資格を仕事に!音楽療法の資格を仕事に活かそう

 

資格を仕事に!音楽療法の資格を仕事に活かそう

 

子供の心身の発達や、介護予防などに用いられている音楽療法。まだ、日本ではなじみの薄い音楽療法ですが、対象者のニーズに合わせた、音楽の持つさまざまな特性を活かしたプログラムを実践することで、症状が緩和されたり、生活の向上が見込めたりするといわれています。
ここでは、音楽療法の働きや種類、日本における音楽療法の実情に加えて、その資格を活かせる仕事についてご紹介します。

音楽療法の働き

音楽療法の働き

音楽療法とは、音楽を意図的かつ計画的に用いる治療方法のことをいいます。日本音楽療法学会によると、音楽療法にはおもに3つの働きがあると定義付けています。

・生理的働き
生理的働きとは、音楽によってリラックスしたり、興奮したりする状態にする働きのことをいいます。

・社会的働き
社会的働きは、音楽によって言葉や表情、身振りといったコミュニケーション手段を引き出す働きです。また、人間関係づくりを促す働きもあります。

・心理的働き
心理的働きとは、音楽によってストレスや不安を軽減する働きのことをいいます。

音楽療法士は、治療対象者の目的に応じてプログラムを組み、対象者が音楽を演奏したり、音楽にふれたりするサポートをしていきます。
なお、この音楽療法は、対象者が音楽を学ぶことを目指しているわけではありません。音楽を足掛かりに、対象者が社会性やコミュニケーションスキルを身に付けることをサポートしたり、心身の発達を支援したりすることを目的として行うものです。

音楽療法の種類

音楽療法には、いくつかの種類があります。ここでは、代表的な音楽療法である「能動的音楽療法」と「受動的音楽療法」について紹介しましょう。

・能動的音楽療法
能動的音楽療法は、対象者が歌や楽器の演奏のほか、ダンスや作詞・作曲などに取り組む療法で、健康状態の回復や向上が期待できるとされています。

・受動的音楽療法
受動的音楽療法は、おもに音楽鑑賞などを行って、対象者の感情を表出させたり、緊張を緩和させたりする効果が期待できるとされています。

音楽療法のアプローチ方法

音楽療法は、対象とする相手の状況や人数によって、アプローチの仕方が変わってきます。

・個人音楽療法
個人音楽療法は、音楽療法士と対象者がマンツーマンで行います。そのため、一人ひとりの状況に合わせた、きめ細かなケアができます。寝たきりの方や、集団で音楽療法を行うのが困難な方を対象にします。

・集団音楽療法
集団音楽療法は、5人以下の小人数から50人以上の大人数まで、複数人に対して行う療法です。周囲といっしょに合唱や演奏を行うことで安心感を持てたり、協調性を引き出したりすることが期待できるとされています。

これらの音楽療法は、どれかひとつを選び、それだけを継続するのではなく、対象者の人数や状況などに合わせてベストな方法を選び、バランスを見ながら組み合わせて実施されるケースも珍しくありません。

音楽療法の資格を取れば、子供の発達や介護予防に活かせる!

音楽療法の資格を取れば、子供の発達や介護予防に活かせる!

音楽療法の資格は、子供の発達のほか、介護予防、リラクゼーションなど、さまざまな症状や悩みに対するケアに活かすことができます。

音楽療法の目的

音楽療法の目的としては、次のようなものが挙げられます。

・子供の発達
・介護予防
・病気やケガ後のリハビリテーション
・心のケア
・リラクゼーション など

子供の発達で音楽療法を用いる場合は、個人の能力に合わせて楽器や演奏内容が選ばれます。楽しく音楽にふれながら、協調性や社会性を育むことにも、音楽療法は効果的といわれています。また、発達障害のある子供の療育や心のケアに対する効果も期待できるのではないかと、音楽療法を積極的に取り入れているケースもあります。

音楽療法の対象は、年齢を問いません。老人介護施設などでは、食事中などにリラックスできるよう積極的に音楽を取り入れています。気分の落ち込みや興奮など、感情のコントロールが難しい認知症患者の方の、心のケアにも音楽療法は活かされています。

音楽療法の実情

現在の日本では、まだ音楽療法は発展途上の段階にあるといえるでしょう。治療といっても保険適用や法整備は実現されておらず、資格も、日本音楽療法学会をはじめとした団体や自治体による民間のものです。また、音楽療法士は、常勤よりも非常勤雇用が多い傾向があります。

その一方で、音楽療法が生まれた国とされているアメリカでは、日本よりも広く普及しており、医療機関や高齢者施設などで雇用された、多くの音楽療法士が活躍しています。

しかし、徐々に日本でも、音楽療法は介護施設や児童施設、病院といった福祉・教育・医療分野で積極的に取り入れられつつあります。また、メンタルヘルスケアや健康維持にも応用されており、今後はより幅広い分野で音楽療法が活用されていくことが期待できるといえそうです。

幅広い音楽の知識が得られる!SARAの音楽療法講座

幅広い音楽の知識が得られる!SARAの音楽療法講座

音楽療法は、独学でも知識を身に付けることは可能です。しかし、音楽療法を必要とする対象者それぞれに合わせた音楽療法のポイントや、より幅広い知識を得るためにも、通信講座で学ぶことをおすすめします。

SARAの音楽療法講座は、1日30分・半年間で学習を終えることができるよう、カリキュラムが組まれています。オリジナルの教材は、初心者にもわかりやすい内容になっているため、安心して学習することができます。

講座修了後、試験に合格すれば、日本メディカル心理セラピー協会主催の「メンタル心理ミュージックアドバイザー」、日本インストラクター技術協会主催の「音楽療法カウンセラー」という2つの資格を取得できます。資格取得をゴールに設定することで、学習のモチベーションも上がりやすくなるでしょう。

音楽療法の資格を取得してさまざまなケアに役立てよう

音楽療法について学び、音楽の使い方をマスターすることで、自分だけでなく、さまざまな人の心のケアやリラクゼーションに音楽を役立てることができるでしょう。資格を取得し、スキルを磨いて経験を積むことで、音楽療法関連の副業にも活かすことができます。
音楽療法について本格的に学びたい方は、SARAの音楽療法講座の受講をご検討ください。

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