ハンドメイド商品の著作権とは?基本知識や具体的な対策・トラブル対応を解説
記事更新日:2024年8月22日ハンドメイド商品を作る際の著作権は重要な問題です。
ハンドメイド作品には創造性が発揮されており、それ自体が著作物として保護されます。
作品の写真や説明文なども著作権の対象になります。
著作権の侵害を防ぐには、オリジナルデザインの使用、類似作品の回避、作品情報の適切な表示などが必要です。
また、他者の作品を参考にする場合も注意が必要です。著作権に関するトラブルに巻き込まれないよう、ハンドメイド作家は基本知識と具体的な対策を理解しておくことが重要です。
ハンドメイド作品を作る際は、とくに注意すべきことがあります。それは「著作権」です。著作権はそれぞれの作品を作った人に発生する権利ですが、いろいろと注意すべき点があります。とくにハンドメイド作品を販売したいと考えている場合は、著作権の性質にしっかりと注意しなければなりません。
ハンドメイド作品においては、著作権について具体的にどういった点に注意すればよいのでしょうか。今回は、ハンドメイド作品を販売するときに覚えておきたい著作権の基本について説明します。
目次
著作権の基本
著作権の基本は以下の通りです。 ・著作権とは何か ・著作権の保護対象 こちらを順にご紹介します。
著作権とは何か
著作権とは、創造的な表現を生み出した人に与えられる権利です。 文章、絵画、写真、音楽、プログラムなど、人の知的創造活動の成果として生まれた著作物を、その創造者が一定期間独占的に利用できる権利が著作権です。 著作権には、複製権、公衆送信権、翻案権などさまざまな権利が含まれています。 これらの権利は創造者に与えられるため、著作物を無断で使用することはできません。 著作権は、創造者の権利を保護し、文化的な発展を促進するための大切な仕組みなのです。 ハンドメイド作品の制作においても、この著作権の概念を理解しておくことが重要です。
著作権の保護対象
著作権の保護対象となるのは、文章、絵画、写真、音楽、プログラムなど、人の創造的活動により生み出された知的創作物です。 単なるアイデアやコンセプトではなく、それが具体的な表現として固定化されたものが著作物として保護の対象になります。 ハンドメイド作品の場合、製品のデザイン、説明文、商品写真など、創作性のある部分が著作物として認められます。 単なる技術的な工夫やアイデアだけでは保護されませんが、それらが作品に反映されて独創的な表現となった場合は著作権の対象となるでしょう。 著作権法では、創作性のある著作物を幅広く保護しており、ハンドメイド作家にとっても重要な権利です。 作品の創造性を尊重し、適切に活用していくことが大切です。
ハンドメイド商品における著作権の注意点
ハンドメイド商品における著作権の注意点は以下の通りです。 ・自身のオリジナルデザインの保護 ・他者の著作物の使用制限 ・画像や文章の無断使用 こちらを順にご紹介します。
自身のオリジナルデザインの保護
ハンドメイド商品における著作権の重要な注意点の1つは、自身のオリジナルデザインの保護です。 ハンドメイド作品には作家の創造性が反映されているため、そのデザインそのものが著作物として保護されます。 作品のデザイン、図案、文章による説明など、オリジナリティのある要素は著作権の対象となるでしょう。 他者に無断で複製されたり、類似品が販売されたりすることは著作権侵害に当たります。 そのため、ハンドメイド作家は自身のデザインを適切に表示し、著作権表示を明示することで、権利を主張できます。 また、類似作品の販売を監視し、必要に応じて対応を取ることも重要です。 オリジナルデザインの保護は、ハンドメイド作品の魅力を維持し、作家の権利を守るために欠かせません。 創造性を発揮しつつ、著作権への配慮も忘れずに活動することが求められるでしょう。
他者の著作物の使用制限
