紅茶が趣味に?奥の深い紅茶についての基本知識
記事更新日:2023年8月21日香り豊かでおいしい紅茶。そういった紅茶を淹れるには、単純に茶葉にお湯を注ぐだけでは十分ではありません。茶葉の種類や手順、器具などさまざまなポイントについてこだわる必要があります。紅茶はとても奥が深いものなので、紅茶を趣味として楽しんでいる方もたくさんいます。紅茶についての知識を深めれば、それを仕事に活かすことも可能です。
趣味として紅茶を始めるなら、どういったことから行えばよいのでしょうか。今回は、紅茶の始め方や用意すべき物を説明しつつ、将来に活かせる資格などについても紹介します。

目次

基本的な紅茶の始め方

紅茶を楽しむには、具体的にどういったことから始めたらよいのでしょうか。ここでは大きく分けて2つを紹介します。
紅茶のお店めぐりをする
手軽に紅茶を楽しみたいなら、まずは紅茶の専門店に行ってみましょう。茶葉を販売している専門店もありますが、まずはその場で紅茶を飲むことができるカフェのような専門店に行ってみるのがおすすめです。紅茶のおいしさを最大限に引き出した飲み方ができます。家で淹れるとなると茶葉やお湯の加減が難しいですが、お店ならそういった心配もありません。ティーポットに入った状態で紅茶が提供されてきた場合は、紅茶の淹れ方をお店の方からしっかり聞いてみるのもおすすめです。
自分で淹れて紅茶を飲んでみる
紅茶を家でも飲んでみたいと思ったら、まずはティーバッグに入ったお茶を選ぶとよいでしょう。ティーバッグなら、ティーポットがなくても淹れることができます。紅茶用のティーカップがなければマグカップを使っても大丈夫です。ティーバッグなら自分で茶葉の量をはかる必要がないためとても簡単です。ティーバッグに慣れてきたら、茶葉やティーポットなどを購入して本格的に紅茶を始めてみてください。
紅茶を淹れるのに必要な物
紅茶を淹れるためには、いくつか用意すべき物があります。家にない場合は思い切って購入しましょう。なかには家にあるもので代用できるものもありますが、できれば専用のものを購入したほうが紅茶のおいしさを存分に引き出すことができます。
茶葉
茶葉は好みのものを用意しましょう。茶葉の専門店に行くとさまざまな種類がありますが、自分が好きな紅茶を選んでみてください。たくさんあって選べないという場合は、店員さんに相談して好みに近い茶葉を選んでもらうとよいでしょう。ストレートで飲むのかミルクティーとして飲みたいのかといった飲み方の好みについても伝えると、よりおいしく飲める紅茶に出会える可能性が高まります。
ケトル
紅茶を淹れるためのケトルは、水を素早く沸騰させることができるものが適しています。熱が伝わりやすくて沸騰するのが速いケトルとしては、銅製のものがおすすめです。反対に、鉄製のケトルは紅茶を淹れるお湯を沸かすには避けるべきだとされています。鉄分が含まれたお茶で紅茶を淹れると、紅茶の成分であるタンニンと鉄分が結合してしまいます。そうなると、味が変化するだけでなく見た目も黒ずんだ紅茶になってしまう可能性が高いです。せっかくのおいしい紅茶が台無しにならないよう、ケトルにもこだわりをもつことをおすすめします。
ティーポット
ティーポットは、丸みを帯びたガラス製のものが適しているといわれています。おいしい紅茶を淹れるためには、茶葉の「ジャンピング」が重要です。ジャンピングとは、ティーポットの中で茶葉が対流して動き回る様子のことをさしています。茶葉から成分をしっかり抽出することができるかどうかは、このジャンピングにかかっているのです。そのため、ティーポットはジャンピングがスムーズになるような丸いものを選ぶべきだといえます。ガラス製のものがよい理由は、ジャンピングの様子を目で確認することができるからです。なお、茶こしがジャンピングの邪魔になってしまう場合もあります。そのため、茶こしは蓋の裏など邪魔になりにくい場所についているものを選ぶとよいでしょう。
ティーカップ
ティーカップはデザインが好みのものを選べばOKです。ただし、飲み口の厚みや形状によって紅茶の味が違って感じられることもあるので、そういった点も考慮する必要があります。これは好みにもよります。そのため、家にあるマグカップなどで飲み物を飲むときにどう感じるかなどを考慮してみると、より自分に合ったカップを選ぶことができるはずです。
タイマー
紅茶は抽出時間が決まっているので、時間を正確に測る必要があります。淹れる茶葉によって時間は違うので注意が必要です。キッチンタイマーを使用してもよいですし、スマートフォンのタイマー機能を使ってもよいでしょう。雰囲気を大切にしたいなら、素敵なデザインの砂時計を用意するのもおすすめです。
将来の可能性って?
趣味で始めた紅茶もしっかり勉強して資格を取れば、仕事にすることができます。「紅茶を仕事にする」とは具体的にはどのようなことなのでしょうか。紅茶の仕事について紹介します。
紅茶の知識を活かした仕事
紅茶の知識を活かして働くことができる職業はたくさんあります。その例についてみてみましょう。
*喫茶店
喫茶店を自分で経営するというのも1つの手です。素敵なお店をもち、おいしい紅茶の魅力をたくさんの人に伝えることができるというやりがいを感じることができます。たくさんの人の憩いの場を作ることができるというのもうれしいですね。最初から自分でお店を開くのが難しいという場合は、喫茶店の従業員として働くという方法もあります。紅茶を扱う人気店で経験を積めば、自分でお店を経営するときのためになるさまざまなヒントが得られるかもしれません。
*茶葉の専門店
紅茶についての知識があれば、茶葉を販売する専門店を開くこともできるでしょう。この場合、お客さんの中には、紅茶についてより深い知識やこだわりをもった人もいます。そのため、そういった方々に負けないくらいしっかりとした紅茶の知識を身に付けておく必要があります。
*紅茶器具の販売店
紅茶についての知識を活かしたいなら、紅茶を淹れるための器具を販売するという職業を選ぶことも可能です。おいしい紅茶を淹れるためには道具も重要です。器具の販売を行うなら、そのことをしっかり説明できる必要があります。
紅茶の資格
資格の中には、紅茶について深い知識をもっていることを証明できるものもあります。紅茶に関する知識を活かして働くなら、こういった資格を取得しておくと有利です。
*紅茶コーディネーター
紅茶コーディネーターの資格では、おいしい紅茶の淹れ方や茶葉の選び方など、紅茶に関する知識を総合的に学ぶことができます。通信講座で学ぶことができるので忙しい方でも取得を目指すことが可能です。
*紅茶マイスター
紅茶マイスターの資格なら紅茶に関する基本的な知識だけでなく、お店を開くための開業に関する知識も得ることができます。紅茶の知識を活かして自分でお店を開きたいという方におすすめです。
紅茶を趣味にして楽しもう

紅茶について学び始めると、重要なポイントがたくさんあることに気が付きます。紅茶の茶葉にはたくさんの種類があるため、好みに合ったものを選ぶことも重要です。淹れ方や茶葉の選び方によって味が変化する紅茶。自分の手でおいしい紅茶を淹れられると、それだけでとてもうれしくなります。上手に紅茶が入れられるようになれば、お客様のおもてなしにも自信がつくはずです。奥が深い紅茶について、まずは趣味として気軽に始めてみませんか。
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