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ドッグトレーナーのなり方や向いている人の特徴や仕事内容は?

犬が好きな人の中には、ドッグトレーナーになりたいと思っている人も多いです。ドッグトレーナーになれば、常に犬と触れ合うことができるため、犬好きにとってはとても魅力的だといえます。とはいえ、具体的にドッグトレーナーになる方法がよく分からないと感じている人も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、ドッグトレーナーのなり方やドッグトレーナーに向いている人の特徴について解説します。ドッグトレーナーの仕事に興味があるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

ドッグトレーナーのなり方や向いている人の特徴を解説

ドッグトレーナーになるには?

ドッグトレーナーになるには、どのような条件があるのでしょうか。まずは、ドッグトレーナーになるための条件について説明します。

必須資格はない

ドッグトレーナーになるには、絶対に必要な資格というものはありません。ドッグトレーナーは犬のしつけをおこなうのが主な仕事なので、それをこなせるようなきちんとした知識をもっていれば、資格がなくても働くことができます。

民間資格が存在する

ドッグトレーナーの資格としては、民間資格のドッグトレーナーライセンスなどがあります。個の資格は必須ではないですが、資格を取れば確実に知識や技術が身につくので、取っておいたほうがよりよいといえるでしょう。ドッグトレーナーは生き物と関わる仕事であるため、正しい知識や技術が必要不可欠だといえます。

ドッグトレーナーライセンスについて

ドッグトレーナーの資格であるドックトレーナーライセンスとは、具体的にどのような仕事なのでしょうか。ここでは、ドックトレーナーライセンスの概要とともに、その他の犬にかかわる資格の種類について紹介します。

ドッグトレーナーライセンスの資格について

ドッグトレーナーライセンスには、A~C級の3つがあります。それぞれ下の級を取得した後に上位のライセンスへ挑戦できるしくみになっています。 ドッグトレーナーライセンスでは、一般家庭で必要な犬のしつけに重点を置いており、一定の基準を満たす知識や技能をもっている人をドッグトレーナーとして認定しています。

その他の犬に関わる資格

犬に関わる資格としては、ドックトレーナーライセンスのほかにも複数の種類があります。たとえば、家庭犬トレーナー、愛犬飼育管理士、ドッグハンドラーなどさまざまな種類があります。それぞれ扱う内容は微妙に異なるので、自分が目指すドックトレーナーの姿に合った資格の取得を目指してみるとよいでしょう。

ドッグトレーナーになる基本ルート

ドッグトレーナーを目指す場合、どのような道筋をたどるのがよいのでしょうか。ドッグトレーナーになるためのルートは、人によってもさまざまです。ここでは、よくあるドッグトレーナーになるためのルートについて説明します。

大学など経て公認スクールで試験を受ける

ドッグトレーナーになる道筋としては、大学などを卒業した後に公認スクールに通う方法があります。しっかりとした知識を身につけたうえで試験を受け、能力を認めてもらうことでドッグトレーナーとして活躍することが可能です。

高校からそのまま就職する

ドッグトレーナーになる方法としては、高校を卒業してからそのまま就職するという方法もあります。ドッグトレーナーには学歴や資格は関係ないため、就職した後で知識や技能を身につけていけば、一人前のドッグトレーナーとして活躍することができます。ドッグトレーナーの育成に力を入れているスクールなどを探せば、高校卒業後でもすぐに就職できる可能性があります。

犬の知識が必要のためまずは資格を取得する人が多い

ドッグトレーナーは、資格がなくてもなることができます。ただし、実際にドッグトレーナーとして活躍するには、専門的な知識や技術が求められます。単に犬好きというだけでは正しい知識や技術があるとはいえないため、実際には資格を取得したうえでドッグトレーナーになる人が多いです。資格がないよりはあったほうが採用されやすいので、ドッグトレーナーを目指すならできるだけ資格を取得したほうが安心でしょう。

ドッグトレーナーに向いている人

では、どのような人がドッグトレーナーに向いているのでしょうか。ここでは、ドッグトレーナーに向いている人の特徴について紹介します。

犬が好きな人

ドッグトレーナーを目指すなら、前提として犬が好きであることが必要です。ドッグトレーナーは犬と直に触れ合う時間が長く、犬としっかりと向き合う必要があります。そういったなかでしっかりと犬のケアをおこなうには、犬のことが好きだという気持ちがとても重要な適性だといえます。

