ハンドメイド販売のポイントは?売るためのコツを徹底レクチャ―
記事更新日:2023年8月21日ハンドメイド作品を販売する際は、売れるためのポイントをおさえて工夫することが大切です。いくらよい作品を作っているとしても、販売方法がきちんとしていなければ作品をたくさん販売することはできません。作品の魅力を引き出してお客さんにそれをうまく伝えることが必要です。
ハンドメイド作品を販売するためには、どういった点に注意するとよいのでしょうか。今回はハンドメイド作品を販売する際に意識すべきコツについて紹介します。
目次
ネットでハンドメイドを売るコツ
ネットでのハンドメイド販売では、直接作品をお客さんに見てもらうことはできません。そのため、作品のイメージや雰囲気をしっかり伝えるための工夫が必要です。また、そのほかにも気をつけるべきポイントがたくさんあります。ここでは、ネットでのハンドメイド販売のコツについて紹介します。
写真にこだわる
ネットでハンドメイド作品を販売するときに最も重要になるのは写真です。お客さんはサイトに掲載されている写真を見て買うかどうかの判断を下します。もちろん、よく見せようとし過ぎて本物の作品とかけ離れた写真になってしまってはいけませんが、作品の魅力を最大限引き出して伝えられるような写真を用意する必要があります。
*最初に目に入る写真はなるべく素敵にする
ネットのハンドメイド作品の販売サイトでも、作品の写真は複数枚登録できることがほとんどです。その中でも最も人の目に入るのが1枚目にくるメインの写真です。メインの写真は検索結果の一覧にも並ぶ写真なので、お客さんの興味を引くためにも、作品のよさがよくあらわれた写真を選ぶ必要があります。ただ作品を正面から写すのではなく、角度をつけたりほかの小物を使ったりして、おしゃれな雰囲気を出した写真にしましょう。
*加工アプリを使って演出する
写真を素敵にするためには、加工アプリを使用するのも1つの方法です。加工アプリを使えば、光の当たり方を変えたり、装飾を加えたりすることができます。ただし、やり過ぎると写真の雰囲気が本来の作品のイメージとかけ離れてしまう恐れもあるので要注意です。やり過ぎにならない程度に、さりげない演出をするようにしましょう。
ネーミングを変える
ネットで商品を販売するときはネーミングも重要です。お客さんは検索して商品を探しますから、検索に引っかかるようなキーワードをしっかり盛り込んでおく必要があります。いくら写真が素敵でも、検索結果にあらわれなければ、その作品を見てもらうことはできません。その作品をあらわすキーワードやお客さんが検索しそうなキーワードを盛り込み、しっかり見てもらえるようにしましょう。
価格設定の相場を知る
ハンドメイド作品を販売するときは、価格設定も重要です。価格をうまく設定できないと、販売を継続するのが難しい状況になる恐れもあるので気をつけましょう。
*売れている同じような作品の価格を参考にする
初めて作品を出品するときは、売れている作品を見て価格を参考にするようにしましょう。相場とあまりにもかけ離れた価格では、お客さんが買うのをためらってしまう恐れがあります。ほかの作品とは違う明白な付加価値があるのであれば話は別ですが、基本的には相場に合わせた価格設定をするべきです。
*安売りはNG
少しでもお客さんに買ってもらえるチャンスを掴みたいと思う場合は、価格を下げて安売りしがちになります。しかしながら、価格は最低でも利益が出る程度の金額にしましょう。赤字で売っていては作品作りの継続が難しくなってしまいます。
丁寧な顧客対応をする
作品に対する問い合わせがきた場合、回答は誠意のある態度で丁寧におこないましょう。態度が悪いとそれだけでお客さんの購買意欲を損ねてしまう可能性があります。
サイトの閲覧数が多い時間に更新をおこなう
既存の販売サイトを利用するなら、なるべく閲覧数が多い時間帯に更新をおこなうのがベストです。作品は新着順に表示されるので、閲覧者数が多いときに更新すればそれだけ多くの人に見てもらえる可能性が高まります。
イベントでハンドメイドを売るコツ
では、イベントでハンドメイドを売るときは、どのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。詳しくみていきましょう。
お客様目線のセッティングをする
イベントの醍醐味は、直接作品をお客さんに見てもらえることです。そのため、一押しのものは特に目につきやすい場所に配置するように心掛けましょう。何事もお客さん目線で考えるのが重要です。
ポップや装飾にもこだわりを持つ
イベントで出品するときは、自分のお店を開くのと同じです。そのため、ポップや装飾などにもこだわりをもち、作品の世界観を演出することが大切です。作品に合わせた雰囲気で統一し、お客さんの興味を引きましょう。ポップや装飾がきっかけとなり作品を購入してもらえたというケースは非常に多いです。
ラッピングにこだわる
作品は丁寧に扱うのが重要です。そういった所作をお客さんは意外と見ています。ラッピングにもこだわりをもつと、お客さんをより楽しませることができるのでおすすめです。
ハンドメイドでリピーターをつくるコツ
ハンドメイド作品の販売でリピーターを確保するにはどうしたらよいのでしょうか。リピーターを得るためには、作品を魅力的に見せる工夫が必要です。
作品のクオリティは大前提
再び作品を購入してもらうためには、作品のクオリティがある程度高いというのは大前提です。実際に使用したうえで「また欲しい!」と思ってもらわなければなりません。リピーターを獲得するためには、小手先のテクニックよりもまずは丁寧に作品作りに挑む姿勢が重要です。
お店の名前を決めてロゴをつくる
リピーターを増やすには、作品のイメージが重要です。そのため、お店としての名前や作品のブランド名を考える必要があります。そのうえでロゴにまでこだわれば、よりファンを獲得しやすくなるでしょう。お店のカラーをはっきりさせ、世界観を作り上げることも大切です。
名刺を作って作品と一緒に渡す
お店の名前や作品のブランド名が決まったら、名刺を作って作品と一緒に渡すようにしましょう。コンセプトが伝わる名刺をもらうと、ほかの作品も見てみたいという興味をもってもらえる可能性も高まります。
SNSを活用する
ハンドメイド作品が増えてきたら、SNSを活用してファンを増やすのも1つの手です。ブログやインスタグラムなどを活用し作品を紹介していきましょう。SNSを利用する際も、写真にはこだわりをもつことが重要です。
ハンドメイドを売るコツをつかんで効率的に販売しよう
ハンドメイド作品を販売するなら、売るためのコツをしっかりつかむことが重要です。意識すべきなのはハンドメイド作品の素晴らしさを分かりやすく表現し、お客さんに伝えることです。作品のクオリティが高ければ、リピーターとして作品を購入してもらえる可能性もグッと高くなるでしょう。作品の品質を上げるともに作品の見せ方にも注意すれば、作品の人気や知名度を上げていけるはずです。短期間ですぐに成果を上げられるというわけではないですが、地道な取り組みが大きな結果につながります。ハンドメイド作品を売るためのコツをおさえて、効果的に販売を進めていきましょう。