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デッドスペースを活用するためのDIYアイデア集

物が増えてくると、家のなかの収納を確保するのが大変です。しかし、部屋のなかのちょっとしたデッドスペースを活用してDIYを行えば、大容量の収納に変身させることができます。電動工具を使用しなくてもDIYできる方法もあるため、初心者でも簡単に収納スペースを増やすことが可能です。

今回は、デッドスペースを活用するために使えるDIYのアイデアを紹介します。工夫次第でいろいろなアレンジできるため、部屋の様子をよく観察して取り入れてみてください。

デッドスペースを活用するためのDIYアイデア集

場所別!デッドスペースを収納に変えるアイデア

デッドスペースを活用するためのDIYアイデア集

デッドスペースを利用すれば、収納をたくさん増やすことが可能です。意外な部分がデッドスペースとなっていることもあるため、ちょっとした隙間を見つけて有効活用しましょう。

キッチンの隙間収納

狭いキッチンにもデッドスペースは存在します。シンクの脇や冷蔵庫の隣にちょっとした隙間はありませんか。そういったスペースも収納としてしっかり活用することが可能です。DIYを行えば、家の隙間のサイズに合わせてぴったりの棚や引出を作ることができます。たとえば、すのこを組み合わせて作る棚なら、釘や接着剤を使用しなくても結束バンドだけで安定感のある棚が完成します。また、取手やキャスターを取り付ければ、より使い勝手をよくすることができるでしょう。

洗面所の隙間収納

洗面所では、洗濯機の横がデッドスペースになりやすい場所です。キッチンと同じ要領で、幅や高さを合わせて棚をDIYしましょう。床に洗濯機のホースがはみ出しているなどして棚が置きづらい場合は、四つ足の台座を作り、その上に棚を設置すれば問題ありません。ホースは邪魔にならないよう、台座の足の間にうまくおさまるように調整してください。

リビングの隙間収納

ドアを開けたときドアの裏側にくる面はデッドスペースになりやすいです。15センチ程度の隙間があれば小物を置くために十分活用することが可能です。細めの板で棚を作り、角には傷防止のクッションシールなどを取り付けるとよいでしょう。 また、リビングとキッチンが対面式になっている場合は、キッチンカウンターのリビング側の壁面がデッドスペースとなっています。そこに板を組み合わせた棚を取り付ければ、ちょっとした小物を置くのに重宝します。

玄関の隙間収納

玄関では下駄箱の下に隙間がある場合があります。そこに合わせたサイズの箱を作り、オフシーズンの靴などをしまっておくと便利です。キャスターを取り付ければ取り出しやすく、掃除も楽に行えます。また、一人暮らしなどで傘の本数が少ない場合は、玄関の壁やドアに傘をかけられる金具をつけておくのがおすすめです。ドアに設置するときは、ドアの開閉で傘が動かないよう、傘の先端と持ち手の2ヶ所を固定するとよいです。

壁面収納で部屋をすっきりさせるアイデア

部屋が狭くて収納が少ない場合は、壁面収納を活用するのがおすすめです。ただのまっさらな壁でも収納を増やす方法はたくさんあります。

壁面に棚を作る

壁面収納としておすすめなのは、金具や木材などを使用して壁に棚を取り付けることです。賃貸物件でも気軽に棚をDIYする方法があるため、収納を増やしたい場合はぜひ試してみてください。

*賃貸物件なら「ディアウォール」「ラブリコ」「ピラーブラケット」

何も引っ掛けるものがない壁面でも簡単に棚を作ることが可能です。たとえば、「ディアウォール」「ラブリコ」「ピラーブラケット」といった器具を使用すれば、簡単に費用をおさえて大きな収納を設置することができます。これらはそれぞれ製造しているメーカーが異なりますが、基本的な使い方は同じです。まず、これらの器具とサイズを合わせて切った細長い板を用意します。板の両端の器具を取り付けたら、床と天井に垂直なるように固定し柱を作ります。これに横板を固定することで好きな大きさの棚を作ることが可能です。柱の本数は、作りたい棚の大きさに合わせて調整してください。器具の色にも種類があるため、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。板にあらかじめ好きな色を塗っておけば、簡単にオリジナルの壁面収納が完成します。

*自由にDIYができる環境なら「ダボレール」

壁面収納としては、ダボレールもおすすめです。棚の板を直接壁に固定するため、自由な位置に好きな数の棚を設置することができます。ただし、ダボレールは金具を直接壁に取り付ける必要があるため、賃貸物件には向きません。DIYが自由できる環境ならダボレールを使うことで、いろいろな場所に簡単に棚を取り付けることができます。

柱や壁の間に棚を取り付け

部屋の作りによっては、出っ張った柱や壁で挟まれた小さな空間ができている場合があります。たとえば、そういった場所は洗濯機や冷蔵庫の置き場としてうまく活用できるように設計されていることが多いです。その上の部分に突っ張り棒を2本入れて木の板を置けば、タオルや小物などを置ける棚が完成します。 また、壁の角に三角形の板を固定すれば、ちょっとした小物を置くことができるスペースを作ることも可能です。ほかのDIYで残った木材を加工してもよいですし、100円ショップで専用の板を購入することもできます。100円ショップの商品はプッシュピンで固定するタイプが多いため重い物は乗せられませんが、穴がはじめからあいているため簡単に飾ることが可能です。

壁にフックなどを取り付ける

壁面収納としては、壁にいくつかフックを取り付けるのも効果的です。服やカバンをかけられる大きめのフックなら、上着や荷物をかけて収納することができます。毎日使うものをかけておくと便利です。ついソファや椅子に置いてしまいそうなものでも、きちんと置き場が定まっていると片付けも簡単になります。

すのこを壁に取り付ける

すのこを壁に1枚取り付けるだけで、立派な壁面収納が完成します。たとえば、洗面所の壁にすのこを取り付ければ、小物入れを引っ掛けたり、手を拭くタオルをかけたりすることができます。すのこはそのままの状態でもOKですが、少し色をつけるだけでよりおしゃれなインテリアとして見せることも可能です。さらに、造花のグリーンなどをたらせば、素敵な雰囲気になりますね。また、すのこにフックなどを取り付けると、収納力がさらにアップします。

有孔ボードを取り付ける

壁に取り付けるなら有孔ボードもおすすめです。有孔ボードとは穴があいている薄い板のことです。DIYでは有孔ボードを使った壁収納のアイデアがたくさんあります。壁に有孔ボードを取り付け、穴にS字フックなどを付けると、小物をたくさん引っ掛けることができます。ホームセンターなどで売っているコの字型の金具を付ければ、タオルを引っ掛けて使用することも可能です。

DIYのアイデアでデッドスペースを上手に活用しよう

DIYのアイデアでデッドスペースを上手に活用しよう

DIYでちょっとした工夫を取り入れると、部屋のなかにたくさんの収納を生み出すことができます。一見デッドスペースに見えないような部分でも、見方を変えるといろいろな使い方ができることも多いです。自分が欲しい機能を思い浮かべながら、使えるデッドスペースはないかいろいろと探してみましょう。デッドスペースは掃除や片付けをしているときに見つけやすいため、そういった視点を意識しながら行うと意外な発見があるかもしれません。