編み物資格とは?編み物講師になるには?仕事・おすすめ資格・勉強法・収入は
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編み物資格とは?編み物講師になるには?仕事・おすすめ資格・勉強法・収入は

「世界的なブームになっている編み物の技術を身につけたい」
「認知症予防や集中力のアップなど、編み物の魅力をさらに深く知りたい」
編み物の効果や人気が広がるにつれて、改めて編み物について興味を抱いている方が増えています。
編み物は、習得すれば自分用やプレゼントにはもちろん、販売や講師活動など、仕事にもなる立派なスキルです。
編み物を効率よく習得するなら、基礎知識から体系的に学べる資格取得がおすすめです。
本記事では、編み物資格の基礎知識について解説したうえで、活かせるシーンやおすすめの資格をご紹介します。
最後には効率よく取得するための勉強法についても解説するため、ぜひ参考にしてください。

編み物資格とは

編み物資格とは、編み物の知識・技術がある一定以上を有している方を認定する資格のことを指します。
現在さまざまな団体が、編み物に関する資格を発行しています。
編み物資格を取得すると仕事に活きるのはもちろん、これから編み物を始める方にとっても、基礎知識を体系的にしっかり学べるというメリットがあるため、おすすめできる資格です。

編み物を販売するのに資格は不要

編み物はネットショップやハンドメイドイベントなどでの販売、ワークショップなどでの講師活動をするのに資格は必要ありません。
そのため資格を持たなくても、今日からでも「編み物作家」「編み物講師」として活動できます。
ただ、資格を持っていることで知識・技術を証明でき、お客様から信頼されやすいなどのメリットがあるため、今後プロとして副業・本業にしたいと考えている方は取っておいて損はありません。
もちろん、すでにプロとして活躍している方も同じくメリットが大きいため、取得をおすすめします。

編み物資格は民間資格のみ

編み物資格に国家資格はなく、各種団体が発行する民間資格のみです。
とはいえ、民間資格であっても履歴書には記載可能ですし、肩書きにもできますので、関係職種であればきちんと評価はしてもらえます。
編み物資格に国家資格はありませんが、特に販売したい方や教室をしたい方は、実力を証明するために取得しておくのがおすすめです。

編み物資格が活きるシーン・仕事

編み物資格は、日常生活においても、仕事においても活かせる場面がある便利な資格です。
本章では、編み物資格が活きるシーン・仕事をご紹介します。
編み物資格の活用シーンがわかれば、自分に必要かどうかを見極められるでしょう。

編み物資格を活かせる日常のシーン

編み物資格を活かせる日常のシーンは下記のとおりです。
・編み物の勉強時間を短縮できる
・自信を持ってプレゼントできる
・スキマ時間で副業を始められる
・編み物をしながらリラックスできる
次章から、それぞれについて詳しく解説します。

編み物の勉強時間を短縮できる

編み物資格を取得すると、知識・技術の習得スピードが向上します。
なぜなら、資格取得のための勉強の中で、編み物の基礎知識や基本技術を網羅的に学べるためです。
編み物資格は書籍や動画などを通して独学でも学べますが、どうしても1つずつの「点」としての知識になりがち。
資格であれば複数の「点」をつないだ「線」としての知識・技術が手に入るため、応用も効きやすいのです。
編み物のスキルアップを短時間で叶えられるのは、資格取得の大きなメリットといえるでしょう。

自信を持ってプレゼントできる

コロナ禍で外出できない状況が続いたことで、自宅で手軽に始められる趣味として編み物が世界的にブームとなりました。
そのため、友人や知人に対してはもちろん、海外の方にも編み物作品は自信を持っておすすめできるでしょう。
実際、海外のTikTokではバッグやニットを編む動画がバズっていますし、2020年の東京オリンピックの際には選手が競技の合間に編み物をしている姿が話題になりました。
編み物は世界的にも認知が高いため、自信をもってプレゼントできるでしょう。

スキマ時間で副業を始められる

編み物資格を取得することで、趣味だった編み物を副業にすることも可能です。
なぜなら、資格を持っていると客観的な信頼性が高まるためです。
仮に2つのネットショップがあり、販売する商品のデザインがほぼ同じで、運営する作家がそれぞれ資格のある人とない人であれば、資格がある人の方が選ばれる可能性は高いでしょう。
資格を取得すれば作品や作家本人が信頼されやすくなるため、副業を始めても販売しやすくなるのです。

