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インテリアデザイナーの年収はどれくらい?

インテリアデザイナーは華やかなイメージが強く、人気の高い職業の1つです。社会人になってから転職を目指す人も少なくありません。インテリアデザイナーには資格もたくさんありますが、絶対に取得しなければならないというものは無いので難しくはありません。

ところで、インテリアデザイナーの年収は、どれくらいなのでしょうか。仕事として取り組むためには、収入面も気になりますよね。今回は、インテリアデザイナーの年収についてみていきましょう。年収について考える際に参考にした休日の状況についてもあわせて紹介します。

憧れのインテリアデザイナー!年収はどれくらい?

インテリアデザイナーの給料は?

憧れのインテリアデザイナー!年収はどれくらい?

インテリアデザイナーになると、給料はどれくらいもらえるのでしょうか。インテリアデザイナーは仕事内容に魅力を感じて目指す人も多い職業です。とはいえ、仕事として取り組むからには給料も気になりますよね。まずは、インテリアデザイナーの給料の具体的な状況についてみてみましょう。

勤務先で変わる

インテリアデザイナーの給料は、一概にいくらくらいと断言するのは難しいです。それは、インテリアデザイナーが勤務するのは、インテリアデザイン事務所、設計事務所、インテリア用品メーカーなどたくさんの種類があるからです。給料はそれぞれの勤務先の規定や規模によっても大きく異なるでしょう。そのため、インテリアデザイナーとして就職先を選ぶときは、年収についてもそれぞれ細かくチェックしたほうが無難です。求人情報を見るときは、勤務条件だけでなく給料についてもよく確認しましょう。

基本的には一般的な会社員と変わらない

インテリアデザイナーの給料について一概に断言できないといわれると、少し不安になるかもしれません。しかし、実際のところは、一般的な会社員とほとんど変わらないといってよいでしょう。インテリアデザイナーは華やかな印象がありますが、企業に勤める場合は一会社員という扱いになるので、意外と収入は普通です。たとえば、20代の年収は300万円台、30代の年収は400万円台くらいでしょう。勤務先によっては、それより多い場合もあれば少ない場合もあります。

ボーナスの有無にも差がある

インテリアデザイナーの収入については、ボーナスがあるかどいうかという点も考慮したほうがよいです。仮に月収が高めに設定されている場合でも、ボーナスがない場合は年収がインテリアデザイナーの平均よりも少なくなる可能性があります。もちろん、ボーナス分が毎月の給料に分配されており、年収としてみても十分な金額になりそうであれば問題ないでしょう。自分が必要とする収入を考慮しつつ、年収がそれで足りるかどうかを検討することが重要です。

インテリアデザイナーの休みの割合は?

インテリアデザイナーの収入について考えるうえでは、休みの割合について考慮しておくことも大切です。インテリアデザイナーは多忙な仕事なので、一般的な会社員よりも働いている時間が多くなる可能性が高いです。そのため、会社員と同程度の収入では割安だと感じる部分もあるかもしれません。具体的な休みの状況について確認し、納得のいくワークライフバランスを目指すことも重要だといえます。

基本的に残業が多い

インテリアデザイナーの仕事は、基本的に残業が多いです。夜遅くまで仕事をするのが当たり前といっても過言ではありません。クリエイティブな仕事は残業が多いことが普通なので、5時や6時の定時で帰宅したいという強い希望があるなら、インテリアデザイナーの仕事は諦めたほうがよいでしょう。とはいえ、残業をたくさんして作り上げた仕事が完成したときには、このうえないやりがいを感じられる仕事でもあります。自分が何を優先したいのかを一度よく考えてみるとよいでしょう。

大型プロジェクト後は連休が取れる場合も

普段は忙しいインテリアデザイナーの仕事ですが、大型プロジェクトが終わったあとなどは連休が取れる場合もあります。どの時期にどんなプロジェクトが入るのかということについて予想しきれない部分がありますが、たまにでもしっかりと休みを取れるというのはうれしいことですよね。一般的な会社員であっても、残業ばかりのうえに休みがほとんど取れないというのはめずらしいことではありません。それと比べれば、自分の好きなインテリアの仕事をし、そのうえでしっかり休みを取れる場合もあるというのは恵まれた環境だといえます。ただし、これは職場によっても異なるので、就職するときはしっかりと事前にリサーチしておきたい項目です。

インテリアデザイナーの将来は?

