ピラティスの種類は?それぞれの特徴や違いについて解説
記事更新日:2024年8月30日ピラティスには様々な種類がありますが、大きく分けてマットピラティスとマシンピラティスに分類できます。
マットピラティスは床に敷くマットを使用し、自身の体重を利用してエクササイズを行います。
一方、マシンピラティスはピラティス専用の機器を使用し、外部の力を借りてより強度の高い動作を行います。
それぞれに長所短所があり、目的に応じて使い分けることが重要です。
ピラティスは全身の筋肉を鍛え、柔軟性と安定性を高めるエクササイズとして知られています。
ピラティスには、いくつか種類があります。そのため、選ぶピラティスによっては取り組むエクササイズの内容が大きく異なります。初めてピラティスを始めるなら、それぞれの違いをよく理解したうえで始めたほうがいいでしょう。そうしないと、思っていたようなエクササイズができない可能性もあるため要注意です。
ピラティスにはいくつの種類があり、どのような以外があるのでしょうか。今回はピラティスの種類とそれぞれの特徴について、詳しく解説していきます。
目次
ピラティスの種類とは?
ピラティスの種類とは?以下の通りです。
・マットピラティス
・マシンピラティス
こちらを順にご紹介します。
マットピラティス
ピラティスにはさまざまな種類がありますが、大きく分けるとマットピラティスとマシンピラティスの2つに分類されます。
マットピラティスは床に敷いたマットを使用して行うピラティスです。
自身の体重を利用して行う動作が中心で、主にコアの筋肉を鍛えることに重点が置かれます。
マットを使うことで関節への負担も軽減されるため、初心者でも安心して取り組めます。
また、呼吸法を意識しながら動作を行うことで、心身ともにリフレッシュされる効果も期待できるでしょう。
マットピラティスには様々なバリエーションがあり、基本的な動作から応用的な動作まで幅広いレパートリーがあります。
マットの上でボールやリングなどのアクセサリーを使用するものもあり、さらに効果的なエクササイズができます。
マットピラティスは柔軟性の向上やストレス解消など、心身のリフレッシュに役立ちます。
自分のペースで無理なく続けられるのが大きな魅力です。
初心者からエキスパートまで、幅広い層に楽しまれているピラティスの代表的なスタイルといえるでしょう。
マシンピラティス
ピラティスのもう一つの代表的なスタイルがマシンピラティスです。
マシンピラティスはピラティス専用の機器を使用して行うエクササイズです。
マシンを使うことで、自身の体重だけでは実現できない高強度の動作が可能になり、関節への負担も軽減されるため、リハビリの場面でも活用されています。
マットピラティスと比べて、より集中的な筋力トレーニングができるのが特徴です。
マシンピラティスでは、リフォーマー、ウローブ、ジャンプボード、ステップバレル、リング、トラップテーブルなど、さまざまな種類の機器が使用されます。
それぞれの機器が特徴的な動作を可能にし、目的に応じて使い分けることができます。
マシンを使うことで、正しい姿勢を保ちながら、より高度なエクササイズに取り組めるのがマシンピラティスの大きな魅力です。
プロのインストラクターの指導を受けながら行うことで、さらに効果的な練習ができます。
マットピラティスとマシンピラティスはそれぞれの特徴を活かしながら、ピラティスの目的や効果をより高めることができるでしょう。
初心者からエキスパートまで、自身のレベルや目的に合わせて、両者を上手に組み合わせて楽しむことをおすすめします。
マットピラティスって?
