猫の爪を切る方法は?やり方や頻度を確認しよう
記事更新日:2023年8月21日猫の爪はどのようにして切ればいいのでしょうか。猫は爪とぎをするので、爪切りは必要ないと思っている人もいるかもしれません。しかし、猫に対しての爪切りはとても重要なものです。猫の爪は定期的に切ってあげるようにしましょう。
とはいえ、猫の爪切りはどうやってやったらいいかよく分からないという人も多いでしょう。今回は、猫の爪を切る方法について説明します。やり方や頻度について説明するので、猫の爪を切るときの参考にしてみてください。

目次

猫の爪切りの必要性
そもそも猫の爪切りはどうして必要なのでしょうか。猫の爪切りについて考えるなら、猫の爪切りの必要性についても押さえておいたほうがいいでしょう。ここでは、猫の爪切りの必要性について紹介します。
爪切りと爪とぎとの違い
猫の爪切りと似たものとして、爪とぎがあります。爪とぎは爪切りとはまったく異なるものです。猫は本能で爪とぎをおこないますが、爪とぎをする理由としてはさまざまなことがあげられます。たとえば、木に登りやすくするためであったり、肉球から出る臭腺によって縄張りを示したりするためだといわれています。爪とぎでは爪の形を整えることもできますが、爪切りとはまったく異なるものです。
爪を切らないとどうなる?
猫の爪切りをしない場合、どのようなことが起こるのでしょうか。猫の爪切りをしないと、さまざまな問題が起きる可能性があります。たとえば、巻爪になって肉球に食い込むこともあり、ひどい場合には出血してしまいます。さらに、伸びた爪がカーテンに引っ掛って猫がけがをする恐れもあるでしょう。家具に傷がつくという懸念もあります。さらには、飼い主のけがや細菌感染などの病気といった問題に発展する可能性もあります。
猫の爪切りのやり方
猫の爪切りは、具体的にどのようにすればいいのでしょうか。猫の爪切りをするときには、さまざまなポイントがあります。ポイントを押さえれば、猫の爪切りをスムーズにおこなうことができるようになります。ここでは、猫の爪切りのやり方について説明します。
足先を触られるのに慣れさせる
猫の爪切りをするときは、まずは足先を触られることに猫に慣れてもらう必要があります。最初のうちは嫌がる可能性がありますが、少しずつ慣らしてことが大切です。
爪の構造と切る場所
猫の爪を切るときは、爪がどのようについているのか理解しておくことも重要です。猫の爪は、肉球を押すと出るようになっています。普段、猫の爪は隠れているため、切るときはしっかり足を押さえる必要があります。また、猫の爪には血管と神経が通っているので、先だけ切るようにして傷つけないように注意しましょう。
猫の爪を切る頻度
猫の爪を切る頻度は、1カ月に1回程度と考えておけば十分です。猫が爪切りを嫌がる場合は、1回ですべてを切らなくても大丈夫です。少しずつ切るようにして慣らしていくといいでしょう。
爪を切るときの猫の抑え方
猫の爪を切るときは、猫の足をしっかりと押さえることが大切です。猫が暴れてしまうときは、猫用の保定袋やタオル、猫マスクなどを使うと、猫を上手におとなしくさせることができます。
猫の爪を切るときの注意点
猫の爪を切るときは、注意したいことがあります。それは、血管や神経を切らないようにすることです。もしも血管や神経を傷つけてしまうと、強い痛みを猫が感じてしまいます。一度痛みを感じたら、その後の爪切りを受け付けなくなる原因にもなるため、注意が必要です。さらに、猫のことはあまり強く押さえつけてはいけません。猫が安心して爪切りができるように配慮しましょう。
猫の爪切りに適した道具と使い方
猫の爪切りをする場合、どのような道具を使えばいいのでしょうか。猫の爪切り用の爪切りがあるため、それを使って爪切りをおこないます。猫の爪を切るときには必ず用意するようにしましょう。ここでは、猫の爪切りに適した道具について説明します。
ギロチンタイプ
猫の爪切りの定番の形として、ギロチンタイプがあります。ギロチンタイプは切れ味がよく、動物病院などでも使用されています。慣れていないと深爪になってしまう恐れもあるため、最初のうちは特に注意して使用する用意しましょう。
はさみタイプ
はさみタイプは、髪を切るために使用するようなはさみを小さくしたタイプです。誰でも使用しやすいため、猫の爪切りが初めての飼い主でも簡単に扱えます。ただし、切る方向に気を付けないと、爪が割れる恐れもあるため気を付けてください。
その他
猫用の爪切りとしては、他にもピコックタイプやニッパータイプなどもあります。猫の爪を切った後に使用する、電動ヤスリもあります。なお、人間の爪は猫の爪とは形が異なるため、猫に人間用の爪切りを使用するのは避けたほうがいいでしょう。安全を第一に考え、猫用の爪切りを用意してください。
猫が爪切りを嫌がる理由と対処法
猫の爪切りをしようとすると、猫が嫌がる場合もあります。その理由は何なのでしょうか。また、対策もしっかりととりたいところです。ここでは、猫が爪切りを嫌がる理由とその対処法について紹介します。
爪切りを嫌がる理由
猫が爪切りを嫌がる理由はいろいろと考えられます。まず、本能的に体を固定されたり手足を触られたりすることに不安を覚えるという点があります。さらに、過去の爪切りでトラウマがあると、いくら爪切りに慣れさせようとしても嫌がる場合があります。
猫が嫌がらない爪切りのコツ
猫が爪切りをなるべく嫌がらないようにするには、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。猫の爪を切るときは、できる限りすばやくやることが大切です。さらに、嫌がったら止めるようにしましょう。一度に全部の爪を切らなくてもいいので、できそうなときに少しずつかっとしてあげてください。なお、猫がリラックスしているときに爪切りを実行するようにすると、爪切りがうまくいく可能性が高いです。
嫌がるときの対処法
猫が爪切りを嫌がる場合、おもちゃやおやつを使って気を引くというのもひとつの方法です。さらに、どうしても飼い主による爪切りが難しいのであれば、動物病院やトリミングサロンで爪を切ってもらうというのもいいでしょう。爪切りのコツを聞いて少しずつ慣らしていくのも効果的です。
方法を押さえて猫の爪切りをしてあげよう

