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初心者でも大丈夫!DIYを失敗しないコツ

DIYと聞くとどんなイメージをもちますか。もしかすると、DIYは部屋全体をアレンジするイメージが強く、失敗したら取り返しのつかないことになると考える人も多いかもしれません。しかし、DIYは工夫次第で初心者でも簡単に成功させることが可能です。コツをしっかり掴むことでDIYを楽しみましょう。

今回は、DIY初心者がDIYをはじめる際のコツについて紹介します。また、あわせて初心者が陥りがちな失敗例とその対処法についても解説し、より成功を高めるためのポイントをについてレクチャーします。

初心者でも大丈夫!DIYを失敗しないコツ

DIYのはじめ方

初心者でも大丈夫!DIYを失敗しないコツ

DIYは、何からはじめたらよいのでしょうか。DIY初心者がスムーズにDIYをはじめられる方法について説明します。

何をしたいかを考える

「DIYをやってみよう!」と思ったら、まず自分はどんなことをしたいのかよく考えてみましょう。一口にDIYと言っても、シール状のシートを貼るだけの簡単な方法から、家の壁や天井をはがしたり撤去したりする大掛かりな作業までさまざまです。部屋全体をイメージしながら、どの程度のDIYを行うのか決めてください。 賃貸マンションやアパートは、一般的に壁や床、天井を傷つけてはいけないというイメージがあるかもしれません。しかし、なかには新築でも釘を打つなどのDIYを禁止していないところもあります。賃貸物件に住んでいる場合は、自分が借りている物件の条件をよく確認してください。そのうえで、DIYの内容や方法を考えるようにすれば、取り返しのつかない事態は回避できます。 また、DIYを簡単に行うことができるアイデアやグッズはたくさんあります。たとえば、棚を作る場合、釘やネジを使わずに作るという方法も無いわけではありません。また、壁や床の全面を変えたい場合、元の状態に復元できる範囲で本格的なイメージチェンジを行うことも可能です。「やりたいこと」と「それを実現するアイデア」をできる限りリストアップし、納得のいくDIYを楽しみましょう。

ホームセンターのサービスを利用する

ホームセンターは、DIYの専門店です。DIYについて頼りにできるサービスをたくさん提供しています。

*DIY初心者向け講座へ参加

「やりたいことは決まっているけど、方法が分からない……」という場合は、ホームセンターの各種サービスを利用するのがおすすめです。ホームセンターのなかには、DIY初心者向けの講座を開いているところもあります。工具や道具の使い方から、材料の扱い方、組み立て方まで丁寧に教えてもらえます。DIYの基本が分かると、作業が格段にしやすくなるでしょう。

*材料や予算を相談

ホームセンターでは、DIYの制作予算について相談に乗ってくれます。より低予算で仕上げられる方法を聞けば、材料などについても詳しくアドバイスをしてくれるはずです。

*工具のレンタルサービスを活用

ホームセンターでは、DIYで利用できる各種工具のレンタルを行っています。たとえば、テーブルなどの大きな天面にやすりをかける場合は、手で紙やすりを使うと非常に時間がかかるため、電動サンダーを利用するのと便利です。電動サンダーは購入すると数万円かかりますが、レンタルなら数千円で利用することができます。

*木材をカットするサービス

ホームセンターでは、木材をカットするサービスも行っています。木材を購入する際に、カットしたいサイズを伝えるとその場で好みの大きさに加工してもらえます。初心者にとっては、木材をまっすぐ均等にカットするのは難しいことです。そのため、あらかじめカットしたものを購入すると、DIYの成功率も格段にアップするでしょう。

*材料を宅配

ホームセンターで購入した材料は、宅配サービスで配送してもらうこともできます。重いものを大量に購入する場合でも安心です。ただし、店舗によっては宅配サービスを実施していないこともあるため、事前にきちんと確認してください。

100円ショップを利用する

なるべく低予算でDIYを行いたい場合は、100円ショップを利用するのがおすすめです。最近の100円ショップではDIYコーナーがとても充実しています。そのため、基本的な工具や材料なら100円ショップで揃えることが可能です。100円ショップのDIYコーナーを見るだけで、DIYに関するアイデアを膨らませることもできます。DIYに興味が出てきたら、まずは100円ショップの売り場からチェックしてみましょう。

DIY初心者に多い失敗例とその対処法

DIYでの失敗を避けるためには、初心者がやりがちな失敗例をおさえておくことも大切です。その対処法をあらかじめ理解しておくことで、ミスを最小限に抑えましょう。

工具が揃っていない

実際にDIYに取り組んでいる最中に、工具が足りないことに気が付く人は意外と多いです。初心者にとっては、事前にその作業に必要な工具を把握するのが難しいことも多いため注意してください。DIYに取り組もうと決めたら、DIYに必要な工具や道具を一式揃えておくことをおすすめします。工具や道具は、最初のうちは安価なもので構いません。なお、ホームセンターでは、初心者向けにDIYキットとして、DIYに必要なものをまとめたセットを販売していることもあります。必要な道具を1つ1つ選ぶのが大変だと感じる人は、これを活用してもOKです。

木材をまっすぐ切れない

DIY初心者にとって、木材をまっすぐに切ることはとても難しい作業です。木材を切るときは、サシガネやソーガイドを利用すると上手に木材を切ることができます。また、どうしても自分できれいに木材をカットする自信がないという場合は、ホームセンターのカットサービスを利用しましょう。このサービスを利用すれば、木材をきれいにカットできるだけでなく、木屑で部屋を汚す心配もなくなります。

ネジの頭が潰れてしまう

ネジをまわすとき、ドライバーで無理な力を与えてしまうとネジの頭の溝が削れて壊れてしまうことがあります。ネジ穴が潰れると、ネジを締めたり緩めたりすることができなくなってしまうため、注意が必要です。これを防ぐために、ネジをまわすときは「垂直に押しながらまわす」ことを意識してください。こうすれば、溝が削れにくくなります。 また、ネジ穴が潰れてしまった場合は、ドライバーとネジ穴の間に輪ゴムをはさんでゆっくりまわすと、ネジを締めたり緩めたりすることができるようになります。ネジ穴が潰れてしまったら、この方法でネジを外し、新しいネジに交換しましょう。

ネジが抜けてしまう

壁にネジを打ち込んでもすぐにネジが抜けてしまうこともあります。これは、柱が無い部分にネジを打ち込んでいることが原因です。壁にネジを打ち込む場合は、壁板の後ろに柱があることを確認しなければなりません。ただし、壁を目で見るだけでは、どこに柱があるのか判別することは難しいです。そのため、柱を探したいときは「下地センサー」を使用しましょう。「下地」とは、柱のことを意味しています。下地センサーを使用すると、柱がある部分を検知して教えてくれます。下地センサーは、ホームセンターで購入できるため、必要なときは活用してみてください。

初心者でもDIYを成功させることは可能

初心者でもDIYを成功させることは可能

DIYの基本や注意点をおさえれば、初心者でもDIYを成功させることは可能です。ちょっとした知識や工夫で、簡単に完成度の高いDIYを実現してみましょう。

もちろん、実際に作業してみると、工具の使い方や材料の使い方で困ることがあるかもしれません。そんなときは、DIYの専門家に頼るのがおすすめです。ホームセンター以外にもDIYを教えてくれる講座や教室はたくさんあるため、興味をもったらぜひ一度参加を検討してみてください。