オフィスエントランスのデザインとは?企業に合ったデザインを選ぼう
記事更新日:2023年8月21日オフィスエントランスは、企業にとって重要な場所です。社員にとっては何気ない出入口であっても、お客様にとっては、その企業のイメージそのものになるケースも珍しくありません。よって、オフィスのデザインを考えるときは、オフィスエントランスのデザインについても、丁寧に考える必要があるでしょう。
今回は、オフィスエントランスのデザインについて説明します。企業に合ったデザインを選ぶにはどうしたらいいのかについて触れ、具体的なオフィスデザインのアイデアを紹介します。
目次
「オフィスエントランス」とは?
そもそも、「オフィスエントランス」とはどのようなものなのでしょうか。まずは、基本的な部分について、ここで確認しておきましょう。
エントランスや受付は会社の顔!
オフィスのエントランスは、その会社の入り口となります。ただし、会社の入り口といっても、エントランスや受付は、それだけの意味で終わるものではありません。エントランスや受付は、いわば会社の顔です。お客様が最初に目にする会社の象徴となります。よって、エントランスや受付の印象がその会社の印象そのものを決定づける大きな要因となる可能性があります。
規模や業態によっても異なる
エントランスや受付の重要性は、その企業の規模や業態によっても異なります。たとえば、ほとんどのお客様が会社に直接足を運ぶことがないのであれば、エントランスや受付をそれほど作り込んでもあまり効果は得られないでしょう。反対に、お客様がしょっちゅう会社にやってくるのであれば、エントランスや受付がしっかりしていないと、相手に不安を与える可能性もあります。会社の規模や業態に合わせたエントランスや受付を用意することが重要です。
最低限の機能は必要
エントランスや受付に最低限必要なものは、何でしょうか。ひとつは、お客様がきたことを知らせるための呼び鈴があげられます。また、エントランスや受付は、ワークスペースと仕切られていることも大切です。お客様をきちんと迎え入れられるような環境を整備しておくことが求められます。
オフィスエントランスのデザイン効果
オフィスエントランスのデザインは、どのような効果をもたらすのでしょうか。オフィスエントランスをどのようにするのか決めるためには、まずはデザインによる効果を理解しておくことが求められます。ここでは、オフィスエントランスのデザイン効果について紹介します。
エントランスに付加価値をつける意味
オフィスエントランスにこだわりを持ち、最低限の機能に加えて付加価値をつけることは、大きな意味があります。オフィスエントランスに付加価値をつければ、お客様から見た企業価値を高めることができるからです。やはりその企業についたときに、素敵なエントランスになっていると、企業に対するイメージは少なからずアップするものです。また、エントランスは社員もよく目にする場所となります。よって、付加価値のあるエントランスであれば、社員の帰属意識やモチベーションなどを高める効果も期待できるでしょう。
機能面も考慮したほうがいい理由
オフィスエントランスについては、機能面もある程度考慮したほうがよいです。まず、訪れたお客様がスムーズに社内の人へ連絡できるよう、内線電話を用意しておくのもひとつの方法です。さらに、立ったまま待たなくていいよう、待合い場を設けておくのもよいでしょう。さらに、応接室や会議室までのアクセスもよいと、お客様に面倒をかける必要がありません。なお、機能面としてはセキュリティもあげることができます。オフィスのセキュリティがしっかりしていたほうが、社員も常に安心して仕事に取り組むことができるはずです。
エントランスデザインをしないとどうなる?
では、反対にエントランスデザインをおこなわなければどうなるのでしょうか。エントランスデザインをしなかった場合、お客様からの印象が大きく変化します。会社の印象について無頓着なイメージをもたれるのは避けられないでしょう。また、場合によっては、客としてきちんと迎え入れられていないという印象をもたれてしまう可能性もあります。
オフィスエントランスのデザインパターン
オフィスのエントランスのデザインは、どのようにおこなえばいいのでしょうか。オフィスエントランスのデザインには、さまざまなパターンがあります。どれが最もよいということはなく、それぞれの企業に合うものを選ぶことが重要です。それぞれの企業によって、必要なオフィスエントランスのデザインは異なります。ここでは、よくあるオフィスエントランスのデザインパターンについて説明するので、実際のオフィスエントランスのデザインを考えるための参考にしてみてください。
企業のアイデンティティを表現する
オフィスエントランスは企業の顔です。そのため、エントランスで企業のアイデンティティを表現するというのもひとつの方法です。具体的には、VI(ヴィジュアルアイデンティティ)やCI(コーポレートアイデンティティ)を意識するとよいでしょう。企業のコーポレートカラーを使い、シンボルマークを掲げたシンプルなデザインを取り入れるケースも多いです。
伝えたい企業イメージを表現する
オフィスエントランスのデザインは、お客様にとって企業の第一印象となります。そのため、伝えたい企業イメージを表現すると、その印象をお客様に強く抱いてもらえる可能性が高くなるでしょう。たとえば、高級感や洗練されたイメージを売りにしているなら、そういった印象のあるデザインを意識してください。反対に、自然なぬくもりや明るさを大切にしているのであれば、それらを重視したデザインを取り入れる必要があります。
商品・サービスを表現する
オフィスエントランスは、その企業そのものを表す場です。企業の主力商品やサービスをそのまま表現するというのも、よくあるオフィスエントランスのデザインの方法です。特に知名度の高い商品やサービスがあるなら、それらをエントランスに掲示するだけで、企業の知名度の高さを表現することにもつながります。
企業の想いをアピールする
オフィスエントランスは、その企業の想いをアピールするための場にもなります。単なる入り口ではなく、ほかの機能をもち合せた場所として捉えることも可能です。たとえば、あえてエントランスにカフェスペースを設けている企業もあります。企業の印象を分かりやすく伝える場として考えてみるのもよいでしょう。
オフィスエントランスのデザインに気を使おう
オフィスのエントランスは、その企業を表現する顔となります。よって、オフィスエントランスを作るときは、そのデザインにもしっかりとこだわりをもつことを大切にしてください。オフィスエントランスのデザインがイマイチだと、お客様から企業に対するイメージも悪くなってしまう可能性があります。社員はオフィスの中にいることが多いため、エントランスのデザインについてそれほど気がまわらないケースも少なくありません。しかし、お客様の目線を意識して、エントランスのデザインをよく考えてみることはとても重要です。オフィスのエントランスのデザインによってお客様からのイメージがアップすれば、商談にもよい影響が出るかもしれません。オフィスエントランスのデザインに気を使って、素敵なイメージを作りましょう。