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インテリア業界で働くために役立つ資格を取ろう

未経験でインテリア業界で働こうと思ったら、やはり何か資格を取得しておきたいと思いますよね。インテリアの仕事に役立つ資格にはたくさんの種類があります。難易度は資格によってさまざまですが、なかには初心者でも取得しやすい資格があります。インテリア業界を目指すなら、まず資格を取得してみてはいかがでしょうか。

今回は、インテリア業界で働くために役立つ資格の種類について解説します。自分はインテリア業界でどういった仕事がしたいのかについてよく考えたうえで、取得する資格を選ぶとよいでしょう。

インテリア業界で働くために役立つ資格を取ろう

インテリア関連の資格とは?

インテリア業界で働くために役立つ資格を取ろう

インテリアに関する資格とはどのようなものがあるのでしょうか。まずはその全体像について紹介します。

必須の資格はない

実はインテリアデザイナーやコーディネーターになるために、必ず取得しなければならない資格というものはありません。実際に活躍するためには、実務的な知識や技能が必要です。そのため、資格の有無に関係なく経験や実績が評価される傾向にあります。 しかし、実際には何かしらの資格を取得しておいたほうが有利に働くことが多いのは事実です。就職するときは、履歴書に資格の名前が書いてあったほうが印象はよくなるでしょう。また、名刺などに有資格者であることが記載されていれば、クライアントも安心して仕事を任せられるはずです。資格を取得するということは、試験に合格できるくらいの知識があるということの証明でもあります。そのため、資格を取得するということは技能の証明にもなるのです。そのため、資格を取るなら、自分が就きたいと思っている仕事に特化した資格を取るのがおすすめです。

民間の資格や国家資格が存在する

インテリアに関する資格には、民間の資格のほか国家資格もあります。民間の資格は比較的取りやすいものも多いので、手始めに興味があるものを選んで受けてみてはいかがでしょうか。たくさんの資格を取得すればそれだけ活躍の場が広がりますが、必ずしも必要でないものもあるので、自分にとって意味のあるものを上手に選んで取得するのが重要なポイントとなります。もちろん、比較的難易度が低いものから挑戦してみて、インテリアに関する仕事が自分に合っているのか確認するのもよいでしょう。いずれにせよ、資格認定のための試験を受けるには受験料がかかりますし、それなりの勉強量が必要なので無理のない範囲で取り組むことが重要です。

インテリアデザイナーの資格

インテリアに関わる資格として有名なのは、インテリアデザイナーの資格でしょう。ここでは、インテリアデザイナーの資格について概要を説明します。

日本デザインプランナー協会が認定

インテリアデザイナーの資格は、日本デザインプランナー協会が認定しています。合格率は30%程度だといわれており、しっかりと勉強しなければ合格は難しそうです。インテリアデザイナーとしての表現力やインテリアに関する商品の知識などさまざまなことが問われる試験です。

インテリアデザイナーの資格を受験するには

インテリアデザイナーの試験の受験料は1万円程度です。受験を申し込むと自宅に試験問題が送られてきます。試験問題を自宅で回答し、それを返送することで受験は完了します。受験資格の制限がなく、試験は2ヶ月ごとにおこなわれるので受験しやすい資格だといえるでしょう。

インテリアコーディネーターの資格

インテリアコーディネーターもまたインテリアの資格としては有名です。インテリアコーディネーターの資格についてくわしくみていきましょう。

社団法人インテリア産業協会が認定

インテリアコーディネーターの資格は、社団法人インテリア産業協会が認定しています。合格率は、23~27%といわれています。一次試験の学科試験と、二次試験の論文やプレゼンテーションに分かれているのが特徴です。学科試験では、インテリア商品や販売に関する基礎知識が問われます。

インテリアコーディネーターの資格を受験するには

インテリアコーディネーターの試験の受験料は、受験の仕方によって2種類に分かれています。同一年度内に一次試験と二次試験の両方を受験するつもりなら基本タイプを選択し、受験料は1万4400円です。また、一次試験のみを受けるつもりなら一次試験先取りタイプを選択し、受験料は1万1300円となります。受験会場は、日本全国の12会場に設けられます。年に一度しか開催されないため、しっかりと勉強して受験したほうがよいでしょう。

もっていると強い建築士の国家資格

インテリアに関わる仕事をするなら、建築士の国家資格を有していると非常に心強いです。建築士の資格には、大きく分けて3つの種類があります。それは、一級建築士、二級建築士、木造建築士です。一級建築士は実務経験を経て2年以上経たないと取得できません。ただし、二級建築士や木造建築士であれば、実務経験があるという時点で受験することが可能です。 建築士の資格があれば、インテリアの枠を超えて大きな仕事ができる可能性も出てきます。もちろん。民間の資格に比べれば、難易度はかなり上がります。しかし、自分の目的に合う資格であれば、努力して取得を目指してみてはどうでしょうか。建築士の資格があれば、かなりの説得力をもってインテリアに関する仕事に従事することができるようになるはずです。

他にもおすすめの資格

インテリアに関する資格としては、ほかにもたくさんの種類があります。ここでは、その中でもとくにおすすめの資格について紹介します。

インテリアプランナー

インテリアプランナーの資格は、公益社団法人建築技術教育普及センターが認定している資格です。合格すれば、レベルの高いインテリア設計の専門家として認定されたことになります。試験日は毎年11月頃で、全国7都市で実施されます。受験料は2万5000円程度ですが、受験項目によって多少変動する場合があります。インテリアや建築に関する知識が問われる学科試験、図面の作図能力が試される実技試験があります。学科試験の合格率は50~60%、実技試験の合格率が20~30%です。

カラーコーディネーター

カラーコーディネーターの資格は、色の効果的な組み合わせについて学ぶことができる資格です。試験では、色が人に与える印象やビジネスに役立つ色の組み合わせについての理解度が問われます。1~3級があり、途中の級からの受験や併願も可能です。インテリアに関わらず、ファッションや化粧品などさまざまな分野における色について学ぶことができます。

資格を取得してインテリア業界で働く第一歩に!

資格を取得してインテリア業界で働く第一歩に!

インテリア業界で働くなら、まずはインテリアに関わる資格を取得してみましょう。資格を取得するためには、自ずとインテリアについてくわしい知識を身につけることになります。それはインテリア業界で働くための第一歩となるはずです。インテリア業界では資格よりも実際の経験や実績が重要になる場面も多いです。しかしながら、そういったものを積むためには、まずは基本的な知識を身につけておくことが必要不可欠だといえるでしょう。資格の取得を目指せば、正しい知識を確実に身につけることができるのでおすすめです。まずは手始めに難易度が低いものから取得を目指すのも1つの方法です。インテリア業界を目指すなら、資格を取得して働くための土台作りをおこないましょう。