ハンドメイド作品の制作には、既存の画像やイラスト、テキストなどを使用することがありますが、これらは他者の著作物に該当する可能性があります。 無断で他者の著作物を使用すると、著作権侵害となります。 例えば、著名なキャラクターのイラストを使ったグッズの製造や、有名な文章を無断で使った商品説明などは避けるべきです。 ハンドメイド作家は、自作以外の素材を使う際は、著作権者の許諾を得るか、著作権の制限規定に沿って適切に使用する必要があります。 他者の著作物の無断使用は法的リスクを伴うため、ハンドメイド商品の企画・制作段階から著作権に配慮することが重要です。 オリジナリティの高い作品づくりを心がけつつ、著作権に違反しないよう十分な注意が必要です。
画像や文章の無断使用
自作品以外の画像やテキストを、無許可でハンドメイド作品に使用することは著作権侵害になります。 例えば、インターネットから見つけた写真や絵を無断でグッズに使ったり、他者の文章を商品説明に使ったりするのは避けるべきです。 このような行為は、著作権者の権利を侵害し、法的トラブルにもなりかねません。 ハンドメイド作家は、自身で撮影した写真やオリジナルの文章を使うことをおすすめします。 やむを得ず他者の著作物を使用する場合は、著作権者の許諾を得るか、引用や改変などの著作権法の制限規定に従う必要があります。 画像や文章の無断使用は避けるべき行為です。 オリジナリティの高い作品づくりと著作権への配慮が、ハンドメイド商品の魅力と信頼につながります。
著作権侵害を避けるための対策
著作権侵害を避けるための対策は以下の通りです。 ・オリジナルデザインの作成 ・著作権フリーの素材の活用 ・使用許諾の取得 こちらを順にご紹介します。
オリジナルデザインの作成
ハンドメイド商品における著作権侵害を避けるための最も重要な対策は、オリジナルのデザインを作成することです。 自身の創造性を発揮し、独自のデザイン、図案、テキストを作り上げることが鍵となります。 他者の著作物を模倣したり、流用したりすることは避けるべきです。 それらは著作権侵害のリスクが高く、法的トラブルに巻き込まれる可能性があります。 代わりに、自らのアイデアと感性を活かしたオリジナルデザインを生み出すことで、製品の付加価値と競争力を高めることができます。 ユニークさと創造性が、ハンドメイド作品の魅力につながるでしょう。 オリジナルデザインの作成には時間と労力がかかりますが、それだけの価値があります。 著作権の心配なく、自由に作品を発表・販売できるようになります。 ハンドメイド作家にとって、オリジナリティの追求は不可欠な取り組みといえるでしょう。
著作権フリーの素材の活用
ハンドメイド商品における著作権侵害を避ける方法の1つに、著作権フリーの素材を活用することがあります。 著作権フリーとは、著作権者の許諾なしに自由に使用できる素材のことです。 画像素材サイトやクリエイティブコモンズライセンスの素材など、使用条件が明確な著作権フリーの素材を活用することで、違法な使用を回避できます。 これらの素材は、営利目的でも自由に使用できるものが多く、ハンドメイド作品にも適しています。 素材探しに時間がかかる場合もありますが、オリジナリティの高い製品を生み出すためにも検討する価値は十分にあるでしょう。 ただし、著作権フリーといえども、利用規約や表示義務などの制限がある場合があるため、必ず使用条件を確認する必要があります。 著作権侵害とならないよう、適切な利用方法を理解しておくことが重要です。 著作権フリーの素材を活用することで、ハンドメイド作品の製作における著作権上のリスクを低減させることができます。 オリジナリティと法的な安全性を両立したい作家にとって、有効な選択肢の1つといえるでしょう。
使用許諾の取得
ハンドメイド商品において著作権侵害を避ける方法の1つに、使用許諾の取得があります。 他者の著作物を使用する場合は、必ず著作権者の許可を得る必要があります。 例えば、特定の画像やキャラクター、テキストなどを自作のハンドメイド商品に使用したい場合、著作権者に直接連絡を取り、使用許可を得る必要があるでしょう。 商用利用の許可を求めるのが一般的です。 許可を得る際は、使用目的や範囲、対価の有無など、細かい条件をしっかりと確認します。 著作権者との交渉を通じて、適切な使用方法を定めることが重要です。 使用許諾を得ることで、著作権侵害のリスクを最小限に抑えることができます。 商品の品質や信頼性も高まり、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。 手続きには時間と労力がかかりますが、法的なトラブルを避けるためにも、必要に応じて使用許諾を取得することをおすすめします。 オリジナルデザインと適切な許諾取得が、ハンドメイド作品の安全な販売につながります。