編み物をしながらリラックスできる

編み物資格を取得することで、リラックス効果を得られるようになります。
編み物には、ストレス発散効果・セラピー効果・マインドフルネス効果があるといわれています。
また、編み物は脳の血流を増加させることから、認知症予防や集中力アップの効果も期待できるといわれているのです。
初学者の間は作品づくりに四苦八苦するため上記のような効果を得るには至りませんが、資格を取得し技術が向上することで制作時の苦労が緩和されるため、大きな幸福感が得られます。
編み物資格の取得は作品が作れるようになるだけでなく、心身のリフレッシュ効果も期待できるのです。

編み物資格を活かせる仕事

編み物資格を活かせる主な仕事は下記の4つです。
・編み物作家
・編み物講師
・ニッター
・ニットデザイナー
次章からそれぞれについて詳しく解説します。

編み物作家

近年では個人が作品を販売できるサイトやハンドメイドイベントが増えているため、そのような場所で自分が作った作品を販売する作家として活動できます。
販売する際に資格を持っていればほかの作家との差別化になるため、編み物資格は大いに活躍します。
自分のオリジナル作品はもちろん、お客様の声に応えたオーダーメイド作品なども作ると、多くの方に喜ばれるでしょう。

編み物講師

編み物は自宅でできる趣味として人気ですので「教えてもらいたい」というニーズは少なくありません。
そのため、講師の需要も増えています。
編み物を学びたいという方に向けて資格を活かした編み物教室を開けば、喜んでもらえるでしょう。
また、自分で開催する教室だけでなく地域のカルチャースクールなど、活躍の場は多くあるため、やり方次第では仕事の絶えない講師になれるでしょう。

ニッター

ニッターとは、簡単にお伝えすると編み物の専門家のことです。
ニッターにはさまざまな種類があり、自分に合ったものを選べるのが特徴です。
【ニッターの種類の一例】
・内職ニッター:商品を量産する仕事
・テストニッター:編み図や販売前の編み糸を検証する仕事
・自分の作品を編み上げるニッター:自分の作品を作って納品する仕事
ニッターは編み物に関する知識・技術が求められる仕事なため、資格がフルに活かせる仕事といえるでしょう。

ニットデザイナー

ニットデザイナーは、ニット製品の企画から素材選び・デザイン・製品化など、すべての工程に関わる仕事です。
編み物の知識全般を求められるため、資格が大いに役立ちます。
ニットデザイナーは会社に雇われ会社員として働く場合もあれば、フリーランスとして活動する場合もあります。
そのため、将来的に独立を目指したい方におすすめの仕事です。

編み物資格おすすめ4選

編み物資格にはさまざまな種類があるため、どれを取得するべきか悩んでしまう方も多いはずです。
そこで本章では、編み物資格のおすすめを厳選して4つご紹介します。
それぞれおすすめな人の特徴まで解説していますので、ぜひ参考にしてください。

編み物マイスター

「編み物マイスター」は、日本生活環境支援協会(JLESA)が発行する資格です。
編み物に関する十分な知識を持っていることを証明します。
資格取得後は個人として作品を販売、講師活動、手芸店での販売などの分野で活躍できます。
基本知識を求められるため、編み物初心者の方におすすめの資格です。

受験資格 特になし
受験料 1万円(税込)
資格試験内容(一例) 編み物の基本/代表的な編み物の種類/基本の編み方/編み方の応用
受験方法 在宅受験、期日までに解答用紙を提出
合格基準 70%以上の評価

手編みニットデザイナー

「手編みニットデザイナー」は、日本インストラクター技術協会(JIA)が発行する資格です。
手編みで作成するニットに関する基本的な知識を有していることを認定します。
資格取得後は、手編みニットデザイナーとして自宅やカルチャースクールで講師活動ができます。
基本知識を学びつつ、将来的に教室などで講師活動をしたい方におすすめの資格です。

受験資格 特になし
受験料 1万円(税込)
資格試験内容(一例) 編み物の種類/編み物の基本道具/毛糸の選び方/編み図の見方
受験方法 在宅受験、期日までに解答用紙を提出
合格基準 70%以上の評価

毛糸編物技能検定

「毛糸編物技能検定」は、公益財団法人日本編物検定協会が発行する資格です。
国家資格ではないものの、文部科学省が後援する技能検定資格なため、公的な資格として履歴書に記載できるのが特徴です。
また、5級から1級までレベルごとにわかれており、目的に合わせて受験できるのもメリットといえるでしょう。
自分のレベルに合わせて、段階的に編み物を勉強したい方におすすめの資格です。

