【DIY資格おすすめ5選】資格のメリットや生かせる仕事・勉強法を解説
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【DIY資格おすすめ5選】資格のメリットや生かせる仕事・勉強法を解説

「DIY」とは、家具や設備などを自分で制作することです。

DIYにはさまざまなメリットがあり、テレビ番組やネットの動画配信でも取り上げられる機会が増えたことから、性別・年齢を問わず注目を集めています。

それに伴い、趣味にとどまっていた「ものづくり」を仕事に生かす方も増加傾向です。

DIY職人として仕事に携わる場合は、知識や技術を証明する資格が欠かせません。

本記事では、おすすめのDIY資格や資格を生かせる仕事、資格を取得するための勉強法についてご紹介します。

【女性にも大人気】DIYとはなにか?

DIYとは「Do It Yourself」の略称であり、専門業者ではない人が工作物などを制作する行為や、制作した物です。

近年DIYがブームとなり、性別・年齢を問わず注目が集まっています。

特に女性の人気が高く、家具などインテリアの自作に加え、洋服のリメイクやアクセサリー作りなどを趣味にしている「DIY女子」が増加しています。

DIYならお部屋のスペースや用途にぴったりのものを作ることができ、低コストで制作できるため、住環境を自分の好きなようにカスタムしたいときにぴったりです。

DIY女子を中心としたサークルやグループ活動も盛んであり、他にもSNSやワークショップなどを通じてDIY女子の輪は大きく広まっています。

「ものづくり」を仕事に生かすならDIY資格がおすすめ!

DIYをするために特別な資格は必要なく、趣味の一環として楽しむ分には自己流で作業しても問題はありません。

ただしDIYに関する正しい知識を有していれば、よりスムーズに完成度の高い作品を作り出すことができます。

その知識を正しく・効率よく身につけるための手段が「DIY資格」を取得することです。

【DIY資格を取得するメリット】
* 専門的な知識を制作に役立てることができる
* 仕事に携わるうえで、信頼度が増す
* 制作するものの質が向上する
* 大掛かりなDIYもできるようになる

DIY職人として仕事に生かす場合は、道具の安全性や関連する法令規制に関する知識も習得しておかなくてはいけません(制作物や指導内容による)。

資格を所持していれば「正しい知識と技術を証明できる」ことにつながり、利用者もそれを指標に依頼しやすくなるでしょう。

「より専門的なスキルを身につけたい」「仕事に生かしたい」という方には、DIY資格の取得をおすすめします。

DIY資格を生かせる仕事とは?

DIY資格を取得すれば、仕事としてさまざまな分野での活躍が期待できます。

この章では、DIY資格を生かせる仕事をご紹介します。

DIYで制作した工作物を販売する

DIY職人として、自身が制作した工作物を販売することができます。
資格を取得していることを明記すれば、顧客からの信頼度もアップするでしょう。

近年はインターネットの普及により販路を簡単に確保でき、手軽に自作製品の販売が可能な時代です。
なかには自営業で店舗を開設し自作の製品を店頭販売する方や、難しい加工の代行を請け負う方もいます。

DIYで作ったグッズは手作り感があって好まれることが多く、人気店舗になって繁盛する可能性もあるかもしれません。

ただし、資格を取得したからといってすぐに商売が軌道に乗ることは難しいため、まずは副業として取り組むことから始めてみましょう。

DIY教室やスクールの講師として活動する

DIY資格を通して得た豊富な知識や技術を生かして、講師として活躍することも可能です。

カルチャースクールの講師や地域のDIY教室で指導したり、なかには自宅の一部を改装してDIY教室を開いたりする方もいます。

DIYの人気が高まっている昨今では「DIYを学びたい」と考える方も増加しています。
DIYを学ぶ目的は人それぞれで異なるため、ターゲット層を把握してニーズに合った講座を開講しましょう。

ホームセンターや工具専門店に就職する

ホームセンターや工具店といったDIYに必要な材料や道具を取り扱う店舗で、販売員やアドバイザーとして活躍することも可能です。

通常の販売業務をこなしつつ、DIYのために買い物に来た顧客に対して自身の知識を生かしながらアドバイスできます。
DIY資格を取得していれば、店舗や顧客からの信頼度が高まることでしょう。

また、店舗によってはDIY専門のコーナーを設けているところもあり、資格を生かしてDIY教室を開くこともできるかもしれません。

DIYコーナーに来る顧客は、ある程度DIYに関する知識をお持ちの方から初心者の方まで、さまざまなタイプの方がいます。

DIYアドバイザーとして仕事に携わる場合は、DIYのプロとして一人ひとりの客層に合った商品の提案や使い方の説明などが求められるでしょう。

DIY資格おすすめ5選

この章では、DIY資格のおすすめを5選ご紹介します。

現状、DIYに関する資格は民間資格のみであり、いずれも取得難度は易しめに設定されています。

仕事や家庭と併行しながらでも取得しやすいため「知識を深めたい」「仕事に役立てたい」方は、ぜひ取得を目指してみましょう。

DIY工作アドバイザー(R)