毅然とした態度で対応できる人

ドッグトレーナーに向いているのは、毅然とした態度をとることができる人です。犬が好きな人の中には、犬がかわいいあまり犬を甘やかしてしまう人も少なくありません。しかし、犬を甘やかしすぎるとしつけがうまくいかなくなることもあるので注意が必要です。ドッグトレーナーは毅然とした態度で犬と向き合い、犬のしつけをしっかりとおこなえるようでないといけません。

忍耐力がある人

ドッグトレーナーになるには、忍耐力も必要です。犬は一度でスムーズにしつけを覚えられるわけではありません。問題行動の多い犬なら、しつけの覚えが悪いこともあるでしょう。ドッグトレーナーは、どのような状況でも忍耐力をもって根気よく犬のしつけをおこなわなければなりません。

観察力がある人

ドッグトレーナーは観察力も求められます。犬だけでなく、時には飼い主の様子もしっかりと見つめて犬のしつけの問題を探す必要があります。しつけがうまくいかない理由を見つけ出す力も、ドッグトレーナーとしては重要な力のひとつです。

ドッグトレーナーに向いていない人

逆にドッグトレーナーに向いていない人とは、どのような人なのでしょうか。最後にドッグトレーナーに向いていない人の特徴について説明します。

感情の起伏が激しい人

感情の起伏が激しい人は、ドッグトレーナーに向いていない可能性があります。犬のしつけをするときは、感情まかせに叱るのはNGです。感情的になって怒ってしまうと、犬は恐怖を感じてしまい、しつけに悪い影響が出ることもあります。

動揺しやすい人

ドッグトレーナーは常に冷静な判断ができることが求められます。犬は生き物であるため、予想できない行動をとることもあります。ドッグトレーナーは、そのような場合でも落ち着いて対処できなければなりません。

落ち込みやすい人

ドッグトレーナーは落ち込みやすい人も向いていません。犬のしつけは簡単なものではないので、うまくいかない場合も当然あります。そのような場合でも前向きに考えて次の対策を考えられるような人のほうが、ドッグトレーナーに向いています。

ドッグトレーナーになるには知識と技術が必要!

ドッグトレーナーになるには知識と技術が必要!

ドッグトレーナーを目指すには、正しい知識と技術が必要です。資格取得は義務ではないですが、できれば資格取得を目指したほうがドッグトレーナーをより目指しやすくなるでしょう。一度身につけた知識や技術はドッグトレーナーとして長く利用できるので、キャリアを積むためにも大きく役立つはずです。犬が好きな方にはドッグトレーナーの仕事はとても合っている可能性が高いです。ドッグトレーナーとして活躍していきましょう。

ドッグトレーナーとは?

ドッグトレーナーとは、どのような仕事なのでしょうか。ドッグトレーナーを目指すなら、仕事内容についてしっかりと押さえておいたほうがよいです。まずは、ドッグトレーナーの仕事の概要について説明します。

人と犬が快適に過ごす手助けをする

ドッグトレーナーは、仕事内容を一言で示すと、人と犬が快適に過ごす手助けをする仕事です。犬の習性や特徴をしっかりと理解しており、犬のしつけに悩む人などに対してアドバイスをすることもあります。

飼い犬のしつけをする

ドッグトレーナーは飼い犬のしつけをすることも多いです。飼い犬のしつけのしかたが難しいと感じている人もいるので、そういった人の代わりに犬のしつけをおこないます。犬のしつけは飼い主と犬が良好な関係を保ちながら生活するために必要不可欠なものです。ドッグトレーナーは、犬をしつけることで基本的な動作をしっかりと身につけさせるのが仕事です。

男女問わずに人気の職業

ドッグトレーナーは男女問わずにとても人気のある職業です。犬と関りが大きい仕事であるため、犬好きの人には天職とも呼べるような仕事です。もちろん、生き物である犬を扱う仕事であるため、大きな責任も負う必要があります。

ドッグトレーナーの仕事内容

ドッグトレーナーは、具体的にどのような仕事をしているのでしょうか。ドッグトレーナーは単に犬と触れ合うだけの仕事ではないので、正しく仕事内容を把握しておくようにしましょう。ここでは、ドッグトレーナーの仕事内容について説明します。

依頼を受ける

ドッグトレーナーの仕事は、犬のしつけに困っている人から依頼を受けるところから始まります。犬の飼い主から事情や悩みをしっかり聞いて問題点を探すのも仕事のうちです。加えて、犬の様子をしっかり観察しながら、根本的な問題は何なのか考えていきます。

問題行動をしつける

犬の問題行動を分析できたら、実際にしつけをおこなっていきます。飼い主の手に負えない問題行動がある犬をしつけるのは、大変なこともあるでしょう。しかし、プロとしてのノウハウを積んでいけば、そういった犬にも上手に対処できるようになります。しっかりとしつけができれば、飼い主にも喜んでもらえるはずです。

飼い主にアドバイスをする

犬のしつけがきちんとできたら、飼い主に犬を引き渡しつつアドバイスをおこないます。「ある行動をしたときにはどういった対処をすればいいのか」など、家に帰ってから飼い主が実践できるように具体的なアドバイスをする必要があります。

訓練士とは何が違う?