マットピラティスって?は以下の通りです。
・自重を使った筋肉強化
・柔軟性と安全性の向上
・初心者から経験者まで幅広く対応
こちらを順にご紹介します。
自重を使った筋肉強化
マットピラティスは、床に敷いたマットの上で行うピラティスのスタイルです。
特徴的なのは、自身の体重を利用して行う筋力強化エクササイズが中心となるでしょう。
マットを使うことで、関節への負担が少なく、無理なく取り組めるのが大きな魅力です。
初心者でも安心して始められるのがマットピラティスの強みです。
動作では、主にコアの筋肉を鍛えることに重点が置かれます。
腹筋、背筋、臀部の筋肉を中心に働かせながら、全身のバランスを保つ動作が多数あり、呼吸法を意識しながら行うことで、心身ともにリフレッシュされる効果も期待できるでしょう。
またマットの上で、ボールやリングなどのアクセサリーを使うこともでき、これによりさらに効果的な動作を行えるようになります。
マットピラティスは、柔軟性の向上やストレス解消など、心身の健康維持に役立ちます。
初心者からエキスパートまで、幅広い層に愛されているピラティスの代表的なスタイルと言えるでしょう。
柔軟性と安全性の向上
マットピラティスは、床に敷いたマットの上で行うピラティスのスタイルで、柔軟性と安全性の向上に大きな効果があります。
マットを使うことで関節への負担が軽減され、無理なく動作を行うことができます。
特にコアの筋肉を中心とした全身の筋力を鍛える動作が中心となるため、初心者でも安心して取り組めるのが大きな特徴です。
また、ゆっくりとした動作を意識しながら行うことで、柔軟性の向上にも効果的です。
深い呼吸を意識しながらストレッチを行うことで、心身ともにリフレッシュされる効果も期待できます。
さらに、マットの上でボールやリングなどのアクセサリーを使うこともでき、これにより、より効果的なエクササイズが行えるようになります。
マットピラティスは、無理なく続けられるのが魅力です。
初心者から経験者まで、幅広い層に人気のあるピラティスのスタイルです。
自分のペースで続けられるため、続けやすい運動として注目されています。
柔軟性の向上やストレス解消など、心身の健康維持に大きな効果が期待できるマットピラティスは、これからますます注目されていくことでしょう。
初心者から経験者まで幅広く対応
マットを使用することで関節への負担が軽減され、無理なく動作を行うことができます。
特に初心者にとって、自身の体重を支える動作から始められるため、ストレスなく取り組めるのが大きな魅力です。
動作では、主にコアの筋肉を鍛えることに重点が置かれますが、全身の筋力強化にも効果的です。
ゆっくりとした動作を意識しながら行うことで、柔軟性の向上にも寄与します。
さらに、深い呼吸法を取り入れることで、心身ともにリフレッシュされる効果も期待できます。
加えて、マットの上でボールやリングなどのアクセサリーを使うこともでき、これにより、より高度な動作にも挑戦できるようになり、経験者の需要にも応えられるのが特徴です。
マットピラティスは、自身のペースで無理なく続けられるのが大きな魅力です。
初心者から経験者まで、幅広い層に愛されているピラティスのスタイルと言えるでしょう。
柔軟性の向上やストレス解消など、心身の健康維持に大きな効果が期待できる運動として注目されています。
マシンピラティスとは?
マシンピラティスとは?以下の通りです。
・器具を使ったトレーニング
・関節への負担が少ない
・スタジオでの実施が一般的
こちらを順にご紹介します。
器具を使ったトレーニング
マシンピラティスとは、特殊な器具を使って行うピラティスのトレーニング方法です。
ピラティスの基本的な動作を、器具を使って行うことで、より効果的に筋力強化やフォームの改善を行えるのが特徴です。
主に使用される器具には、ピラティスリフォーマー、ピラティスチェア、ピラティスバレルなどがあり、これらの器具は、重力や抵抗を利用し、体重や筋力に合わせてきめ細かい調整が可能性があるでしょう。
そのため、初心者から経験者まで、それぞれのレベルに合わせた負荷設定ができるのが大きなメリットです。
