独学で空間デザイナーを目指すことは可能?効果的な勉強方法について解説!
記事更新日:2024年6月11日空間デザイナーを目指しており、独学で勉強を進めたいと思っている人もいるでしょう。とはいえ、独学は難しい部分もあるのが実際のところです。そのため、独学するならさまざまなことに気を付ける必要があります。
そこで、今回は独学で空間デザイナーを目指すことは可能なのかについて説明します。効果的な勉強方法についても具体的に解説するので、イチから勉強を始めたいと思っている人は、ぜひ参考にして勉強を始めてみてください。
目次
空間デザイナーは独学で目指せるか?
空間デザイナーになるなら、しっかりとした勉強をおこなうことが前提となります。空間デザイナーを目指す場合、独学で勉強することは可能なのでしょうか。ここでは、空間デザイナーは独学で目指せるのかどうかについて説明するので、きちんと確認しておきましょう。
独学で目指すことも不可能ではない
結論から言うと、空間デザイナーは独学で目指すことも不可能ではありません。空間デザイナーは特定の学校を卒業していなければならないといった制限は特になく、国家資格などの取得も必須ではないからです。仕事に必要な知識をきちんと習得しているのであれば、どのような勉強方法をおこなってきたのかは特に確認されることもありません。そのため、独学でもきちんと勉強する自信があるのであれば、独学を選んでも基本的には問題ないでしょう。
必要な知識が広範囲にわたる
ただし、空間デザイナーになるために必要な知識はたくさんあります。そのため、それらの知識を独学で完璧に勉強するのは決して簡単なことではないでしょう。特に空間デザインは単に言葉だけで学ぶのは難しく、実際の形や大きさ、色などを把握しながら学ぶことが大切になります。そのため、空間デザインに関する本やテキストに目を通すだけでは、どうしても必要な知識をしっかりとすべて理解するのは難しいといえます。独学で空間デザイナーとしての知識を習得するには、さまざまな工夫を取り入れる必要があるでしょう。
オリジナリティを出すことも重要ではある
空間デザインについて学ぶうえでは、単に基本の知識を身につけるだけでは十分ではありません。もちろん、基礎を確実にきちんと身につけることは重要です。しかし、空間デザイナーは基礎をもとにしながら、オリジナルのアイデアも提供しなければならないのです。基礎知識を披露するだけでは、当たり障りのないデザインやありきたりの空間になってしまうかもしれません。よって、学習を進めるなかでは、応用的な内容についてもしっかり学ぶことが求められます。
空間デザインを独学するデメリット
空間デザインの独学は不可能ではありませんが、難しい部分が多いです。空間デザインを独学するデメリットとは、具体的にどのようなことがあげられるのでしょうか。ここでは、空間デザインを独学するデメリットについて紹介します。
誰にも質問ができない
空間デザインについて独学する場合、分からないことがあってもすべて自分で答えを見つけ出す必要があります。独学するということは、基本的に誰にも質問ができないということです。特に本だけで勉強している場合は、一度つまずいてしまうとなかなか勉強を次の段階へ進めることができなくて悩む部分も出てくるでしょう。初めて空間デザインについて学び始める際に独学しようとすると、勝手が分からなくて困ってしまうことも多くあるはずです。
知識を証明できない
独学でも努力すれば、空間デザインについてしっかり学ぶことは可能です。しかしながら、いくら素晴らしい知識を身につけていても、独学しただけではそれを対外的に証明するのは難しいでしょう。特に未経験で独学するのであれば、勉強しただけでは自分のスキルはアピールしにくいです。ただし、独学でも資格を取得しておけば、一定の知識があることを証明することが可能です。自分自身の自信にもつながるので、空間デザインの仕事もよりスムーズに進められる可能性があります。
効率的ではない
空間デザインについて独学しようとすると、勉強に時間がかかる可能性があります。特に最初のうちは考え方の基礎を理解するのが難しいでしょう。そのため、すべてを独学するのは効率的ではありません。できれば、基礎は通信講座で学び、応用的な部分については独学に切り替えたほうがよいでしょう。
実務に役立つスキルを身につけにくい
独学は実務に役立つスキルを身につけにくいというデメリットもあります。独学となると本での学習が中心になるので、どうしても現場で使えるスキルは習得しにくいです。知識を仕事に活かしたいのであれば、実務に沿った内容を学べる機会を積極的に設けることが大切です。
空間デザイナーになるための勉強方法
空間デザイナーを目指す場合、具体的にはどのような勉強方法が理想的なのでしょうか。空間デザイナーになるためには、さまざまなことをしっかり学ぶ必要があります。ここでは、空間デザイナーになるための勉強方法について、順番に見ていきましょう。
基礎をきちんと身につける
空間デザイナーになるためには、まずは空間デザインの基礎知識をしっかり勉強するところから始めましょう。基礎については本と通信講座の両方を使って学ぶと効率的です。基礎を学びながら、分からないところは通信講座のサービスを使って質問するなどしましょう。そうすることで、その後の勉強もスムーズに進めていくことができます。
空間デザイナーの仕事内容について知る
空間デザインについて学ぶうえでは、空間デザイナーの仕事内容について理解することも大切です。なぜなら、空間デザイナーの仕事内容について理解しておくことにより、具体的にどのような勉強が必要なのかイメージしやすくなるからです。
必須のツールについて勉強する
空間デザインの勉強を進めるうえでは、空間デザインのために必須となるツールについて勉強することも大切です。たとえば、Illustrator、Photoshop、CADなど、空間デザインに必須といわれるツールはたくさんあります。それらをきちんと使えるようにしておけば、空間デザイナーとして働き始めてからもスムーズに実務に取り組むことができるようになるでしょう。
空間デザインに関連する知識についても学ぶ
空間デザイナーとして活躍するためには、空間デザインに関する知識についても学んでおくことをおすすめします。空間デザインにはさまざまな要素が関わっているため、関連する知識について学ぶことはとても大切です。たとえば、色彩、インテリア、ディスプレイなど、学んでおいたほうがいいことは多岐にわたります。建築や設計に関する知識もあったほうがよりよいです。
実在する空間を分析してみる
空間デザインに関する知識をひととおり身につけたら、実在する空間を分析することも効果的です。実際の空間について学ぶことで、応用的な考え方が身につきます。
空間デザイナーになるために独学するならしっかり学ぶ姿勢が大切!
空間デザイナーになるためには、たくさん勉強する必要があります。そのなかでは独学も有効な方法です。ただし、独学を取り入れる場合は他の学習方法とうまく組み合わせることが重要なポイントとなります。そのうえでしっかり学ぶ姿勢をもつことが大切です。きちんとした手順を踏んで勉強し、空間デザイナーに必要な知識を身につけましょう。