初心者におすすめの紅茶と基本の淹れ方 | 通信教育・通信講座のSARAスクールジャパン資格講座
現在位置
通信教育・通信講座SARAトップ > ドリンク・飲み物の資格取得講座一覧 > 紅茶資格取得講座 > 初心者におすすめの紅茶と基本の淹れ方

初心者におすすめの紅茶と基本の淹れ方

「自分で紅茶を淹れてみたいけど難しそう」と思っていませんか。たしかに、紅茶を淹れるには専用の道具が必要ですし、淹れ方にもコツがあります。しかし、一度理解してしまえば、誰でもおいしい紅茶を淹れることができます。

初心者でも紅茶を上手に入れるにはどうしたらよいのでしょうか。今回は、初心者でもおいしい紅茶を淹れる方法について紹介します。自分でおいしい紅茶を淹れて飲んでみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

初心者におすすめの紅茶と基本の淹れ方

紅茶初心者におすすめの飲み方

初心者におすすめの紅茶と基本の淹れ方

紅茶を一度も自分で淹れたことがないという場合は、まずはなるべく簡単な方法で飲んでみましょう。渋味が苦手な場合の味の調整方法とともに紹介します。

最初はティーバッグから

紅茶を初めて自分で淹れて飲むなら、ティーバッグ入りの紅茶を活用しましょう。ティーバッグ入りの紅茶なら、パッケージに記載されているとおりの量のお湯を注ぎ、決められた時間だけ蒸らすだけで本格的な紅茶を楽しむことができます。まずはパッケージの記載をよく読んだうえで、ティーバッグ入りの紅茶を淹れてみましょう。

渋いときはお湯を足す

お湯の量や抽出時間が多くなってしまうと、紅茶の味が濃くなってしまいます。渋過ぎて飲みにくいというときは、少しお湯を足すようにしましょう。そうすれば少し飲みやすくなるはずです。ただし、お湯の量や抽出時間が多くなり過ぎた紅茶は、どうしても香りを楽しみにくくなってしまいます。紅茶を淹れるのに慣れていないうちは慎重に茶葉の量をはかり、時間が過ぎたらすぐにティーバッグを取り出すように徹底したほうがよいでしょう。

ミルクティーにして飲む

もともと渋味があるものが苦手な方は、紅茶をミルクティーにして飲むのがおすすめです。ミルクや砂糖で味を調整しましょう。この場合は、ミルクや砂糖をあまり大量に入れるのはNGです。あくまでも紅茶の香りや風味を生かすことが重要になります。ミルクや砂糖は少しずつ加え、少し物足りないと感じるくらいにおさえるとよいでしょう。

初心者でも出来る紅茶の淹れ方

初心者でも必要な道具をそろえ、手順を理解すれば本格的に紅茶を淹れることができます。茶葉から淹れた紅茶の味は格別なので、ぜひ味わってみてください。

用意するもの

紅茶を淹れるときは、次のものを用意します。いずれもおいしい紅茶を飲むために必要な物なので、できる限りきちんとそろえたうえで紅茶を淹れましょう。

*茶葉

茶葉はいろいろな種類があるので、好みに合わせて選ぶとよいでしょう。スーパーマーケットでもダージリンやアッサム、アールグレイといった定番の紅茶の茶葉が販売されています。それぞれのメーカーが出しているオリジナルブレンドのものを選ぶのもおすすめです。

*ヤカン

紅茶を淹れるためのお湯を沸かすヤカンは、鉄製のものは避けましょう。鉄製のヤカンでお湯を沸かすと、その鉄分がお湯に溶け出します。鉄分は紅茶の成分と結合して、色や味を変化させてしまいます。そうなると、茶葉本来の味を楽しむうことができなくなってしまうので要注意です。できれば熱伝導率の高い銅製のヤカンを使用するのが好ましいでしょう。

*ティーポット

ティーポットは丸型のガラス製のものを選ぶとよいです。茶葉はティーポットの中で動き回ることによって成分をお湯に抽出させていきます。そのため、茶葉の対流がスムーズになるように丸形のティーポットを選ぶのがよいといわれています。ガラス製ならその様子も目で見ることができるので、おいしい紅茶ができているか確認することが可能です。