受験資格 特になし
受験料 5級:2,200円(小・中・高校生・学生は1,100円)
4級:3,300円(小・中・高校生・学生は1,650円)
3級:4,300円(小・中・高校生・学生は3,300円)
2級:6,400円(小・中・高校生・学生は5,400円)
1級:9,700円
資格試験内容(一例) 5級:毛糸編物の最も基礎的な技能と知識
4級:毛糸編物の基礎的な技能と知識
3級:毛糸編物の基礎的な技能と知識と応用力
2級:毛糸編物の基礎的な技能と知識と指導補佐ができる能力
1級:毛糸編物の基礎的な技能と知識と指導ができる能力
受験方法 会場受験(全国)
合格基準 理論・実技ともに得点率70%以上

かぎ針編み講師認定講座

「かぎ針編み講師認定講座」は、日本ヴォーグ社が発行する資格です。
「入門科」と「講師科」の2種類が用意されており、入門科ではかぎ針編みの基本を、講師科ではかぎ針編みの基本に追加で採寸や製図の仕方などの詳細が学べます。
自宅でテキストやDVDを見ながら勉強し、作品を作って提出する形であるため、忙しい方でも自分のペースで進められるのがメリットです。
学習期間が最大24ヶ月と長いため、マイペースに受講したい方におすすめの資格です。

受験資格 特になし
受験料 入門&講師科:55,000円(税込)
入門科:26,481円(税込)
講師科:28,518円(税込)
資格試験内容(一例) 入門科:鎖編み/玉編みの編み方/表引き上げ編み/モチーフの作り目
講師科:採寸/ゲージのとり方/分散増減目の増し目率(減目率)を理解して作品づくりに応用
受験方法 自宅で課題制作、提出
合格基準 8回の添削課題を提出し、スクーリングを受講

編み物資格のおすすめ勉強法3選

編み物資格を取得するためには、勉強が必須です。
資格取得のための勉強方法にはさまざまな種類がありますが、自分に合わないものを選んでしまうと取得までの期間が長くなりすぎたり、費用がかかりすぎたりして後悔してしまうことも。
そこで本章では、編み物資格を取得する際のおすすめ勉強法を4つご紹介します。

専門の書籍や動画で独学する

1番お手軽な勉強法としては、書籍や動画で独学する方法が挙げられます。
編み物は昔から親しまれているものであるため、情報は書籍・オンライン問わず豊富にあります。
ただ、資格のための勉強となると専門的なものは少ないため、情報を集めるのに時間がかかってしまうのがデメリットです。
「時間はかかってもいいからコストを抑えたい」という方には、独学をおすすめします。

編み物教室に通う

編み物は人気の高い趣味であるため、教室やスクールが豊富に開催されています。
ただ、教室・スクールは編み物初心者向けのものが多く、作品を作れるようにはなりますが、資格試験に出題されるような詳細なところまでは教えてくれないものがほとんどです。
資格取得専門のためのスクールは数が多くないため、よくチェックしたうえで通う必要があるでしょう。
作品の作り方はもちろん、先生に直接会って販売のことや講師活動のことを直接質問してみたいという方におすすめの勉強法です。

通信講座で学ぶ

編み物資格は、通信講座でも学べます。
通信講座は資格のための学習が体系的にまとめられており、効率的な学習ができるのがメリットです。
また、料金や期間などが明記されているため、不安なく学習に取り組めるのも特徴といえるでしょう。
基本的に在宅で好きな時間に受講できることから、忙しい方からも人気の勉強法です。
ただ、独学などと比較すると費用がかかってしまう点は注意が必要。
これらのことから、できるだけ早く、確実に資格が欲しい方におすすめの勉強法です。
次章から、おすすめの通信講座を2つご紹介します。

編み物資格取得講座|SARAスクールジャパン

「SARAスクールジャパン」の「編み物資格取得講座」では「編み物マイスター」「手編みニットデザイナー」の2つの資格を取得できます。
この通信講座は各資格の協会が認定しているため、確かな知識を学べるのが特徴です。
また「編み物資格取得講座」では「編み物基本コース」「編み物プラチナコース」の2種類の講座を用意しています。
どちらも最短2カ月で資格が取得できるため、仕事や家事で忙しい方も受けやすい点が特徴です。
各コースの受講費用・受講期間などは、以下のとおりです。

