DIYとは?メリットや歴史について解説!
記事更新日:2023年8月21日近年、DIYの人気が急速に高まっています。とはいえ、「DIYって、聞いたことがあるけどよくわからない!」という人も多いのではないでしょうか。DIYはもともと海外ではじまったものです。DIYには、さまざまな魅力やメリットがあり、コツを掴めば誰でも楽しく取り組むことができます。
DIYに取り組めば、生活をより快適にすることができるはずです。今回は、DIYとはどういうものか、DIYでどんなことができるのかという基本について解説します。

目次

DIYとは

DIYとは何でしょうか。まずはDIYの基本的な意味や魅力を確認し、似た意味をもつ言葉との比較をしてみましょう。
正式名称とその意味
DIYとは、英語の「Do It Yourself」の頭文字をとったものです。これ日本語にすると、「自分でやってみよう」という意味になります。DIYは、主に工具などを使い、家具やインテリアを作る作業のことを指す言葉です。
DIYの魅力やメリット
DIYにはさまざまな魅力があります。はじめは難しいと感じても、上達するといろいろなものを作ることができるようになります。
*コストパフォーマンスがよい
DIYで家具を作れば、既製品を購入するよりもはるかにコストを安く抑えることができます。DIYの腕前が上がってくると、店頭で売っているような素敵な家具を店頭価格の半額以下で完成させることも可能です。
*好みやサイズを合わせた家具を生み出すことができる
自分で1から家具を作れば、デザインや大きさ、色、素材などすべてが自由自在です。イメージに合う商品が見つからなくても、自分の部屋に合わせた家具を手に入れることができます。部屋の雰囲気にテイストを合わせるだけでなく、置きたい場所にぴったりおさまる家具を生み出すことも可能です。
*充実感や楽しさがある
実際の自分たちの暮らしのなかで使う家具を作るのは、とても楽しいです。自分の手で作った家具には、強い愛着が湧きます。また、家族と一緒にDIYに取り組めば、夫婦や親子のコミュニケーションを増やすことにもつながります。さらに、作った作品を誰かに褒められると、とても嬉しい気分になることができるでしょう。
ハンドメイドとDIYの違い
DIYと似た言葉として、「ハンドメイド」があります。ハンドメイドには、手作業のみで仕上げるという意味合いがあります。機械を使用せず、小さな小物を作り上げるイメージです。ハンドメイドは、基本的に座りながら行うことができる作業となっています。プロとしてハンドメイドの作業に取り組んでいる人もいます。一方、DIYは工具などを使用し、家具や雑貨など割と大きなものを作りあげる作業のことです。DIYはプロとして取り組むものではなく、あくまでも趣味として自分や家族のために行うものです。 つまり、ハンドメイドは「プロやアマチュアを問わず、小さいものを手作業のみで完成させること」、DIYは「個人的な趣味として、工具などを使用して家具や雑貨を作ること」となり、両者には大きな違いが見て取れます。
日曜大工とDIYの違い
「日曜大工」はDIYと非常に近い意味をもつ言葉です。日曜大工とDIYの違いが分からないという人も多いかもしれません。日曜大工もDIYも、工具などの道具を使用して家に必要な家具などを作るという点は同じです。日曜大工は休日にこういった作業に取り組むのに対し、DIYには日時の縛りがありません。また、日曜大工は、主に木を使って家具を作ることです。DIYは木工にとどまらず、さまざまな素材を使用して家具や小物などを作ります。 つまり、日曜大工は「休日に木工作業を行うこと」、DIYは「いつでも好きなときに、さまざまな素材を使って作ること」を指しています。DIYは日曜大工よりも意味が幅広く、日曜大工はDIYの一部として含まれる言葉だと考えることもできます。
DIYの歴史
DIYは海外で誕生しました。そこから徐々に人気が高まり、長い年月をかけて日本でも浸透するようになりました。
DIYの発祥
DIYがはじまったのはイギリスです。イギリスの首都・ロンドンでは、第二次世界大戦後の1945年から、破壊された街を住民が自分たちの手で復興させようという国民運動がはじまりました。ここで「Do It Yourself」がスローガンとして掲げられました。
