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紅茶にはどんな効果がある?紅茶を飲んで健康を目指そう

紅茶にはさまざまな成分が含まれています。その成分は、緑茶やウーロン茶に比べても豊富です。飲み物から体によいさまざまな成分を摂取できるというのは、手軽でとてもうれしいことですよね。紅茶はミルクや砂糖を入れるなどアレンジの幅が広いため、飲みやすいというのもポイントです。

紅茶には具体的にどのような成分が含まれており、どんな効果が期待できるのでしょうか。今回は、注目すべき紅茶の成分や効果について紹介します。

紅茶にはどんな効果がある?紅茶を飲んで健康を目指そう

紅茶の成分とは?

紅茶にはどんな効果がある?紅茶を飲んで健康を目指そう

紅茶にはどのような成分が含まれているのでしょうか。紅茶はおいしいだけでなく、健康に役立つさまざまな成分が含まれています。

紅茶のもととなる葉

紅茶は、ツバキ科の「カメリア・シネンシス」という植物の葉から作られています。この葉は緑茶やウーロン茶を作る際にも使用されます。それぞれのお茶の味や色が異なるのは、作り方が違うためです。緑茶、ウーロン茶、紅茶の順に発酵の具合が強くなります。

紅茶とほかのお茶との違い

緑茶やウーロン茶に比べ、紅茶は発光時間が長いです。そのため、緑茶やウーロン茶以上にさまざまな成分が紅茶には含まれています。紅茶やウーロン茶のほうが健康によいというイメージが強いかもしれませんが、紅茶にはそれ以上に高い効果があるといえるのです。

紅茶に含まれるさまざまな成分

紅茶にはたくさんの成分が含まれています。それぞれ具体的にみてみましょう。

*紅茶フラボノイド

紅茶フラボノイドは、タンニンに含まれるポリフェノールの一種です。体を活性化させたり、酸化を防いだりする働きがあります。とても注目されている成分です。

*テアフラビン

紅茶に含まれるテアフラビンには、強い抗酸化作用があるといわれています。テアフラビンは紅茶の色を決める成分で、テアフラビンが多いほどきれいな赤色になるというのが特徴です。そのため、テアフラビンが多い紅茶ほど質が高いと評価されます。

*テアニン

テアニンは、紅茶の甘みやうま味の素となります。気持ちを落ち着かせる作用もあるため、リラックス効果があります。おいしい紅茶を飲むと心地よい気分になれるのは、テアニンのおかげであるともいえるでしょう。

紅茶に期待できる効果

さまざまな成分を含む紅茶は、いろいろな効果をもたらします。その具体的な効果としては、以下のようなものがあげられます。

美肌のサポート

紅茶には美肌を助ける効果もあります。紅茶の成分は体が酸化するのを防ぎ、活性酸素の発生をおさえます。酸化はシミやシワなどの原因となるため、こういった成分は美肌のためには欠かせません。なお、体の酸化は肌だけでなく、生活習慣病などの原因となるともいわれています。美肌のサポートを行う成分は美容だけでなく、健康にもよい効果を与えます。

リラックス効果

紅茶はリラックス効果も高いです。紅茶に含まれるテアニンには、高いリラックス効果があります。また、紅茶の温かさも人をリラックスさせます。忙しいときや疲れたときに紅茶を飲むことで、ホッとした気持ちになることができるでしょう。

ビタミン・ミネラルの栄養補給

あまり知られていませんが、紅茶にはビタミンなどの栄養も豊富です。紅茶にはビタミンB1やB2、ナイアシンなどが含まれています。こういった栄養は、体の基本的な機能を整えるために必要不可欠な成分です。休憩時に紅茶を飲むだけで、こういった栄養を自然と摂取できるのはうれしいですよね。