販売チャネルごとの著作権への対応
販売チャネルごとの著作権への対応は以下の通りです。 ・ECサイトでの販売 ・SNSでの宣伝 ・オフラインの販売 こちらを順にご紹介します。
ECサイトでの販売
ハンドメイド作品をECサイトで販売する際の著作権対策としては、次のような点に注意が必要です。 まず、ECサイトの利用規約を確認し、著作権侵害に関する制限事項を把握することが重要です。 多くのECサイトでは、出品者による著作権侵害への責任を問う規定があるため、自身の出品商品が著作権を侵害していないことを確認する必要があります。 また、商品画像の使用にも留意が必要です。 自身で撮影したオリジナルの画像を使用するか、著作権フリーの画像素材を活用することをおすすめします。 他者の画像を無断で使用すると、トラブルの原因となります。 さらに、商品説明文に使用するテキストも、オリジナルのものを作成するか、著作権フリーのものを活用しましょう。 他者の著作物を引用する場合は、適切な方法で出典を明記する必要があります。 ECサイトでの販売においては、常に著作権への配慮が必要不可欠です。 自身の創造性を活かしつつ、法的なリスクを最小限に抑えるよう、慎重に対応することが求められるでしょう。
SNSでの宣伝
ハンドメイド作品をSNSで宣伝する際の著作権対策として、以下のような点に注意が必要です。 まず、投稿する画像については、自身で撮影したオリジナルのものを使用するか、著作権フリーの素材を活用することが重要です。 他者の画像を無断で使用すると著作権侵害となる可能性があります。 また、商品の説明文やキャプションに使用するテキストも、オリジナルのものを作成するか、著作権フリーの素材を利用するようにしましょう。 引用する場合は、適切な方法で出典を明記する必要があります。 さらに、SNSのプラットフォームによっては、投稿内容に関する制限事項があることにも留意が必要です。 例えば、著作権侵害と判断される投稿は削除される可能性があるため、事前に利用規約を確認しておくことをおすすめします。 SNSでの宣伝においては、自身の創造性を活かしつつ、法的なリスクを最小限に抑えるよう、慎重に対応することが求められるでしょう。 オリジナリティの高い投稿で、ハンドメイド作品の魅力を効果的に伝えることが重要です。
オフラインの販売
販売する商品に使用する画像や文字、デザイン等が、他者の著作物を無断で使用していないかを慎重に確認することが重要です。 自分で撮影したオリジナルの画像や、著作権フリーの素材を使用するようにしましょう。 また、ポップやチラシ、ディスプレイなどの広告物にも、著作権に配慮する必要があります。 他者の作品を無断で使用したり、既存のキャラクターやロゴを模倣するような行為は避けるべきです。 さらに、店頭での説明やイベントでの演説など、口頭での発言にも留意が必要です。 他者の著作物を引用する場合は、適切な方法で出典を明記することが求められます。 オフラインでの販売は、ECサイトやSNSなどと比べると、著作権侵害のリスクが相対的に高い傾向にあるでしょう。 自身の創造性を活かしつつ、法的なトラブルを回避するための対策を十分に講じることが重要です。
著作権侵害への対応
著作権侵害への対応は以下の通りです。 ・侵害を発見した場合の対処法 ・法的手続きの概要 こちらを順にご紹介します。
侵害を発見した場合の対処法
自身の著作物が無断で使用されていることを発見した場合の対処法は以下の通りです。 まず、侵害行為の事実を確認することが重要です。 著作物の特徴や使用箇所、侵害者の情報などを丁寧に把握し、証拠を収集しましょう。 次に、侵害者に対して直接連絡を取り、著作権侵害であることを指摘し、使用の中止と賠償を要求します。 多くの場合は、この段階で問題が解決されることが期待できます。 それでも侵害が継続する場合は、法的手段を検討する必要があるでしょう。 著作権法に基づいて警告や やめてやめる通知を送付するなど、粘り強く対応することが重要です。 最終的に訴訟に発展する場合もあります。 損害賠償や差止命令を求めるなど、状況に応じた適切な法的措置を講じることになります。 著作権の保護は自身で主体的に行う必要があります。 侵害を早期に発見し、迅速に対応することで、自身の創造性を守ることができるでしょう。
