パン屋の資格とは
日本で続くパンブーム
日本では、長らくパンブームが続いています。値段が手頃で手軽に食べられるパンが、日本でブームとなった背景を見ていきましょう。
- 米よりパン食の家庭が多い
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2011年の総務省「家計調査」にて、日本の一般家庭におけるパンの消費量が、米を上回ったと発表されました。朝食を食べる時間がバラバラの家族が多い日本では、米を中心とした朝食よりも、パンのほうが簡単に食べられるということが大きく影響していると考えられます。
1950年代から1960年代にかけては、日本政府がパン食を推進したこともあって、幅広い世代でパンは日常的な物として受け入れられています。 - 高級食パン専門店が登場
- 近年は、高級食パンがブームとなっています。1本1,000円近くする高級食パンですが、しっとりふわふわとした食感で特別感があり、平日でも行列を作る店もあるほどの人気ぶりです。全国各地に高級食パンを売りにしたベーカリーが広がりを見せています。
- 日本式パン(惣菜パン)に世界も注目
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コンビニやスーパーなどでも売られている総菜パンは、日本式パンとしてアジアを中心に世界から注目されています。あんパンやジャムパン、カレーパン、焼きそばパンといったバラエティ豊かな総菜パンは、世界でも珍しいユニークな存在です。
日本と同じく米が主食のアジア圏でも、パンは補助的な食品として位置付けられています。日本のようにオリジナリティあふれる新商品を開発する必要があると考え、パンづくりの技術を学びに来る留学生もいます。
手作りパンの魅力とは?
家庭で作ることができる手作りパンの魅力は、いったいどこにあるのでしょうか。
好きな味で作れる
手作りパンは、自分で材料を選んで、好みの味に仕上げることができる点が魅力です。旬の食材を使った手作りパンもいいですし、米粉を使ったグルテンフリーのパンを作るのもいいでしょう。アレルギーや好き嫌いに配慮したパンを作れることもメリットです。
また、お店の商品をまねてクオリティの高いパンを作るのも楽しいもの。愛情込めて作ったパンは、いつもよりも何倍もおいしく感じられるはずです。
パンづくりの過程に幸せを感じる
パンは食べるのも楽しいですが、作る過程自体が楽しいものです。生地をこねるときは集中して取り組めるので、ストレス解消や気分のリフレッシュにつながります。こね上がった生地は赤ちゃんの肌のようにもっちりと柔らかく、思わずいつまでもさわっていたくなるほど癒やされます。
焼き上げるときは、家中がパンの香ばしい香りに包まれ、焼き上がりが想像以上の出来になると大きな達成感を味わえます。
誰かといっしょに作るのも楽しい
家族や友人といっしょにパンを作るのは楽しいものです。パン教室などでパンづくり仲間と知り合えば、皆で楽しく趣味に取り組めるでしょう。また、共通の趣味から友人の輪が広がることもメリットです。
パンを作るだけでなく、パンの研究でおいしいランチを食べにいったりホームパーティーを開いたりすれば、日々の生活がより豊かなものになるに違いありません。
プレゼントにも喜ばれる
親戚や友人の家にお呼ばれした際、手土産として手作りパンを持っていくと喜んでもらうことができます。また、誕生日やバレンタインデー、ハロウィン、クリスマスなど、イベントごとに手作りパンでパーティーすると、盛り上がることは間違いないでしょう。
奥が深い
パンは天然酵母を使用し、発酵させて作ります。うまく膨らみ焼き上がる様子は、酵母が生きていることや、食品の奥深さを感じさせてくれるでしょう。
また、パンづくりは普通の料理に比べて失敗したときの修正が難しく、丁寧に作らなければなりません。その分、愛情込めて作ったパンが成功し、どんどん腕が磨かれていく過程に、喜びを感じられるはずです。
楽しく学べる!SARAの手作りパン資格講座
パンづくりは独学でも学べますが、ゼロからやり方を一人で学ぶのは難しいものです。SARAの手作りパン資格講座は、パンの歴史や材料、作り方、作るための道具など、初心者からプロのレベルまでしっかり学べます。
1日30分の勉強を半年間続けるだけでカリキュラムを修了できるため、仕事や育児で忙しい方でも続けやすいのがメリットです。プラチナコースの講座修了後には、日本安全食料料理協会(JSFCA)主催の「手作りパンソムリエ®」、日本インストラクター技術協会(JIA)主催の「ベーカリーパティシエ®」の2資格の取得ができます。
手作りパンのスキルを磨いて食を楽しもう
パンづくりは奥が深く、食べる楽しみも味わえる最高の趣味となります。手作りパンのスキルを磨き上げたら、パンづくりの教室を開くなどキャリアアップにつなげることも夢ではありません。
パンづくりの勉強を始めたい方は、SARAの手作りパン資格講座の受講を検討してみてはいかがでしょうか?