ところでインテリアデザイナーになったら、将来はどのようになるのでしょうか。しっかり経験を積んだ後の姿についてイメージしてみましょう。なお、これはインテリアデザイナーになる前にイメージしておくことが重要です。せっかくインテリアデザイナーになるなら、長く続けられる仕事として取り組めるようにイメージしておきましょう。

フリーランスとして独立するのが慣例化

インテリアデザイナーは、経験を積むとフリーランスとして独立する人が多いです。理由は人それぞれですが、ある程度知名度が上がって指名がもらえるようになると、独立しても仕事が得られるようになっていきます。フリーランスになれば毎日会社に行かなくてもよくなるので、自由度が非常に高まります。その反面、自分で仕事を獲得するための営業力も身につける必要が出てきます。

稼ぎたければフリーランスを目指す

より多くの収入を得たいという場合にも、フリーランスを目指すというのは有効な手段です。フリーランスになれば、仕事を受ければ受けるほど収入は多くなっていきます。もちろん、仕事をもらうためにはそれなりの実績が必要なので、独立する前にしっかりと努力して実績を残しておかなければなりません。自分のやり方しだいによっては、年収1000万円を目指すことも不可能ではないでしょう。もちろん、それほどまでになるには、かなりの実績と経験が必要になります。

年齢制限がないので産後も活躍できる

インテリアデザイナーとして活躍するには、年齢はあまり関係ないといえるでしょう。そのため、たとえば、女性が出産や育児を経たあとでも活躍できます。ただし、いきなりインテリアデザイナーに転身するというのは簡単なことではないので、結婚や出産をする前に資格を取得したり経験を積んでおいたりするほうがよいでしょう。一度身につけた知識をうまく活かせば、長く働いていけるはずです。

インテリアデザイナーの年収は自分の頑張り次第!

インテリアデザイナーの年収は自分の頑張り次第!

インテリアデザイナーの年収は、どのような働き方をするのかによって大きく変化します。努力してフリーランスになれば、ある程度大金を稼げるようにもなるはずです。独立しなくても一般的な会社員と同程度の給料はもらうことができるので、インテリアデザイナーとしてしっかり働けばお金に困るということはないでしょう。役職がつけば、その分収入も高くなることも見込めます。もちろん、いずれもしっかりと知識を身につけ、インテリアデザイナーとしての経験を身につけていくことが大前提となることを忘れてはいけません。自分の好きなインテリアについてしっかりと学び、実務経験を積むことで、一流のインテリアデザイナーを目指しましょう。そうすれば、年収はおのずと高くなっていきます。

インテリア関連の仕事内容

インテリアに関わる仕事の種類とは?

インテリアに関わる仕事に就くと、どういった仕事内容をおこなうことになるのでしょうか。その全体像について、確認しておきましょう。

衣食住の「住」をつくる

インテリアに関する仕事というのは、衣食住の1つである「住」をつくる仕事です。そのため、人の生活に直結する重要な部分だということができます。住む場所はその人の人生の基本です。住環境が整っていなければ、衣服や食事が満足していてもどこか足りない状態になってしまいます。

快適な空間づくり

「インテリア」と聞くと、家具や小物それぞれにスポットを当てて考えがちになるかもしれません。しかし、実際は、インテリアの仕事というのは部屋全体の総合的なイメージを整えることに重要なポイントがあります。見た目の美しさだけでなく、快適な空間になるように配慮することも大切です。とくに住む場所となれば、ちょっとした差が大きな違いとなってあらわれることも多いでしょう。細部までこだわりをもって考えるのがインテリアの仕事です。

要望に合った空間を提案する

インテリアの仕事では、基本的にはクライアントの要望を聞いたうえでそれに合わせた空間を提案するのが基本となります。そのため、クライアントとしっかりとしたコミュニケーションをとることが必要不可欠だといえるでしょう。インテリアに関わる仕事というのは、アイデアを出せばそれで終わりというものではありません。仮にクライアントが納得しなければ、相手が納得できるまでとことん突き詰めていかなければならないのです。インテリア関連の仕事に就くなら、基本的なコミュニケーション能力はもちろんのことながら、提案力や営業力も必要になるといえるでしょう。

インテリア業界で扱うアイテムは?

