掃除の正しい順番は?効率的に掃除をしよう
記事更新日:2024年7月25日掃除には正しい順番があることを知っていますか。掃除の順番を意識することで、より手早く部屋をきれいにすることが可能です。また、正しい掃除の順番は、二度手間を防ぎ、よりきれいな部屋を実現するためにも役立ちます。
今回は正しい掃除の順番についてみてみましょう。そのうえでより効率的に掃除を行うための細かい手順についても紹介します。掃除は日常的に必ず必要なものですから、できるだけ効率的に進めて余計な手間がかからないように配慮しましょう。
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目次
基本的な掃除の順番
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まずは基本的な掃除の順番についてみてみましょう。これは効率のよい掃除の仕方を考えるうえでも大きなポイントとなります。そのため、しっかりと基本的な掃除の順番について頭に入れておくことが大切です。
掃除するときは上から下に
掃除をするときは、常に上から下に向かって掃除していくように心掛けましょう。この理由は簡単で、ホコリは上から下に落ちていくためです。そのため、上のほうの掃除をから始めれば、取り切れずに落ちたホコリがあっても下を掃除するときに一緒にきれいにすることができます。
出入口から遠い奥から手前に
掃除でもう1つ大事なのは、出入り口から遠いところから掃除をするということです。出入り口は頻繁に通る場所なので、ホコリが舞いやすい場所です。そのため、そういった部分をあとから掃除することで、何度も掃除する手間を省くことができます。
軽い汚れからひどい汚れにうつっていく
掃除では軽い汚れから先に手を付けていくというのもポイントです。軽い汚れとは、洗浄力の弱い洗剤で落ちる汚れということです。洗浄力の弱い洗剤で落とせる汚れから落としていき、それで落ちない部分についてはより洗浄力の強い洗剤を使用するようにしてみましょう。洗浄力の強い洗剤は掃除したい場所の材質によっては、傷をつけてしまう可能性もあります。そのため、洗浄力の弱い洗剤から使用することでそういった心配を最小限におさえることが可能です。最初は目立たない場所に洗剤をつけてみて、傷がついたり変色が起きたりしないか確かめるようにするとよいでしょう。
効率的な掃除の順番
基本的な掃除の手順をおさえたところで、より効率的な掃除の順番についてみていきましょう。基本的な掃除の手順も効率を意識した流れではありますが、より細かい掃除の手順について考えることでより手早く掃除を完了させることができるようになります。
1.まずはものを片付ける
掃除を始めるときは、最初に邪魔なものを片付けましょう。余計なものが置いてあると、掃除をスムーズに行うことが難しくなってしまいます。テーブルの上に物が出しっぱなしになっている場合は、きちんと戸棚など所定の位置に戻すようにしてください。また、床にものが置いてある場合も同様にしっかり片付けましょう。ものがあるとその部分を掃除することができないので、しっかりきれいにすることが難しくなります。なお、普段からものをしっかり片付ける習慣をつけておくと、掃除の前にわざわざ片付けをする必要もなくなるのでより早く掃除に取り掛かることができて効率的です。
2.背の高い家具や棚などを掃除する
掃除は背の高い家具や棚などから始めましょう。これは掃除の基本的な順番でも触れたように、上から下へ掃除を進めるためです。家具の上のほうにたまっているホコリから順番にきれいにしていくことを意識しましょう。最後に床を掃除するので、床にホコリを落とすようにしていってもOKです。
3.テーブルなどの中くらいの家具等の掃除
高い部分の掃除が終わったら、テーブルなど中くらいの高さの家具の掃除にうつりましょう。この場合も床にホコリを落として構いません。ただし、テーブルには食べ物のカスなど脂っぽいものが残っている場合もあり、それが床につくとかえって掃除に手間がかかる可能性もあります。そういったゴミが残っている場合は、なるべく床に落とさないようにして取り除いたほうがよいといえるでしょう。
4.最後に床の掃除をおこなう
家具など上のほうの掃除が全て終わったら、最後に床の掃除を行います。床の掃除に入る前に、上のほうにホコリがたまっていないか一度よく確認するとよいでしょう。それが終わったら、ホコリがたまりやすい床の隅のほうから意識して掃除を行ってください。