DIY工作アドバイザー(R)は、日本生活環境支援協会が主催する資格です。
DIYの基本的な知識と、アドバイザーとして活躍できるだけの知識があることを証明できます。

資格取得後は、自宅やカルチャースクールなどで講師として活動可能です。

DIYの道具に関する知識から実践的な内容まで幅広く学べるため、趣味にも仕事にも生かすことができるでしょう。

【受験概要】
* 主催団体:日本生活環境支援協会
* 受験資格:特になし
* 受験料 :10,000円(税込)
* 受験申請:インターネットからの申し込み
* 受験方法:在宅受験
* 合格基準:正答率70%以上
* 試験日程:2ヶ月に1回のペース(年度により異なる)

日曜大工士(R)

日曜大工士(R)は、日本デザインプランナー協会が主催する資格です。

* 日曜大工の際に必要とする道具の使い方
* 床材の種類
* 壁紙の張り方
* レンガの種類
* 棚や家具などの制作知識 など

上記のようなDIYに必要な道具や作業手順について学ぶことができます。
「日曜大工」は近年ではあまり使われなくなった単語ですが、意味としてはDIYに準ずるものでありDIYの知識を生かせます。

資格取得後は、学んだことを応用してさまざまな作品を作れるでしょう。

【受験概要】
* 主催団体:日本デザインプランナー協会
* 受験資格:特になし
* 受験料 :10,000円(税込)
* 受験申請:インターネットからの申し込み
* 受験方法:在宅受験
* 合格基準:正答率70%以上
* 試験日程:2ヶ月に1回のペース(年度により異なる)

DIYアドバイザ-

DIYアドバイザーは、日本DIY・ホームセンター協会が主催する資格です。

【DIYアドバイザーの役割】
* DIY用品の選択・作業方法について相談にのる
* DIY関連の講習会・サークルで講師としてDIYに関して指導・助言する
* DIYの普及と発展に寄与する

資格取得を通して、作業方法の相談への回答や安全指導、法規制に抵触するかどうか適切に判断できる知識を習得できます。

DIYの講師やアドバイザーなどの仕事に役立つ資格としておすすめです。

【受験概要】
* 主催団体:日本DIY・ホームセンター協会
* 受験資格:試験年度の4月1日に満18歳以上であること、指定のオンライン研修講座を受けること
* 受験料 :14,630円(税込)※登録料別途14,300円(税込)
* 受験申請:協会ホームページの申込から(6月~7月)※詳しい日付は年度ごとに異なる
* 受験方法:一次試験(学科):所定の試験会場、二次試験(実技):東京・大阪
* 合格基準:非公開
* 試験日程:一次試験(学科):7月~8月、二次試験(実技):11月上旬~中旬 ※詳しい日付は年度ごとに異なる

DIYリフォームアドバイザー

DIYリフォームアドバイザーは、一般社団法人従事環境教育協会が主催する資格です。

住まいのDIY型リフォームや自らメンテナンスするための基礎知識とスキルを身につけ、健康的で快適な住空間創造を願う生活者やDIY型賃貸借物件に対して、アドバイスや実践指導できる人材を育成することを目的としています。

認定テスト合格者は、NPO法人住環境デザイン協会の名簿に登録され「DIYリフォームアドバイザー(R)」の名称が使えます。

DIYリフォームについての実践的な知識を学べるため、資格取得後はDIYに関するさまざまな分野で活躍できるでしょう。

【受験概要】
* 主催団体:一般社団法人従事環境教育協会
* 受験資格:特になし
* 受講方法:①会場講座 会場&オンライン同時配信(4月・10月)、②在宅講座(Web講座)随時受講可能
* 受講料 :42,300円(試験料6,000円、登録料8,000円、テキスト3,300円を含む)
* 認定試験:50分60問

家屋工事技師

家屋工事技師は、公益社団法人日本通信教育振興協会が認定する資格です。

資格取得を通して、以下の技術を学ぶことができます。

* 和室から洋室へのリフォーム
* 部屋のフローリング
* バリアフリー工事 など

最新の材料・道具の知識から、技術や手順、職人のコツまでしっかりとしたスキルが身につきます。

自宅の修理や改装などにも対応できるようになり、仕事の幅が大きく広がることでしょう。

【受験概要】
* 主催団体:公益社団法人日本通信教育振興協会
* 受験申請:インターネットからの申し込み
* 受講料 :89,100円(税込)

DIY技術を身につければレジャーや日常生活がもっと楽しくなる!