法的手続きの概要
侵害行為の事実確認と証拠収集を行います。侵害の内容や侵害者の情報など、詳細な事実関係を把握することが重要です。 次に、侵害者に対して警告文書を送付します。 著作権法に基づき、侵害の中止と損害賠償を求める内容の文書を送付し、この段階で多くの場合は問題が解決されます。 それでも侵害が続く場合は、裁判所に訴訟を提起することになるでしょう。 損害賠償や差止命令を求める民事訴訟を提起するほか、刑事告訴による措置も検討できます。 訴訟手続では、侵害の立証と損害額の算定が重要な課題となり、証拠の収集や鑑定人の活用などにより、法廷で有利な立場を築くことが求められます。 最終的には、和解や判決によって、適切な救済措置が得られることが期待されます。 著作権の保護には、法的手段の活用も重要な選択肢の1つといえるでしょう。
著作権とは
著作権とは、具体的にどういった権利のことなのでしょうか。なんとなくイメージはできても、具体的に説明できないという人も多いはずです。まずは著作権についての全体像について確認しておきましょう。
知的財産権のひとつ
著作権は知的財産権に含まれる権利の1つです。著作権はとくに申請が必要なものではなく、作品を作ったり何か表現をしたりした時点で自動的に権利が発生しているとみなされます。そのため、どんなものであっても著作権は発生していると考えることができます。
対象となるのは本人が生み出した文化的な創造物
著作権の対象となるのは、自分自身で作り出した文化的な創造物全般です。「文化的な創造物」というのは、たとえば言葉や美術、音楽などさまざまなものが含まれます。人が自分で何かを考えて表現するという場面では必ず著作権が発生しているといえるでしょう。
著作者に対して与えられた権利
著作権をもつことができるのは、それを生み出した本人です。そのため、作品を生み出したら著作権を行使できます。それと同じように、他人の作品も著作権によって守られているので、無断使用をすることはできません。
ハンドメイドの著作権
ハンドメイド作品を扱うときは、著作権についてどのようなポイントに気を付ければよいのでしょうか。ハンドメイド作品では著作権が重要になるので、しっかりとおさえておきましょう。
ハンドメイド作品の前提
ハンドメイド作品というのは、デザインから仕上げまでの全てが自分オリジナルのものです。そのため、ハンドメイド作品を作れば、基本的には著作権が自分にあることになります。ただし、実際に作品を作る際は、すでに著作権のある材料を使用する場合もあるので注意が必要です。そういったものを使用するとなると、厳密にいえばハンドメイドの定義を満たすことができませんし、他人の著作権を侵害することにもつながってしまいます。
自分で楽しむのはOK
他人の著作権がついているものを材料として使用する場合でも、自分の趣味として楽しむだけなら問題になることはありません。しかし、ハンドメイド作品として販売するとなると話は別です。著作権のついたものを使用した作品を販売する場合は、商用利用が認められたものでなければなりません。
著作権違反となるハンドメイド
では、著作権違反となるのは、具体的にどのような場合でしょうか。ここでは、具体的な例をあげてみていきます。
ブランドロゴやキャラクターの模倣
既存のブランドロゴやキャラクターを真似た作品を作って販売するのは、著作権違反となります。人気のブランドやキャラクターだからといって安易に模倣してしまうと、最悪の場合には権利者から指摘を受けて大きな問題となることもあるので十分注意しましょう。
ブランドロゴやキャラクター生地の利用
手芸店などでは、ブランドロゴやキャラクターがプリントされた生地がたくさん販売されています。手芸店で販売されているものですから、ハンドメイドとして使用しても問題ないというイメージをもっている人も多いでしょう。しかし、こういったものはあくまでも家庭の中で楽しむためのものとして販売されています。そのため、特定のブランドロゴやキャラクターがプリントされた生地を使用して作品を作り、それを販売するのもまた著作権違反となるため注意が必要です。