猫の爪切りは、猫にとってとても重要なものです。猫だけでなく、飼い主自身の安全を守ることにもつながります。猫が慣れていないと爪切りを嫌がる可能性もありますが、その場合は少しずつ慣らしていけば問題ありません。猫も爪切りが危険なものでないと理解できれば、爪切りをそこまで嫌がることはなくなります。難しいときは少しずつ切るようにして、猫の爪を最適な長さに保てるようにしましょう。もちろん、どうしても飼い主が爪切りをするのが難しい場合は、動物病院やトリミングサロンなどプロに頼っても問題ありません。猫の習性をよく分かっているプロなら、きちんと確実に爪切りをしてくれます。そういったプロに爪切りのコツを聞くのもよいでしょう。その猫に合った爪切りの仕方が分かるかもしれません。爪切りに慣れた猫なら、飼い主による爪切りもしやすいので、少しずつ時間をかけて爪切りができるようにしていくことをおすすめします。
猫の育て方を学ぶなら

SARAの猫の育て方資格講座は2種類の猫の育て方資格に対応した資格取得可能です。
更に、プラチナコースなら講座終了時の課題を提出するだけで試験免除で資格取得が可能です。

各種資格ランキング
- 儲かる人気資格講座ランキング
- 食える人気資格講座ランキング
- 女性に人気の人気資格講座ランキング
- 趣味・習い事人気資格講座ランキング
- 主婦の副業におすすめの人気講座ランキング
- 簡単な人気資格講座ランキング
- プチ稼ぎできる人気資格講座ランキング
- 稼げる人気資格のランキング
- 人気資格講座ランキング
- 一生役立つ!手に職人気資格講座ランキング
- 使える人気資格講座ランキング
- 需要のある人気資格講座ランキング