初心者はゆっくりとした動作から始められ、経験者は高度な動作にも挑戦できます。
また、器具を使うことで、より正しいフォームで動作を行えるようになり、関節への負担を軽減しつつ、効果的な筋肉の使い方を習得できるのが特徴です。
さらに、個人差の大きい柔軟性の向上にも効果的です。
器具の調整によって、無理なく理想的な可動域を引き出すことができます。
マシンピラティスは、ピラティスの基本に忠実しつつ、器具の活用によってより高度な技術の習得が可能です。
初心者から経験者まで、幅広いニーズに応えられるトレーニング方法といえるでしょう。
関節への負担が少ない
マシンピラティスは、特殊な器具を使って行うピラティスのトレーニング方法です。
その大きな特徴は、関節への負担を軽減しつつ、効果的な筋力強化が可能なことにあります。
ピラティスリフォーマーやピラティスチェアなどの器具を使うことで、重力や抵抗を利用した動作を行うことができ、この際、関節への過度な負荷がかかることを防ぐため、器具の調整が細かく行われます。
初心者にとっては、器具のサポートによって安全にピラティスに取り組めるのが大きなメリットです。
関節痛などの心配なく、じっくりとフォームを習得できます。
一方で経験者も、より高度な動作にチャレンジできるため、幅広いレベルの人が利用できます。
また、器具の特性を活かすことで、柔軟性の向上にも効果的です。
理想的な可動域を引き出すことができるため、無理のない柔軟性トレーニングが期待できます。
さらに、ゆっくりとした動作を意識しながら行うことで、深い呼吸法の習得にもつながり、心身ともにリフレッシュされる効果が得られるのが特徴です。
マシンピラティスは、関節への負担を最小限に抑えつつ、効果的な筋力強化と柔軟性の向上を実現できる、バランスの取れたトレーニング方法といえるでしょう。
スタジオでの実施が一般的
マシンピラティスは、特殊な器具を使ってピラティスのトレーニングを行う方法ですが、その実施場所としてスタジオが一般的です。
ピラティスリフォーマーやピラティスチェアなどの専用器具が設置された専用スタジオで行うことが多いのが特徴です。
これらの器具は大型で重量もあるため、自宅での設置は難しいことが多いのです。
専用スタジオでは、器具の種類も豊富で、初心者から上級者まで、様々なレベルに合わせた指導が受けられ、インストラクターの適切な指導の下、正しいフォームでトレーニングを行うことができるでしょう。
また、スタジオ内には鏡が設置されていることが一般的で、自身の動作を確認しながら、より正しいフォームの習得につなげられます。
さらに、ピラティスは息と動作のコントロールが重要ですが、スタジオではインストラクターによるタイミングの指示や呼吸のサポートが得られるため、初心者でも取り組みやすくなります。
スタジオでのマシンピラティスは、器具の使用方法や動作のフォームなど、基本を丁寧に学べる環境が整っています。
個人レッスンやグループレッスンなど、様々なレッスンスタイルを選択できるのも魅力の一つです。
マットピラティスに向いている人は?
マットピラティスに向いている人は?以下の通りです。
・初心者の人
・自宅でのトレーニングを好む人
・時間や予算に制限がある人
・ストレス解消を求める人
こちらを順にご紹介します。
初心者の人
マットピラティスはマシンや器具を使わず、自身の体重と呼吸のコントロールを中心として行うため、初心者でも取り組みやすい環境です。
重力や外部の抵抗に頼らず、じっくりとフォームを習得できるのがメリットです。
また、マットピラティスは基本的な動作を中心としているため、ゆっくりとしたテンポで行うことができ、無理のない範囲で動作を行えるため、関節への負担も少ないのが特徴です。
さらに、マットピラティスではインストラクターの丁寧な指導が受けられることが多いでしょう。
初心者にとって、正しいフォームの習得は非常に重要ですが、インストラクターの適切なアドバイスによって、安全に動作を行えるようサポートされます。
