インテリアの基本知識!おしゃれな部屋作りをしよう
記事更新日:2019年8月26日部屋のインテリアをおしゃれにして楽しみたいと思いませんか。とはいえ、部屋全体のインテリアを考え始めると、意外と思うようにいかず難しいと感じることも多いです。せっかく素敵なインテリアをそろえたはずなのに、実際に配置してみると何となくまとまりがない印象になってしまったというケースも決して珍しくはありません。
部屋のインテリアをおしゃれに上手に配置するには、どうしたらよいのでしょうか。実はインテリアの配置にはちょっとしたコツがあるのです。今回は、インテリアについての基本的な考え方について紹介します。

目次

インテリアとカラーの関係とは?

インテリアとカラーにはどういった関係があるのでしょうか。まずはインテリアに関する色の基本的な特徴についてみてみましょう。これを理解しておくとインテリアの色使いについて考えやすくなるはずです。
色の種類
色を特徴ごとに大別すると「寒色」「暖色」「中性色」「無彩色」の4つに分かれます。寒色は青や水色などのことで、冷たさを表したり落ち着いた印象を与えたりする色です。暖色は赤やオレンジなどが当てはまり、温かさや熱さを感じさせたりパワフルな印象をもたせたりする色をいいます。中性色は紫や緑などで、寒色と暖色の中間にある色です。中性色は寒色や暖色とは違い、温度を感じさせないのが特徴です。そして、無彩色は白や黒など色味のない色のことをいいます。
色の心理的効果と視覚的効果
色には心理的効果とともに視覚的効果があります。寒色や暖色のようにその色をみると冷たさや温かさを感じるのが心理的効果です。それに対して、視覚的効果は色の使い方によって見た目の印象を大きく変えます。たとえば、壁や床が白やベージュなど明るい色であれば、部屋が広く見えます。逆に、黒や茶色にすると部屋が狭く見えるでしょう。
明度対比と彩度対比
色には明度と彩度というものもあります。明度は色の明るさのことです。白に近いほど「高い」と表現され、黒に近いほど「低い」といわれます。また、彩度は色の鮮やかさのことをいいます。彩度が高ければその色はくっきりと派手な印象になり、低ければ地味な雰囲気になるのが特徴です。明度と彩度を合わせた色の調子のことを「トーン」と呼びます。同じ色であっても、トーンが違えば与える印象が全く異なります。インテリアについて考えるときは、トーンを意識することもとても重要です。
インテリアの基本的な色の合わせ方
インテリアについて色を合わせるときは、どのような点に気をつけたらよいのでしょうか。ポイントをおさえておきましょう。
類似色で組み合わると統一感がうまれる
インテリアの色を考えるときは、類似色を組み合わせるようにすると統一感がうまれます。類似色というのは、たとえば緑と黄緑色、オレンジと赤といった組み合わせのことです。類似色は分かりやすいので、初めてでも失敗することがないのでおすすめです。
同一トーンでまとまった部屋
部屋全体のまとまりを出すためには、色のトーンをそろえることも重要です。類似色を組み合わせているのに何となく統一感がない印象がある場合は、トーンがバラバラである可能性が高いでしょう。トーンが違うと色がもつイメージは大きく変わるので、注意すべきポイントだといえます。
反対色で個性的な動きのある部屋
個性のある部屋作りたいと思ったら、反対色を合わせるという方法がおすすめです。反対色とは、たとえば黄色と青紫、青とオレンジなどです。反対色については、色を定義している色相環というものをみると分かりやすいです。反対色の組み合わせは難しそうにも見えますが、2色だけの組み合わせにするなら初心者でも割と上手にコーディネートできるはずです。
インテリアを配置するルール
インテリアは色だけでなく、配置にも気を使うことが重要だといえます。配置のしかたが悪いと、見た目の印象のみならず、使い勝手も悪くなってしまうでしょう。ここでは、最低限注意したいことについて紹介します。
動線を考える
インテリアを配置するときは、動線を意識しましょう。動線とは、その部屋における人の動きのことです。たとえば、リビングならソファからドアまでの最短距離が動線となるでしょう。その動線の中に何か家具や物を配置してしまうと、ソファからドアに向かうのが不便になります。頻繁に動く場所なので、動線を妨げない配置を考えたほうがよいです。
視線内に生活感をいれない配置
おしゃれな部屋を目指すなら、目に入る場所に生活感のあるものを置かないようにすることも大切です。たとえば、派手なラベルの付いた洗剤などは見えない場所にしまったほうがよいでしょう。そのためには、収納は扉がついたタイプのものを選ぶべきです。書類やダイレクトメールなども、机や棚の上には置かず、引き出しなどにしまえるように配慮しましょう。
無駄な空間を省く配置
インテリアを配置するなど、無駄なデッドスペースができないように気をつけるべきです。そのためには、壁を意識してインテリアを配置する必要があります。部屋の角に隙間ができたりしないよう、家具の大きさもしっかり測って配置していきましょう。
失敗しないディスプレイの原則とは?
インテリアを配置するうえでは、失敗を避けるために意識すべきことがあります。ディスプレイの原則を知って、素敵な部屋作りに役立てましょう。
テーマを決める
インテリアをおしゃれにするためには、はじめに全体のテーマを決めましょう。テーマが定まっていないと、テイストの違う家具をそろえてしまう恐れもあります。そうなるといくら色の雰囲気が合っていても、何となくちぐはぐな印象を与えるでしょう。また、テーマが定まっていないと、あとから必要な物を追加するときにどんなものを選んだらよいか困ってしまうこともあるはずです。インテリアを配置するときは、なるべく具体的なテーマを用意することが大切です。
素材を統一する
インテリアを配置するときは、それぞれの素材を統一することも重要です。たとえ、同じ色だとしても、プラスチック製の椅子と木製の椅子では、それぞれ与える印象が異なるでしょう。あえて組み合わせるというのももちろん構いませんが、その場合は相性をよく見極めることが大切になります。
インテリアの基本は統一感を大切にすること

インテリアを上手に配置するためには、色や配置についてのコツをおさえることが重要です。それぞれを意識することにより、統一感を出すことができます。部屋をまとまった印象にするためには、この統一感が何より大切なポイントとなります。色をそろえるだけでなく、反対色を活用すればカラフルにしてもバランスのとれた統一感を出すことが可能です。また、動線や壁などを意識すれば、統一感のある配置をすることができるでしょう。すっきりした印象にしたいなら、生活感の出るものを見えない場所にしまえるような家具を用意することも必要です。毎日生活する場所となるとどうしても生活感が出やすくなりますよね。しかし、インテリアを工夫することでそれを最小限におさえられるはずです。コツを全ておさえるのは難しく感じられるかもしれませんが、慣れてくれば自然とそれを取り入れた配置ができるようになるでしょう。インテリアの基本をおさえて、素敵な部屋作りをしてみませんか。
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