DIY技術を身につければ、レジャーや日常生活をより有意義なものにできます。

【DIYのメリット】
* 大人になってからでも達成感を味わえる
* 住環境を自分好みにカスタマイズできる
* 実用品が作れる
* 木工の技術が身につく
* 既製品を購入するより低コストで制作できる など

アイデア一つでどんなものでも作れるのがDIYの魅力です。

DIYのアイデアや情報はインターネットやSNSを使用すればたくさん見つけることができるため、それらを参考にしてあなただけのオリジナル作品を作り上げてみましょう。

DIYに不慣れな方は、まずは趣味の一環としてレジャーや日常生活を華やかにすることから始めることをおすすめします。

そのうえで「趣味を仕事にしたい」「自分の作品を多くの人に使ってほしい」という気持ちが沸いてくれば、副業や本業として仕事に生かしてみるといいでしょう。

DIY資格おすすめの勉強法について

DIYについての知識や技術を学ぶ方法は「独学」「通信講座」「専門学校・大学」の3パターンに大別できます。

この章では、DIY資格を取得するための勉強法についてご紹介します。

独学は可能か?

趣味の一環として簡単なDIYであれば、独学で学ぶことも可能です。
しかし「資格を取得する」「資格を仕事に生かす」目的の場合、独学はあまりおすすめできません。

工具の取り扱い・施工・修繕の知識に精通している必要があるため、実例や施工例を見ながら学習した方がいいでしょう。
不明点を誰かに質問することも難しく、正しい知識を習得するまでに多くの時間を要することにもなります。

なお、スキルを習得するために地域のカルチャーセンターやDIY教室に通うのも一つの手段です。

ただし、これらのDIY講座は「趣味として身につけたい方」や「ある限定のものを作るための専門講座」であるパターンが多く、自分が通える範囲で該当する講座を見つけることは難しいといえます。

専門的な分野を学ぶ場合は、後述する通信講座や専門学校・大学に通うのが効率的といえるでしょう。

おすすめは「通信講座」を利用すること

DIY資格取得に向けたおすすめの勉強法は、通信講座を利用することです。

通信講座はDIY資格取得に向けた専用講座が開講されており、専門的な知識に特化して学習できます。
自分で学習時間を調整しながら進めることができるため、忙しい方でもスキマ時間の学習で無理なく資格取得を目指せるでしょう。

通信講座の種類も豊富で、なかには資格の発行元と連携しているところもあります。

総じてDIY関連の資格試験に向けた学習方法として利用しやすいため、特にこだわりがなければ通信講座がおすすめです。

まずは無料の資料を請求し、気になる通信講座を複数比較することから始めてみましょう。

より専門的な知識は「専門学校」や「大学」で身につけよう

より専門的な知識を学びたい方は、工業系・デザイナー系の専門学校や大学に通うことをおすすめします。
さまざまなスキルを実践的に学べ、専門知識のある専門家のアドバイスや指南・指導を受けることができます。

ただし専門学校や大学は、DIYよりも本格的な大工やデザイン会社を目指す人向けに用意されているものであり、DIY資格の取得が目的という人には少々遠回りといえます。

まとまった学習期間や費用を必要とすることから、仕事や家庭と両立して進めるうえでも利用が難しい学習方法です。

DIY資格の取得が目的であれば「通信講座」を、より専門的な知識を学びたい場合は「専門学校・大学」を選択するのがいいでしょう。

通信講座のおすすめ「SARAスクールジャパン」

通信講座選びでお悩みの方には、候補の一つとして「SARAスクールジャパン」をおすすめします。
SARAスクールジャパンは、女性の活躍を応援する、女性のための通信講座スクールです。

【講座の特徴】
* 在宅受験に対応している
* 1日30分、最短2ヶ月でDIY資格を取得できる
* 初心者でも理解しやすいSARAオリジナルの教材を使用
* 講座のテキスト・問題集や添削課題は、すべてプロの先生によって監修されている
* プラチナコースの受講で「DIY工作アドバイザー(R)」と「日曜大工士(R)」の2つの資格が100%取得可能

また、専属スタッフによるサポートを無料で何回でも受けることができるため、通信講座にありがちな挫折の心配もありません。

累計受講者数が7万人を突破している人気の通信講座です。
趣味として学びたい方はもちろん、キャリアアップや就職・転職を目指す方にもおすすめできます。

講座のことが詳しくわかるパンフレットも無料で入手できるため、関心がある方は資料請求してみましょう。

まとめ

DIY資格を通して、DIYに関する正しい知識と技術を効率よく学ぶことができます。
プライベートで生かすことはもちろん、さまざまな仕事でもその知識が役立ち、信頼度が増します。

「DIYの知識を深めたい」「趣味を仕事に生かしたい」という方は、DIY資格の取得を目指してみましょう。
学び方次第では、初心者の方も自宅で学べます。
家事や仕事とも両立可能なので、興味のある方は資格講座の受講からスタートするのもおすすめです。