編み物初心者に必要な物とは?100均で揃う便利な道具もご紹介!
記事更新日:2025年12月10日「編み物に挑戦したいな」
「でも、なんだか難しそう…」
「気軽に100均で始められないかな?」
こんなふうに、感じている方はいませんか?
実は編み物は、100均(100円ショップ)のアイテムを活用すれば、驚くほど簡単に始められます。必要な道具や材料が安価でお手軽に手に入るため、初心者でもチャレンジしやすいです。
この記事では、編み物を始めるために必要な基本的なアイテム、初心者におすすめの作品例、あると便利なグッズまで、まとめてご紹介します。
あなたに合った編み物の始め方を、一緒に見つけていきましょう。

目次
目次
編み物初心者がまず揃えたい基本アイテム
編み物を始めるときに用意しておきたいのが、基本の道具です。
ここでは「最低限これさえあれば始められる」というアイテムを簡単にご紹介します。
● 糸毛(太め・明るめがおすすめ)
初心者さんは、明るく太目の毛糸を選ぶと編みやすいです。黒や濃い色は目を拾いにくいので、注意が必要です。
● 編み針(毛糸の推奨号数に合わせる)
毛糸には必ず「推奨号数」が記載されています。その号数に合わせて編み針を用意してみましょう。
● ハサミ・とじ針(仕上げに必須)
作品を完成させるには、糸端をカットしたり処理したりする道具が欠かせません。小さめのハサミと、とじ針を1本持っておくと安心です。
この3つが揃えば、簡単な小物から編み物を始められます。
100均で揃う!編み物グッズ
ダイソーやセリアなどの100均(100円ショップ)では、編み物を始めるうえで必要な道具が、安価で手軽に手に入りやすいです。100均で揃う編み物グッズを以下で確認してみましょう。
ダイソーで購入できる編み物グッズ
ダイソーでは、編み物に必要な基本道具を単品で揃えられます。かぎ針や棒針、毛糸はもちろん、とじ針やマーカー、編み物用の小物も幅広く取り扱っています。
以前は「初心者向けのかぎ針編みキット」や「棒針編みキット」が販売されていましたが、現在は販売されていません。そのため、これから始めたい方は毛糸と針などを個別に購入し、練習するのがおすすめです。
セリアで購入できる編み物グッズ
セリアでも、編み物に必要な道具や毛糸を手軽に入手できます。プラスチック製の「棒針」「かぎ針」は軽くて扱いやすく、特に初心者におすすめです。毛糸も豊富に取り揃えており、アクリル毛糸やウール混、色や質感も多彩です。
加えて、はさみやとじ針、マーカーなどのアクセサリーも揃っているため、基本から応用まで幅広く対応が可能です。セリアの商品を活用すれば、コストを抑えながら気軽に編み物を楽しめます。
100均アイテムのメリットと注意点
100均で揃う編み物アイテムは、「低コストで一式揃えられる」ので、初心者やまず試してみたい方には最適です。ただし注意点もあります。
● 毛糸の質に差がある:同じ色でもロットによって微妙に色味が異なるため、同じ作品用にはまとめ買いが安心。
● 耐久性はやや低め:プラスチック製の針は軽く扱いやすい反面、強度は市販品より劣る場合があります。
● 種類に限りがある:定番色や太さは手に入りやすいですが、特殊な毛糸やサイズは扱っていないことも。
まずは100均で道具を揃え、編み物に慣れてきたら専門店のアイテムを追加する、というステップアップ方式がおすすめです。
初心者でも簡単!100均で作れる作品例!
