編み物を独学で勉強するには?注意点やその他の方法もチェック!
記事更新日:2024年6月11日編み物ができるようになりたいと思ったら、まずは独学で取り組んでみようと思う人が多いでしょう。編み物を独学で勉強するにはどうしたらいいのでしょうか。基本的には教材を見ながら作品を作ってみることが編み物を上達させるいちばんの近道です。とはいえ、編み物の独学においては気を付けたいこともあります。
今回は、編み物を独学で勉強するにはどうしたらいいかについて説明します。これから編み物を始めてみたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
編み物は独学で習得できる?
そもそも編み物は独学で習得することができるのでしょうか。編み物は細かい作業なので、自分自身の力だけで学べるのか不安に思うことも多いですよね。結論からいうと、編み物は独学で習得することも不可能ではありません。ここでは、編み物の独学が可能な理由についてみてみます。
初心者向けの入門本などが豊富にある
編み物が独学でも可能な理由としては、初心者向けの入門本などが豊富にあるからです。そういった本は初心者のために分かりやすく解説されているので、ひとりで読み進めてもきちんと理解できるようになっています。たくさんの本が出ているので、複数のものを見比べて自分に合ったものを選ぶようにするとよいでしょう。
本や動画を見て編みながら学ぶことは可能
編み物を独学で習得するには、ただ本を読むだけではいけません。見本を見ながら実際に手を動かすことが重要です。参考にするものとしては、本以外にも動画があります。動画なら手の動きもしっかり確認することができるので、より分かりやすいと言えるでしょう。人によっても向き不向きがあるので、自分に合った教材を選んで真似してみることが重要です。
編み物を独学する場合の注意点
編み物を独学する場合、注意点もあります。編み物は慣れてしまえばそこまで難しい作業ではありません。しかし、仕組みを理解して自分の身体に覚え込ませるまでには、それなりに苦労が必要です。どうしたらきれいに編み進めることができるのかという点については、実際に試しながら理解していくしかありません。ここでは、編み物を独学する場合の注意点について紹介します。
書籍の場合の難しさ
編み物をまったくゼロの状態から独学する場合、書籍だけを頼りにするのは少し大変かもしれません。というのも、編み物では複雑な動きが多くあります。複雑な動きを文字から読み取るのはとても難しいです。ニュアンスの違いが分からず、どうしたらいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。書籍には図解が載っていることもありますが、平面的なイラストや数コマでの解説なので、初心者にとっては分かりにくいです。また、書籍に掲載できる情報量には限りがあります。そのため、細かな部分について知りたいと思っても、なかなか記載がないことも少なくありません。
動画の方がまだわかりやすい
編み物の細かい作業を理解するためには、動画を活用すると便利です。動画なら手の動きがすべて分かるので、自分自身が苦手な部分についても見本を参考にすることができます。ただし、動画もすべてが分かりやすいとは限りません。編集の都合で、自分自身が気になる部分がカットされていることもあります。加えて、動画はスマートフォンやパソコンがないと見ることができませんし、電波の届きづらい場所では再生することができません。そういった意味での不便さはあります。
正しく習得できているかの確認ができない
独学の難しさとしては、正しく習得できているかの確認ができないという点もあります。誰かに聞きたくても聞く相手がいないので、自信がなくても自分が正しいと思うやり方で作業を進めるしかありません。そのため、うまくできないときでも、何が間違っているのか原因を突き止めることができないです。そうなると、編み物は自分に向いていないと思ってしまい、それ以上スキルを伸ばすことができなくなってしまう恐れがあります。
編み物を独学する場合の失敗例
編み物を独学する場合、どのような失敗例があるのでしょうか。編み物の独学では、さまざまな失敗が起きる可能性があります。ここでは、編み物を独学する場合によくある失敗例について紹介します。まず、基本的なことですが、そもそも編み針の持ち方を間違って覚えてしまう人も決して少なくありません。編み針の持ち方が間違っていると作業がしづらく、うまく編み進められないことも多いです。さらに、針の動かし方がおかしいという失敗例もあります。とはいえ、独学の場合はそれを指摘するひとがいないため、なかなかその事実に気が付くことができません。加えて、糸の掛け方を逆で覚えてしまう失敗例もあります。糸の掛け方は編み物において重要な要素なので、間違って覚えてしまうのは避けたいところです。また、編み図の読み方を間違って覚えてしまう人もいます。編み図は編み物を編むためには重要なものなので、正しい読み方をマスターしないといけません。
編み物の独学以外での勉強方法
編み物を独学以外の方法で勉強するにはどうしたらいいのでしょうか。編み物は独学というイメージが強いかもしれませんが、実は他にもさまざまな方法があります。ここでは、編み物の独学以外での勉強方法を紹介します。独学が難しそうだと感じている人は、ぜひ参考にしてみてください
編み物教室やスクーリング
編み物は、編み物教室やスクーリングで学ぶことができます。直接講師から指導を受けることができるため、正しい編み物の方法を確実にマスターすることが可能です。同じように編み物を学ぶ仲間と知り合うことができるのも魅力のひとつだといえます。
通信学習
編み物は通信学習で学ぶことも可能です。直接講師から指導を受けられるわけではないですが、分からない部分について質問できるため、独学のように行き詰ってしまう恐れはありません。自分のペースで学習を進められるというメリットもあります。
イベントやワークショップ
編み物を学べる機会としては、イベントやワークショップもあります。イベントやワークショップは不定期で開催されているため、いつどこで開催されるかこまめにチェックしておいたほうがいいでしょう。単発のイベントやワークショップでは、簡単な編み方しか教えてもらえない可能性もありますが、講師に質問できるというメリットがあります。そのため、普段の独学での疑問点をぶつけてみてもよいでしょう。
まずは編み物を独学で勉強してみよう
編み物は独学でも学ぶことが可能です。ただし、独学で勉強するときは、独学の弱点もよく理解しておくことが必要です。独学をベースにする場合でも、分からないことを聞いたり自分のやり方が合っているか確認したりできる環境を用意しておく必要があります。そうしなければ、編み物を正しくスムーズにマスターするのが難しくなる可能性が高いです。もちろん、編み物が得意な人が周囲にいれば、その人に質問や確認をおこなうのもよいでしょう。そういった人が周囲にいない場合は、工夫して編み物のレクチャーを受けられる環境を整えるようにしたほうが安心です。編み物は一度しっかりやり方をマスターすれば、さまざまな作品を作れるようになります。編み物の方法を身につけて、さまざまなオリジナル作品を作りましょう。