きれいな床に仕上げる掃除の順番
床をきれいに仕上げるには掃除の順番にコツがあります。掃除機やフローリングワイパーのみで全てのゴミを取りきろうとせず、それぞれを併用することできれいな床に仕上げることを目指しましょう。床が掃除しやすいようにものを片付けた状態から始めてください。
1.フローリングワイパーやモップ等でホコリやゴミをある程度とる
床を掃除するときは、最初にフローリングワイパーやモップを使用して、床にあるホコリやゴミをある程度取り除きます。この後も掃除を行うので、床を見て目に入るゴミを取り除くだけで構いません。ただし、掃除機をかけるときは風でゴミが舞い上がってしまうので、できるだけ最初に取っておいたほうがよいでしょう。掃除機では吸い切れないような大きなゴミも、あらかじめ取り除いておくとスムーズですね。
2.掃除機をかける
フローリングワイパーやモップがけが終わったら、掃除機をかけましょう。この場合は掃除の基本の順番にもあるように、出入り口から遠い奥のほうから入り口に向かって掃除機をかけます。とくに部屋の隅は入念に掃除機をかけます。掃除機では目に見えない小さなホコリもとることができるので、ゴミがないように見える部分についても省略せず、床全体にかけることを心掛けるべきです。掃除機がゴミをきちんと吸い取れるよう、少しゆっくりめにかけるのもポイントです。
3.ぞうきんで水拭きする
掃除機がけが終わったら、水で濡らしたぞうきんで床を拭きます。こうすることで掃除機をかけたことによって舞い上がり、吸い切れなかったホコリも掃除することができます。水分は残したくないので、できるだけ固く絞ってから使用するようにしましょう。なお、この場合も奥のほうから始めて出入り口に向かっていくようにするとよいです。
4.水分が残っている場合はからぶきをする
ぞうきんがけをしたあと床に水分が残っているようであれば、別の乾いたぞうきんで乾拭きをしてください。水分をすぐに吸収してくれるマイクロファイバーなどの素材のぞうきんを使用するのがおすすめです。水分をとるのが目的なので、床をおさえるようにしながら拭くと効果的です。床の水分をしっかり拭き取ったら、床の掃除は完了です。
掃除の順番を意識することで効率的に部屋がきれいになる
![掃除の順番を意識することで効率的に部屋がきれいになる](https://www.saraschool.net/wp-content/uploads/2018/07/76b02e58fc606e9c70c85dfd2a521a21.png)
掃除を行うときは、掃除の順番を意識することが重要です。理にかなった順番を意識すれば、より効率的に部屋をきれいにすることができます。掃除をしたのになぜかゴミが落ちているというパターンが多い人は、掃除の順番を見直してみるとよいでしょう。たとえば、いつも床から掃除を始めているという場合は、床を掃除したあとに棚の上などのホコリが落ちてきてしまうのですぐに汚れてしまいます。そういった事態を避けるためには、やはり掃除の順番をしっかりと意識することが必要不可欠です。しっかりと掃除の順番を意識することで、効率のよい掃除を実現しましょう。
掃除の基本ルール
![部屋の掃除がしたい!効率的にきれいにするコツとは?](https://www.saraschool.net/wp-content/uploads/2018/07/329e1a9a63586904421527b47c3da508.png)
部屋を効率的にきれいにするためには、掃除の基本ルールをおさえることが大切です。まずは、掃除の基本的なルールについて理解しましょう。
目的と場所を明確に
掃除を始めるときは、最初に目的と場所を明確にします。これらが曖昧になってしまうと、全体的に中途半端に手を付けることになってしまいます。「どうしてその場所を掃除するのか」がはっきりしていないと、部屋がきれいにならないだけでなく、効率的な掃除の仕方を考えるのも難しいので注意しましょう。たとえば「ホコリが気になるから」といった目的を意識し、範囲を決めたうえで掃除を始めるようにしてください。
決めた場所を守る