「編み物に挑戦してみたいけど、まずは何を作ったらいいの?」と迷ってしまう初心者さんも多いのではないでしょうか。
大きな作品は材料費や時間がかかり、途中で挫折してしまうことがあります。 そのため、まずは小さくてシンプルな作品からスタートするのがおすすめです。
気軽に取り組める作品を通じて、少しずつレベルアップをしていきましょう。 「鎖編み」「長編み」「細編み」の3つをマスターしておくと、初心者でもコースターやマフラーなど、身近なアイテムを無理なく作れます。
作品を決めるためのポイント
編み物を始める時に、「マフラーもいいし、バッグも作ってみたい…」と、やりたい作品がたくさん浮かんでくるのではないでしょうか。ですが、最初から大物に挑戦すると材料も多く必要になり、完成までに時間もかかってしまいます。
そこで初心者さんに意識してほしいのが以下のポイントです。
● 小さい作品から始める:短時間で完成しやすく、達成感を得やすい
● 基本の編み方をマスターする:難しい作品もシンプルな編み方の組み合わせでできている
● 材料費を抑えられるものを選ぶ:100均の毛糸や針を使えば気軽に挑戦できる
まずは簡単に作れる作品を仕上げることで自信がつき、次の作品にも挑戦しやすいです。ここからは、初心者さんにおすすめの作品を難易度別に「マフラー」「コースター」「お花モチーフ」の順に紹介します。
初心者向けのマフラーの作り方【難易度★☆☆|初心者向け】
初心者向けのマフラーは、シンプルで作りやすいのでおすすめです。簡単な作り方を紹介します。
材料
● 毛糸(アクリル毛糸など)約200g
● 編み針
● はさみ
● とじ針
手順
1. 鎖編みをして目を作る(幅30cm程度が一般的)
2. 鎖編みの目を拾って編み進める(かぎ針なら細編み、棒針なら表編みや裏編みを交互に)
3. 好みの長さ(150〜180cm程度)になるまで続ける
4. 最後の目を締め、糸端をとじ針で処理して完成
これでマフラーの完成です。色や模様を変えることで、自分だけのオリジナルマフラーが作れます。初心者でも簡単に楽しめるので、ぜひチャレンジしてみましょう。
可愛いコースターの作り方【難易度★☆☆|短時間で完成】
初心者でも簡単に作れる可愛いコースターの編み方を紹介します。丸く仕上がるデザインなら、形が整いやすく初心者にもおすすめです。
材料
● 毛糸(コットンやアクリルなど)1玉
● 編み針(毛糸に合ったサイズ)
● はさみ
手順
1. 鎖編みで約6〜8目を作り輪にする
2. 最初の目に針を入れ、引き抜いて編み進めます。 かぎ針の場合は、細編みや長編みで編み進める
3. 各段で目を増やすことで、円形に仕上げることができます。
4. 好きなサイズになったら最後の目をしっかりと締め、糸端を処理
色や模様を変えて工夫すれば、食卓を彩るおしゃれな小物になります。オリジナルのコースター作りを楽しんでみましょう。
シンプルなお花モチーフの作り方【難易度★★☆|少し慣れたら挑戦】
シンプルなお花モチーフの制作方法を紹介します。見た目が華やかでアレンジも効くので、作品作りやアクセントに人気のモチーフです。初心者でも簡単に作れるので、挑戦してみると、楽しさが広がります。
材料
● 毛糸(お好みの色)少量
● かぎ針(毛糸に合ったサイズ)
● はさみ
手順
1. 鎖編みで4〜6目を作り、最後の目をつないで輪を作る
2. 輪の中に細編みを3〜5回編み入れて花びらの基を作る
3. 鎖編み2目+細編みを繰り返し、花びらを4〜6枚作る
4. 最後の目を締めて糸端を処理し完成
これで可愛いお花モチーフの完成です。色を変えたり、サイズを調整したりして、さまざまなお花を楽しめます。
編み物に必要な材料の選び方
編み物を快適に楽しむためには、毛糸や針の特徴に合わせて材料を選ぶことが大切です。
ここではそれぞれの選び方を表にまとめて紹介します。自分に合った材料を見つけて、楽しく編み物を進めましょう。
毛糸の選び方
編み物に使う毛糸は、種類によってさまざまな特徴があります。
| 毛糸の種類 | 特徴 | 向いている作品 |
|---|---|---|
| アクリル | 軽量・扱いやすい・色が豊富。洗濯しやすく乾きも早いと伝えられる。 | 小物、日常使いアイテム、初心者向け |
| ウール | 保温性が高く柔らかい。手洗い推奨 | セーター、マフラーなど冬物 |
| コットン | 通気性が良くさらっとした手触り | 夏物、赤ちゃん向け作品、小物 |
| アルパカ | 柔らかく光沢があり高級感。保温性も高い | 特別なアイテム、ギフト |
毛糸を選ぶ際は、制作するアイテムや季節、使用目的に合わせて選ぶことが重要です。 自分のスタイルに合った毛糸を見つけることで、楽しい編み物ライフを満喫できます。
色の決め方
色の選び方ですが、目的や季節に合わせた色を選ぶことが大切です。
| ポイント | 選び方の例 |
|---|---|
| 季節感 | 春夏=明るいパステルや鮮やかな色/秋冬=落ち着いたトーンや暖色系 |
| 配色バランス | 主役カラー+アクセントカラーを組み合わせると魅力的な仕上がりに |
| 実際の確認 | サンプルを編んで色合いや相性を確認すると安心 |
色を工夫すれば、同じデザインでも全く違う雰囲気に仕上がります。
毛糸と針サイズの選び方
毛糸の太さや針のサイズは、編みやすさや仕上がりに直結します。ラベル表示や用途を参考に選びましょう。
| 項目 | 選び方のポイント |