DIYが「楽しむもの」に進化
その後、DIYという概念はアメリカに伝わりました。すると、DIYは、趣味のように楽しむものとして親しまれるようになります。これにより、ホームセンターという小売店の新しい形態とともにDIYは世界に広まりました。
DIYの日本上陸
日本にDIYが入ってきたのは1970年代初頭です。日本ではじめてDIY専門店ができたのは、島根県でした。通行量の多い道路に面した場所で、ロードサイド型店舗として開店しました。いまの日本のホームセンターの前進となる店舗です。
日本初のホームセンターの誕生
日本初のホームセンターは、1972年に埼玉県でオープンしました。DIYは当初、日本でそこまで大きなブームを呼ぶことはありませんでした。それは、この時代の日本は趣味を楽しむことよりも、ひたすら仕事に打ち込むことが推奨された時代だからです。とはいえ、ホームセンターは人々の間で生活に必要なものを揃えるための小売店として、少しずつ着実に認知されていきました。
DIYブームの背景
日本人の生活の変化とともに、DIYの人気は高まっていきました。具体的には、1992年の国家公務員の週休2日制導入などを皮切りに、日本国内でも余暇を楽しむことに目が向けられるようになったのがきっかけです。ホームセンターの店舗数は、1973年では全国で28店舗でしたが、2016年には4710店舗までに増加しました。2016年の売上は4兆円弱となっており、非常に大きな市場として成長を続けています。
注目を集める「DIY女子」
「工具を使った作業は男性のやることだ」というイメージが強いかもしれません。しかし、電気工具などを使えばそれほど強い力は必要なく、女性でも取り組むことが十分可能です。最近ではDIYに熱中する女性が増えており、インテリア好きの女性の間では、自分で家具を作ることが流行っています。女性向けの工具として、ピンク色などかわいらしいデザインのものも販売されています。
DIYの活用例
DIYを行えば、身のまわりのさまざまなものを自分の手で作ることが可能になります。DIYでできることを紹介します。
小物や雑貨を作りたい
自分の部屋の雰囲気に合った小物や雑貨を手作りすれば、部屋におしゃれなアクセントをつけることができます。既製品を購入するよりも安く済ませることができます。
部屋の不便な部分を改善したい
部屋の不便な部分もDIYで改善することができます。たとえば、デッドスペースにぴったり収まるような引出を作ってみたり、壁に小さな棚を取り付けたりすれば、利便性を向上させることができるでしょう。
収納スペースを増やしたい
持ち物が増えてくると、部屋の収納が足りなくなって困ることがあります。そんなときでも、DIYなら低予算で収納を確保することが可能です。自分が求めるサイズや収納に使える場所に合わせた収納スペースを自由に作ることができます。
部屋の模様替えをしたい
DIYなら、大掛かりな部屋の模様替えも可能です。キッチンとリビングの間にカウンターを作るなどすれば、雰囲気をガラッと変えることができます。また、最近では引っ越しの際にもとに戻すことができる壁紙も販売されているため、復元可能な範囲で模様替えを楽しむのもおすすめです。
アクセサリーを手作りしたい
ペンチなどの道具を使えば、好みのアクセサリーも簡単に作ることができます。最近では、針金やナットといったDIYアイテムを、おしゃれなアクセサリーに変身させることが海外で流行っています。ちょっとしたアイデアでオリジナルのアクセサリーを作ることができます。大きな家具を完成させる自信がないという人は、アクセサリー作りから挑戦してみるとよいでしょう。
DIYとは自分で工夫を楽しみながら作ること!

DIYには、暮らしを楽しもうという思いが込められています。アイデア次第でその可能性は無限大です。DIYにチャレンジすれば、日々の暮らしがより便利になること間違いなしです。ちょっとした小物作りなどから、少しずつDIYをはじめてみてはいかがでしょうか。
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