場合は、言い合いになる可能性もあります。しかしながら、それは本気で仕事に向き合っている人ばかりだからこそ起きることです。同じ目標に向かって仲間とともに邁進できるというのは、とてもやりがいを感じられるそうですよね。成功すれば同じように喜び合えるというのも素敵なことではないでしょうか。

自分の考えたデザインや図面がかたちになる

インテリアデザイナーになると、自分の考えたデザインや図面がかたちになっていく過程を目の当たりにすることができます。自分が考えたものがまわりの人の手によって具現化されるというのは、日常ではなかなかないことです。デザインがかたちになるまでには、大変なこともたくさんあるかもしれません。そういったことを乗り越えたうえで完成するので、うれしさはより大きくなることでしょう。また、仮に公共の場のデザインであれば、家族や友人に見てもらうことができるといううれしさもあります。自分自身も日常的にそのデザインを目にできるようであれば、その後のモチベーションアップにも大いに役立ちそうですね。

インテリアデザイナーに向いている人って?

インテリアデザイナーは、インテリアに関するさまざまなポイントに目を向ける必要があります。細かいところまで気を配れるというのがインテリアデザイナーにとってなくてはならない資質です。では、それは具体的にはどういった意味なのでしょうか。インテリアデザイナーに向いている人の具体的な能力についてみてみましょう。

美的センスや色彩感覚のある人

素敵なインテリアデザインをするためには、デザインに関する知識をしっかりと持ち合わせている必要があります。美的センスや色彩感覚など、ほかのデザイナーと共通する能力が必要なのはいうまでもありません。そのうえで、インテリアについて空間をイメージする能力も必要だといえるでしょう。こういったものは、生まれもった素質も関係あります。しかし、もっとも重要なのは、きちんと勉強を重ねるということです。インテリアデザインは芸術とはまた違ったものなので、ある程度知識に沿って組み立てることが重要になります。センスがあるからと高をくくり、専門的な知識を学ぶことをおろそかにするようでは、インテリアデザイナーとして成功するのは難しいかもしれません。

クライアントの要望を叶えるためのコミュニケーション能力

インテリアデザイナーになるなら、必要なのはデザインに関する知識やセンスだけではありません。インテリアデザイナーはクライアントと実際にやり取りをすることで、クライアントの要望をしっかり把握しなければなりません。また、そのうえで自分のデザインを提案し、クライアントに気に入ってもらえるように説明することも必要です。そういった面から考えると、インテリアデザイナーにはコミュニケーション能力も重要だといえます。

インテリアデザイナーの仕事に就こう!

インテリアデザイナーの仕事に就こう!

インテリアデザイナーの仕事には、たくさんのやりがいがあります。多くの人と協力しながら、仕事上のいろいろな目標を達成していくことになるでしょう。インテリアデザイナーとしてのそういった経験は、他の仕事ではなかなか味わえないものです。大変な部分も多い仕事ですが、その分やりがいも大きくなります。

インテリアデザイナーになるためには、もともとの自分の美的センスを活かすことも重要です。ただし、それ以上にインテリアについてきちんと勉強して知識を身につけることも必要だといえるでしょう。たくさんのすばらしいインテリアデザインを見て、感覚を磨いていくことが大切です。しっかりと努力を重ねることができれば、インテリアデザイナーとして成功することができるはずです。常に勉強をするという姿勢をもち、勉強を重ねていきましょう。