ドッグトレーナーに似た仕事として、訓練士というものがあります。ドッグトレーナーと訓練士は、何が違うのでしょうか。似ているように思えますが、実は明確な違いがあります。よって、ここではドッグトレーナーと訓練士の違いについて説明しておきます。

訓練の対象となる犬

ドッグトレーナーと訓練士は、対象として扱う犬の種類が異なります。まず、ドッグトレーナーは、家庭の飼い犬のしつけをおこなう仕事です。それに対して訓練士は、…使役犬とよばれる犬の訓練をおこないます。使役犬は盲導犬・警察犬・災害救助犬など、何らかの目的のために活動している犬のことです。

しつける内容も目的に合わせて異なる

ドッグトレーナーと訓練士はしつける目的が異なるため、しつけの内容も当然異なります。ドッグトレーナーは、人間と犬が良好な関係を築きながらスムーズに暮らせるよう、基本的なしつけをおこなうのがメインとなります。扱う犬種も飼い主によるので、さまざまな犬と触れ合う機会をもてるでしょう。

ドッグトレーナーの活躍の場

ドッグトレーナーになった場合、どのような場所で活躍することになるのでしょうか。ドッグトレーナーが活躍する場所は、さまざまあります。働く場所によって働き方も異なるでしょう。ここでは、ドッグトレーナーが活躍する場所について説明します。

一般企業

ドッグトレーナーは一般企業で働くことも可能です。企業で犬のしつけを請け負っている場合、そこに所属して犬のしつけをおこなう業務を担当することができます。一般企業であれば、経験を積んだ後で出世していくこともできます。長く働きやすいのがメリットだといえるでしょう。

ペットショップ

ドッグトレーナーは、ペットショップで働くこともできます。ペットショップで働けば、犬に対する知識をしっかりと活かしながら正しい対応ができます。犬を飼おうとしている人に対しても、しつけについて適切なアドバイスができるも魅力的です。

ドッグトレーニングスクール

ドッグトレーナーが活躍するメインの場所といえるのが、ドッグトレーニングスクールです。ドッグトレーニングスクールには、犬のしつけについて悩む人が相談やレッスンを受けに来ます。そういった人に専門的なアドバイスをするのが、ドッグトレーナーの仕事です。経験を積んだ後は、自分でドッグトレーニングスクールを開業することもできるでしょう。

出張トレーニング(訪問)

ドッグトレーナーは、出張トレーニングという業態もあります。犬のしつけで困っている人の元を訪ね、それぞれに合った出張をおこなうのが主な仕事内容です。出張トレーニングは、個人でおこなうこともできるので、活躍の幅を広げやすいのも特徴的です。

ドッグトレーナーのやりがい

ドッグトレーナーには、どのようなやりがいがあるのでしょうか。犬が好きという人には、ドッグトレーナーは特におすすめの仕事です。ドッグトレーナーのやりがいについて考えてみましょう。

犬と人が幸せになれる

ドッグトレーナーになると、犬と人との幸せを応援することができます。しつけがきちんとできている犬は、人間社会のルールにしっかりと則った行動が出来るので、飼い主ともよい関係を築いて生活しやすくなります。飼い主もしつけで悩むことがなくなるので、ストレスを感じずに犬との生活を楽しむことができるでしょう。

犬と深く触れ合える

ドッグトレーナーは犬と深く触れ合うことができます。犬と向き合ってしつけをおこなうのが主な役目なので、犬が好きという人には楽しみながら働ける仕事だといえます。

ドッグトレーナーの仕事内容を理解して仕事にしよう

ドッグトレーナーの仕事内容を理解して仕事にしよう

ドッグトレーナーはとてもやりがいの大きな仕事です。犬の特徴やそれに合わせたしつけのしかたを学べば、犬としっかりと向き合うことが可能です。そのスキルを活かすことで犬のしつけに悩んでいる飼い主の役に立つことができます。ドッグトレーナーは犬と多く触れ合えるだけでなく、社会貢献も可能な仕事です。好きなことで人の役に立てるというのは、とても素敵なことですよね。犬のしつけについてしっかりと知識を身につけ、ドッグトレーナーとして活躍してみませんか。