  受講料 受講期間 添削回数 セット内容
編み物基本コース 5万9,800円 6ヶ月(最短2ヶ月) 5回 ガイドブック
受講証
受講カード
学習テキスト01
学習テキスト02
練習問題/解答
模擬試験/解答
添削課題(5回分)/提出用紙
質問用紙
封筒
編み物プラチナコース 7万9,800円 6ヶ月(最短2ヶ月) 5回+卒業課題1回 ガイドブック
受講証
受講カード
学習テキスト01
学習テキスト02
練習問題/解答
模擬試験/解答
添削課題(5回分)/提出用紙
質問用紙
封筒
卒業試験

「編み物基本コース」は、初期費用を抑えたい方におすすめ。
「編み物プラチナコース」は、短期間で確実に資格を取得したい方や、資金に余裕のある方におすすめです。
詳しくはこちら:SARAスクール 編み物資格取得講座

編み物マイスターW資格取得講座|諒設計アーキテクトラーニング

「諒設計アーキテクトラーニング」の「編み物マイスターW資格取得講座」でも「編み物マイスター」「手編みニットデザイナー」の2つの資格を取得できます。
「編み物マイスターW資格取得講座」では、下記の2種類の講座を用意しています。
・基本講座:通信講座で学習したのち、各自受験して資格取得を目指す
・スペシャル講座:卒業するだけで2つの資格を同時取得できる
各コースの受講費用・受講期間などは、以下のとおりです。

  受講料 受講期間 添削回数 セット内容
基本講座 5万9,800円
分割 3,300円×20回(初回4,276円)
6ヶ月(最短2ヶ月) 5回 ガイドブック
受講証
受講カード
完全攻略テキスト2冊
練習問題
練習問題解答
模擬試験
模擬試験解答
添削課題
添削課題提出用紙
質問用紙
封筒
スペシャル講座 7万9,800円
分割 3,800円×24回(初回3,891円)
6ヶ月(最短2ヶ月) 5回+卒業課題1回 ガイドブック
受講証
受講カード
完全攻略テキスト2冊
練習問題
練習問題解答
模擬試験
模擬試験解答
添削課題
添削課題提出用紙
質問用紙
封筒

基本講座はスペシャル講座よりも2万円ほど安いものの、受験料(各1万円)を払わなければならないためトータルで考えると同じくらいかかる計算となります。
そのため、早く確実に資格を手に入れたいなら、「スペシャル講座」がおすすめです。
詳しくはこちら:諒設計アーキテクトラーニング 編み物マイスターW資格取得講座

編み物講師になるには?

編み物講師になるには、どのようにすればいいのでしょうか。編み物が好きで編み物が特だと感じているなら、編み物講師の仕事が向いている可能性があります。ここでは、編み物講師になるために押さえておきたい基本について確認しておきましょう。

資格は必要ない

編み物講師は人に編み物の仕方を教える仕事です。とはいっても、編み物講師になるためには、特に必要な資格はありません。資格がなくても編み物についての知識をしっかり持ち合わせていれば、編み物講師として活躍することが可能です。

教える場所があれば講師になれる

編み物講師として働くためには、編み物を教える場所が必要になります。そういった場所を確保することができれば、編み物講師として働くことが可能です。

編み物の資格を取るメリット

編み物講師になるためには資格の取得は必須ではありません。しかしながら、編み物についての資格があれば、その分有利になるのも確かです。編み物講師になる場合、資格を取得するとどのようなメリットがあるのでしょうか。せっかく講師になるなら資格を取得してしっかり準備を整えたいという人もいるでしょう。ここでは、編み物について資格を取得するメリットについて紹介します。

編み物の知識に自信を持てる

編み物講師になれば編み物の知識に自信を持つことができます。資格を取るにはそれぞれの基準に合わせた知識量が必要になります。そのため、ある程度はしっかりと勉強する必要があります。体系的に知識を学べば、編み物にただ取り組むだけでは得られない知識も得ることができるでしょう。編み物講師として働くなら、編み物に関する知識は多いに越したことはありません。たくさんの知識を身につけることで、自信を持って堂々と人に指導することができます。

他人から信頼を得られる

編み物講師になるときに資格を取得しておけば、他人から信頼を得やすいというメリットもあります。やはり資格がないよりはあったほうが、講師として信頼できそうだというイメージをもってもらいやすくなります。資格があればその分の知識が身についているということを明確に示すことが可能です。そのため、編み物講師になるのであれば、できれば編み物についての資格を取得しておいたほうがいいでしょう。

