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猫が茶色いものを吐いたら?原因や対処法を知っておこう

猫を飼っていると、猫が茶色いものを嘔吐する場面もあります。猫が嘔吐したときは、どのように対処したらいいか分からず不安ですよね。特に初めてのペットとなると、少しでも体調が悪そうな様子を見ると心配が大きくなってしまいます。とはいえ、猫が嘔吐をするのは、それほどめずらしいことではありません。猫の嘔吐についての知識をもっておけば、焦らずきちんと対処することができます。

猫が吐いた場合はどのような対処をすればいいのでしょうか。今回は猫が嘔吐する原因と対処法について説明します。

猫が茶色いものを吐いたら?原因や対処法を知っておこう

猫が吐く原因

そもそも猫は吐くことが多いと言われています。猫が履く原因としては、どのようなことがあげられるのでしょうか。猫が吐く原因は、状況によってさまざまです。そのため、まずはいろいろな可能性があることを理解しておいたほうがよいでしょう。ここでは、猫が履く原因について考えられることについて説明します。

猫は健康でも吐きやすい

猫は健康な状態でも吐きやすいです。吐くということは、体の中の異物を外へ出す効果があります。異物を外に出すことは、体の状態を整えることにもなります。そのため、体調に変化がないのであれば、猫が吐いたとしてもあまり問題ないことが多いです。普段から猫の様子を見守り、変化があるのかないのかをしっかり見極められるようにしましょう。

主な原因

では、猫が吐く原因としては、具体的にどのようなことが上げられるのでしょうか。猫が吐く原因としては、食べ物、毛玉、病気、ストレスなど、いろいろなことがあげられます。健康な状態でも吐くことは普通なので深く気にする必要はありませんが、改善できそうな部分があれば対応してあげるとよいでしょう。

いつもと違う吐き方をしたら

猫が吐くのは、それほど重大な問題ではありません。しかし、いつもとは違う吐き方をしたときには注意が必要です。吐き方がいつもとは違うとなると、病気の可能性もあるでしょう。場合によっては深刻な病気の恐れもあるため、早めに対処する必要があります。

病気が原因で茶色いものを吐いている状態とは?

猫が病気により吐いているというのは、どのような状態なのでしょうか。病気が原因で猫が吐く場合、茶色いものを吐くケースが多いです。ここでは、猫が茶色いものを吐いている状態について、詳しくチェックしてみましょう。

胃腸の病気の可能性

猫が茶色いものを吐いている場合、胃腸に異常が生じている可能性があります。胃腸や消化管からの出血によって、茶色いものを吐き出している恐れがあるからです。血液は酸化すると茶色や黒っぽくなります。猫が茶色っぽいものを吐いているときは胃腸の病気を疑い、きちんと体調をチェックしてあげるようにしましょう。

胃腸以外の病気の可能性もある

猫が茶色いものを吐いている場合でも、胃腸の病気以外の原因が考えられることもあります。特に嘔吐以外にも何か症状がある場合は危険なので、十分に注意しましょう。たとえば、嘔吐する回数が多かったり、何日か続いていたりする場合は気を付けなければなりません。さらに、食欲が無かったり、元気がなくてぐったりしていたりするとなると、さまざまな病気の疑いがあります。病気によっては嘔吐と一緒に下痢も起こすこともあるようです。猫の体調には常に気を配るようにしましょう。

異物誤飲による嘔吐もありうる

猫が吐く場合は、異物誤飲という可能性もあります。餌は茶色いものが多いため、異物誤飲をしていると猫は茶色いものを吐き出します。自力で異物を吐き出すことができれば特に問題はありません。しかしながら、胃腸のどこかで異物が詰まっている場合もあります。異物の種類によっては、猫の体内に傷がついている恐れもあるでしょう。そういった場合は危険なので、少しでも猫の様子がおかしいときには病院で診てもらったほうが安心です。少しでも不安が感じられるときには、病院の受診を考えるようにしましょう。

病気以外で茶色いものを嘔吐するケース

猫の病気による嘔吐を見極めるためには、病気以外で茶色いものを追うとするケースについても理解しておいたほうがいいでしょう。病気以外で茶色いものを嘔吐するケースとしては、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、病気以外で猫が茶色いものを嘔吐するケースについて説明します。

餌を吐いている

猫は病気以外でも餌を吐き出すことがあります。すでに説明しましたが、餌は茶色いものが多いです。たとえば、早食いや一気食いをした場合には、餌を吐き出してしまうこともあります。また、食べ慣れていない餌や、体質に合わない餌を食べたときには、体が拒絶反応を起こして嘔吐につながるケースがあります。また、場合によってはアレルギーによって餌を吐き出すこともあります。ストレスが原因で嘔吐することもあるでしょう。病気でなくても嘔吐の原因は複数考えられるため、猫の様子をしっかり観察して原因を特定することが大切です。

空腹で吐いてしまった胆汁や胃液

猫は空腹の際に嘔吐することもあります。空腹で吐くときは餌を吐き出すわけではありません。胆汁や胃液などを吐き出します。それらの体液は、茶色っぽく見えることもあります。固形物ではなく、水っぽいのが特徴的です。猫が空腹で吐いているように思われる場合には、適量の食事を与えるようにしましょう。

対処法と病院受診時の注意点

猫が嘔吐しており、何らかの異常があるように思われる場合には、きちんとした対処が必要です。基本的には、病院を受診して専門家にきちんと診てもらうようにしましょう。特に茶色いものを吐いている場合には早めに病院を受診するようにしましょう。病院を受診するときは吐しゃ物を持参するとスムーズに症状を判断することができます。持参が難しい場合には、撮影しておくというのもひとつの方法です。また、吐いた回数やタイミングも記録しておくとよりよいでしょう。なお、吐しゃ物を持参できないなら、においについても説明できるようにしておいてください。加えて、吐く以外の症状がある場合には、それもしっかりと伝える必要があります。症状の原因解明に役立つ情報をきちんとまとめて行くようにしましょう。もちろん、早く病院に行くことは大切ですが、必要な情報がないと医師も正確な判断ができないことがあるので注意が必要です。

猫が茶色いものを吐いたら冷静に対処しよう

猫が茶色いものを吐いたら冷静に対処しよう

猫が茶色いものを吐いたときには、焦らず冷静な対処をすることが大切です。猫自身は言葉で状況を説明することはできないので、飼い主がきちんと状況を判断してあげなければなりません。最初は焦ってしまうこともありますが、猫の嘔吐は珍しいものではないので、日ごろからきちんと様子を見ておけば大事に至るケースはほとんどないでしょう。とはいえ、場合によっては猫の体に大きな以上が出ている恐れもないとはいえないので、慎重に判断することが大切です。少しでも不安があるときには、迷わず病院を受診することをおすすめします。きちんと専門家に診てもらえば、正しい判断をしてもらうことが可能です。適切に対処すれば、たとえ病気があった場合でもきちんと治療することができます。日ごろから猫の体調管理に気を使いながら、しっかりとした判断をしてあげてください。