既製品を組み合わせて作ったもの
既製品を組み合わせて新しいものを作る場合も、著作権違反とみなされます。たとえば、ネックレスのチェーンだけをかえる場合や、既製品のバッグにコサージュをつける場合などは、それを販売してしまい著作権の侵害とみなされるパターンも多いです。ハンドメイド作品として販売するときは、1から自分で作り上げたものだけにするようにしましょう。
本などに掲載されているもの
ハンドメイド作品を紹介している本などには、魅力的な作品がいくつも掲載されています。しかし、そういったものを真似た作品を販売するのは著作権違反です。もちろん、自分が使用するために真似して作るのは問題ないですが、販売となると話は別なので十分に気をつけましょう。
作成時に気をつけたい著作権のポイント
ハンドメイド作品を実際に作るときは、著作権についてどういった点に配慮すればよいのでしょうか。実は実際の利用基準は、ブランドによって異なります。場合によっては使用が認められることもあるので、どういったポイントがあるのか確認しておきましょう。
販売目的の使用は全面的にNGなもの
今回紹介したように、販売目的で使用することを全面的に禁止しているブランドも多いです。この場合、例外は無いのでハンドメイド作品には絶対に使用しないように注意しなければなりません。適切にハンドメイド作品を販売していくためにも、十分に気を付けるようにしましょう。
許可を得れば販売可能なもの
ハンドメイド作品の材料として使用し販売する旨を伝えれば、ブランドの中には許可を出してくれるところもあります。もちろん、その場合でも申請を忘れれば著作権侵害となるので、きちんと確認したうえで適切な手順を踏むことが必要です。
指定された表記をつければOKなもの
なかには、指定されている表記を入れれば、ハンドメイド作品として使用してよいものもあります。指定されている内容を間違わないよう、そういったものを使用するときはしっかりと注意を払って作品に盛り込むようにしましょう。不明な点があれば必ず著作権をもつ人に確認をとるようにしてください。
ハンドメイド作品を販売するなら著作権に要注意!
ハンドメイド作品を販売するのであれば、著作権の性質についてしっかりと理解しておきましょう。著作権を甘くみていると、思わぬトラブルを引き起こす危険性があるので要注意です。ハンドメイド作品は基本的には、自分で全て作り上げるものです。そのため、本来なら他人との間で著作権のトラブルが起きることはないでしょう。しかし、実際に作品作りを進めていけば、著作権の問題に出会う可能性も無いとはいえません。そのため、早い段階で著作権について理解しておくことが大切です。
もちろん、自分でハンドメイド作品を作ったら、それに対する著作権もしっかり理解しておく必要があります。もしも、自分オリジナルの作品の模倣品を見つけたら作者と連絡を取り、状況を確認すべきです。ハンドメイド作品においては自然と作品のデザインが似てしまうこともないとはいえません。そのため、最初から抗議するのではなく、事実関係を確認したいという姿勢をもつことが重要です。著作権とうまく付き合うことができれば、オリジナルのハンドメイド作品をよりしっかりと楽しめるようになるでしょう。
まとめ
ハンドメイド商品には著作権が及びます。 自分の創造性を発揮して作成した作品は著作物として保護されるため、無断での複製や類似品の販売は禁止されています。 また、作品の写真や説明文なども著作権の対象になるでしょう。 ハンドメイド作家は、オリジナルデザインの使用、他者の作品の無断使用の回避、作品情報の適切な表示など、著作権への配慮が必要です。 著作権を意識せずに活動すると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるため、ハンドメイド商品を販売する際は、著作権の基本的な知識を持っておくことが重要です。
- 通信講座のSARAスクール編集部
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