インテリア業界で働くことになれば、いろいろなアイテムを扱う必要が出てきます。具体的に扱うアイテムについてくわしくみてみましょう。

テーブルや椅子などの家具関係

インテリアといえば、テーブルや椅子などを真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。実際、インテリアに関わる仕事においては、テーブルや椅子などの家具はとても重要なアイテムになります。部屋の中でもっともよく使用するものなので、デザイン性だけでなく使い勝手も重視する必要があるでしょう。その両方を兼ね備えたものを提案できるかどうかが、インテリアのプロとしての腕の見せどころです。

カーテンや壁紙などのファブリック関係

インテリアに関するアイテムとしては、カーテンや壁紙などもその1つです。カーテンや壁紙は部屋の中でも大きな面積を占めるものであり、部屋にいれば必ず目に入る部分でしょう。カーテンや壁紙の印象によって、部屋のイメージは大きく変わるはずです。そのため、それぞれの色や質感などが与える印象をしっかり把握し、コーディネートのテーマに合ったものを適切に提案する必要があります。とくに壁紙は一度決定して実際に貼り付けてしまえば、そのあと頻繁に変えることはあまりできません。そのため、確実にクライアントが気に入るようなものを提案することが重要です。なお、クライアントは壁紙の見本だけみても実際のイメージを想像することは難しいはずです。とくに暗い色の壁紙は、部屋がせまく見えてしまうという特徴があるので要注意でしょう。そういった点をきちんと伝えつつ提案することが必要です。

床材やタイル

床材やタイルなどもインテリアの一部です。インテリアを仕事として扱うなら、そういった部分についての知識も必要になります。床材にはいろいろな用途のものがあるので、見た目の印象だけでなくそういった部分にも配慮しなければなりません。具体的には、それぞれが何をするための部屋なのかという点をしっかりと把握することが必要でしょう。一般的な用途でも人によって部屋の使い方は異なる場合もあるので、しっかりとしたヒアリングが必要不可欠です。

インテリアに関わる仕事の種類は?

インテリアに関わる仕事には、たくさんの種類があります。同じインテリアを扱う仕事でも、種類によっては仕事内容も微妙に異なります。自分がやりたいことは何なのかという点をはっきりさせ、目的に合った職種を選ぶとよいでしょう。

インテリアデザイナー

インテリアデザイナーは、主に住宅やオフィスなどの室内デザインをする場合や、家具や照明器具など細かいもののデザインをする場合まで仕事内容がさまざまあります。専門化が進んでいるので、実際には自分が担当する分野に特化して働くことになるでしょう。建物全体の設計を担当する人やクライアントとともに細かい打ち合わせをすることも多いです。たくさんの人との関わりの中で仕事を進めていくので、コミュニケーション能力は必須だといえるでしょう。

インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターは、住宅の内装についてアドバイスをし、具体的に家具や家電を選ぶのが仕事です。顧客の価値観を理解し、ライフスタイルに合った提案をする必要があります。デザイン性のみならず、快適な住環境を実現することが大きな課題です。1人1人の好みを的確に把握し、顧客に寄り添った提案ができるかどうかがとても重要なポイントとなります。

インテリアプランナー

インテリアプランナーは住みやすさはもちろん、安全性や防炎などにも配慮したインテリアを提案するのが仕事です。室内全体のイメージを作り、材料選びも担当します。設計図などの書類作成や工事管理までおこなうのが特徴だといえるでしょう。

インテリアの仕事にはいろいろな種類がある

インテリアの仕事にはいろいろな種類がある

インテリアの仕事には、今回紹介した以外にもたくさんの種類があります。いずれもインテリアについて深く関わることのできる仕事です。もちろん、それぞれインテリアに対するアプローチの仕方は異なります。とはいえ、どの職種でもよりよいインテリアをつくりたいという気持ちは同様に必要です。そして、それぞれが協力することでこそ、よいものをつくることができるようになるでしょう。自分が具体的にどんなことをしたいのかという点についてよく考え、そのうえで職種を決定するのがおすすめです。
インテリアは生活環境をつくるとても重要な要素です。家具だけでなく、壁紙やカーテンなどもインテリアの1つとして考えます。インテリアの色やかたちは利便性のみならず、そこで過ごす人の心にも大きな影響を与えるでしょう。そのため、インテリアの仕事は1人1人の生活に大きな影響をもつ仕事だといえます。インテリアを作り上げるときの状況だけでなく、実際にクライアントがその場で過ごす場面を想像しながらよりよい提案ができるようにすることが大切です。クライアントのことを考えた提案で、唯一無二の快適な環境を提案できるように努力を重ねることが成功のポイントとなるでしょう。

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