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色の好みから分かる性格とは?

あなたは、どんな色が好きですか。実は、好みの色によってその人の性格を判断することができます。これは、色がもつイメージや印象に基づいた考え方によるものです。好きな色はその人の内面を反映しているといわれています。そのため色の好みを聞けば、初めて出会った人でも性格をイメージすることができるでしょう。

好きな色と性格には具体的にどのような関係があるのでしょうか。今回は、色の好みが性格をあらわすことの仕組みとともに、実際に色と性格がどのように関係しているのか見てみましょう。

色の好みから分かる性格とは?

好きな色と性格の関係とは?

色の好みから分かる性格とは?

好きな色は、その人の性格をあらわしているといわれています。それにはどういった理由があるのでしょうか。色と性格の具体的な関係についてみる前に、まずはその仕組みについて理解しておきましょう。

好きな色は願望の無意識の表れ

好きな色は「自分はこうなりたい」という願望のあらわれです。これは無意識のうちに頭の中にある願望なので、もしかすると自分では気がついていない場合もあるでしょう。

精神状態や性格が反映される

好きな色にはその人の精神状態や性格が反映されます。色にはそれぞれ何らかのイメージがありますよね。好みの色はその人の内面をあらわしており、その色がもつ印象と密接な関係があります。好きな色にはその人の本質的な内面だけでなく、悩み事も反映されている場合があります。

好きな色はなりたい自分をあらわす

好きな色はその人がなりたいと思っている自分の姿でもあります。憧れのイメージ像にもまたそれをあらわす色があるので、そういった状態に近づくために自然とその色を求めているのです。

色の好みから分かる性格

それでは、それぞれの色の好みによる性格はどのようになっているのか見てみましょう。色によってイメージや印象は多種多様です。自分やまわりの人の好みの色と照らし合わせながら、読み進めてみてください。

赤は非常に存在感が強い色でとても目立ちます。そのため、赤が好きな人は目立ちたがりであり、人から注目されることを好む傾向があります。また、積極的で強いエネルギーをもっており、活動的です。そのことから、リーダーシップを発揮する人も多いです。人を思いやる気持ちが強く、義理人情に厚いという長所も備えています。ただし、直感的に動く性質をもっており、短気な部分があります。なので、怒りっぽい印象が強いです。自分自身の強いエネルギーのせいで、疲れてしまっている可能性もあります。

ピンク

ピンクは優しさや母性を表現する色です。そのため、ピンクを好む人は思いやりがあり、世話好きです。ただし、その反面、愛情を強く求め過ぎたりひがみやすかったりする傾向があります。

オレンジ

オレンジは社交的で親しみやすい人柄を示しています。常にポジティブな考え方をするタイプで、陽気で明るいという特徴があります。加えて洞察力もあるので、まわりの人の様子をしっかり考えながら行動をとることができます。その反面、少し周囲に依存しやすいという短所があります。つい他人の顔色をうかがってしまい、愛想笑いばかりしている人も少なくないようです。また、何となくオレンジを好むようになったという場合は、何かショックなことがあって落ち込んでいるという可能性も高いです。

黄色

黄色は明るさをあらわす色で、ユーモラスな雰囲気をしめしています。好奇心が旺盛で、さまざまなことを知りたいという知識欲を感じさせます。そのうえで、判断力も備わっているので、さまざまな選択肢の中から自分の道を選べる人です。その反面、一度何かを考え始めると神経質になって必要以上に考え込んでしまうパターンも多いです。自己中心的な側面があり、少し自分に甘いところもあります。

緑は安らぎを与える色で、人を癒せるタイプの人を示しています。協調性があり、人の話を上手に聞くことができます。また、緑が好きな人は礼儀正しくて謙虚です。ただし、まわりに合わせすぎて八方美人になりがちです。他人の意見に耳を傾けすぎて優柔不断になってしまう場合もあります。さらに、自分に自信がなく、まわりの人よりも自分は劣っていると感じやすい部分があります。

青は冷たさをあらわす色なので、冷静な様子を示しています。青を好む人はまじめで常に冷静に物事を見ています。非常に理性的で我慢強さも兼ね備えています。そのため、まわりの人からの信頼も厚いです。争いを好まず、平和を望みます。こういった性格をもっている反面、常に孤独だと感じています。また、平静さを求めるあまり自分の本当の気持ちが言えず、権力には屈服してしまう場面も多いです。

紫は高貴な色とされており、神秘的なイメージを持ち合わせた色です。そのため、紫が好きな人はカリスマ性があるか、そういった人に憧れを抱いています。感受性が強くロマンチストで、まわりの人に精神的な癒しを与えることができます。しかし、その分現実逃避を求める気持ちが強い可能性があります。喪失感や憂鬱な状態である恐れもあるので、気持ちを落ち着かせることが重要です。

白は全くけがれのない様子を表しており、純粋さや繊細さを示しています。また、正直さや正義感の強さもみてとれます。一方で、完璧主義な部分があり、少しでも気に入らない部分があるとすぐに落ち込んでしまいます。潔癖なところもあり、こだわりが強すぎるのが難点です。

黒は権威や強い意思を表しています。黒を好む人は気持ちが強いですが、その分プライドが高くて頑固です。クールな印象があり、まわりの人はなかなか感情を読み取れません。また、黒を好む人はストレスがたまっていたり、心を閉ざしてしまっていたりする可能性があります。深い悲しみを抱えている恐れもあるといえるでしょう。

茶色

茶色を好む人は落ち着きがあり、まわりにも安心感を与えられます。包容力もあるといえるでしょう。ただし、茶色が好きな人は堅実で保守性が強です。そのため、新しいことを始めるのは苦手です。また、茶色を好む人は、人生の辛さを強く感じている可能性があります。

ゴールド

ゴールドは、位や価値の高さをあらわす色です。ゴールドを好む人は自己評価が高く、自尊心もあります。また、実際に知恵があり、社会的地位が高い場合もあります。ただし、ゴールドが好きな人はプライドがとても高くて自己顕示欲も強い傾向にあります。さらに、成果主義にこだわり過ぎる部分もあるようです。

好きな色でその人の性格をみてみよう

好きな色でその人の性格をみてみよう

好きな色を把握すれば、その人の性格をイメージすることができます。もちろん、好きな色があらわす性格が全てそのまま当てはまるわけではないですが、おおよそのイメージや目安をつけることは可能です。その人の悩みを知れる可能性もあるので、様子が気になる人がいれば好きな色を聞いてみるとよいでしょう。そうすれば、ただ話をするだけでは気付けなかった一面を知るためのきっかけとなるかもしれません。

好きな色は自然と身のまわりに集めたくなる色です。色は、本人は無意識でもさまざまな影響を与えます。そのため何かなりたいイメージがあるなら、そのイメージに合った色を積極的に身のまわりに置くようにすると効果的です。好きな色や身のまわりに置く色を意識的に考えることで、自分やまわりの人の性格への影響も考慮してみましょう。