*タイマー

紅茶は茶葉によって抽出時間が異なります。そのため、茶葉の種類に合わせてタイマーを使ってしっかり時間をはかることが重要です。キッチンタイマーのほか砂時計を使ってもOKです。

*ティーカップ

本格的に紅茶を淹れるなら、専用のティーカップを用意したいところです。カップの口当たりによって紅茶の味わいも変わることがあります。家のマグカップの使い心地などを考慮して、自分の好みを見極めましょう。

基本的な紅茶の淹れ方

必要な道具が準備できたら、実際に紅茶を淹れてみましょう。重要なポイントさえおさえれば、初めてでもおいしい紅茶を淹れることができます。

*新鮮な水道水を沸かす

紅茶を淹れるのに使う水は、水道水を使用してください。ペットボトルの水などミネラルが含まれるものはNGです。ヤカンに淹れてしっかり沸騰させましょう。

*ティーポットに茶葉とお湯を入れる

ティーポットはあらかじめお湯を注いで温めておくのがポイントです。ティーポットが温まったらお湯を捨ててしっかり水を切り、茶葉を入れます。茶葉の量はそれぞれの種類によって違うので、茶葉のパッケージなどを見て分量を決めましょう。その後、沸騰した熱いお湯を注いだら、ティーポットのふたをしめて蒸らします。

*カップに注ぐ

だいたい3分くらいすると、茶葉の抽出が進んでお湯に紅茶の色が出ます。ティーポットの中の紅茶は上のほうが薄くて下のほうが濃い状態です。そのため、ティースプーンなどで軽く混ぜて濃さが均一になるようにしましょう。激しく混ぜてしまうと渋味が出やすくなるので要注意です。カップに紅茶を注いだら、おいしい紅茶の完成です。

紅茶を買うときの注意点

紅茶の茶葉を買うときには、ちょっとしたポイントに注意する必要があります。おいしい紅茶を飲むためには必須なので、茶葉を買う前に必ずチェックしておきましょう。

パッケージに傷みがない

お店で茶葉を選ぶときは、はじめにパッケージに傷みがないかどうかを確認しましょう。パッケージに傷がついていると中身の茶葉にも影響が出ている可能性があります。とくに破けてしまっているような場合には、茶葉が空気に触れてしまっているのでよくありません。また、茶葉のパッケージは密封できるアルミのものであるとよりよいです。

短期間で飲みきれる量を選ぶ

茶葉はいろいろな量で販売されています。同じ茶葉でも大容量のほうが割安なことが多いです。しかし、紅茶は鮮度が重農です。そのため、できるだけ短期間で飲み切れる量を選んだほうがよいでしょう。目安としては2週間程度で飲み切れる量がベストです。

賞味期限で鮮度をみる

賞味期限が近いものは、中身も古いということになります。もちろん、味が保証されている期間ではありますが、できることなら賞味期限に余裕のあるものを選んだほうがよいです。紅茶のおいしさを存分に味わうためにも、しっかりチェックして賞味期限の長いものを選ぶようにしてください。

初心者でもポイントをおさえればおいしい紅茶が淹れられる

初心者でもポイントをおさえればおいしい紅茶が淹れられる

紅茶の淹れ方には重要なポイントがたくさんあります。とはいえ、1つ1つをみていくと、それほど難しいことはありません。慣れるまでは面倒に感じてしまうかもしれませんが、手順を覚えてしまえば簡単です。道具も一度そろえれば長く使えるものばかりなので、はじめに一式用意してしまうのがおすすめです。

紅茶は気持ちをリラックスさせる効果もあるため、一休みしたいときに淹れて飲むにはぴったりの飲み物だといえます。家族で集まって団らんしながら飲むにもおすすめです。それぞれの好みでストレートやミルクティーなど飲み方を調整できるようにするとよいでしょう。おいしい茶葉を用意して、ゆっくり味わうのを日課にしてみてはいかがでしょうか。