注意したい紅茶の飲み方

紅茶は緑茶やウーロン茶とは違い、ストレート以外にもさまざまな飲み方ができます。いろいろな味わいを楽しめるのも紅茶の魅力ではありますが、そのうえでは注意すべきこともあります。紅茶のパワーをしっかり発揮するためにも、紅茶の飲み方の注意点について覚えておきましょう。

茶葉の量や抽出時間に気を付ける

紅茶は種類によって入れる量や蒸らす時間が異なる場合があります。そのため、紅茶の種類に合わせた淹れ方をする必要があります。そういったポイントを誤ると、苦くなってしまったり反対に味が薄くなってしまったりすることもあるので注意が必要です。毎回茶葉をティーポットに淹れるのが面倒だという場合は、ティーバッグとして売られているものを活用するのがおすすめです。味に違いはありませんし、適切な量がもともと分けられているので、紅茶を淹れるのに慣れていなくてもおいしい紅茶を飲むことができます。

砂糖の入れすぎに注意

紅茶は砂糖を入れて飲むという人も多いのではないでしょうか。砂糖を入れて飲むのは悪いことではありませんが、入れ過ぎには注意が必要です。砂糖を入れて紅茶を甘くしようとする場合、少量では物足りないと感じることが多いです。そのため、砂糖を入れはじめるとどうしても量が多くなってしまいます。糖分のとり過ぎは、言うまでもなく体によくありません。闇雲に砂糖を入れるのではなく、どれくらいまでなら入れていいかという制限を設けておいたほうがよいでしょう。苦いものが得意ではないという人は、とくに砂糖を入れ過ぎる傾向があるので要注意です。 なお、清涼飲料水として販売されている甘い紅茶は、砂糖に換算するとかなりの量の糖分が含まれていることがほとんどです。そのため、紅茶の効果を期待して飲むにはふさわしいとはいえません。せっかく紅茶を飲むなら、自分自身で茶葉にお湯を注いで飲むようにしましょう。

寝る前は避ける

紅茶にはカフェインが含まれています。そのため、寝る前に飲むと眠れなくなったり、寝つきが悪くなったりする可能性があります。そのため、寝る前は避け、できるだけ明るい時間帯に飲むようにしたほうがよいでしょう。反対に、朝起きてすぐに紅茶を飲むと、頭も体もスッキリ目覚めやすくなるのでおすすめです。

同じ茶葉を使いまわさない

緑茶などは、一度使った茶葉に再度お湯を注いで2度目を楽しむことも多いです。しかしながら、紅茶の場合は1度目でお茶の成分はほとんど出てしまっています。そのため、紅茶は1回ごとに茶葉を使い切るようにしたほうがよいでしょう。2回目を淹れても紅茶の色自体は出ますが、味はイマイチになっていることが多いです。もったいないようにも思えますが、おいしい紅茶を飲むためには、毎回茶葉を変えることを徹底したほうがよいといえます。

紅茶の効果を知って毎日の健康に活かそう

紅茶の効果を知って毎日の健康に活かそう

紅茶にはさまざまな効果が期待できます。もちろん紅茶は薬ではないため、病気を治したり、体調を著しく改善したりする効果があるわけではありません。しかし、体によい成分を日常的に取り入れることで、健康を保つ手助けができるというのは確かなことです。毎日の食事でしっかり栄養をとるのはもちろんですが、それに加えて紅茶を飲むことで、よりよい状態を目指せるはずです。

紅茶は体の機能に対してだけでなく、心にもよい影響を与えます。ストレスがたまりがちな毎日の中に紅茶を飲む習慣を取り入れれば、自然と気持ちを落ち着かせる習慣ができるでしょう。紅茶はちょっとした気分転換にもぴったりだといえます。コーヒーが苦手だという人でも、紅茶なら飲めるという場合も多いです。もちろん、適量であれば砂糖やミルクを入れても問題はありません。ぜひ紅茶を飲む習慣を取り入れて、毎日を穏やかに過ごしてみてはいかがでしょうか。