加えて、マットピラティスは自身のペースで行えるため、初心者でも集中して取り組むことができるでしょう。
ゆっくりとしたテンポで行うことで、呼吸法の習得にもつながります。
このように、マットピラティスは器具を使わずに基本的な動作を中心とするため、初心者にとって非常に取り組みやすいトレーニング方法だと言えるでしょう。
ゆっくりとしたテンポでフォームを習得できるのが大きな魅力です。
自宅でのトレーニングを好む人
マットピラティスは特別な器具を必要とせずに実施できるため、自宅でのトレーニングに適しています。
マシンピラティスのように大型の器具は必要ありません。
簡単なマットさえあれば、場所を選ばずに実施できるのが大きなメリットです。
また、マットピラティスはスペースも広く取る必要がありません。
狭い自宅の一角でも十分に行えるのが特徴です。
移動する動作も多くないため、狭い空間でも支障なくトレーニングできます。
さらに、マットピラティスは呼吸法やゆっくりとしたテンポの動作が重視されるため、集中力を高めやすい環境です。
自宅のプライベートな空間で行えば、外部の雑音などに邪魔されることなく、自身のペースで取り組むことができるでしょう。
加えて、マットピラティスは動画などのオンラインコンテンツを活用しやすいトレーニング方法でもあります。
初心者向けのわかりやすい動画を見ながら、自宅で手軽に実践できるのは大きなメリットです。
このように、マットピラティスは器具不要で場所を選ばず、自身のペースで取り組めるため、自宅でのトレーニングを好む人にとって非常に適した方法だと言えます。
時間や予算に制限がある人
マットピラティスはジムやスタジオに通う必要がないため、時間の制約が少ないです。
自宅で気軽に実施できるため、わざわざ外出する必要がありません。
通勤時間や移動時間を節約できるのが大きなメリットです。
また、マットピラティスは特別な器具を必要としないため、予算面でも有利です。
ジムに通うためのメンバーシップ費用やピラティスマシンの購入費用がかからないのが特徴です。簡単なマットさえあれば、低コストで始められます。
さらに、マットピラティスは1回あたりの所要時間も短めです。
ゆっくりとしたテンポの動作が中心のため、1時間以内でしっかりとしたトレーニングができ、忙しい人でも気軽に取り組めるのが魅力です。
加えて、マットピラティスはオンラインのレッスン動画などを利用すれば、自宅で好きな時間に行え、定期的に通う必要がないため、予定の融通がきくのも大きなメリットです。
このように、マットピラティスは時間と予算の制約が少ない方法だと言えます。
ジムに通わずに自宅で気軽に実施できるため、忙しい人や予算に制限がある人にとって非常に魅力的なトレーニング方法と言えるでしょう。
ストレス解消を求める人
マットピラティスは呼吸法やゆっくりとしたテンポの動作が重視されるため、心身のリラックスを促し、動作のスピードに急ぐ必要がなく、ゆっくりと身体を動かすことで心が落ち着きます。
瞑想的な要素もあるため、ストレス解消に効果的です。
また、マットピラティスはコアの筋力強化に繋がるため、姿勢の改善にも役立ち、良い姿勢を保つことで、肩こりや腰痛などのストレス症状を和らげることができ、身体的なリフレッシュにも寄与するのがマットピラティスの魅力です。
さらに、マットピラティスは集中力を必要とするトレーニングです。
動作に意識を集中することで、日々の雑念から気分転換でき、心の浮動を抑え、リラックスした状態を保てるのでストレス解消には大きな効果があります。
加えて、マットピラティスは自宅で行えるため、プライベートな空間で取り組めます。
外部の雑音に邪魔されることなく、自身のペースでリフレッシュできるのが魅力的です。
ストレスを感じやすい人にとって最適な環境だと言えるでしょう。
このように、マットピラティスはゆっくりとしたテンポの動作や呼吸法、コアの強化による姿勢改善、集中力の向上など、ストレス解消に高い効果が期待できる方法だと言えます。
時間や予算に余裕がない人にも取り組みやすいのが大きなメリットです。
マシンピラティスが向いている人は?
