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初心者が猫を飼うときはどうしたらいい?猫の選び方と準備するものを紹介

初めて猫を飼うとなると、どのような準備をしたらいいか分からず迷ってしまいますよね。しかも、どのような猫を飼ったらいいのかもよく分からないという人も少なくないはずです。猫を飼うときにはさまざまな準備が必要となります。きちんと必要なことを押さえておかないと後で困ってしまう可能性もあるので注意しましょう。

今回は初めて猫を飼うときにどうしたらいいのかについて説明します。猫をこれから飼いたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

初心者が猫を飼うときはどうしたらいい?猫の選び方と準備するものを紹介

猫は初めてでも飼いやすい理由

猫は初めてでも飼いやすい言われることが多いです。その理由はどこにあるのでしょうか。まずは猫が初めてでも飼いやすい理由について確認しておきましょう。

猫の生態はどうなっている?

猫の生態も飼いやすさに影響しています。なぜなら、猫は単独行動が好きで、自分のペースで活動することが多いからです。もちろん、飼い主と遊ぶのが好きな猫もいますが、自分の気分次第で態度が変わることも多いのが実際のところです。さらに、猫は睡眠時間が長いです。1日の半分以上の時間を寝ているとも言われています。そのため、猫を飼ってもゆったりとした気分で育てることができるでしょう。

猫の性格の違いを知る

猫はそれぞれ性格が異なります。たとえば、猫によっておとなしい場合もあれば、活発で元気な場合もあります。猫の性格は、性別によっても大きな差があると言われています。一般的にオスは元気な猫が多く、人とも馴染みやすいです。それに対してメスは内気な猫が多いです。そういった特徴も踏まえて性別を選ぶようにすると、自分に合った性格の猫を選びやすいでしょう。

子猫と成猫、どっちがいい?

猫を飼い始める場合、子猫と成猫のどちらを選んだらいいかという悩みも出てきます。子猫と成猫にはどちらも飼いやすい面があり、同時に飼いにくいと感じるような面もあるのが実際のところです。そのため、一概にどちらがいいと断言することはできません。実際にそれぞれの猫に触れてみて特徴をとらえ、選ぶようにするとよいでしょう。

猫とどう接したいかを考える

猫を選ぶときは、猫とどのように接するのかイメージすることが大切です。そのためには、自分の生活スタイルについてもしっかりと考慮する必要があるでしょう。たとえば、家をあけることが多いなら、寂しがり屋な猫は適さないでしょう。また、スキンシップを楽しみたいのであれば、抱っこなどに抵抗がない猫を選ぶ必要があります。自分自身の求めることと猫の性格を照らし合わせながら、どの猫を飼うか決めるようにしてください。

猫を飼う前に確認しておくこと

猫を飼うときには、事前に確認しておきたいこともあります。それは具体的にどのようなことでしょうか。ここでは、猫を飼う前に確認しておくといいことを紹介します。猫を飼いたいと考えているなら、まずはここで紹介することを押さえるようにしましょう。

費用

猫を飼うにはさまざまな費用がかかります。たとえば、餌やトイレなどは毎日のことなので、しっかりと用意してあげなければなりません。さらに、猫のためにはおもちゃも用意しておいたほうがいいでしょう。また、飼い主が留守の間もエアコンなどをつけておく必要があるため、電気代も多くかかります。加えて、頻度はそれほど多くないとしても、ワクチンや病院代などがかかることも考えておかなければなりません。

世話をする時間

猫を飼うからには、世話をする時間もきちんととる必要があります。猫は自由気ままな性格ですが、それでも身のまわりの世話は飼い主がするしかありません。たとえば、餌やりや給水はもちろん、トイレ掃除もきちんとこまめにおこなう必要があります。トイレが汚れていると、猫はトイレを我慢してしまうことがあります。それが病気につながる可能性もあるため、身のまわりのケアはきちんとおこなうようにしましょう。加えて、猫を飼うならブラッシングも必要です。

寿命

猫を飼うときには、寿命についても意識しておいたほうがいいです。子猫から飼うなら、10年以上一緒に暮らす可能性が高いと言えます。数年以内に手放さなければならないような事情が起きては、猫もかわいそうです。猫を飼うときは自分自身の今後の人生プランも考慮しつつ、猫とずっと暮らしていけるのかよく考えたほうがいいでしょう。

猫と暮らすためのポイント

猫と暮らすには、どのようなポイントに気を付けたらいいのでしょうか。猫と暮らすにはさまざまなことに気を付ける必要があります。ここでは、猫と暮らすために意識したいポイントについて説明します。猫との暮らしを考えるときは、以下のポイントに気を付けるようにしましょう。

猫のしつけの基本

猫を飼うのであれば、しつけは重要です。特にトイレや爪とぎなどは、最初にしっかり覚えさせないと、飼い主自身が困ることになってしまいます。最初は覚えられなくても当たり前なので、少しずつ根気よく教えていくことが重要です。無理に教えるのではなく、猫の様子を見ながらしつけをおこないましょう。

習性を利用する

猫を飼うときは、習性を理解してうまく利用することも大切です。特に猫の褒め方や叱り方については、猫の習性を利用するとより効果的です。たとえば、猫はこだわりが強い生き物です。そのため、飼い主が示しても気に入らないものには見向きもしません。無理に気に入らないことをさせようとしても、猫は嫌がるだけなので注意が必要です。逆にいえば、猫が気に入っている状態をキープできれば、猫はスムーズに生活することができます。猫の習性を理解し、上手に付き合っていけるように工夫しましょう。

猫の嫌がることはしない

猫を飼うときは、猫が嫌がることはしないように注意しましょう。猫は機嫌がいいときは特有のサインを出します。たとえば、前足を交互に動かしたり、横になってお腹を見せてきたりする場合、猫の機嫌がいい証拠です。また、怒っているときにもサインがあります。しっぽを左右に勢いよく動かしていたり、低い声でうなっていたりするとき、猫は怒っています。猫によっても好きなことと嫌いなことが違うので、猫の反応を見ながら対応していくことが大切です。

初心者でもポイントを押さえて猫を飼おう

初心者でもポイントを押さえて猫を飼おう

猫を飼うときには、さまざまなことに気を付ける必要があります。猫は基本的にマイペースな性格ですが、実際の細かい性格は猫によっても大きく異なります。そのため、初心者が猫を飼うときには、最初に猫の性格をきちんと把握するようにしましょう。そして、猫の性格だけでなく、習性を踏まえて触れ合うことが大切です。猫によっては手を焼く場合もありますが、それがまた猫の魅力のひとつともいえるでしょう。

猫を飼うためには、他にも飼い主自身の生活について考慮する必要があります。いくら猫を飼いたくても、猫に構う暇がないようであれば、猫を飼うのは難しいでしょう。また、猫を飼うためにはエサやトイレなどの費用もかかるため、その点もきちんと把握しておかなければなりません。実際に猫を飼い始めた後で「やっぱり無理だった」ということにならないようにしましょう。猫も生き物ですから、きちんと責任をもって育てる覚悟が必要です。ポイントを押さえて猫と上手に付き合っていきましょう。