掃除をする場所を決めたら、それを必ず守りましょう。たまたま別の場所の汚れが目に入ったとしても、ほかの場所まで掃除を延長するのはNGです。決めた範囲の掃除が終わるまでは次に移動してはいけません。計画した場所以外の掃除を途中から始めると、また同じ道具を使用する必要が出るなどの二度手間がかかる可能性が高いです。そうなると作業効率はとても悪くなるので気を付けましょう。掃除する範囲を決める際は、あらかじめ家の中をよく点検してからにするとよいです。
掃除道具の準備をしてから片付ける
掃除をする前は、掃除の邪魔になるものの片付けを行います。ただし、掃除道具の準備は必ずその前に済ませておきましょう。たとえば、片付けの段階からホコリは舞うので、マスクは最初からつけておいたほうがよいです。また、ものを片付けてから掃除道具を用意するとなると、ものの置き場によっては出しづらくなることもあるはずです。そのため、掃除を始めるときは、掃除の目的と場所を意識して、最初に道具をそろえるようにしましょう。
効率的な掃除のコツ
効率的に掃除を進めるためには、どのようなことに気を付けたらよいのでしょうか。具体的にみてみましょう。
まずは大きなものを片付ける
掃除を効率的に行うためには、ものを片付けるところから始めます。とくに大きくて邪魔になっているものは必ず片付けるべきです。たとえば、リビングに置きっぱなしになっているカバンや脱ぎっぱなしの服などは、クローゼットに戻すなどしましょう。いらないものがあると、それだけ掃除がしにくくなるので要注意です。
捨てるかどうかはあとで考える
片付けや掃除をしていると、あまり使っていないものが見つかることがよくあります。しかし、思い出が詰まっているものや人からもらったものは捨てるかどうかをなかなか判断できないことが多いです。その場合は、掃除の最中に判断をしなくても構いません。あとでじっくり考えることにして保留にしておきましょう。結論が出るまでその場で考えてしまうと、掃除の時間がその分余計にかかってしまいます。そうなることを避けるため、まずは掃除を先に終わらせることを意識しましょう。ものの処分については、掃除が終わったうえで改めて考えてみてください。
ゴミ袋や掃除道具は手の届く範囲に設置する
掃除をするときは、ゴミ袋や掃除道具を必ず手の届く範囲に設置するようにしましょう。使いたいと思うたびに歩いて取りに行くという状況ではとても効率が悪いです。ゴミ袋や掃除道具はすぐに使えるよう、掃除しながら一緒に移動していくようにしてください。
汚れはできるだけ早く拭き取る
掃除の最中に限らず、汚れを見つけたときはなるべく早くふき取るように心掛けるべきです。汚れは乾いてこびりつくと、なかなか取れなくなってしまうことが多いです。汚れがついたばかりのうちは比較的落ちやすいので、なるべくこまめに拭き取るようにしましょう。そうすれば、余計な洗剤を使用する必要もなくなるので経済的です。
きれいな部屋を保つコツ
せっかく掃除したら、きれいな部屋の状態をなるべく長く保ちたいですよね。そのためには、きれいな状態を保つ工夫をしなければなりません。普段からきれいな部屋にすることを心掛けることで、常に掃除の行き届いた部屋を保てるようにしましょう。
使用頻度に合わせてジャンル分けをする
ものは使用頻度に合わせてジャンル分けをして収納することが大切です。よく使うものと普段は使わないものを分けて、それぞれ収納しましょう。よく使うものは取り出しやすい位置に置き、普段使わないものは奥のほうにしまうようにするとよいです。また、そのうえで、ものを使ったら必ずもとの位置に戻すことを徹底してください。そうすれば、いつの間にか部屋にものが散乱しているという事態を回避することができるでしょう。
収納できない分は捨てる
ものがたくさんあって収納できないものがある場合は、その分を捨てることを検討してください。しまってあるだけで使用することがないものなどは、この機会に思い切って捨ててしまいましょう。理想は、使用するものだけを残してすっきりした状態です。ものは収納し切れる分だけ所持するように心掛けたほうがよいです。思い出の品などもかさばるものであれば、処分を検討したほうがよいかもしれません。現物は処分することにし、写真などを撮って見返すことができるようにするというのも1つの手です。
普段から少しずつ片付ける