マシンピラティスが向いている人は?以下の通りです。
・筋肉強化を目的としている人
・関節への負担が気になる人
・リハビリ目的の人
・ゆっくりとした動作を好まない人
こちらを順にご紹介します。
筋肉強化を目的としている人
マシンピラティスはピラティスマシンを使用するため、より強力な抵抗を得ることができ、マットピラティスと比べると、より大きな負荷をかけて筋肉を鍛えられます。
ダンベルやバーベルを使う必要がないため、手軽に取り組めるのも魅力的です。
また、マシンピラティスはマシンの設計によって、特定の筋肉をより効果的に鍛えられるよう設計されています。
例えば腹筋や背筋など、狙った筋肉群を的確にターゲットできるのが特徴です。
筋力アップを重視する人にとって効果的なトレーニング方法と言えるでしょう。
さらに、マシンピラティスではインストラクターの指導の下で行うことが一般的です。
正しい姿勢や動作フォームを学べるため、効果的な筋力アップが期待でき、自己流では身につけにくい要素を教えてもらえるのが大きなメリットです。
加えて、マシンピラティスはプログラムの組み立てが柔軟です。
目的に合わせて筋力アップに特化したメニューを組むことができ、個人に合わせてカスタマイズできるのは強みと言えます。
このように、マシンピラティスは強力な抵抗を得られ、特定の筋肉を的確に鍛えられる点で、筋肉強化を目的とする人に適しています。
インストラクターの指導を受けられるのも大きなメリットです。
ピラティスの効果を最大限に引き出したい人にとって最適な選択肢と言えるでしょう。
関節への負担が気になる人
マシンピラティスではマシンの機能によって関節への負荷を最小限に抑えることができ、関節に大きな負担がかかるような動作を避けられるよう設計されているのが特徴です。
腰や膝、肩関節など、通常のトレーニングでは負担が大きい部位への負荷を和らげられます。
また、マシンを使うことで重力に逆らわずに筋肉を鍛えられます。
重力に対して身体を支えながら動作するため、関節への負担を大幅に軽減できます。
マットピラティスに比べると、より安全で無理のない動作が可能です。
さらに、マシンピラティスではインストラクターの指導の下で行うのが一般的です。
正しいフォームを学べるため、関節への負荷を最小限に抑えられ、自己流では身につけづらい動作のコツを習得できるのが大きなメリットです。
加えて、マシンは人体の動きに合わせて設計されているため、関節の可動域を損なうことなく筋力アップが期待できるでしょう。
無理のない範囲で関節を動かせるよう工夫されています。
このように、マシンピラティスは関節への負担を抑えられる仕組みが備わっています。
重力に逆らわずに行えるうえ、インストラクターの指導により正しいフォームを学べるのが大きな魅力です。
関節への負担が気になる人にとって、非常に安全性の高いトレーニング方法だと言えるでしょう。
リハビリ目的の人
マシンピラティスでは関節への負担が少ないため、怪我からの回復や身体機能の改善に役立ちます。
通常のトレーニングでは関節に大きな負荷がかかりますが、マシンを使うことで関節への影響を最小限に抑えられ、リハビリに適した安全性の高いトレーニングが行えるのが特徴です。
また、マシンの設計により、目的の筋肉を的確に鍛えられます。
リハビリの際には、特定の筋肉群を集中的に強化する必要があるでしょう。
マシンピラティスではその要求に応えられる設計になっています。
細かい動作でも適切にターゲットできるのが大きなメリットです。
さらに、マシンピラティスではインストラクターの指導の下で行うのが一般的です。
リハビリでは正しい動作フォームを習得することが重要ですが、インストラクターの助言を得られるのはとても役立ちます。
自身では気づきにくい微調整を学べるのが大きな魅力です。
加えて、マシンピラティスはプログラムの柔軟性が高いため、リハビリの進捗に合わせて最適な内容に変更でき、回復状況に合わせて徐々に強度を上げていくことが可能です。
このように、マシンピラティスはリハビリに適した安全性と効果的なトレーニングが期待できます。
