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ハウスクリーニングとして働きたい!仕事内容とは?

掃除好きな方にとって、ハウスクリーニングの仕事は魅力的ですよね。働きながら掃除についていろいろな知識が身に付くことはもちろん、それによって多くの人によろこんでもらうことができます。

ところでハウスクリーニングとはどのような仕事かご存知ですか。ハウスクリーニングと一口にいってもその種類は奥が深いのです。今回は、ハウスクリーニングの仕事についてその具体的な内容を説明するとともに、ハウスクリーニングの仕事に就く方法について紹介します。

ハウスクリーニングとして働きたい!仕事内容とは?

「ハウスクリーニング」って?

ハウスクリーニングとして働きたい!仕事内容とは?

「ハウスクリーニング」という呼び名を聞けば、掃除をする仕事だというイメージが何となく浮かんでくるのではないでしょうか。とはいえ、具体的なハウスクリーニングの仕事内容についてはよく分からないという方も多いはずです。そこで、まずはハウスクリーニングとはどのようなものなのか、大まかに確認しておきましょう。

ハウスクリーニングとは掃除業者全体の呼称

「ハウスクリーニング」という呼び名は、清掃業者全体を指しています。そのため、ハウスクリーニングの業務をしているという会社の中には、家以外の建物の清掃を請け負っている会社もあります。

汚れを綺麗にするスペシャリストのこと

ハウスクリーニングを行う目的は、汚れをきれいにすることです。ハウスクリーニング業者は掃除のプロとして、依頼された場所を徹底的に掃除します。具体的には、台所、浴室や洗面所、トイレ、玄関といったそれぞれの部屋をきれいにします。また、エアコンや換気扇など、細かくて個人ではなかなか掃除できない場所の清掃を依頼されることも多いです。さらに、家全体の床のワックス剥離清掃など、大掛かりな掃除を依頼されることもあります。

ハウスクリーニングの仕事内容

ハウスクリーニングとは清掃業者全体の呼び名であるため、ハウスクリーニング業者の中には家の掃除ではなく、ビルや商業施設、宿泊施設などの清掃を主に請け負っているところもあります。ハウスクリーニングの会社だからといって、必ずしも家の掃除をしているとは限らないという点に注意が必要です。それぞれの仕事内容についてくわしくみてみましょう。

住宅のハウスクリーニング

もっともイメージしやすいハウスクリーニングといえば、住宅の清掃です。普段は掃除しきれない場所をきれいにするために依頼を受けるというイメージが強いでしょう。とはいえ、賃貸物件に住んでいた人が退去する際に清掃を依頼されるというパターンも多いです。

ビルの清掃

オフィスビルや商業施設のクリーニングを行うのもハウスクリーニングの仕事の1つです。ビルを管理している会社から委託されるパターンなどがあります。たとえば定期清掃であれば、月ごとや週ごとでの契約となって、決められた日時に清掃に向かうことになります。また、日常清掃なら、その施設に常駐して毎日こまめに清掃を行うことになるでしょう。一般的にイメージされるビル以外にも、マンションや学校、駅などさまざまな施設でそれぞれ担当者が清掃を行っています。

宿泊施設の清掃

ハウスクリーニングの業務としては、ホテルや旅館などの宿泊施設での清掃を担当するというパターンもあります。チェックアウトからチェックインまでの限られた時間の中で清掃を終わらせる必要があります。備品やレイアウトを決められたとおりにセットするという、きめ細かなサービスも要求されるのがポイントです。シーツの張替えやタオルなどの洗濯も行う必要があり、ほかのハウスクリーニングよりもさまざまなスキルが身に付くことが予想されます。最近では、民泊物件でお客さんが退室した際の清掃を定期的に依頼されるというケースも増えています。民泊物件では、近隣住人とのトラブルを避けるため、より細かい対応を求められることも多いです。

ハウスクリーニングの働き方

ハウスクリーニングの仕事をするためには、どのような方法があるのでしょうか。複数の種類があるので、それぞれについてみてみましょう。

ハウスクリーニング会社に就職

ハウスクリーニングの仕事をしたいなら、ハウスクリーニングを行っている会社に就職するのが手っ取り早いでしょう。ハウスクリーニングの雇用形態には、正社員のほかアルバイトやパートなどさまざまな働き方があります。アルバイトなどの非正規雇用としてなら、比較的簡単にハウスクリーニングの仕事に就くことができるはずです。会社に所属すれば、未経験でもしっかりハウスクリーニングの仕事をこなせるようになります。掃除の仕方を学びながら、実力を身につけていくことが可能です。なお、勤務日数や仕事内容の幅は、掃除を行う建物の種類によって大きく異なります。そのため、ハウスクリーニング会社に就職するなら、細かい仕事内容についてもあらかじめしっかりとおさえておいたほうがよいでしょう。

個人で独立する

ハウスクリーニングについてある程度の経験や知識があるなら、個人で独立して仕事を行うことも可能です。自分の都合に合わせて仕事を入れていくことができるので、時間の融通が効くというメリットがあります。ただし、独立する場合はお客さんを集めるための営業も自分自身で行う必要があるため、あらかじめそういったポイントもおさえておいたほうがよいでしょう。最近ではインターネットを活用して集客を行うことも可能になっています。自分でサイトを作ったり、無料でサービスを掲載できるサイトに登録したりすることで、多くの人に自分の仕事を知ってもらうことができます。なお、実際に仕事を依頼してくれた方による口コミも重要です。しっかり仕事をして実績を積むということにも力を入れたほうがよいでしょう。独立するということは、仕事のために必要な清掃以外の業務も全て自分で行わなければならないということです。そのため、きちんと準備を整えたうえで決断すべきです。

フランチャイズで起業する

「独立したいけど少し不安……」という場合は、ハウスクリーニング会社のフランチャイズとして起業するという方法がおすすめです。のハウスクリーニング会社の名前を使用することができるので、最初からお客さんが集まりやすいというメリットがあります。ただし、開業時にはある程度の資金が必要となるので、お金に余裕がなければ厳しいでしょう。また、売上金額にかかわらず一定額を毎月もとの企業へ支払う必要があるため、思うように売り上げが伸びないと成功するのは難しいといえます。

ハウスクリーニングの仕事の内容にはいろいろな種類がある

ハウスクリーニングの仕事の内容にはいろいろな種類がある

ハウスクリーニングの仕事は、掃除を行う建物などによって種類が異なります。たとえば、家の中を掃除する場合とビル全体を掃除する場合では、業務内容も大きく異なるでしょう。ハウスクリーニングの仕事に就くなら、自分はどのような仕事がしたいのかよく考えることが大切です。自分が得意なことを活かしつつ、多くの人によろこんでもらえるような働き方を選ぶべきです。

ハウスクリーニングの仕事をするためには会社に就職するだけでなく、独立するという方法もあります。独立は簡単なことではないですが、自分の可能性を広げるチャンスでもあります。どんな働き方をする場合でも、ハウスクリーニングに関する知識や技能をしっかりと身につけてプロの仕事ができるように頑張りましょう。

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