掃除や片付けには意外と時間がかかります。とくに、普段はあまり部屋をきれいにする習慣がないという場合は、いざ掃除や片付けに着手してもなかなか作業が終わりません。きれいな部屋にするためには、普段から少しずつ片付けるようにすることが大切です。ちょっとした部分であれば、普段の空いた時間でパパッと掃除や片付けを行うことができるはずです。慣れないうちは面倒に思えますが、習慣化してくると難なくこなせるはずなので、最初は頑張って意識的に掃除や片付けに取り組んでみてください。
部屋の掃除のコツはきれいな部屋をしっかり意識すること
![部屋の掃除のコツはきれいな部屋をしっかり意識すること](https://www.saraschool.net/wp-content/uploads/2018/07/e21bdeef35574b4492ce8bdcb63a0121.png)
部屋をきれいに保つためには掃除や片付けをしっかり行うとともに、普段からきれいな部屋を意識することが必要です。普段から、使ったものはもとの場所に戻すことや、汚したらすぐに拭き取るといったことを徹底するようにしましょう。そうすれば、部屋にものが散乱したり、ひどい汚れが気になったりする事態は避けることができます。もともときれいにしておけば、掃除や片付けをしようと思った場合でも、簡単に済ませることができるはずです。
また、実際に掃除や片付けを進めるときは、欲張らずに特定の範囲をきれいにすることに重きを置きましょう。一度に広範囲をきれいにしようとしても、掃除や片付けには意外と時間や手間がかかるのでなかなかうまくいきません。特定の範囲に限定して、しっかりときれいにすることを心掛けてください。効率的な掃除や片付けの方法を意識できれば、きれいな部屋を保つことも難しくはなくなるはずです。
代表的な洗剤の種類
![掃除は洗剤の使い分けが重要!それぞれの効果を知ろう](https://www.saraschool.net/wp-content/uploads/2018/07/e4973054ad30e76e320cc74c5e21b6ab.png)
洗剤にたくさんの種類があり、その効果はさまざまです。まずは代表的な洗剤の種類として、どのようなものがあるか確認しておきましょう。
一般的な洗剤
一般的に広く使用されている洗剤について紹介します。これらは、ドラックストアなどで必ず販売されているものばかりです。
*合成洗剤
合成洗剤は、それぞれの汚れがよく落ちるように成分が調整された洗剤のことです。主成分は界面活性剤です。種類は、酸性、弱酸性、中性、弱アルカリ性、アルカリ性の5段階に分かれています。それぞれ汚れの種類に合わせて活用することで、効果的に汚れを落とすことができます。ただし、酸性やアルカリ性が強いと汚れが落ちやすい反面、手にも影響が出る可能性があります。そのため、使用するときは注意したほうがよいでしょう。
*洗浄剤
洗浄剤はそれぞれの用途ごとに作られており、合成洗剤よりもさらに強力なものが多いです。集中的にしっかりと汚れを落としたいという場合に使用します。手だけでなく、使用する場所の素材も変質させてしまう場合があるので、使える場所などをきちんと確認したうえで使用しましょう。
*漂白剤
漂白剤は、その素材の白さを取り戻すために使用するものです。使用すると、ついた色がとれて素材のもとの色があらわれます。ただし、使用中に服についてしまうと服の色も抜けてしまうので要注意です。漂白剤には「塩素系」「酸素系」「還元型」の3種類があります。塩素系は漂白力が強く、カビなどに対しても効果を発揮します。酸素系は効き目が穏やかですが、脱脂力が強いので油汚れの掃除に向いています。そして、還元型は鉄サビによる汚れを取るのに最適です。
*研磨剤
研磨剤は、界面活性剤に研磨作用を加えたものです。こびりついた汚れを落とすのに向いています。粉末タイプとクリームタイプがありますが、クリームタイプはより傷がつきにくいのでおすすめです。どうしても汚れが取れないときは粉末タイプを使用するとよいでしょう。
ナチュラル素材の洗剤
掃除のときに役立つ洗剤としては、ほかにもナチュラル素材の洗剤があります。一般的な洗剤よりも人体への影響が少ないので、そういった点が気になるときにはとてもおすすめです。
*重曹
重曹は油汚れや皮脂汚れなど、油分に強いです。また、そのため、キッチンの汚れを掃除する際に重宝します。
*クエン酸
クエン酸はうろこ状の白い水あかを落とすのに適しています。水周りのお手入れには無くてはならない洗剤です。