関節への負担が少なく、目的の筋肉を的確に鍛えられるのが大きな魅力です。
インストラクターの指導も受けられるため、リハビリに真剣に取り組む人にとって最適な選択肢と言えるでしょう。
ゆっくりとした動作を好まない人
マシンピラティスではマシンの機能を活用して、より動的な動作を取り入れられます。
マットピラティスでは重力の影響から逃れられないため、ゆっくりとした動作を強いられることが多いですが、マシンを使えば重力に逆らわずに素早い動作が可能です。
また、マシンには様々な機能が備わっているため、プログラムの設定次第で動作速度を自由に調整できます。
ゆっくりとした動作のみならず、爆発的な動作まで取り入れられるのがマシンピラティスの大きな魅力です。
ユーザーのニーズに合わせてカスタマイズできるのが特徴的です。
さらに、マシンピラティスではインストラクターの指導の下で行うのが一般的です。
インストラクターから動作のコツを学べるため、効率的に動的なフォームを習得できます。
ゆっくりと丁寧に動作を身につける必要がなく、短期間で目標とする動作スピードに到達できるでしょう。
加えて、マシンピラティスには様々な種類のマシンが用意されており、目的に合わせて選択できます。
ダイナミックな動作に適したマシンを選べば、ゆっくりとした動作を好まない人でも快適にトレーニングできます。
このように、マシンピラティスはゆっくりとした動作を必要としないため、スピーディーな動作を好む人にとって非常に魅力的なトレーニング方法だと言えます。
マシンの機能を最大限に活用し、自分のニーズに合わせてカスタマイズできるのが大きな特徴です。
ピラティスの種類
一口にピラティスと言っても、それにはいくつか種類があります。種類を理解しておかないと、自分がピラティスを受ける際にイメージと違ったという事態にもなりかねません。ここでは、ピラティスの種類について、全体像をしっかりとおさえましょう。
ピラティスは大きく分けて2種類ある
ピラティスは、マットピラティスとマシンピラティスの2つに大別されます。マットピラティスは、マットさえあればできるのでピラティスの中でも非常に手軽です。これに対して、マシンピラティスは専用の器具を使用しておこないます。
妊婦さんを対象としたマタ二ティピラティスなど特化したものもある
ピラティスと言えば、マットピラティスやマシンピラティスを表すのが一般的です。しかし、なかには妊婦さんを対象にしたマタニティピラティスを実施しているスタジオもあります。妊娠中にピラティスがしたいという場合は、マタニティピラティスを選ぶことで安心してエクササイズができるでしょう。
マットピラティスとは?
マットピラティスは、ピラティスの中でも基本的な方法です。具体的にはどのようにしておこなうものなのでしょうか。ここでは、マットピラティスについて、詳しく見ていきましょう。
ベッドの上でも出来るように編み出されたエクササイズ
マットピラティスは、マットの上でおこなうピラティスです。ピラティスはもともとリハビリのために考案されたエクササイズであり、ベッドの上で簡単におこなうことを想定していました。そのことから、現在のようにマットの上でおこなうピラティスが確立されています。
マットのみで始められるピラティス
マットピラティスは、マットさえ用意すればすぐにおこなうことができます。マットはヨガマットと兼用でも構いませんが、少し厚みのあるものを選ぶことができるとなおよいです。マットピラティスにおいても、エクササイズの内容によってはバランスボールやチューブなどほかの道具を使用することもあります。ちょっとした小道具を使うことで、エクササイズのバリエーションを広げることができるのです。
自宅でも気軽におこなうことができる
マットピラティスは最低限マットさえ用意すれば始められます。そのため、その気になれば自宅で始めることも可能です。映像を見ながらピラティスに取り組めば、インストラクターから指導を受けているような雰囲気を味わうことができるでしょう。ただし、自宅でピラティスをやる場合は、決して無理をすることがないように配慮する必要があります。
マシンピラティスとは?