採用や集客への影響

資格がある人とない人がいれば、資格がある人のほうが選ばれる可能性は高いです。そのため、講師として採用されるかどうかという瀬戸際でも、編み物についての資格は役に立ちます。資格は知識を客観的に示すものなので、採用においてはとても分かりやすい基準となります。資格をとっているということはそれだけ編み物に真剣に向き合う気持ちがあるという意思表明にすることも可能です。加えて、資格は集客にも役に立ちます。やはり資格があったほうが信頼度を高めやすいので、講師として生徒から選んでもらいやすくなるでしょう。

編み物講師の活動の場所

編み物講師として働く場合、具体的にどのような場所で活動することになるのでしょうか。編み物講師として働ける場所はたくさんあります。ここでは編み物講師の活躍の場所について、代表的な場所を紹介します。

自分の教室を開く

編み物講師として仕事をしたいなら、自分のオリジナルの教室を開くというのもひとつの方法です。自分で教室を開けば、すべてを自分のイメージ通りに進めることができます。自分のスタイルを教室にそのまま反映することができるため、自由度はとても高いと言えます。せっかく編み物講師として働くなら、自分の教室を開くことを最終的な目標としてもよいでしょう。

カルチャーセンターで教える

編み物講師として働く方法としては、カルチャーセンターで教えるというものもあります。単発の講師となりますが、多くの人に編み物を教えることができるでしょう。編み物講師としての活動を始めるなら、まずはそういった場所で活動し、少しずつ活動の幅を広げていくのがおすすめです。

手芸店で教える

編み物講師の活躍の場は、手芸店もあります。手芸店の中には定期的にさまざまな手芸の方法についてレクチャーをおこなっている場合があります。そういった場に講師として参加すれば、手芸好きの多くの人に編み物の素晴らしさを直接伝えることができます。

編み物講師の収入

編み物講師として働くなら、収入も大切です。憧れの仕事に就いても収入が思うように稼げなければ、編み物講師として働き続けるのは難しいと考える人もいるでしょう。ここでは編み物講師の収入について紹介します。実際に編み物講師として働きたいと考えている人は、編み物講師の収入についてもきちんと確認しておきましょう。

年間数十万円

編み物講師の収入は、年間数十万円であることが多いです。そのため、他の仕事と兼業するというパターンが多いです。とはいえ、編み物に関する仕事と兼業するということもできます。たとえば、ニッターをしながら編み物講師もするというスタイルなら、収入を増やすことが可能です。編み物に関する仕事を兼業することにより、編み物の腕も磨きながら働き続けられるというメリットがあります。

教える場所や生徒数によって幅がある

編み物講師としての収入は、教える場所や生徒数によっても大きく幅があります。そのため、実際には目安以上に収入を得ている人もいますし、反対に目安よりも収入が低い人もいます。自分がどの程度働けるかという点も考慮して収入をイメージするのがよいでしょう。

自分で教室を開いたほうが率がよい

編み物講師として働く場合は、自分で教室を開いたほうが効率よく収入を得ることができます。自分自身で受講料を決めることもできるので、収入面も調整しやすいです。もちろん、自分で教室を開くには大変なことも多いですが、少しずつ知名度を高めて集客できるようにしていくことが大切です。

編み物講師になるにはしっかり準備を整えよう

編み物講師になるにはしっかり準備を整えよう

編み物講師になるには、編み物についての知識や高い技術が必要です。そのため、編み物講師として活躍するには、まずは編み物についてしっかりと学ぶ必要があります。編み物にたくさん触れ、技術を磨くことも大切です。加えて、余裕があれば資格も取得しておいたほうがいいでしょう。資格を取得していれば、編み物講師として働くなかでも、さまざまな場面で役に立つことがあるはずです。編み物を講師として働くなら、編み物に関する他の仕事も兼業すると、よりしっかりとした収入を確保できるようになります。いずれにせよ編み物を仕事にしたいのであれば、編み物について腕を磨くことが何よりも重要です。編み物のプロを名乗るからには、しっかりとしたスキルを身につけておかなければなりません。しっかり準備を整えたうえで、編み物講師としての道を目指していきましょう。

まとめ

編み物作品の販売や講師をするのに資格は必要ありませんが、持っていることで信頼性が高まるため、その後の活動が円滑に進みやすくなります。
そのため、すでに仕事にされている方はもちろん、これから仕事にしたい方にとっても資格取得は大きな意味があるといえるでしょう。
また、編み物をこれから始める初心者の方にとっては、資格取得の勉強を通して基礎知識・技術を体系的に学べる機会となります。
基礎知識を固めることで応用も効きやすくなるため、自分好みの作品を作るための近道となるはずです。
編み物資格を取得して、趣味も仕事もステップアップさせましょう。