|---|---|
| 毛糸の太さ | 太い毛糸=初心者でも編みやすい/細い毛糸=繊細な仕上がり |
| 編み針サイズ | 毛糸のラベルに推奨サイズあり。それを基準に選ぶ |
| サイズ調整 | マフラーやセーターは、体に合わせて調整する |
| サンプル編み | 試し編みで色・サイズ感を事前に確認すると失敗が減る |
適切な太さと針サイズを選べば、快適に編み進められ、仕上がりも美しくなります。
編み物に必要な道具(編み針・小物)
編み物を始めるには、毛糸だけでなく道具も欠かせません。特に編み針は種類によって編み方が大きく異なるので、初心者の方は知っておくと安心です。ここでは、それぞれの針の特徴や対応する編み方を紹介します。
玉つき2本針
棒針を2本使って編む方法で、基本は「表編み」と「裏編み」を交互に組み合わせて模様を作っていきます。
● 針の直径によって号数が分かれており、毛糸の太さに合わせて選ぶのが基本です。
● 初心者は、先端に丸い玉がついている「玉つき」を選ぶのがおすすめです。毛糸が針から外れにくく、安心して編み進められます
かぎ針
先端にフックのある1本針で編む方法です。代表的な編み方は「鎖編み」「細編み」「長編み」です。
● シンプルな小物からスタートでき、短時間で形にしやすいので初心者に人気。
● 針の号数は毛糸のラベルに記載された推奨サイズを参考に選ぶと、失敗が少なくなります。
アフガン針
棒針とかぎ針の特徴を合わせた特殊な針です。見た目は棒針に似ていますが、先端にかぎがついているのが特徴。
● 「アフガン編み」と呼ばれる独特の編み地を作ることができ、仕上がりは厚みがありしっかりとした質感になります。
● 初心者には少し難易度が高いため、棒針やかぎ針に慣れてから挑戦すると良いでしょう。
ハサミ・とじ針
編み物をするときは、編み針以外にもハサミやとじ針も必要です。
● ハサミ:毛糸を必要な長さに切るのに使用します。小さめで切れ味の良いものがおすすめです。
● とじ針:糸端を処理したり、編んだパーツをつなげたりする際に使います。金属製の太めの針だと扱いやすいでしょう。
編み物を長く楽しむための時間の作り方
編み物を楽しむためには、時間の使い方や習慣化することが鍵になります。ここからは、編み物を楽しむための時間の使い方や習慣化のコツについてお伝えします。
制作時間の目安
編み物の制作時間は、作品の大きさや種類によって大きく変わります。ここでは、初心者が取り組みやすいアイテムを中心に、目安となる制作時間を紹介します。
● コースターやお花モチーフ:1〜2時間で完成
● マフラー:1日30分〜1時間を数日続けて10〜15時間程度
● 帽子やバッグ:20時間以上かかることも
まずは「短時間で終わる作品」からスタートすることで、気軽に取り組めて楽しさを実感できます。慣れてきたら、少しずつ大きなアイテムに挑戦していきましょう。
編み物を続けるための習慣化と時間管理
編み物は、一気に完成させるよりも「少しずつコツコツ」がおすすめです。生活の中に自然と取り組める工夫を意識しましょう。
● スキマ時間を活用:寝る前30分・通勤中・テレビを見ながら
● 編み物スペースを作る:椅子や机の横にかごを置いてすぐ取りかかれるように
● 小さなプロジェクトから挑戦:大物を一気にやらず、小物を積み重ねて達成感アップ
● 週末にまとめ時間を確保:平日は小物、休日は大物に挑戦
● 進捗を記録:ノートや写真で残してモチベーション維持
「時間を区切って少しずつ取り組む」「やりやすい環境を整える」ことで、無理なく楽しく続けられ、編み物を習慣化することにつながります。
あると便利な道具
編み物をするときにあると便利な道具を表にまとめました。最初から全部をそろえる必要はありませんが、少しずつ揃えていくとよりスムーズに編み物が楽しめます。
| 道具 | 用途・特徴 |
|---|---|
| レシピ本・編み図 | 初心者はガイドとして必須。レシピ本や編み図を使えば無理なく編める |
| メジャー・ものさし | サイズ測定に便利。手芸用でなくても家にあるもので代用可能 |
| ニットゲージ | 目の数や段数を計算し、サイズ確認に役立つ |
| ほつれ止め | 作業を中断する際、編み目を保護できる |
| 目数リング・段数マーカー | 目数や段数を見失わないように印をつける道具。大きな作品で便利 |
便利グッズを上手に活用して、ニットライフを楽しみましょう。
編み物を始めるなら必要なものを準備しよう
毛糸・かぎ針・小物さえ揃えれば、編み物はすぐに始められます。100均を活用すれば、手軽に低コストでチャレンジ可能です。
まずは簡単な小物から挑戦してみて、「できた!」という達成感を味わってみましょう。
少しずつ慣れてきたら、大きな作品や新しい編み方にもステップアップできます。
ぜひお近くの100均で道具を揃えて、編み物を楽しむ第一歩を踏み出してみましょう。
- 通信講座のSARAスクール編集部
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心理カウンセラー資格やリンパケアセラピスト等の体系資格、食育資格などを扱うSARAスクール編集部が運営するコラムです。主に女性向けのキャリアアップやスキル習得を目的とした講座が多く、家事や育児と両立しながら学べる環境が整っています。資格取得を目的とした講座も充実しており、仕事や日常生活に活かすことが可能です。