マシンピラティスは、専用の器具を使用しておこないます。大型の器具を使うため、基本的にはスタジオでレッスンを受けるのが基本です。ここでは、マシンピラティスについて詳しくみてみましょう。
別の名を「イクイップメントピラティス」という
マシンピラティスは、「イクイップメントピラティス」と呼ばれることもあります。基本的に意味は同じなので、混乱しないように覚えておきましょう。
専用の器具を使う
マシンピラティスはベッドの上でエクササイズをおこなう上で、より効果的な動きをとるために考えられました。マシンピラティスの目的は、専用の器具を使用して体の負荷を減らすことです。専用の器具を使用するといわれると上級者向けのように思えますが、実際は初心者でもおこなえる方法です。体への負担を減らすことができるため、リハビリにも使われています。
負荷を自由に変更できるため筋肉強化にもなる
マシンピラティスでは、体にかける負荷の具合を自由に変更できます。そのため、筋肉強化のために負荷をかけることもできます。マシンピラティスなら、マシンピラティスでは、マットピラティスではできないエクササイズもしっかりとおこなえます。自分の求めるエクササイズのイメージに合わせて選ぶのがおすすめです。
ピラティスの選び方
ピラティスを選ぶときは、どのようなポイントに的を絞ればいいのでしょうか。最後に、自分に合ったピラティスの選び方について具体的にみておきましょう。
マットピラティスに向いている人
マットピラティスはマットさえ用意すればできるため、初心者でもとっつきやすいエクササイズです。マットピラティスが向いている人の特徴について紹介します。
*大人数で始めたい
マットピラティスは、スタジオに集まって大人数でおこなうことが多いです。そのため、マンツーマンのレッスンは苦手だという人でも気負いせずにレッスンに取り組めます。ピラティスに興味をもつ人どうしで交流できるのも嬉しいポイントです。また、友人どうしで誘い合って通うこともできるのが大きな魅力だといえるでしょう。1人でピラティスを始める勇気がないという人にもおすすめです。
*自宅でも手軽に取り組みたい
マットピラティスは大人数でもできますが、1人で取り組むことも可能です。基本的に自分1人でエクササイズをおこなうので、エクササイズの仕方さえ分かれば自宅でもできます。初めての場合でも、本やDVDなどを活用すればしっかりとしたエクササイズを始められます。まずはどのようなものか試してみたいという場合には、自宅でピラティスに取り組んでみてはいかがでしょうか。
マシンピラティスに向いている人
マシンピラティスは専用の器具を使用しますが、初心者から上級者までさまざまな人が取り組めます。マシンピラティスに向いている人の具体例についてみてみましょう。
*体を動かすのは久しぶり
意外に思えるかもしれませんが、マシンピラティスは体を動かすのが久しぶりだという人に向いています。マシンで負荷の調整ができるため、運動の負荷をおさえながらエクササイズを始めることができるからです。体を動かすことに不安がある人は、まずはマシンピラティスからはじめてみるとよいでしょう。また、筋力が弱い人も同様です。少しの負荷で体を鍛えながら、徐々に負荷の大きいエクササイズにも挑戦していくのがおすすめです。
*体に負荷をしっかりかけたい
マシンピラティスでは、体に強い負荷をかけることも可能です。そのため、エクササイズに慣れていて、よりしっかりとした負荷をかけたいという人にもマシンピラティスは向いています。もちろん、無理はいけませんが、強い負荷をかけることでより体をしっかりとエクササイズしていくことができるでしょう。
自分に合ったピラティスの種類を選ぼう
ピラティスには複数の種類があります。今回紹介したように、それぞれによって特徴は大きく異なります。ピラティスを始めるなら、自分のイメージや目的に合ったピラティスを選びましょう。そうすることで、よりしっかりとした効果を得ることが可能です。ピラティスに取り組めば、無理なく健康的な体作りを目指せます。ピラティスを始めて、理想の体を目指してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ピラティスには大きく分けてマットピラティスとマシンピラティスの2種類があります。
マットピラティスは床に敷いたマットを使用し、自身の体重を利用してエクササイズを行います。
呼吸とともに動作を行い、コアの筋肉を鍛えることに重点を置きます。
一方、マシンピラティスはピラティス専用の機器を使用できるでしょう。
外部の力を利用して行うため、より強度の高い動作が可能です。
マシンを使うことで関節への負担も軽減されるため、リハビリにも活用できます。
両者にはそれぞれ長所があり、目的に応じて使い分けることが大切です。
マットでは自由な動きが楽しめ、マシンでは高負荷なトレーニングができます。
ピラティスは全身の筋力向上と柔軟性の向上に効果的なエクササイズです。
好みの形式で楽しみながら取り組んでみましょう。
- 通信講座のSARAスクール編集部
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心理カウンセラー資格やリンパケアセラピスト等の体系資格、食育資格などを扱うSARAスクール編集部が運営するコラムです。主に女性向けのキャリアアップやスキル習得を目的とした講座が多く、家事や育児と両立しながら学べる環境が整っています。資格取得を目的とした講座も充実しており、仕事や日常生活に活かすことが可能です。