*セスキ炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダは、タバコのヤニを落とすときに役立ちます。水に溶かし、その液体を含ませたぞうきんで壁などを拭くと、茶色い汚れがごっそり取れます。また、皮脂などの油汚れを落とすことも可能です。
掃除場所に合った洗剤の使い分け
効率的にしっかり汚れを取るためには、それぞれの汚れに適した洗剤を使用することが重要です。汚れと洗剤の相性をしっかりと把握したうえで掃除に取り掛かりましょう。
シンクやシャワー水栓の水あかにはクエン酸
水周りに必ずついてしまう白いうろこ状の水あかは、クエン酸を使用して落とすのがおすすめです。クエン酸は弱酸性で、水あかを落とすにはもってこいの洗剤だといえます。スプレーボトルにクエン酸を溶かした水を入れて、水あかが気になる部分に吹きかけましょう。汚れが頑固な場合は、キッチンペーパーとラップを使用してパックするとより効果的です。
電子レンジなどの油汚れには重曹やセスキ炭酸ソーダ
油汚れが気になる場所は、重曹やセスキ炭酸ソーダなどを使用して掃除しましょう。それぞれ水に溶かして吹きかけることで汚れをきれいに取ることができます。キッチン周りはナチュラル素材の洗剤を使用したほうが安心できるという人が多いため、合成洗剤などを使用せずに重曹やセスキ炭酸ソーダもよく活用されています。
シンクの汚れには台所用洗剤
台所のシンクなどぬめりなどの汚れがひどい場所は、専用に開発された台所用洗剤を使用するのがおすすめです。頑固な汚れを落とすには、洗浄力の高い洗剤を使うのが1番効果的です。ただし、強力な洗剤は刺激も強いため、注意書きをよく読んだうえで正しく使用するようにしましょう。
洗剤の注意点とポイント
洗剤を使用するときは、注意すべきポイントがたくさんあります。洗剤は薬品でもあるので、危険がないようしっかり注意して使用してください。
洗剤は混ぜてはいけない
洗剤にはさまざまな種類があります。そのため、別々に売られている洗剤を混ぜてしまうと、有害なガスが発生する場合もあります。そのため、洗剤は絶対に混ざらないように注意して使用してください。混ぜたつもりがなくても、ほかの洗剤を使用したあとで別の洗剤を使うと、成分が残っていて知らぬ間に混ざってしまうこともあるので要注意です。複数の洗剤を使用したいときは、しっかり洗い流してからにするか、別の日に分けて掃除するようにしたほうが安心です。
洗剤を扱うときは換気をしておくこと
洗剤の中には臭いが強く、それが人体に影響を与える恐れのあるものもあります。そのため、洗剤を扱うときはしっかり換気を行うことを心掛けましょう。掃除をするときは換気しながら行うのが基本なので、それをしっかり習慣化できるようにしてください。
手袋をはめてからおこなう
洗剤は肌にも影響を与えることが多いです。とくに皮脂を落とすのに役立つ洗剤は、掃除のときに手に触れると手に必要な油分まで落としてしまう可能性があります。そうなると手荒れの原因となりかねません。ほかにも、刺激が強い成分が手につくと、かぶれる恐れもあります。そのため、洗剤を使用するときは必ず手袋をはめてからにしましょう。
洗剤はすぐに出せる場所にしまう
洗剤は使用する場所にそれぞれ置くようにしましょう。たとえば、台所で使用するならシンクの下、お風呂場なら脱衣所の空いているところなど、使いたいときにすぐに出せる場所がよいです。こうしておけば、汚れが気になるときにサッと使用することができるでしょう。汚れはそのまま放置しておくとどんどん取れにくくなってしまうので、なるべく早めにきれいにすることが重要です。
洗剤を使い分けて効果的に掃除しよう
![洗剤を使い分けて効果的に掃除しよう](https://www.saraschool.net/wp-content/uploads/2018/07/a5a460b10dec1bf614679033453fa702.png)
掃除をするときは、それぞれの汚れに合わせて効果的な洗剤を使用することが大切です。そのためには、それぞれの洗剤の成分と効能を理解することが必要不可欠となります。家の中の汚れの種類は限定的なので、主要なものを覚えておけば問題ありません。ナチュラル系の洗剤なら、体への悪い影響もないので安心ですね。しっかりと効果のある洗剤を使用することで、より簡単に掃除を完了させることが可能です。常にきれいな状態を目指して、洗剤を上手に活用していきましょう。